ディリア戦記 (体験版)
エロRPGの戦闘中のセクハラ技に早い時期から取り組み、しかもそれがアニメする……と存在感を示してきたサークルさん。
個人的には[軍師アンネリッテ]の「じょじょに淫気に晒され、国内の女性たちの風紀が乱れていく」
というシチュが面白かったよな……と思うのですが、ここ最近では爆乳むちむちから、割とガチなロリを感じさせるデザインが多くなりました。
そして久しぶりの最新作、予告をプレイしてみると、
ロリ風味は残しつつ割と(ガチ系というよりは)二次元のかわいい系少女になっていたり、
「集団戦」ではゲームデザイン力の向上を感じたり、思う所が多いので書いてみたいと思います。
アニメエロの強烈さと+αのエロセンス。さらにゲームのテンポと面白さも加わった円熟
ストーリー及びゲームの流れとしては、
『祖国を魔物の大群によって滅ぼされ、撤退を余儀なくさせられた主人公たち。
今は大国に身を寄せていますが、ゆくゆくは兵を募って復讐を果たすのが悲願。
だが現状は庇護の条件として、国民の悩みを解決する(雑用)もそれとなく押し付けられている』
という事でゲーム開始すると
・国民の悩みを解決して、お礼のお金をゲット
・獲得したお金で兵力を強化し、魔物たちを倒していく
といった目的を並行して進めることに。
メインストーリーは魔物を倒していけば進みそうですが、
しかし兵を雇うにも、集団戦の際のプラス効果「陣形」等を買うにもお金が必要。
仕方なくサブ的に頼まれてる依頼(クエスト)をこなすのでしょうが、まあこれはエロに発展していくと。
そのように細かくクエストが舞い込み、あちこち並行して進めながら小忙しくなってると、
テンポ良くお金や経験値も貯まっていって嬉しい。
またサブクエストの多さを達成すべくか、前々作の主人公とかも脇役として出て来たり……
なかなか息付く間もなく遊べます。
集団戦、戦争という所でも努めて重くせず、
ディティールとしては、あらかじめ敵の戦力を調査、対する我が軍の食糧は毎日塩がゆしか与えられていないのか、
これでは勝てる戦も勝てぬ……(ここで牛を狩って来て、お肉を提供する寄り道のサブクエスト)
といった「戦【いくさ】である」というワクワクする所を残しておきながらも、
あくまでそれをこなすのは自由、基本は兵力の差とちょっとの陣形等で判定、一瞬でカタが付くテンポ。
敵のボスが狭いダンジョンに逃げ込んだので、よしここからは個人戦だ……と従来のRPGの視点へ切り替えるメリハリなんかも上手いなと。
もちろんこのサークルさんは戦闘中エロが恒例ですから、
戦争をやってたかと思えば、ここで戦闘中のセクハラ技、みたいのも堪能できる訳です。
この従来の人気エロ要素を盛り込みつつ、さらに+α的に捻る満足度、
しかも新しい事で視野狭窄になるでもなく、「細かい事は良いんだよ」とばかりにテンポとエロを優先できもするスタイルは、
「エロRPGとして分かっている上で、頑張る」とも言えて、
個人的にはここまでゲーム制作が上手いサークルさんだったか、という想いが。
(過去作で気になってた、どこか”粗い・雑な”感じも、今回はほとんど鼻に付きませんでしたし)
例えばゲーム開始、数分でメニューを開くと思いますが、ここで夥しい性的な値の数々。
そう、この嗜好はこのサークルさんもかなり早い段階から取り入れてて、
昨今だいぶ標準的になってきましたが、うちはそれだけじゃない! とばかり、2・3ページめへと情報が続き、
「頭の中で考えてること(エロと使命感の割合が変化していく)」
「股間のアップを別表示すると共に、中出し汁総量を牛乳パック何分本と換算表示」
という、これが他ではなかなか見られない捻り。
そして多分今作からだと思いますが、
「中出しランキング」
なる文字も踊っています。
国が滅んで逃げてきた人達の中には主人公の上官や軍医、
なかなか気が強そうな女性たち……が居る事も確認できましたので、
彼女たちもがんがん種付けられ、ランキングを競う事になるのでしょうか。
(しかしなぜそれが分かるんだ、なんでそれがメニューに表示されてるんだ、みたいなツッコミは野暮というもの。
まさにエロ優先、突出したエロセンスのRPG制作で、正直羨ましい……)
そしてこれらの立ち絵には、過去作からあるメガネとか髪型の着せ替え反映も忘れない。
なんというか「これでもか!」と満足度とシコ度を重ねていく姿勢。
戦闘中エロ・クエストでのエロなども、どうやら全て恒例のアニメ仕様。
例えば戦闘、コウモリが主人公のおっぱいに吸い付き(コウモリは噛み付く事があっても、乳頭は吸わないと思うんですが……)
乳房がふぉんふぉんと、大胆に形を変える。
クエストのエロでは「突然おしっこしたくなり(一応、催眠術という悪巧みの描写あり。どうもこの催眠は以後も続き、ストーリーの陰謀とかにも絡んでいく?)」
太もも・おまんこ辺りがやせ我慢でひくひくしたのち、
ぷしゃ、ぷしゃと何度か小さく零してからの、勢い良くだーっと放尿する動きを。
ダメ押しで丁寧に局部を拭く差分もあり。
なぜか射精すると死ぬと訴える人と出会った所でまた催眠術、
”いくらロリ巨乳っぽくても、挟み込むには乳の大きさ足りないのでは”と思ってたら、
ここでは操られる事で感度も乳房も増しているとの説明で、ここがまた
「肉棒に乳房を寄せては、擦り上げ」「重力に伴って、乳が弾んで落ちる」
を強烈に表したアニメ。とても良い。
ここでも+αの後押しは活かされていて、
頭部・右頬・左頬に分けて精液が降りかかる顔射のアニメが本当に細かくて、何というか執念を感じました。
そしてその後、いわば奉仕行為なのに、
パンツごしに恥ずかしい部分がトロトロになってしまっている……というアップを入れるのもさすが。
(見習いたいエロセンス)
ここまで力作かつ大胆に強調された動きを見せられると、
「アニメ、エロイな」「どうせ出すなら留め絵より、エロアニメが良い」
みたいなこだわりも生まれてくる、サークルさんの強力な武器になってると思います。
あと共通の敗北エロでは無惨にやられる描写で尖らせてますが、ここも淫乱度によって変わるようだったり、
セクハラ技とかも逆にこっちが足コキ? するようになるのか、とか……。
細かいですが、体験版にあたるバージョンでなかなか見にくい戦闘中エロの確認や、完全にヤリ倒されてしまう後半の展開のチラ見せを設けてるのも重要でしょう。
予告ですが……、エロRPG、その熟練の技を見た気分でした。
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