RPGとしては平凡……、だが侮るな!


戦闘でダメージ脱衣 ぶっかけ後の反応
▲戦闘はまあ普通。当初はダメージ脱衣や謎の白濁液ぶっかけを、甲斐甲斐しく世話する彼氏でしたが……

事前お気に入りが1300を突破……という事で予告版をプレイ。
だけど開始15分くらいは、なかなか気を引かれる所がありませんでした。

抜きん出たエロボディの魔法使いの女の子とその彼氏の戦士が、モンスター退治を依頼される……という筋書きですが、
強い目的意識や派手なストーリーラインもなく、RPG的な戦闘バランスにしてもごく平凡、スキル使えばカンタンに倒せて、すぐにレベルもガンガン上がる……と無難な感じ。
(あと個人的な点として、モブキャラが吐くセリフの適当さに割と萎えたり……まあ……)

称号もあるエロステータス
▲いかにも変化していきそうなエロステータスと、「称号」…?

……自爆技とかもあるし、エロは敗北エロが多そう?
絵は確かに素晴らしい肉感だけど、敵種が少なくなるのはネックだよな……、
うーん、ヒロイン像もエロRPGによくあるむちむち・頭軽い女の子タイプか、OPから「(キスすると)子供が出来ちゃう!」なんて性知識皆無アピールはさすがに今の時代、露骨すぎないかな……、
む? 犯されるエロシーンでは一応、モンスターにやられて気を失ってる彼氏を確認するテキストが妙に多いな(でもNTRタグは付いてないな)
そのせいか文章自体は長め、でも密度高い絵だから差分は少し大人しめで、場が持たない感じかな……。

……とまぁ、”エロに関しては割と丁寧だけど、結局は絵だけの作品か”と決め付けようとした矢先、一つの要素を中心に、ガラリと価値が変わっていくのでありました。

性知識皆無だった状態からの、淫乱段階変化。NTRスパイスあり、各シチュは淫乱さも炙り出し……


エッチをすることで、ヒロインのドスケベ度がアップ!
それによってエッチシーンが変わります。

この淫乱度でHシーン段階変化という要素、昨今のエロRPGにおいて不動の人気だけど、それだけに昨今では「ただのフラグ管理」という物が多いのも事実。
だが本作はまさにここが白眉のデキなのです。
(そもそもの構造として、
単に順番が決まったエロシーンを解禁する為の数値(=フラグ扱い)と、
同じエロイベントの繰り返しでも値が上がり、
結果的に順不同、どのエロシーンの淫乱差分でも体験できるもの(変数をHシーンに反映)は異なる。
本来の淫乱度は後者で([天然娘の小冒険]くらいかな)今作も後者。)

パイズリ一段回め パイズリ二段回め
▲盗賊にパイズリ奉仕を迫られてると……、おや、次段階(2枚め)ではだんだん淫語が……?

どこが優れているかと言うと、まず思うのはテキストの「変化」を確認するポイントの多さ。
つまり初めにあざとい位のヒロインの無知さとか、彼氏への確認があったのもその為で、
ムリヤリ性奉仕させられてたのが次の段階では、どうせなら早く済ませた方が良いしと割り切って「カリが気持ち良いんだよね」みたいな性知識や、積極的に淫語も使うように……と活きる。
だけどまだこの段階では、”一応”彼氏に操を立てる姿勢があったり、イカされてしまう事への言い訳・罪悪感もある……と更に上段階への引きもあり。

そして同じエロシーンでも、初段階だと彼女が犯されるのを見る彼氏側の視点だったのが、
次段階には女の子側の心理描写が中心となり、どう思ってるか、どれだけ感じているかが暴かれる……という工夫も。
(本作、少なくとも体験版では順不同かつ全てのエロシーンに淫乱段階があるのに、長めのテキストが部分的な差分に留まらず、まるっと変わってて驚く)

