注文の多い風俗店VR風味後編 (製品版)

その他形式, R18製品版の感想

このサークルさんは[釈我-SYAKUGA-]といい、[SAKURA Town 三丁目の男]といい、どこか死の気配が香るダークで濃密な雰囲気と、面白いACTという取り合わせが多いのですが、
今回のこのシリーズはどうもその前者(雰囲気)にのみ特化したエロアプリぽい……? と、気になりつつも手を出していませんでした。
しかし後編たる今作が発売、(前編と後編の違いは最後に触れます)
その機会に作者様より製品版を頂けましたので、内実を確かめてみたのです。

エロアプリに淫靡さを

女の子選び

流れとしては線の細い女性達から一人を選びプレイ開始、
前戯しつつされつつテキストを読んでいくH前の会話シーンを挟み、
その後に本番シーンを立て続けに何回か……というのが一幕。
本番シーンではピストンスピードを上下、
女の子の性感ゲージの溜まり具合によって乱れ方に変化がという要素はあるものの、触ったり脱がせたりは出来ないので、「おさわり」というよりはアニメによる女性の身悶える方を楽しむのがメイン。
主観視点が徹底されており、まさに「ひとヌキ行っとくか」的な塩梅となっています。


▲前編のあらすじもちょっとあるよ

が”単なるエロアプリにすまい”と感じるのは、やはりその画風であり雰囲気で、赤襦袢、屏風越しに行燈の灯りが揺れる……という様な妖しい風俗感、もっと言えば「ちょんの間」感があり。
女の子たちの挙動もそれに輪を掛けるべく作られており、
正直に言えば今までISAmu.さんのゲームではシコシコした事がなくて、エロ重視では不安だったのですが、
この世界に浸りだすとじわじわと身体の底から熱くなっていき、
(主観視点もあって)何も考えず無我夢中にシゴいていた、気持ち良いオナニーが出来た、というのが本音です。
しかしそれでも最初の10分程度の印象は、相当に悪かった……(恐らく体験版がある[前編]をプレイして引いた方も、同じ心象かと思います)

UIだけが課題かなあと


▲環境メニューも開けてみたところ

その理由が画面右にずらっと並んだボタン類で、はっきり言えば初見ではUIに困惑。
機能面では拡大縮小・上下左右移動(これが断面図や女の子の二つに対応)
断面図やちんこの表示ON・OFF、
最近のモニターに合わせてグラも横倒しに出来る、
あと他に環境メニュー設定、このボタンの並びそのものを隠すボタン……
などなど個人的には殆ど使わない機能ばかりが主張、
しかもデフォだとマウスオーバーで説明表示や理解を助けるような反応も無い、といった事態にもう??という感じ。
(雰囲気を壊さない為か、マニュアル見ても説明ごく少なく)
恐らくシコ重視であるとか、機能を試してみたかったとか色々な思惑が重なったかと思うんですが、
マニアックな機能はむしろ初めは非表示、環境からボタン追加できれば良かったんじゃないかとか、
ボタンのアイコンもそこは独自性を出さずにやっぱ無難な感じで良かったのではとか、
快感ゲージのアップや停止のボタン小さいな!
断面図とかはマウスを持っていき、右上のXとか右クリックで畳めるみたいな基本的なPCのUIに沿って欲しかったなぁとか……。


▲伏臥オナニー対応、横倒しにも出来るぞ

UIというモノの常、慣れれば問題ないんですが(慣れるまでマウスオーバーでの説明表示をONにしましょう。実際に機能が有効になるのはどうも次のシーン? からみたいですが……)
一番マズイのはそれらが重なった結果、並んでるボタンをおっかなびっくりクリック、
「何が起きたか分からない(そのコマンド自体が無効だったり、性感ゲージの停止みたいに見た目ですぐ分かる物ではなかったり)」
「果たして自分のやってる事はこれで正しいのか?」
みたいな、ゲームプレイの根幹そのものが揺らぐ感覚になってしまっていたこと。
慣れるまでの10分程度ではあるんですが、まさに体験版で判断を下すにはそれが全てであり、非常に勿体無い気がしました。
(これでも前編より絞ってたり、そもそも後編は体験版が無かったり(製品版購入すれば、慣れるまでやるだろうからね)
といった対策も感じるのですが、まだ……ですね……)

主観視点の体位で没入、イチャ付きボイスで盛り上がり、爆揺れする乳房に射精……!

