エロトラップダンジョンゲー開発のご報告(あとちょっと) vol.9

ゲーム制作コラム

ありすの乳頭エロトラップダンジョン プレミアム版

ここ1年で盛り込んだ仕様(追加エロシーン)

制作を始めてから約2年半、前回の記事(β版公開)から1年。 
我がエロトラップダンジョンゲーの進捗はどうなの……って事で、また内省的な文章が始まるぞ。

もし前回の公開からこれだけの月日を挟んだんだ、これはもう、ボリュームが2倍くらいになってるのでは? 
とか期待されてたら肩透かしなのだが、いや、制作とはそういう類の物ではないのだ。
多分誰でも……たぶん。

ここ1年でやっていた事を述べると

・システムの改善

これは前回の記事でも書いた

そもそもダンジョンの長さ(フロア数)を初期5つに。
この長さもポイントで購入して伸ばしていくように。

ポイント=絞った母乳mlくらいにして、毎回の責めで「XXXmlを絞った!」くらいのメッセージを出すべきかと。

OPとして軽いイベントシーンを入れる。

女の子のキャラ性をもう少し出せる場が欲しい。

この辺は全部実装しましたね……。

あと前回(βバージョン)では開発LVによる新罠開発って感じがどうも薄くて、ここをより凝ってゲーム深度を深めるか、いっそ平易にするのかの伸るか反るかの分岐があったと思うんだけど、反った。

具体的には、UIをより分かり易くしようと、普通に溜まったお金で新しい罠を買う方式となった。
(同じ種類のより強い罠は、前段階の罠を持ってないと購入できないが)

これはスマホ版のレイアウトしやすさも睨んでの事だったのだが、結局これも徒労となった(後述)

それとβ版でも、主人公の立ち絵とかシルエットだったけどここを発注、
あと乳ミルクをXXXml絞ったという表記に合わせ、絶頂カットインとかも入れた方がえろいかとなって、こちらをアニメで発注。

あとキャラ性って意味で、なぜか待ち受ける淫魔たちの立ち絵や会話を追加したりもですね……

あともう一つ主だったものは、
・エロシーン追加

エロトラップとはそういう事だと思うので、多種多様な状態異常を負いはするものの、結局それを反映できる部分がかなり薄くなってしまった、
せめてそこを補うべく、
「特定の状態異常を負った場合のみ見られるエロシーン」を6つ追加。

エロの流れの設計としては、
他の事細かいエロで勃起させ、ここの起こしにくい部分が集中シコを担えると良いね……(エロRPGで言う、立ち絵エロとスチル型エロの区分ですね)
という事で、この状態異常エロトラップシーンは、1シーン15kb(7500文字くらい)とか書いたり……。
それが本業の人ならともかく、長文のエロシーンを書くというのも、素人には地味に時間掛かるものでしたよ……。

あと結局、今までのエロイベにも何だかんだちょいちょい加筆して長くなったので、「その探索中で一度見たエロはスキップできる」仕様は入れないと……。
[マーレと黒き海の迷宮]とかそうだった)

それから今絶賛取り組んでる所ですが、SEの追加、
エロシーンだとバッググラウンドで喘ぎ声ループの追加とかもですね……

今回やらないこと

気がつけば、これ以上掛かる事はもうあるまい、とさえ思っていた[ゆきゆきてモンスター軍~レイプ革命~]の制作期間1年8ヶ月をも余裕で超え。

今にして思うのは、一番の誤ちは、
制作環境に何かテンション上がって
・スマホ版、英語版

をぶちあげたのは、完全に余計だったなと。
(もっと言えばブラウザ版でさえも、その効果をよく検討して判断しても良かった。
今のJavaScriptなマルチプラットフォーム環境、盛んに喧伝されてて
始めるのを決めるのはごく簡単なのに対し、実作業の負担はかなり大きいというか……。
結局、細かい作業や仕様の制約、検証を含めると実質、制作スピードが0.6倍速に……みたいな所があると思う)

