プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~ (製品版)

タワーディフェンス, R18製品版の感想, ライター:エローン大君

*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。

どうしてこの値段で出たの!? ゲーム・エロともにこだわりの塊な逸品

アクションの面白さとラインディフェンスの面白さが噛み合った快作

NineBirdHouseさんの「プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~」の感想でございます。
本作は、エルフの姫騎士「エルトリーゼ」が軍を率いて戦う、女主人公の「アクション×ラインディフェンス」ジャンルのゲーム。主人公のスキルや兵士を制限された中から選定して、様々な敵を撃破していく組み合わせの妙が面白いゲームとなっております。
よく練られているゲーム部分もさることながら、目を引くのはノベルパートの恐ろしくクオリティの高いアニメーション。
Live2Dで大胆に動く乳房や肢体は職人芸。その他のエロ演出もよく作られており、文句のつけようがない作品です。
細かい部分を見れば見るほど感嘆する逸品。「こんな作品が1,400円強で出ているなんて」と、ただただ衝撃を受けています。

拠点を守りつつ攻めまくれ! 姫騎士が戦場を駆け巡るアクション×ラインディフェンスゲーム

本作は、全21面のタワーディフェンス……というよりは、アクション×ラインディフェンスゲームと言った感じのゲーム。
「ラインディフェンス」というジャンルは、一言で言ってしまえば「タワーディフェンスジャンルの中の1つ」です。
ラインディフェンスは「横スクロールアクションのような視点」でして、ユニット同士を戦わせて敵の本陣へと進軍していくのが特徴ですね。
私が難易度NORMALでクリアした際は、大体3時間くらいでクリア。1ステージ10分ほどと考えるとかなりお手軽に遊べるゲームです。

しかし!「VERY EASY」から「VERY HARD」まで、5つの難易度が用意された本作は、編成などを怠ると難易度NORMALでもあっさりと負ける歯ごたえありな一作となっております。
ちなみに、難易度に関しては、ゲーム内のコンフィグでいつでも変更できますので、うっかり高難易度を選んでしまった時でも安心です。

本作のストーリーは、

エルフの国に襲いかかってきたオーク。いつもの本能に任せた略奪と思いきや、まさかの陽動作戦……。
オークの異変に戸惑いながらも、姫騎士エルトリーゼが兵士・精霊を引き連れオークに挑む。
しかし、彼らの変貌は何者かの手によって、引き起こされたものだったのだ……!

と言った感じです。

仲間ユニットを召喚して戦わせる。
そんな一般的なタワーディフェンス系ゲームと、本作が異なるのは「アクションが出来る主人公がいる」という点です。
それこそが、本作の主人公である姫騎士・エルトリーゼ。
彼女の操作方法は、WASD方式。AキーやDキーで移動、Wキーおよびスペースキーがジャンプの役割を果たします。
攻撃はマウスの左クリック、ダッシュはマウスの右クリック。一応Z・Xキーで代替できますが、素直にマウスを使った方がいいでしょう。

また、主人公の必殺技やユニット召喚など、戦況を左右するスキルを発動できる「アビリティスロット」が用意されています。
スキルを発動する際は、アビリティスロットを直接クリックするか、各スロットに対応するキーボードの1~8キーを押しましょう。

ルール自体は非常に単純。
「エルトリーゼが3回HP0になる」か、「左奥の自分の拠点が破壊される」とゲームオーバー。
「右に進軍しつつ、敵の拠点を全て破壊する」か、「特定の敵を倒す」とステージクリア。
ステージ中にはいくつか拠点があり、敵・味方ともにそこから兵士が出てくるため、拠点を如何にして奪うかが本作のコツとなります。

強化画面では、攻撃力など基本的な強化から、新しいスキル習得まで様々なことができる

ステージクリア・ゲームオーバー時ともに、主人公や兵士・精霊ユニットを強化できる経験値やお金をゲット。
なかなかクリアできないけど、コンフィグで難易度は下げたくない!という人は、クリアできるステージの周回やゲームオーバーを繰り返して経験値やお金稼ぎ。
その後は、主人公達を強化したり、編成を考え直して、再チャレンジしてみましょう!

