引きこもり妹とまいにちHライフ (製品版)
*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。
妹とだらだら〜なえっちライフ 職人芸的なドットアニメが魅力なゲーム(?)
カップラーメンをすすってる妹を見ているだけで、なんだか幸せです。
ティッシュはこさんの「引きこもり妹とまいにちHライフ」を紹介します。
本作は、ゲームというよりは「凝ったドットアニメビューア」と言うべきな、ちょっと不思議なソフト。
裸エプロンならぬ、裸パーカーな可愛い妹はもちろんのこと、背景や様々な小物まで全てドット絵。
異様なまでに凝って描かれているが故に、妙に生活感溢れる雰囲気になっている一作です。
そんな雰囲気の中、騎乗位や側位などのオードソックスなSEXから、足舐め・腋コキなどフェチなHまで、様々なえっちがてんこもり。
可愛い妹とだらだら〜と送るえっちライフを、楽しめる作品となっております。
Hして溜めたポイントでアニメやCGを解禁 ちょっと惜しい操作性
ストーリーは非常に薄く、
童貞のお兄ちゃんのために、Hの練習相手になってあげることになりました。
という具合。
ストーリーの説明が終わると、生活感溢れる部屋の中、灰色のシルエットで描かれた兄と、カップラーメンをすする妹がご対面。
いきなり世界に放り出されるため、「ん?これはクリック式のアドベンチャーゲーム?」と身構えてしまいますが、本作は非常に単純なゲーム。
妹に近づくとハートマークのアイコンが出て、それをクリックすることでHを行うことができます。
この段階では、兄はHなスキルを何も習得していないので前戯だけしかできません。
Hをしたり、所々に置かれたティッシュ箱っぽいマスコットをクリックするとポイントが貯まるので、そのポイントを使ってコンビニでHスキルを購入。
Hスキルを全部買えば、全アニメ・CGコンプリートという簡単なゲームとなっております。
ポイントを溜める手間こそありますが、ティッシュ箱で貰えるボーナスポイントで序盤から複数の体位が解禁できる上、H中に射精するとポイントが一気に上昇。
それを念頭に置いておけば、すぐにゲームクリアできることでしょう。
Hスキルを買うための自宅・コンビニ間の移動自体は別に構わないのですが、個人的に気になったのは操作法。
本作、説明書がないので書いておきますと、キーボードの矢印キーで兄の移動、出現したアイコンをマウスでクリックすることでHや場所移動を行います。
一応片手プレイ出来ることはできるんですが、マウスとキーボード間で手を動かすのはちょっとストレス。
全部マウスで操作できた方が、正直嬉しかったなぁと感じました。
短いループアニメ故にフェチに目覚める!?肢体の柔らかさをも感じるドットH
本作で見られるHドットアニメは、前戯を含めまして12種類。
後背位・側位・騎乗位などのSEXから、フェラ・足コキ、そして腋コキ・足なめ座位などフェチズムを感じるものがあります。
それぞれが短いループアニメな上、ボイスも「Hアニメ中」「射精アニメ中」の2パターンしかないっぽいため、一見するとHのコンテンツとしては若干弱め。
ただ、それを補っているのが、細かいドット絵で描かれた「妹の可愛さ」と「背景」なのです。
正直に言いますと、本作を語ろうとすると「引きこもり妹いいよね……」「うん、いい……」というハイコンテクストなことしか書けないので、具体的にグッときたところを上げますと、
・カップラーメンをすする妹が何分でも見ていられるほど可愛い
・一部Hシーンになると、ジト目っぽくなる妹可愛い(というか表情がもう全体的に可愛い)
・裸パーカーだからおまんことか丸見えなのに、なすがままお姫様だっこされる妹可愛い
・騎乗位の時、必死にグラインドしている中、体を挟んでいる妹の太ももがプニプニしてて気持ち良さそう可愛い
・フェラしている妹の、ベッドや布団に触れるツインテールがスベスベしてそうで髪コキしたい可愛い
・腋コキの時の、引っ張られている妹のパーカー可愛い
という感じ。