海外向けと、スマホの同人エロゲ。
これは今後必ず来ると思っていて、誰かがそれをやらねばならぬ、期待の人が俺たちならば……
の精神だったのだが、違う、
それは畢竟、規模も余裕も大きいサークルさんが、販売サイト等をも巻き込んで大々的にやるべきもので、なぜ生きて行くのにも必死な弱小1サークルがやらねばならぬのか。
「誰かがそれをやらねばならぬ、なら俺はやらなくていいや、誰かやるだろ」精神が実際である。
(事実、俺がそんな手間で参ってるうちに世間はSteamでエロゲ解禁となり、さぁディベロッパーさんどんどん来て下さいってノリ、
海外向けエロゲが自分とは関係ない所であっという間に開かれた訳だし)

前回の記事のすぐ後、これ本当に終わらないぞ、とスマホ・海外対応を諦めたら、
製作スピードがくんと一段上がったのを感じた……。

それと申し訳無いのだが、前回書いた

ほぼフリーエロゲとして公開、製品版では幾つかの+α要素のあるプレミアム版として登録すると思う。

も今回は取り止め。やるならやるで、それ用に宣言する必要があるが、そのコストさえも惜しいかな……
(既にα版は公開してるが、完成版としては普通に体験版として公開範囲を制限する)

THE 酔狂道2018

これは自分が感想書きだからシビアに見るのだけども、って、
今見たら前回の記事でも同じこと書いてて笑うのだけど、
まぁ今回のエロトラップダンジョンは
『通常のADVに、ちょっとだけ面白い手触りがあるゲーム』くらいかなぁ……と。
自分がもしこのゲームの体験版をプレイしたなら、そう書く事が目に見えてる、そういう感じ。

つまり”次回作に期待”って奴で、でもそれ自体は良くて、独自のプログラムでやる道が険しいのは分かっていた。
自分が今ちょっと感じているのは、恐らくプログラムのメリットが出て、
見る人がおっこれは、と刮目する作品になるのは、今作も含めて”あと2つ”出した頃かな……、
つまり『3作目』くらいが勝負かなと。

なら考えなければいけないのは、その3作目へのステップをいかに軽くしなければいけないかで、例えば今回のエロトラップダンジョンが半年くらいで出来たなら、何も問題は無かった。
一応はそれを頭に入れて、軽い企画を練っていたはずなのだが……、どうもおかしな方向に行くな、毎回どうも……。
(だからステップアップの為に「今回の作品はこれで良いや」と見極められる作者さんを見ると、凄いなと羨ましい……。
でも自分だってとどのつまり、スマホ・英語版といい、ダラダラ粘って妥協せざるを得ない状況に追い込まれた後に諦めてるだけなんだよな、実際……)

まぁもし状況が変わり、ゲーム制作で本当に稼がにゃ死ぬとなったら、そりゃほぼ100%、
ツクールかティラノスクリプトかSRPG studioとかで手堅く作る訳で、やはりこんなのは酔狂であるな。

18歳からゲームをぼちぼち作って来て、今年で15年くらいか? ここに来て、いよいよおかしくなったものだ……。

残りの作業は

残りの作業は……そう、実績システムも作ったんだけど、この挙動が怪しいからチェックしないといけないんだ。
(ツクールMVなら実績システムなんて、プラグイン一発だ……)

クリア後の無限イキモードとかもいちおう理論上は実装したけど、やっぱ要テスト。
それとまだ見てないエロシーンを、リストで確認出来るのの実装ね。
これらはプログラムが綺麗に嵌れば、ワンチャンすぐに終われるかもだが……。

あとダンジョンに踏み入れた時に、罠の構成で
「なんだか遠くに機械の音が響いてるダンジョンね……(機械姦トラップが多い)」
「なんか……ねちょっと湿ってるダンジョンね……(触手トラップが多い)」
とかセリフが変わったら嬉しいよね。
他も諸々大変だったけど、こういう所もこだわると、プレイ感覚変わるからねえ……

うーん、どこまで練るかなんだけど、これ……年内に終わりますかね、あと60日の作業でタスクが全部完了するかって話でしょ?
ってか、金~日曜日はブログ的にも色々立て込んで、ほとんど作業できないし……。
あ、無理かも……。
(もしリリースが来年の2月まで伸びたら、”制作3年”の大台に乗る事になりますな……)

頭の中では毎日健康、作業も滞りなくスムーズに進む筈なんですが、現実はそうばかりでもなく。
まあ基本的に酔狂なゲーム制作体勢なので……期待せず、でももうちょっと待っていて欲しいです。申し訳ない。