The twilight of the tentacles (製品版)

SLG, R18製品版の感想, リアルタイム3D

リアルタイム3Dの妖精を触手でイジり続ける、18禁クッキークリッカー……!

正面

Unityの高性能を存分に活かした、リアルタイム3Dのエロ・クッキークリッカー。
右側に刻々と積み上がっていく謎のポイント、貯まったそれを支払うことで更なる収入(責め)へ繋がる触手項目欄。
左側には投入された触手によって揉みくちゃにされる、囚われたフェアリーの3Dモデルを。
エロゲのジャンルとしては珍しいはずですが、まぁそうなるよね、という凄く腑に落ちる感のあるレイアウトです。
(”その手があったか”とも言えるかも知れない)
しかしこれがやってみると3Dの技巧にも優れ、ネタゲと切り捨てるには余りに惜しいですよ、という予告でした。

モデル、演出、モーション。三位一体の映像の美しさ

正面カメラぶれ アイトラッキング
▲順調に行けば暇なのがクッキークリッカー。手が空いた時はカメラアングルを回したり近づいたりで痴態鑑賞ですよ……

まず一番目を惹いたのが、映像表現のクオリティの高さ。
しょせんネタゲ……などと割り切らず、全力投球の姿勢や良しで、
例えばフェアリーのモデル、ややリアル寄りですが完璧にしなやかな腰やお尻のくびれ、それが操作の合間にも触手責めに悶えている様は、”一級品”という言葉が浮かびます。
ことはモデルだけに留まらず、もっと秘密の恥ずかしい場所を覗くぞ……とカメラを回せば、フェアリーの目線がこちらを常に追い続けてドキドキする機能はもちろんのこと、
(UnrealEngineで見られるような)画が動いた際に滲むようなブレであったり、
果ては常にフェアリーの羽から鱗粉がきらきら舞うエフェクトが……というこの、「足回りも十二分に抑えた」からこその美しさ。

クリック反応
▲クリックでびくっと反応する箇所も。上手いのが”触った箇所から震動がじょじょに伝わっていったように”身体の末端が一瞬間遅れて跳ねる……という動きね

マウスオーバー反応
▲頭の場合は、触る前のマウスオーバーに反応して顔を背けたりもしてる? 凄い。

しかし要は普通にクッキークリッカー的な事をやってる最中にエロモーションがずっと流れてるだけなのだろ、それを3Dだからカメラで追えて、実績解除すれば次のモーションなのだろ……要はエロモーションビュワーじゃん……と思うかも知れない。
だがまさにそれこそが発明だと思うのですね。
映像に強い3Dの同人作家さんが、恐らく初めに考えるゲーム形式が
「エロモーションビュワー」=モデルの設定したモーションを進めたり戻したりできる、場所とか諸々のカスタマイズとかもあるけど、ゲーム性という点では物足りない……だと思うのですが、
本作はほぼ同じ構造を持ちながらも、もう一捻り加えた、ゲームとしての訴求力も持つジャンルを打ち出した。
(そしてあえて言えば従来のエロモーションビュワーに数えても、映像の綺麗さは群を抜いてる)

お望み通り触手を増やしまくれるし、きちんと見た目に反映する3D

別体位
▲4種の体位から選べっ。ちっちゃいのに悩ましい……

それだけでも凄い事ですが、3Dのモーションとしてもっと本質的なことがあります。
まず予告をプレイして思うのは、そのHパターンがとても豊富に感じられるんですね。
単純にエロのボリュームを考えても、基本の正面立ち責めから、触手が股を開かせての恥ずかしい大開脚、天井吊りのように締め上げたり、健気で華奢な身体つきを強調する拘束エロスが、A~Dの4種類。
(しかも試した所、同じ体位を何度か選ぶとより股を開かせたり、差分のような拘束がある?)

触手開始
▲さて、いよいよ触手責めだ……

そしてそれらの体位に掛け合わせて、いよいよ(エロ)クッキークリッカーらしい所なんですが、ポイントで買えば買うほど、触手をたくさん追加できる。
フェアリーの身体を這い回り、力強く持ち上げるソレは単純に本数が増えただけでなく、まるで別の動きをしてるように見え……感動すら覚えました。
(さすがに本数上限はあって、触手タイプ1種ごとに3本までのようですが。
これも3〜4などレベルアップの区切りごとに1本追加、ポイントの増加が爆発的に加速するので目標になったり嬉しかったり……とゲームらしい目標としてるのはさすが)

触手たくさん1 触手たくさん2
▲触手タイプA3本、B1本……と増やして、絡まりまくる。縛られるとより美しく映えるね

種類が違う触手同士が組み合わさる時もあり、さすがにこれだけエロモーション設定してたら身が持たないだろ……という事で、
恐らくタネとしては、女の子と触手の動きを別々に計算して動きを取ってるのだと思います。
女の子が暴れる→触手が負けて引っ張られる影響とかも考えてるのか、それとも触手の拘束力による、女の子モーションの途中終了もあるのか……?
これらを本数分だけ計算して行っているのか、まさしくリアリティを感じる出来。
機械な生成臭さをまったく感じ無い事に、驚きを禁じえませんでした。
(*あえてフェアリーをつついたりせず、体勢も変えずに触手だけ増やしてみると同じモーションループ……なので、やはり膨大な数のランダムから選んでる? にしても種類が多すぎる……。初期値を加えてる? うーむ、不思議……)
これによりパワーアップを反映、飽きずに楽しめるというクッキークリッカーに合わせた仕様でしょうが、まさしくこの開発には唸るものがありました。

製品版では……。終わり時の難しさなど懸念も色々ありますが、期待

予告ではプレイ時間3分の制限付きで、低レベルの拘束系触手2種に加え、頑張ってもギリギリ身体をピストンするように揺さぶる新種の触手を解禁した……所で終わってしまいますので、製品版ではやはりくすぐり・愛撫・そして挿入系などの過激化に期待が掛かります。
(このモーション設定で過激化&本数増加は相当難しいと思うのですが、どういう表現を取るんだろうか……と純粋に仰ぎ見る気持ちで……)
あと予告では時間制限で終了である意味収まりが良いんですが、
本来のクッキークリッカーはどこまでもポイントが増大していく終わりの無いものなので……
どういう”区切り”を設けて満足感を与えるのだろうか、とも思ったり。

触手メニュー
▲後々待ち受けてそうな、スゴそうな触手メニュー(右欄)……。身体ちっちゃいし丸呑みに移行してから云々、とかするのかな?