しかし繰り返しますがそこを通り過ぎれば「淫靡」というものの醍醐味を味わえる感じで、
例えば乳房なんかも若干自重を感じさせる垂れめでリアルな訳ですが、これが正常位で突かれて上に下にと弾むアニメを特別に描いたり、凝っております。

 
▲乳揺れ。汁だく感が多い本作、おわん型の乳房の先端が汗で濡れてるとかもグッと来ますね……

アニメとしてはややAffterEffect系を思わせる変形アニメがベースですが、そこに溺れていない、
普通そういうのって、ぬるぬるのリミテッドアニメの代わりに、どことなく不自然でエロくないな……? って所もあるんですが、
本作はゆっくりピストンの時は本当に枚数少なめ、カッカッとタメがある動き。
逆に一度絶頂させた後に、更にスピードを最大にすると乳房が鬼のようにぶるんぶるん揺れる(潮も噴きまくる)という緩急が。
何でしょう……、コマ数が多いぬるぬるアニメって上手くやらないと、
いざシコろうって時に自分のテンポと合わずに何かシコリ辛い、それで鼻白む……って経験があるんですが、もしかしてその辺りで、裏付けのある調整がされてるのかなぁと思わされました。
主観視点なら必ず没頭できるって物でもないので、何も考えずにシコシコさせるために、他にも裏方で膨大なこだわりがありそうな。
(それだけに初見のUIで詰まるのが残念ですが……)


▲常に主観視点。手を握り合ったり、挿入する時だけ片足を上げさせたり……。いかにも膣が気持ちよさそう

主観視点での興奮を語れば、そもそも「目つき」がアイラインを強調したものですから、
正常位での”見つめる”度が高い訳ですが、
それが快感ゲージが溜まってくると恥ずかしそうに目をそらしたり、
喘ぎ声も初めは切なげに喘いでたのが、途中で「だめだめ♪」「やだぁ……」とかイチャつき系のボイスに、
最後には「好きぃっ好きいっ」と乱れるという、これが正直勃起を誘う出来。
まさに「睦み合う」だとか、「しっぽり」という言葉が似合う雰囲気を醸しておりました。

 
▲激ツボなシーン。いかにもヒダヒダしてそうなおまんこだ……。会話シーンは基本、メッセージ送りと動画ですが、左のボタンの分だけ段階があり

あと本番前の前戯会話……例えばオナニーを見せて誘惑してくるとか、クンニで一回イカせるというのがあって、
これはテキストと一緒にアニメを観るものですが、ここも最大10段階みたいな事もあって実にシコ。
写実寄りの絵柄なのでキャラの描き分けが難しいと思うんですが、
2人めのショーカットお姉さんは外見に反し一番のボインで張りのある巨乳、
セルフ乳頭舐めしながらのオナニーで、どろどろの愛液を噴きながら絶頂……というのはもの凄くツボ、興奮でした。

 
▲どぴゅどぴゅと中出しした後の、虚ろで欲しがるような目つきがまたいやらしい(かなり繊細な表現だと思う)

あと一番年上、されるがままの陰のある女将という感じの3人めは、
これまた外見に反し、絶頂する時には「いくっう〜〜んっ!」と尾を引くような絶頂、
更に立て続けて続行すれば「おっ、おっ、おっ」と感じだしての、再びの絶頂で「おぉお〜〜〜んっ!」と唸るなんて、
まさにギャップ、いやらしおますなあ、という物がありました。
(そして最後の4人目にもきちんとサークルさんらしい仕掛けがあって、ズンと来る感じを堪能できました)

ボリュームも満足。そしてむしろ前編の方が後編ぽいような……

ボリュームは3人+αで合計12シーン、ただし先述の通り、段階が幾つもある……で、なかなかの体験が出来ました。
これで価格的には1000円を切ってるのは少し驚き。
ちなみに前編では会話Hシーンが無いらしく、言わば前振り薄め、
その代わりにフェラとかの奉仕やオッパイ揉み揉みもできる(今作は前戯シーンこそあるものの、自分で何か介入できるのはピストン速度だけですね……)
4Pも充実していて……と、かなり別物という感じがしますね。
むしろ展開的にはこの後編で個別の雰囲気を作り、それから4Pとかが待つ前編に行きたい気もするという、そんな作品でした。