ラズベリルキャッスル!2~えっちで懲らしめ!陰謀の王立教団 (製品版)

タワーディフェンス,R18製品版の感想

これまで、[プリンセスディフェンダー ~精霊姫エルトリーゼの物語~][Womens Defence ~ウィメンズディフェンス~]などを見るに付け、「大きなキャラが強調される横視点の防衛タワーディフェンス……良いじゃない」と興味を抱きつつもどうした事か、今まで製品版を遊ぶ機会には恵まれませんでした。
(その更に昔、[退魔夜行神楽]の頃には熱くなっていたんですが……)

そして今、そんな「横視点の防衛型」の代表格であるラズベリルキャッスルの2が発売と!
これは是非やらねば、と遊んでみたものです。
(なお、そんな訳で1は未プレイ。
なので聞こえて来る、”1との流用部分”は気にならない状態、ここから入った人の感想、という事で一つ…)

予想してた以上に戦略性、キャラの幅があった(ただし1は未プレイ)

サバイバルモードも遊んで、クリアまでプレイ1時間30分くらい。
犯される女の子キャラは5体、♂側のモンスターは6体。

ステージは全10…、これにはやや物足りなさを覚えつつ……、
まぁそもそも、ほぼ毎ステージの勢いで敵か味方かに新キャラが登場するんで(犯しエロは女の子×モンスターの組み合わせ分があるので、つまりほぼ毎面新しいHが)
飽きさせなさを選んだ結果かなと。

今作から入った身としてはタワーディフェンスの駆け引きも、敵・味方の種類もなかなかのバラエティを感じた。
(ただいざやり込もうとすると、やっぱやり甲斐は不足気味、むしろもっと”間”を持たせれば良いのに……というのは後述)

昔話になりますが、そもそも本作がエポックメイキングだったのは、
「横視点防衛タワーディフェンス」という、普通なら奥行きとかを設けて複雑になりがちな所を廃し、本当に横一直線だけ、代わりにクッキリとした(可愛い)大きなキャラのHを見せた点だと思う。

なのでもう見た目から良さが分かるHアニメはさて置き、タワーディフェンスって部分を確認したかったのだけど、
ここも、ゴブリンは最低コストから出撃でき、召喚クールタイムも短いけど弱い(足止めに有効)、
スライムは動きが遅いけど集団攻撃ができる……なんてユニット特性の上、
横長ステージのどこでも召喚できるという仕様だと(つまりスライムなんかは、乱戦してる場所に放り込みたい)

一方向に敵が侵攻してくるだけかと思えば、時には左右から防衛クリスタルを狙って来る面もあり、これには既に召喚した敵を下げ、適した位置に召喚し直さねば……なんて指揮も。

バラエティとしては、数ステージおきに新モンスターの提示。
コストは相当高いけど、グレーターデーモンを召喚できると攻撃エフェクトもド派手で何か達成感あって嬉しいなあとか、
ゲイザーは空を飛んでるのでなかなか落とされないぞ、ただアーチャーにはゲロ弱い……、
そして中盤過ぎてからは出撃できるユニットを編成するのだ、なんて要素も。

本作が初見の身には、こうだったのか、となかなか感心させられる所がありました。

サバイバルモードに頷きつつ、やり込もうとすると物足りなさは若干……

ただステージ10というのは、やはり少し本身を入れたらすぐ終わっちゃう感も。
(難易度的にも展開的にも、一応のオチを付けようとしてるのは分かるんですが……)

ただ本作、これ以上バリエーションをあれこれしても戦略性はそこまで変わるまい……というのはあって、むしろミッション系の寄り道であったり、”間”の話かと感じた。

”間”で言うと、そもそもステージの敵量がそんなに多くないんで(6体とか)
タワーディフェンスなんだけどもあんまり敵の”波”を意識せず、防衛の苦しさが無い、割となぁなぁで勝てちゃう……であったり。
女の子を犯せばモンスターはLvアップするって仕様があるけど、ここのアップ演出は地味で気付きにくいし、まぁどのユニットを上げようとか、戦略を練る感じではないな、とか……。

そもそもの話、大きくゲームシーンで括ると防衛・立ち絵会話(ここもそんなに多くはない)の2つのみの構成。
なのでゲーム全体がやや浅い感じというか、
新ユニット追加や、立ち絵で指示を下す魔王様とか、せっかく魅力的そうな所も今いち味気なく思えてしまうかなと……。

