Violated Princess (体験版)
長期の制作! とんでもない期待度! うわさの新作がやって来た
『細かさ』が凄く、それを維持したまま進む
体験版はいわば前振り?
何年にも及ぶci-enでの開発情報、発売までの経緯から、割と自由に動け、色んな状態でのヤラレまくりを試しまくるシステムライクな作品とてっきり思い込んでいたんですが、体験版の1時間ではかなりRPGらしいRPG、物語らしい物語をやってて予想の裏を突かれました。
エロ興奮とは前振りあってこそ…とばかり、世間知らずの箱入りお嬢様ロリが性知識を知っていく(しかもエロじゃなく、まっとうにシナリオとして。例えば初めて出産を知るのは、助けた女性の喜ばしい出産場面から。まぁその後ロリ自らが経験するのは全然違うソレになるんでしょうが…!)
入念な運び。
会話でも、この場面でしか使わないのでは? みたいな立ち絵変化がとても多い。
そしてこれが細かい、(立ち絵と言うには憚るくらい)大きい。
緻密で、そしてドットの「良さ」を実感できる大きさ。可愛い。
(殆ど軽いスチルを描く位の労力では……と思うんですが、これがコロコロ変わってびびる)
ドットの素晴らしさは前情報から目に留まってましたが、見落としてたのはキャラデザ。
サブヒロインの筋肉巨乳姉御なんて…面倒見の良い性格でかなり響くじゃあないですかぁ……
そしてそんなキャラ達による、想像以上に重みのある(さりげなく伏線や、気になる牽引などもある)物語展開も。
ゲーム的にはクエストを請け、エロイベ見たり、魔物退治とかするうち、大目的の情報が集まると。
戦闘場面はいわゆるツクールの見下ろしACTの感じ。
ただここも4方向にちゃんと主人公攻撃モーションあり、敵のダメージモーションあり(倒れドットあり)…。
ここまでやると、かなり風情が違って来る。
なんというかドットという表現自体がそういう性質かもですが、「細かくこだわった時に一段も二段も違って見えるもの」の効果が凄くて、
しかもその効果を保ったまま、どこどこまでも展開しそう……。
さすがの開発キャリアだなあ、と…
そんな体験版のエロ。
実は主人公敗北エロは大体犯されるギリギリで助けられるという「引き」に、
そして体験版最後では今まで助けてくれてた巨乳姉御への激しいクリピアスに輪姦描写、さすが
> 全編凌辱。淫乱度なし
を謳う執拗さ(それを全てドットの細かい変化でやる)、シコさが窺い知れるのでした
▲ミュシャ風? Hステータスという
▲図鑑の「遠近法が無い頃の絵」みたいな細かさ、ツッコミどころよ
▲初めにミノタウロスと名前だけ出し(ミスリードを誘い)、出て来るのは牛鬼のような意表突くデザインという
VHゲーってだけじゃなく、こういう細かい所の才能も光ってるのかなと
体験版はプレイ1時間。
初め、溜め攻撃知らなくてゴブリン相手に普通に負けて「弱っ!」とかなってた 魔力を使えばきちんと強い子なんです!
凄いけど……自分の制作の参考にはならないね(労力がスゴ過ぎるので)
VHゲームの傍系らしいがあんまり詳しく知らない(今作も実は改造自体は自由なのだ)
・ゲーム実況しました
作者さん自らMODを配付されておられる:
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
関連:
[ロールディアの翼]
的な感じかなと思ってた
[攻略されちゃうARPG]
の200倍くらい細かく作った感じかと
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