様々なプレイスタイルが出来るアビリティシステム それぞれのユニットの特性を知ろう

主人公の持つスキル・兵士召喚・精霊召喚、これらは全て「アビリティ」として扱われ、アビリティスロットにセットできるのはその内8つのみ。どのような組み合わせで戦うかは、まさに千差万別です。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということで、登場するキャラ達の性質を説明いたしましょう。

・姫騎士エルトリーゼ

3回倒れるとゲームオーバーになるものの、攻撃力・機動力共にバツグン。
しかも、多数の敵を巻き込む攻撃から、自分や味方を強化するものまで様々なスキルを持つ。
主人公キャラなだけあって、アクション・戦略共に要となるキャラクターです。

スタミナがあれば、ダッシュを使って無敵状態で敵軍を駆け抜けることも出来てカッコいい!
敵が放った矢も剣を振るだけで弾き飛ばせるぞ!

・精霊たち

エルトリーゼがその場で呼び出すことが出来る、6種類の精霊たち。
「範囲攻撃をする」「相手の攻撃を遅くする」「相手をノックバックさせる」など様々な特性を持った攻撃を繰り出してくれます。
その場にとどまる上、敵からの攻撃の影響を受けないため、タワーディフェンスっぽさがあふれる味方。ただし、時間経過で帰ってしまうので要注意。
どちらかと言うと補助メインですが、上手く使えば攻撃の鬼として活躍することも……!

・兵士たち

剣士や弓矢・魔法、防御専門の盾兵など、様々な特徴を持つ兵士達。
拠点から現れては、敵兵士とガチンコで戦ってくれる頼れる味方です。
精霊とは違い、自動的に出撃してくれる機能があるため、いてくれるだけですごく安心。優秀な戦果を上げてくれることでしょう。
ただ遠距離攻撃には弱めなので、彼らのフォローをしてあげるのも姫騎士・エルトリーゼの役目ですね。

主人公だけを活用しようとすれば、スキルは出せども、スタミナが切れてダッシュが出来なくなった途端、一気にピンチ。
精霊ばかりに頼れば、いわゆる固定砲台なので敵がすり抜けてしまうこともある上、召喚時に隙があるため、防御面に不安。
兵士だけに頼れば、遠距離攻撃には滅法弱い上に、大型の敵が出てくれば範囲攻撃でジリ貧に。

と、ユニットごとのバランスがいい感じに取れています。
一辺倒の編成ではクリアが出来にくくして、アビリティの取捨選択の妙をプレイヤーに味わわせる。
さり気なくやっていますが、非常によく練られたゲームシステムだと感じました。

編成画面で組み込めるアビリティを見て分かる通り、プレイヤーによって本当に色々な楽しみ方ができるゲームです。
兵士や精霊を上手く使ったラインディフェンスとしての楽しみ方が一番だと思いますが、無理やり強化していけば姫騎士による一騎当千!なんて遊び方も出来ます。
と言いますか、私はクリア後に純粋なアクションゲームとしてそういう遊び方をしました。
得意戦法でクリアした後は、他の戦法を試してみるもよし。難易度を上げて一番最初からのステージから挑むもよし。

前述した通り、難易度ノーマルでの1周のプレイ時間は3時間ほどですが、やり込もうと思えばものすごい勢いで時間が吸われていくゲームだと思います。
一見、アクション操作が大変そうなゲームですが、ちょっとしたヒラメキがあれば、案外簡単な操作でその場を乗り越えられますよ!
また、スキル・兵士・精霊ともに、たびたび新しい種類のアビリティが解禁されます。
解禁はされども、結構お高い場合が多く、純粋に上位互換なアビリティはほとんどありません。
経験値やお金を元々持っているアビリティの強化に充てるか、新しいアビリティの購入に充てるかは、なかなかに悩ましい……。

ちなみに、恥ずかしながらゲームクリア後に気付いたのですが、本作には「称号」システムがあります。
プレイ中に時折解禁メッセージが流れるたび、「実績要素かな?」と思いながらも特に気にしていなかったのですが、どうもエルトリーゼを更に強化できることが判明。
様々な条件で解禁されますし、様々な強化効果を得られますので、コンプリートを目指して遊んでみるのもいいでしょう。

色々な遊び方が出来る本作ですが、ラインディフェンスゲームとして遊ぶためのちょっとした攻略として、核となる兵士ユニット達の紹介をしましょう。
味方・敵ともに兵士ユニットの攻撃は、「近接攻撃(※範囲攻撃含む)」「弓矢攻撃」「魔法攻撃」の3つです。
また「盾兵」という防御専門の兵士ユニットもいるため、兵士達の間では、盾兵が押し合う中で剣士達が斬りあい、矢や魔法が飛び交う激しい戦闘が繰り広げられます。
敵の中には「投擲」や「突進」するキャラもいますが、エルトリーゼはダッシュで避けられますし、味方兵士は盾兵がいなければ弓にすら無力なのでちょっとしたフレーバーです。

