Slave of pleasure 〜快楽の奴隷〜

ACT, R18フリーゲーム, 夏のアダルト創作祭2017

夏のアダルトと創作際2017参加作品の感想を書いていこうという記事です。
感想一覧はこっち。

DLsiteにも予告きたよ:
Slaves of pleasure ~快楽の奴隷~

これはDLsiteでも発売予定の、シェアゲームの予告版ですね。
前作[エロトラップダンジョン]はゲーム的にはランダムダンジョンと謎のアクション性、そしてエロトラップによる状態異常でスマッシュヒットを飛ばしているものです。
感想:


▲一合すると敵女の子の立ち絵表示。これだけで大分”らしく”なってるかも

今作ではエロトラップは廃止、その代わり男主人公が淫魔の経営する施設に強制的に招かれた……という感じになっており、
つまりはランダムダンジョンでレベルを稼ぎ、風俗で放出してね(=レベルドレイン)というエロのかたち。
(そもそもサークル名[女子ニモ勝テズ]からして、こっちの方が本流ぽいですが)
ダンジョンの手応えも少し変化、
ツルハシで壁を掘削とかは健在なものの、罠も相まって兎にも角にも突き進めおらぁあああ、という見下ろしACTかくやみたいな騒々しかったテンポが控えめに。
(ローグお約束の)主人公・敵の交互移動制でこそないものの、
1マス移動・もしくは1行動ごとに少しだけウェイトが掛かる、落ち着いた手触りに。


▲爆弾に巻き込むのは難しいけど、上手く行くと割と楽しいぞ

それでいて、溜め攻撃のチャージ時間、爆弾の時間差爆破、弓を放ってから相手に届くまでも敵が移動する……なんて、それぞれ別に時間経過が定められているので、「ターン経過」という訳でもない、なにかARPGのようなローグのような、微妙な塩梅に。
これが割とざっくりしながらも、楽しみ所は抑えてる感じでなかなか面白かったです。
おかげで本家ローグなら被ダメージ確定の状況でも割とアクションの腕で何とか出来ちゃうとかあって、階層の低い内はノーダメージ制圧も難しくないバランス。
代わりに敵の一撃がだいぶ強めに設定されており、
部屋以外(廊下)は視界が暗いという初歩的な難易度調整にずっぽり引っ掛かって敵の接近に気付かずだいぶ慌てたり、
あと一番多いのは階層下りたら即敵に囲まれてるという状況、本家なら「ちょっと一服して状況を整理」なんて出来ますがこちらではもうすぐさま即死級攻撃をしようとしてきますから、一瞬で逃げ道を判断、例えばツルハシで鬼のように壁を掘りまくって(ボタン連打)逃亡する、みたいな場面もありました。
ポーションの回復量は少ないし、その場ステップでHPが回復するみたいな温情仕様もないので、一度喰らえばその後はだいたい危険水位、一瞬の油断が命取りみたいなこの感覚はちょっと珍しかったかも。

あと予告範囲でも最後くらい(〜10F前)には行動の早い敵が出現、
これ本家なら「1ターンで2マス移動」とかな訳ですが、こちらは半リアルタイム。
「ぼっとしてる間にぐんぐん近づいて来る」なので、焦って操作ミス、なぜか爆弾を置いてしまい自分が窮地に、なんて事が割と何度もありました。
製品版以後はなかなかエクストリーム感が極まっていきそうな気配。
対策としてはダンジョンから持ち帰った素材で武具を作成する、などが本命で、ここら辺りでさすがに腕でカバーするには限界、繰り返しダンジョンに挑もう、という所ですね。
あとこれもランダムダンジョンでは珍しい措置だと思いますが、ダンジョンの冒険が終わってもLVがリセットされる訳ではない。
上げたLVを風俗で放出するかは任意、という。
(ただしレベルドレインを繰り返すほど、経験値は溜まりやすくなるみたいですが)


▲キツくなったら拠点で武具作成をしよう

なので1FからLV高い状態で挑むのも可なんですが、代わりに満腹度ならぬ「ムラムラ度」が溜まってしまい、この値が多いほど攻撃は外れやすくなり、敵からのダメージ量が大きくなる、という。
振り返れば、上手くプレイしててもダメージを喰らうのは攻撃ミス後の敵カウンターが原因の大半なので、
それをも織り込んだアクション行動を組み立てていくか(弓矢とかの遠距離行動ならもし外れても次の行動が取れるし)
あるいは地道に何度もLVを溜め直すか、なんて兼ね合いとしては面白いと思いました。

 
▲風俗。ダンジョンでちらちら見えてた子を指名しよう

そしてLVが一定量貯まれば風俗でヌキヌキして貰える、という事で、
予告だと1シーンのみ? みたいですが、このシーンが実にM性感ぽくて良い描写をされていました。
淫魔の施設というある種のファンタジーなんですが、
わざわざ待合室でドキドキ待つシーンもちょっと入れ、あくまで「早漏ペニス改善」という体裁を崩さず、看護婦さんによる診察みたいなイメクラぽいプレイの入り方にちょっとニヤニヤします。

 

Hシーン始まってからも、M責めなので主人公男の「恥ずかしい」みたいな内面描写多め、それとは対照的に冷静で優しい看護婦さんによるリードや甘やかし、「許し」が出るまでガマンという。
アナルー前立腺という暴力的な刺激で吐精してしまった後に、甘やかされつつソフト手コキでクールダウン……なんて、”残り汁がいっぱい出そう”なんて思いましたし、
早漏ペニス改善という名目ですからすぐさま2回めにトライ、
前立腺を責められながら「頑張って頑張って」「私が付いてますからね」
と優しくされるのだけど、そもそもこんな目に遭わせてるのもこの看護婦さんじゃん、と思うと心がグズグズになって泣きたくなるなんて感極まった描写には、すごく秀でた物が。
Hシーンが良いと一段も二段も印象が変わるもので「いやあ冒険も楽しいし、その結果のエロも楽しいし、この空間最高だな」と淫魔によるレジャー施設を楽しむ気分に。
いつの間にか感情移入しておるのでした……。
ゲーム的にはちょっと手強く、予告範囲を終わらせるまで1時間くらいプレイ。
大上段なオープニング語りとかもなく、すぐゲーム(とエロ)に集中できる造りも良かったなーと思います。