これは気になりますね…、
凝縮されたテイストの1マップRPG!

というコンセプトの提示に、
もっと手軽に、RPGの楽しみを。

という、なにか腑に落ちるキャッチコピー。おまけに予定価格は100円…!?

さっそく予告版をやってみた次第です。


バスタオル一枚、危機的状況で戦わなければいけない女騎士…!


主人公は女騎士、鍛錬を終え水浴びしてた所に、運悪くならず者(いわゆるモヒカン)の集団が…という出だし。

裸 バスタオル 下着ちょっとずつ服を取り戻していかなければ…!

つまり装備さえあれば負けないのに、ゲーム開始時は全裸のか弱き乙女。

なんとかバスタオルを巻いて隠してみたり、その辺の枝とか拾って剣代わりにして戦うも、できれば弱そうな奴から一人一人始末していきたい…
という風に、状況の打開を図っていくのでした。

予告では、これら「なんとか使えそうな物を探す」「敵に見つからないようにコソコソ進む」
というフェーズが1マップに収まっていて、短い中でしゅっとしたやり甲斐を予感させるのでした。

バスタオル戦闘バスタオル一枚で戦闘だ

ならず者との戦闘は、全てボス戦のような感じ。
集めたアイテム・スキルを上手く使わないと、普通に力負けしてしまうバランスとなっています。

そして負ければ当然陵辱、穀潰しのならず者たちによる輪姦バッドエンド…となってしまうのでした。


それにしても今作、あえて言うならばコンセプトの分かりやすさが凄いと思います。

敗北エロ1負ければ陵辱! 輪姦エンド!

捕らわれからじょじょに力を取り戻す…って展開はそれ程珍しくなく、私的には[ルゴーム砦の脱出]とかが思い浮かびましたが、
まぁ正直、エロゲでは長丁場のやり甲斐がしんどかったりもする昨今…。

それが今作では「1マップで済む」という謳い文句にまず興味を引かれますし、それゆえの動かし方もあれこれと想像しやすい。(大事なことです)

実は1マップと言っても”1画面”では無いので、割と広くてそれほど特異でも無いんですが、これは強いなあと。

敗北エロ2嫌がる顔や、女の子の細さが可愛いですね…

もう一つ言えば、同じく全裸から始まるようなシチュは割とありますが、ちょっとアレコレした後に、すぐ鎧一式を取り戻せてしまう物が多い。

本作は逃げ回りながら「全裸→バスタオル→下着→服」という一枚一枚の取り返し段階を経ることで、コンセプトの分かりやすさをビジュアル的にも補強。
あと同時に”バスタオルで焦りつつ戦うって良いなあ”って面もあるなと…。
(むしろここが本質的かつ、大きな差になってるかも)

‘パンツにいたずらされる'本人不在のまま行われるセクハラ

短いプレイ時間の中で、気の利いたシステムがあり、遊び甲斐もある。
これだけでも素晴らしいですが、コンセプトの分かりやすさを磨いたおかげで、それが制限ゆえの珍しいプレイ体験や、エッチぽいシチュを高めるって事にも繋がってる。

その点で、作者さんの力量を感じざるを得ませんでした。



エロシーン全部見ても、1時間弱でクリアくらいの規模。
ちょっと作者さんのアイデア試しただけ感はありますが、エロ的には100円なのにシーン数6(立て続けのが2つあるので、実際は8)で、満足度はしっかり。

短編と中長編ではまた少し、満足の方向性は変わってくるかも…


中長編が人気なサークルさんですが、短編RPGではまた別の難しさがあるよね…と思いました。

もちろん全て武具が揃った時点で、状況が変わり、今までの道を引き返す…
とかはさすが分かってる展開、1マップだからこそ、そういう締まりが欲しい…のですが、
例えばその際に、マップの隅々を調べてもニヤリとするイベントが隠されていたり…みたいのが無かったのは、寂しかったかなと。
(隠し通路は一つあるんですが)

普通まっすぐ向かう所を寄り道すると、ちょっと何かある、そういう小技が案外嬉しいのが短編なのでは…と。

ボスならずものボス!

他にも、ここは”強くなった、本来の女騎士を見せるぞ!”という場面だと思うんですが、どうだろう…今までもやってきた戦闘はそれほど多くなくても良かったのでは、と。
むしろ初めに背後から襲ってた時の対比で、群がる敵にぶつかっただけで、ばしっと切り伏せられるとか。

まず鎧が揃った時点で通常戦一回させたら、それからばしばし倒すフェーズを挟み、何体か倒すと、いよいよ親分が出て来て…みたいな。

予告で見えてたほど、メリハリを意識してなかった気がして勿体無い気がしました。

もう一つは、全体の必然性。

1マップ完結って、建物から脱出するシチュが多いかと思うんですが、それは敵を討ち取った変化が分かりやすいから…でもあると思うんです。
(看守を倒して鍵を手に入れる、最後に火を放って脱出する…)

今作は、ならず者は元々あまり組織立ってないし、モンスターは突発的に襲ってくるので…倒して敵の動きに綻びが生じる…みたいな変化はあまり感じ無いですね。

短編ではそういう連続する必然性こそ、あんがいプレイ後の気持ちに影響してくるのでは、と思います。
本作、製品版以降だとほぼ一本道ですし…
(個人的には「どっちから倒した方が、有利になるだろう?」って所を、もっと悩みたかった気もしますが)

女騎士かわいさ

しかし短編制作ってのも良いなあ、と思わされる作品でした。
”ならず者の数の暴力を表現するなら、女騎士本体は鬼強いけど、疲れシステム導入で追い詰められるのはどうだろう?”とか。
色々アイデア考えちゃいますね…。


実は作品名もそうだし、裏テーマとして「私は騎士だから、こんな事で泣いたりしないんだぞ」とか強がる女騎士ちゃんを愛でるゲーな気もするんですね…。
(そんな子が、Hシーンでは無理やりヤラれる、奉仕させられてる的な体位で嬉しい)
だから鎧見つかったと思ったら獣人に奪い去られる、突然の不幸! みたいな事もある。

ならばもうクドいくらい、突発的な悲劇! いじめ! セクハラ! 健気! をイベントで追って欲しかった気も。
まぁこれは下手したらリョナで、嗜好の違いもあるでしょうか…