それにしても、このサークルさんの前作[モンスターアイランド]も購入しましたが、
確かに巨大着ぐるみ女の子は可愛いかったし、アイデアも他に無かったけど、
やはりネタゲーの域を出ない……という位だったのが、ここまでは鮮烈な物になるとは。
前作から4年ですからね……、着実にキャリアを積む製作者さんには畏怖さえ覚えますね……。

乳首
▲製品版では乳首解禁。ぬるてかっとしてる……!

ゆっくりプレイして、1時間弱くらいでコンプリート。
ううーん、クッキークリッカーのように触手本数を増やすというアイデアが
まさに長所でもあり短所でもあって、
というのも3Dであり見た目が変化する関係上、結局は本家よりも装置(触手)の上限も低めに(そもそも放置ゲーとして「放置」する間でもなく必要値が溜まる)
区切りとなる実績とかも無いから目標抱きにくいし、すぐにコンプできちゃうしで、特有の中毒性は無い感じ。
最後まで行ってもEDとかある訳ではないし、ちょっと物足りなさはあるかも知れない。
予告で書いた通り、「気の利いたエロモーションビュワー」という気持ちで臨むのが正しいかな……
という所ですが、ここにもちょっと問題が。

挑戦は凄い。でもモーションビュワーとしても、放置ゲーとしても少し満足感を得にくい仕組みかも

実際、3Dモデリングの出来は凄く良いし、よくよく観察するとやたらモーションパターンが豊富だったりもするんですが、構造的にちょっと満足度が起きにくいよなあ……ってのはあって。
本作は3Dモデルと触手が別々の扱い、なのでがんがん触手を増やせる(実際、最大本数まで増やすとかなりえぐい絡み方になるんですが)
代わりに、「本数増やしても何か特別な反応・モーションがある訳ではない」がネックでもあり……。


▲舐め音を出しつつ、おちんちんみたいに触手をしゃぶってくれる。色々な角度から眺めるとたまに位置がズレてるのはご愛嬌(触手が別挙動の制御だからでしょうか)

例えばバキューム系の触手を追加すると、1段階目は乳房に、2段目は尻たぶに吸い付く……とかで、ここで仰け反ったり、特別な反応があると嬉しい訳ですが、
結局(他の触手との組み合わせの可能性も考えると)特別なモーションが用意できる訳じゃない。
すると、なんだ結局、差分みたいに触手一本増えただけじゃん……みたいな不燃感。
ずっとループアニメなので、エロ的にはやっぱ絶頂とかの波が欲しいってのはあって、妖精さんが潮を噴く、触手の先から白濁液が迸る、とかの緩急があったらなあと……。
あともう一つ考えられるのが、インタラクティブ制の興奮ですよね。
実は全て開放すると最後に腹ボテ産卵が出来て、
これのみクリック→出産という流れ、お腹の収縮モーションでボテ腹っぷりを相当に強調してからのいきみに、かなり興奮したんですね……。
それを考えるとやっぱ(クリック反応は共通の一種みたいですが)
触手ごとに特殊なのが欲しかったなと……。
せっかく陰部挿入系の触手を開放、LV2では二穴へと発展してるのだから、そこはやっぱピストン出し入れ、ぷしゃあさせたい訳で……。
何だかんだ、こういう定番の仕様が無いのも寂しいものだなと。

ほっぺプクー
▲クリックで、たまにほっぺたをプクーさせるんですが、これもかなり低確率。意外な所でモーションパターンの豊富さが

もう一つ放置ゲーとして考える所もあって、例えばモーションビュワーなら確実に一回ずつは再生するんでしょうが、今作はメリハリの無さゆえに、とにかく最後まで全て開放できたら終わりだ、みたいな”引っ掛かる所”が無かったりする。
本当は良く観察すれば、口に出入りする触手だけにして、見下ろすような視点で見てみると、拘束されて首を振ってるのがイラマみたい……と組み合わせを楽しむとか、
近くで見るとこの触手、耳の穴も犯してるのかみたいな、プレイヤーが発見できる興奮も割とあると思うんですね。
でもそれが辿りにくい状態かなと。

耳姦
▲細部を観察してたら、耳の穴を犯す触手が(表情も特別なものに?)こういう興奮なんだよね 触手透明化オプション(購入コマンド)も欲しかったか

なので、放置ゲーとしてのインセンティブも欲しかったかなあ、と……。
実は自分も、この感想の下書きをしつつプレイ(その間もポイントが溜まっていくのが放置ゲーの有り難み)
スクショ用のベストアングルを探してて気付いた事なんですが、いっそこだわりを披露する、スクショ投稿の掲示板とかあったら楽しそうかなと思ったり……。
(要はやり込みなので、触手だけじゃなく、妖精さんの小物的な開放もできるとか?)
もちろんモデルは綺麗だし、別挙動の触手を組み合わせるってのも凄いんですが、予告でかなり可能性を感じてたのが、「拵えたら満足した」みたいに留まっちゃった口惜しさは少しあるかなあ……。