もしも推しが部屋に現れたら (体験版)
知る人ぞ知るリズムエロゲーが「アイドル×狂気」を纏って再び現れた!
遂にあの作品の新作が来た!!……って事で、一部でカルト的人気を誇っていた、[リズム痴漢]の作者さんによる、同路線を完全に踏襲した新作です。
リズム天国のシステムを元にしてるという本作、すなわち、まずステージの前半ではゲージ表示で打鍵タイミングを示されてトレース。
これでリズムを覚え、後半ではゲージ無しで応えてみせよ……
全成功すれば、刻んだリズムに演出が伴ってとても気持ちいい、という事は分かるんですが、しかしまぁ、これがすげぇ難しいんですね……
(一応、3回失敗すれば次のステージに進むようになりますが、やはり成功演出は見たい…)
スペースキーでタイミング良く、と説明されてますが、Enterキーの方が成功しやすいような…?
キーボード仕様って結構それぞれの環境で分かれる所だろうか……まぁ、私のリズム感が壊滅なのも認めますが…!
そして[リズム痴漢]ではどこかファニーでキテレツな印象だった演出が、7年以上の時を経た今となっては、作画の手間も惜しまず、より凝った、アイドル×ショッキングサイコ(千年女優のような…?)、かつ弱者男性の怒濤の勢い、みたいな事に。
絵柄としては(前作[血染め鬼女]ではまさにカムイ伝みたいな事も窺え…)意図して古い所もありますが、その絵からキレッキレの演出が決まった時は、まさに振り幅。
痺れます(ステージ1のライブ演出の、美しい汗をかくような、滑らかな艶めかしさは一見の価値あり…!)
他のどこでも見る事が出来ないような艶めかしさに至る事もあり、だが一方で基本は推しのアイドルに対しての弱者男性の必死さ・滑稽さをプレイヤーがリズムで刻むのだという……。
上手く音を刻めた時の、演出の高まり方はガチ。
ステージ演出~物語は極力テキストを廃しており、想像するのみですが、
ステージ1−アイドルオタの中でも特に厄介として知られてる? 主人公、リズムタイミングがキマリ過ぎ、アイドル元へダイブ!(成功した場合)
ステージ2−ダイブ事件でバズったものの、ヘンなイメージが付いてしまったアイドル、再び人気を取り戻す為に企画されたのが「あの厄介オタのお宅訪問(”もしも推しが部屋に現れたら”)」……。
しかしここでさすが厄介オタ、突如目の前に現れた推しに、興奮の余りむしゃぶりつき、自宅に引きずり込もうとする!
オタの脅威の腕からなんとか抜け出ようとするアイドル(3連拍子やら5拍のテンポでもんどり打ち、逃げようとする)に対応する形で、
同じリズムで同じようにダッダッダッダ、と引き寄せ、完璧にリズムに成功すると、最後の一音でおまけにアソコに手をズボッと突っ込む成功演出まで……。
ステージ3ー遂に自宅に連れ込み、アイドルの唇を貪るオタの暴走に、大量のドローンを派遣、「ドッキリ成功!」と知らせようとするスタッフ。
ドッキリ成功(テッテレー)といういかにもなSEのタイミングに合わせたパンチ・キック、ドローンを破壊する音が、不思議なリズムを奏でる……!
連続破壊で、誰にも邪魔されずアイドルへの執拗なクンニが炸裂する!(成功演出)
……といった次第でしょうか。
繰り返しますが、リズムが成功した時の演出変化、時に散見されるキマりまくった演出には、ハッとさせられるアニメーション、あるいは構図そのものような楽しさがある。
その為に簡単モードとか出来なかったのも分かる……んですが、しかし音楽的素養が露骨に問われますねえ…!
とまぁ、やはり一部に刺さるであろう作品、依然として尖りまくっているのです。
▲タイトルで格好良く踊ってたアイドルが、画面手前にばんっ! と叩き付けられる、やたら力入った細かいアニメだけでも三種類ある…!
動きはPVで確認すべしっ!:
体験版はプレイ40分くらい粘った……んですが、トータルでsuccess取れたのは結局1面だけ…すまねえ……、まったくリズム感無くてすまねえ…。
失敗した時に「今のタイミングは早かったのか遅かったのか」、「そもそも、どこでキー押しを求められていたか?」がきちっと分かれば、突き詰めていけるのだけども……うぐっ
リズムに成功させれば、性欲異常者の大男に一方に乱暴され続けるアイドル、という嗜好をアニメでひたすらグローズップし続ける訳で、特化的な興奮もあるかも知れぬ(難しいが)
OPは、とあるci-enで見掛けたのだけども
このデモ中ボタンを押すタイミングでその後のタイトル背景が変わるんです。
気付かなかった…!
・この作品のゲーム実況はここでしてます
サークルさん過去作:
[血染め鬼女]
R18音ゲー(なんだかリズムエロゲーにもヒット作が増えて来た、10年単位で…):
[どこでも? おさわり! プリンセス☆タッチ]
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