近接攻撃は間合いを取ればいいとして、盾兵が守れる上に主人公が剣で弾ける矢はまだマシ。
主人公すら回避するしかなく、しかも複数の味方にあたってしまう魔法攻撃は非常に厄介です。
盾兵も魔法攻撃は苦手としているので、早めに手を打たないと軍が壊滅してしまうことも……。

そのため、剣士や盾兵、そしてエルトリーゼを上手く使って、遠距離攻撃が出来るユニットを守りつつ進軍していくことが、攻略のコツと言えるでしょう。
エルトリーゼの機動力に頼ってみてもよし、精霊ユニットを活用するも良し、ラインディフェンスとしても様々な戦略が取れます。

ちなみに、ステージによっては「主人公の動きを止める」など特有の魔法攻撃もあり、食らってしまえば敵兵士の攻撃に晒されボロボロにされてしまいます。
特有の攻撃ギミックはボスステージにしかありませんので、どのように対処するかを考えて戦いましょう。
アビリティスロットの中身を大きく変えることで、一気にプレイが楽になるかもしれませんよ?

ちなみに、攻撃方法は少ないと言えど、敵キャラのバリエーションはかなり豊か。
定番のオークはもちろん、サイクロプスや豚型のオーク、スライムなどの変わり種も多いです。
HPがやたらと高かったり、攻撃が特殊だったりと、様々な敵の数々がエルトリーゼ率いる軍の前に立ちふさがります。
サキュバスに至っては、基本男ばかりの我が軍の兵士をたぶらかして、勝手にSEXを始めるので厄介極まりないです。
精気を搾り取られたのか、兵士は即死ですし、サキュバスも体力全回復。
喘ぎ声が聞こえたらSEX中の合図なので、SEXが終わるまでに殺意を高めておきましょう。

ゲーム的に見れば完璧な部分ですが、個人的に引っかかった点が2つだけ。
うっかり編成ミスをした時、わざと敗北しないとすぐに戻れないのがもどかしく感じる時がある点。
これに関しては、途中でステージを中断して、ステージセレクト画面に戻れる機能があったら嬉しいなぁ、と切実に思いました。
もう1つは仕方がないところではあるのですが、「エルトリーゼが最後に入手するスキルが強すぎる」こと。
ただ、ゲーム内説明にある通り「最終奥義」の名にふさわしい技ですし、その技がぶっ放せる最終ステージは一種のゲーム演出として楽しむのが最良なのだと思います。

衝撃的な出来のアニメーションの数々 戦闘中エロにもこだわりが

ここまではゲームについて語ってまいりましたが、個人的に推したいのはエロシーン。
あまりのクオリティの高さに魅入られ、頭をガツンと殴られたような気分になりました。
本作のエロシーンは、戦闘中にエルトリーゼが倒れた際のエロアニメと、ゲームオーバー(敗北)時のノベルシーンです。
ちなみに、ボイスに関しては主人公のエルトリーゼのみになっております。

まずは、戦闘中のエロアニメから。
本作には「H進行度」という概念がありまして、犯されれば犯されるほど溜まっていきます。
ゲーム上では特に作用しない部分ではあるのですが、エロアニメとしては大きく変化していきます。

戦闘中アニメは、敵キャラに倒され捕まった場合に見ることが出来ます。
かつては同胞であったエルフの兵士からのHもあれば、獣姦チックなものやサキュバスとの貝合わせ、強制オナニーもあれば、触手責めに機械姦(!?)まで、全敵キャラに用意。
敗北した相手に、おまんこを靴でぐりぐりされた挙句、足蹴にされて失禁したりする特殊シチュもあり、バリエーションは豊かです。(ちなみに、0.3倍速ですが犯されている間も、戦は続いているので要注意です)

個人的な注目点としては、堕ちっぷりに応じて用意されている各敵キャラの、3段階のアニメの違い。
H進行度によってHアニメは変わっていき、快楽漬けレベルの3段階目では嬌声も激しくアヘ顔まで見せます!
フィニッシュの時の声もそれぞれ違ったりするので、アニメを見るついでに回想モードで比べてみましょう。