セクハラ一段回目 セクハラ二段回目
▲盗賊に襲われた人を励まそうと、なぜかおっぱいを揉ませる事に。卑猥に変わりつつある肉体をなじられ……

これらをベースラインとして、更に感心するのは、
それぞれのエロシチュごとの様々な角度の「エロくなってる」変化の炙り出し。

例えば彼氏の前で奉仕させられるというシチュ、いちおう彼氏に気を遣ってるように見えるその内面は、実は彼氏に嫉妬させたり、軽蔑される事自体が気持ちよくなっちゃってる……といったのを匂わせ、
また別のエロシーン、彼氏が気絶してる場面だと「どうせ見られてないから」と思い切り性に耽る。
彼氏への気持ちがモノローグで・行動でと違った形で浮き上がる。

またセクハラされるシーンだと「乳輪とか乳首が結構大きくなってるな」と、肉体的な変化も指摘されて赤くなったり。

スライム姦一段回目 スライム姦二段回目
▲初めはパッとしなかったスライム姦も、次段階なら延々犯されて”15回絶頂”というスペシャルな嗜好に……

スライムに取り込まれ延々犯される状況では、初めは無様に犯されるだけだったのが、淫乱化してからは「15回めの絶頂を迎えた」、
門番に道を阻まれ、「こんなスケベな身体だからオナニーしてるんだろ、本当の事を言わないと通さないぞ」と迫られた時には
初めは「週に数度くらい」との告白に彼氏がショックを受けてたのが、次段階で「最近は毎日です」と応える……なんて、数字でえろさを表現するのも備えると。

そして特に門番シチュでは、見られて恥ずかしい・彼氏も憮然という趣向のエロだったのが、二回目はその余りの痴態に彼氏も参加……という流れ自体の変化もあり。

おまんこくぱぁ
▲「他の人に見られる」「恥ずかしい事を言わされる」シチュの強調である、通せんぼしてくる門番。

全体に「このエロはこういう責めだから、そういう側面が浮き彫りになるんだな」という納得のある興奮。
この淫乱化を語るレパトリーの多さは、素晴らしいものがあった。
(そしてこれは、次段階への繋がりもごく自然になるのだと思う。
”二段階めでは見られて軽蔑されるのを悦ぶ受け身のMさが開花したけど、最終的には自分から見せつける様になるのかな……”とか。
淫乱と一口に言っても色々な要素がある訳で、段階が上がるやすっぱり全方位でスケベに……ではなく、まだらに示すのはかなり膝を叩く想いがした)

全3〜4段階? テキストもボイスもまるっと変わるインパクトで、これはシコな短編そうだ


しかも、
ヒロインのドスケベ度により、4つのエンディングに分岐します。

という作品説明からすると、どうも3〜4段階はありそう?
(予告では1→2のスケべ化がやや急すぎるように感じたので、分かりやすいよう合間の一段階を端折ってるかも)

更にインパクト大きいのが、本作はエロシーンのみボイス付き……、
つまりこの3〜4段階、まるっとエロテキストが変わるだけでなく、当然それに合わせて新しいボイスが当てられており、声の面でも淫乱化していく様を物語る。
(昔のoneone1ブランドのRPGとかでも思ったんですが、やっぱイクイクボイス連呼されると無条件にシコリティUPするので、最終的な下品ビッチさを考えると滾るものが……)

脱衣反応淫乱
▲戦闘後のダメージ脱衣反応にも、きちんとスケベ度が反映。エロ面は特に丁寧な作り(そのうち彼氏連れで露出する感じにもなりそう……?)

要は「淫乱エロ段階」+「NTRのスパイスで確認強調」+「エロボイスの強さ」なのだけど、短編の短さでここまで精度高い物が揃うと、かなり新鮮な感覚でした。
エッチシーン数:40以上
基本10枚

が少し懸念でしたが、このコンセプトならばまったく心配無しかなと。
予定価格も安いし、印象が180度変わりましたねぇ……。