個人的に「長い髪が揺れる」ってのがすごく好きでして、バックで突いたりお姫様だっこして歩いたりする時、妹のツインテールが揺れてくれるので、何というかたまらんですな。
短いループのドットアニメであるが故に、細かい部分の描き込みに目がいって、フェチ心がくすぐられるという感じです。
私がとうとうパーカーそのものにまで萌え出す次第でありますので、「腋コキとか知ったこっちゃねぇ!」という人も、本作に触れた結果「腋いいよね……」と洗脳されるかもしれません。
射精後に妹が絶頂したり、事後アニメがあったりはしないので、緩急がなくHの終わりは淡白。
ですがそれ故に、「だらだら〜」とHをし続ける兄妹という、本作ならではの雰囲気を醸し出されていて気に入っていたりします。
生々しい雰囲気を感じられる背景の描き込み ラブホでのHはやっぱり特別なんです
直接的なエロ要素は「ドットアニメ」なのですが、「背景」こそ本作の特徴的な点。
細かく描かれているが故に、Hドットアニメに更なる彩りを与えるものとなっております。
本作で行ける場所は、「自宅の部屋」「路地裏」「ラブホテル」「自宅のトイレ」「自宅の風呂」の5つの場所に移動可能。
このうち、トイレ・風呂は特定のH専用。自宅の部屋でそれ以外の全ての体位でのH、路地裏では後背位のみが楽しめます。
全ての体位を解禁するとラブホテルが解禁。そこではトイレ・風呂のものを除いた全てのHアニメを見ることが出来ます。
背景の描き込みが細かいことの何がいいかと言いますと、場所ごとの「雰囲気」がしっかり演出されているというところです。
生活感溢れる自宅でのSEXや、野外ならではの背徳感がある路地裏でのSEX。
それと全く同じドットアニメなのに、描き込みが素晴らしい分、ラブホでのSEXには特別感を感じさせられるのです。
トイレ・風呂以外のドットアニメが一気に見られるのはラブホも一緒とは言え、自宅でのだらだら〜としたHにも捨てがたい。
ドットアニメを気に入れば、これらの雰囲気の違いを感じながら末永く楽しめる作品だと思います。
本作では、初めて路地裏やトイレ、風呂でSEXを行う場合には、ちょっとした妹との会話シーンが挿入されます。
こちらも、ドットで描かれた一枚絵CGが用意されておりまして、野外SEXに戸惑う姿など妹の可愛さが際立つ部分となっております。
それを見返すためのCGモードもきちんと用意されているのですが、ちょっとだけ問題あり。
イベントの会話を読み返すことができない上に、CGモードは何故かコンビニでないと見られない仕様。
トイレ・風呂などのドットアニメも気軽に見られる自宅から、数枚のCGを見るためだけに、わざわざ徒歩20秒弱かかるコンビニ行くのもなぁ……、という気持ちに思わずなってしまうところです。
RPGだと回想ルームに行くために20秒どころじゃない時間がかかるのは分かっているのですが、操作方法も相まって微妙にストレスが溜まる部分だと思いました。家にCGモードが見られる本棚が欲しいところですね。
……あれ?もしかして引きこもる妹に毒されて出不精になってる?
本作独特の「趣」に気付ければ、一生もののオカズになり得る……かも?な不思議な作品
さて、「引きこもり妹とまいにちHライフ」の紹介でございました。
DL数も評価も高い本作ですが、個人的には実は意外と好みが分かれる作品じゃないかと思っていたりします。
「ボイスが少ないし、Hが淡白だし、移動などに微妙にストレスを感じる」と、ドットアニメビューアとしては荒削りで扱い辛い作品かも知れません。
でも、そういう微妙なストレスを「現実を演じている」と捉えれば、これも一つのエッセンス。
そして、「ドットアニメの動きのエロさや美麗さ、背景の描き込みによって醸し出される場の雰囲気」を感じられれば、一気に好きになれる。そんな印象を抱いています。
「場の雰囲気によってドットアニメの印象が変わる」という、本作独自の趣に気付ければ一生もののオカズになるかも……という意味では、なんだか日本庭園や盆栽みたいな不思議な作品。
まずは体験版で、その独特な雰囲気の一片を感じとってみてはいかがでしょうか。
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