もし仮にマップ移動のシーンがあり、どこを防衛する? とかを選べたら……、そうして本作、全ステージ通して「防衛する」ばかりなんだけど、
そこに例えばミッション的な課題、”○○分守り抜け(時間制限)”や、”進みまくってとにかく倒しまくる”とかのステージがあれば、物語のシチュをゲームプレイで感じられ、もうちっと深くなるんじゃないかなあ、と……。

ただ作者さんはそんな事も頭にありつつ、あえてメインを簡単に留めたのではとも思って、それはタイトルから選べるオプション的なモード、”サバイバルモード”の存在ですね……。

このモードになると途端、やり甲斐が増すという。
上記で言った要素が改善されまくり、
全てのモンスターがLv1からスタートし、どれだけ防げるかのスコアを競うって事でミッション系だし、敵の襲来も無限、第○WAVEみたいな分かりやすい宣言が区切りを意識させる。
今まで戦略的には空気だった女の子犯しが、どんどん厳しくなる難易度の前に、隙を付いてどのユニットに犯させ、Lvを稼いでおくか、みたいな重大性を帯びてくるという。

敵・味方の挙動を観察する事も生き残る為には重要で、でよくよくAIみたいな判断が細かく設定されてるんだなと気付く……。
正直、”ここまでやり込めるゲーム性があったのか”と感心する向きさえもあり。

うーん、確かにタワーディフェンス、本当に一回詰まったら泣きたくなるくらいの物もあって、もしかしたらそこへの警戒もあったのかなと思うんですが、正直、本編を見るに、もうちょっと難しくても良いのでは……と。
年内のアップデートを予定してるらしき本作、ステージ数やキャラは増やすと思うのですが、この辺りもぜひ検討して欲しいか……

アニメの質は素晴らしく、乱交で醸される雰囲気もグー。前作までの期間に出た、横視点タワーディフェンスゲーに思いを馳せる……

体験版触ればすぐ分かりますが、Hアニメの質は凄く高い。
普段の動きからしてアニメはすごく自然で、すらりとした脚や美乳みたいな美しいフォルムに、だからこそたまに居る揺れまくる巨乳キャラのコントラストも響く。
そしてHとなると、細いカラダをぴんと反る様な絶頂加減…(最後まで行くと精液まみれ差分も)。

半裸に剥かれて顔を赤らめる子の前で、モンスターに犯されて嬌声を上げる子……そんな光景があちこちに(アニメで)展開されるという、まさに「集団犯し」というエッチさ、風情。

キャラは2種類のカラーパターンからランダムに登場、
細かいですが、「脳筋な」「清楚な」「えっちな」みたいな二つ名がキャラごとに用意されてるなんて事からも力を手向けてるのが分かるなぁと。
(それだけに、セリフ的な部分でのフォローもあったらどうか…とは思いましたが。うーん、情報過多かな)

そしてもちろん、回想代わりに本編では出来なかった組み合わせも試せるサンドボックス(エロステージ)付き。
シコビリティへの配慮抜かりなし。

前作のサンプル画像を見ても同じキャラ居るんで、流用が気になる…のは分かるんですが、ここの絵クオリティは前作から4年以上経った今でも、普通に抜きん出てるよなぁと。
(個人的にはこの間に発売された[シーイルサーバー]とのがっつりドット犯し感とも対比的に語りたくなりました…)

という訳で、この作品からプレイした私にとっては期待してた物はきちんとあった、ただし物足りなさもあるかな……、アップデートに期待(前作プレイ済みの人は、ここへの部分が更に大きくなる)という感じかなと。

……余談ですが、これだけの作品、プログラム環境が気になる(アニメの自然さ、絵の上手さもありますが、意外に再生環境も大事ですので)
とスタッフロールを見たら、絵を描いてる人と、プログラム組んでる人が同じ!?
そこに一番驚愕したり……。

前作

[ラズベリルキャッスル!~愚かな冒険者たちにえっちな制裁を]
が現在70%OFF中(でも評価は2より低いのね)

関連:
横視点防衛、

[Attack it! Devil legion]
とかも思い出した(これはRTSぽいが)

あと

[Amour]
(これはマウス照準、アクション寄りですね…)