八淫迷宮 (体験版)

ACT,R18リアルタイム3D

ガチでホラー雰囲気の8番出口ライクとか、どう?

これ、☆評価もDL数も高くは無いんですが、かなーりお気に入りの雰囲気をまとっておりましたねぇ……。
ずばりコンセプトとしては8番出口ライクであり、その中でも原作ですら実際”そこそこ”で留めてる領域を突き詰めてみたと。
つまり、「リアルな描写力で、ガチのホラー演出をしてみたらどうなるか?」。

そんな訳でゲーム始めればお馴染みのルール、8番を目指そうという訳ですが、
ここは駅の坑道ではなく、いかにも医療事故が積み重なってそうな? 不気味な深夜の病院、その廊下を歩いていく事に。
何もしないのに車椅子がキィ……と動き出し、ソファに座る末期みたいな患者がこちらを凄い形相で睨んでいる……
と、一つ一つがもう原作なら「異変あり」と判断するレベルですが、今作ではこれが平常運転です。
ガチホラーの雰囲気だからねぇ……!

通行おじさんは谷間たゆたゆ看護婦さんに!
……ホラーにエロが映える理論の証明だなあ(しみじみ)

そんな中でも一服の癒しというか、この建て付けにした明らかなメリットなんですが、『ホラーとエロは相性が良い』ってよく世間で言われるじゃないですか、正直あれに納得半分、不満半分だったんですよね。
美女がキャーなっておっぱいポロンしたらギャグやし。血まみれの美女ってのも、些かエロとしてはマニアックじゃないか。
ホラーがピンチという意味ではエロシチュに持って行きやすいのは認めるけど……
ってくらいだったんですが、今作プレイして思ったのは「あるなぁ」でした。

あれですね、真剣なホラーの文脈で出現する女性の眩しい肢体……。なんかやっぱ惹かれます……!
こういう事、っていうか、こういう角度だったんだなぁ、と。
(今までホラー×エロを考える時の題材が洋画だったり、ゲームでも二次中心だったのが悪かったかも。日本のホラー、しかも今作のような3D、主観視点ってのが相応しいんだろうか……)

…具体的には、原作よろしく向こうから歩いて来る”おじさん”の役割は、胸の谷間を豪快に開けた巨乳ナースに。乳も見逃せなくブルブル揺れてますし、思わず振り返ってケツも良いなあ、となるもんです。(細かい事を言えば、それでもあくまで「医療現場ぽいゴム手袋・マスク」など、ディティールで”えろいナース”に留まる(コスプレでは無い)雰囲気が大事)
あ、ちなみにこれも異変ではありません。
不気味な病院でナースがえろく感じられるのは正常です……!

あとそんなコワい雰囲気の中で妙に映える女性はもう一人居まして、満室みたいな事なのか、廊下の一角にパーテーションを設置し、その向こうで診察よろしくベッドに座っている人(恐らく医者)。
この女性(ひと)にもなかなかグッと来ますが、まぁ今作の主体なエロ要素を務めるのがこの方というか、ぶっちゃけ「性の掃きだめ」的な不憫なキャラとなります。
(リアルなモデリング故にこういう事を書いても、いちいち興奮するなあ……)

異変があったら戻……らなくても良い!
異変があったらエロ、そして性の掃きだめと化す女医さん人形

つまり異変を見付ける・ループ・8番がゴール……という大枠では原作をなぞった本作ですが、重要な「異変を見かけたら戻る」、「異変が無かったら進む」というルールは改変。
この病棟では「異変が無かったら進む」、そして……異変があったら?
「エロイ事をする」となっているのでした!(”戻る”とかはこの際忘れていいです)

で、察しが良い方は分かるように、なんか異変がある度に(原作の「戻る」感覚で)この女医さんの身体を使ってノルマを消化。
出来ることはメニューによると7通り(体験版は4つ)、試しに「整数」を選んでみたら、突如女医さんは壁に手を付き、下半身を丸出しに。
その尻には正の字が書いてある……って事で、”あぁ整数ってそういう……”となりますし、「Wピース」ならこれまで澄ましていた女医さんが突然Wピースを取り、”フゴッ、フゴッ!”と鼻声を鳴らす。
「角07」ならベッドのパイプフレームにあそこを擦り付けてオナニーを開始する……といった次第です(カメラアングル自在)
ありがとう女医さん、君のおかげで異変は解決された!

まぁ繰り返してるとだるくなるので、「数字読み」なら072とか1919みたいな数字を見るだけで「エロイ事をした」判定になるらしく、これでサクッと済ませても良いんですけどね。
何かにつけて(仕方なく)エロい事をされてみっともない痴態を晒す、怖い雰囲気でグッと来る女。このシチュは何か良かった。

これでもかと見た目が怖い系の異変!
……とはいえエロの数はちょっと少なそうか……?

あと肝心の異変ですが、いわゆるジャンピングスケア上等という感じで(ただそこまでばっちしタイミング合うかは微妙、言うて自由に歩き回れるし)
突然大きな音を立ててガラスが割れる、天井から拷問のように拘束された屍体が落ちてくる、凄い目で睨んでた患者さんの手足が無くダルマ状態、
見付けにくいものとしては、ドアのノブが生々しい手になっていやらしい手つきをしておる、などが挙げられます。

当然中には原作よろしく”おじさん”関連もという事で、今作では歩いて来る看護婦さんが真っ赤な血まみれ衣装になってる、とか、そもそも女医さんが異変に見舞われる事もあり、どれ今回もえろい事をして異変を解除しなければ……とパーテーションの向こうを覗いてみたら、壁尻状態で埋め込まれてて驚かされたり。

ともあれ、「良いもんだな……」とかなり楽しめそうな雰囲気を感じたのは事実でした。
ところでなんでそんな☆評価が低いのだ? という事ですが、例えば壁尻状態で埋め込まれてる女医さん、もうこれは異変=えろい事をしなくちゃいけない訳で、便乗してスパンキングや挿入とかしたいでしょう!
……でも出来ないんだよね。
こちらを無視して歩む谷間くっきり乳揺れの看護婦さんにも色々イタズラしたくなるものですが、どうも出来ないみたい? で。(欲を言えば、看護婦さんをぶつかりでグイグイ誘導、他の異変に接触させる=ドアノブの手に近付かせて、手マン発生! とかさせたかったか……?)

そもそも異変数は31と多めですが、エロ絡むものは3(体験版の時点で既に1つ見せちゃってる)となってるらしく、そこに少し残念さを覚えるかなと。
ガチホラー雰囲気も分かりますが……、やっぱエロも半分、最低三分の一は欲しかった…!

原作の持つ「ホラー」の部分を拡張したらどうなる、というのを垣間見た気分でかなり楽しめそうだった、またそのR18的プロトタイプビジョンも提示したなぁ等々思う本作ですが、
考えてみれば廊下をただ行く・ループ・ガチホラーの建て付けとしては、8番出口の前に[P.T.]があったよな……と。(8番出口が参考にされたかは不明ですが)
その意味では先祖返りした、と言えるかも知れず、なかなか歴史に連なる物も感じるのでした。まぁこちらはエロゲですけども。

体験版は異変8つだけ。それでも全部ちゃんと遭遇するには30分くらい掛かった(ついでにクリアもしたった…)
スクショまとめてて気付いたけど、被写体が近くに居ると自然に背景がボヤける……みたいな機能を備えてる? すごいな

この作品のゲーム実況はここでしてます:

関連:

主観視点ホラー、この辺りがやっぱ出るか:
[異界廃墟~淫靡なる闇の贄~]

[Corrupt Descent]

実はこれも:
[さがしもの]