一見すると同じアニメな1・2段階の間でも、よく見ると表情が変わって、意外なところのこだわりに驚くこと間違いなしです。
閉じた目の角度を少し変えただけでも印象が変わるので、凄いなぁと感嘆しました。

それ以上に驚いたのが、ノベルシーン。

ノベルシーンのシステム自体は、スキップ・オート・ログ機能が付いた、ごく普通のものです。
シチュエーションは、首枷をさせられた状態での輪姦や、催眠状態でのご奉仕SEXなど、計7種類。
ゲーム中では敗北するたびにシーンが移行し、それぞれ3つのシーンが用意されています。

文章が丸々違うのはもちろん、衣装替えやボテ腹などの差分があるため、実質的に7×3、21種類のシーンが用意されております。
快楽で堕ちていく……という定番シチュはもちろん、正気に戻ったけれど体は正直に反応してしまう……!というシチュも完備。
こちらも触手責めがありますので、姫騎士ものが好きな人ならたまらない作品ではないでしょうか。
地の文や竿役の台詞のシーンでも、エルトリーゼのか細い喘ぎ声を流し続けるなど、細かい部分も欠かしません。

しかし、もっと語るべきはアニメーションや演出。恐ろしく素晴らしい!
服を破けば乳房が揺れ、挿入されればイヤイヤと顔を動かし、興奮すれば吐息を漏らす。
一つ一つのアニメーションがすごく丁寧に作られていて、またそこで描かれるエルトリーゼの表情の多彩さ。
この価格帯での同人作品でなぜこのようなものが出てくるのか、不思議なくらいのクオリティです。

本作のアニメはLive2D製。まず原画があって、それのパーツ分けをして、動かすという仕組みですね。
それを踏まえてノベルパートのアニメーションを細かく見てみると、「どれだけパーツを分割しているんだ」と驚愕するほど、丁寧に分割されていることが分かります。
原画の段階で陰影を付け、それを上手く利用して立体感を出すなど、まさに職人芸。「素股から尻を上げて挿入する」というアニメに至っては、どうやってこのような動きを生み出しているのか、見当すら付きませんでした。

アニメ単体でも素晴らしいですが、「服を破く」「挿入する」と言った見せ場のシーンで、白いフラッシュ演出を用いるなど、細かい演出も見事。
各シーンのノベルパートは文字数こそ短めですが、アニメーションや音声などこだわり部分は思わず何回も見直したくなるため、短すぎず・長すぎずの、ちょうどいい長さだと思います。
とことんこだわり抜かれた、エロシーンの数々。販売ページのchobitにて一部見ることが出来ますので、是非ともご覧ください。

ただ、たった一つだけ、惜しい点がございます。
それは、回想用のルームでキャラをせっかく拡大できるのに、画面移動が出来ない関係で、舐めまわすようにエルトリーゼの犯されている様を見ることが出来ない、という点。
簡単に変更できそうな部分ではありますし、是非とも実装していただきたい機能です。

自由度を担保しながらも考え抜かれたゲーム、ハイレベルすぎるエロアニメ いずれも隙は無し

というわけで、「プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~」の感想でございました。
ゲーム部分に関しては、主人公のスキルや兵士達の編成を「アビリティスロット」という形で制限。
ある程度のプレイの自由度は担保しつつも、「どう編成すればクリアしやすいか」をプレイヤーに練らせる楽しさを与えております。ラインディフェンスとしての色が強いゲームではありますが、アクションゲームとしての爽快感もあり、非の打ち所がありません。

そして、エロシーンに関しても、高クオリティすぎるHアニメや、様々なシチュエーションを描くノベル部分。
戦闘時Hアニメも豊富で、細かいところを見れば見るほど「見どころしかない」と胸を張って言えるほどのクオリティとなっておりました。
音声関係も含めて、本当に隙を見せない出来になっていますので、これは是非とも見てもらいたい。心底そう思います。

アクションとラインディフェンスの合わせ技ということで、少し特殊なゲームシステムではあります。
ですが、最初に書いた通り、ルール自体は非常に簡単。あとは、自分や味方がどんなことができるかを把握すれば、簡単にプレイできます。
DL同人ゲーとしての評価は文句なしです。
また、これまで色々な同人アクションゲームを遊んできたけど、ただのアクションゲームじゃつまらない。
そんな人は体験版を遊んでみてください。練られたゲームシステムの面白さと、アクションの爽快感にもの凄く驚くと思いますよ。

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