devastate (体験版)

2024年4月29日2024年5月6日SLG,R18ニッチ性癖

devastate[窓無し]

どんなに傷付けても翌日には復活する少女を拷問して発電する未来
傷の付き方、血の飛び散り方にこだわりを感じる。これは少女の死を飾るシミュレーターだ……

「エネルギー不足に困窮する未来、『痛めつけると発電し』『どんなに傷付いても翌日には全快する』不死身の少女が発見された……」という出だし。
速やかに少女の人権が剥奪された、という事で、これがSDGsの極みだというか、未来の拷問官として、掛け値無しのグロリョナおさわりを楽しみ……いや人類のエネルギーの為に励みましょう、と。
言わば尋問無しの拷問シミュレーター、解体ゲームというか……という内容になっておりました。

そんな訳で体験版でも提示される責め具は３つ、「ナイフ」「チェンソー」「銃」。
だが正直ね、拘束され、「ソレ」を待つ少女の肢体に、初めにそれらを行使する時には思わず躊躇する……そんな気持ちがあるんです
（……のハズが、初回殺っちゃえば後は”殺し方”を楽しむようになる、これもまた恐ろしい心境である）

感心したのはその傷口というか、傷付け方というか。
責め具ごとに少女の身体を赤く染める、傷の刻まれ方が違う！
チェンソーならば、細かい血跡がガリガリと。
ナイフなら深くざっくりと突き立て、銃なら穴が開き、血しぶきが飛び散る…。
ウディタ製ですが技術革新があったのでしょうか、プレイヤーが拷問をしたその場所に、細かくそうした跡が残っていく……

ちなみにチェンソーなら暫く部位に当てていれば四肢欠損も可能。
しかもそれが腕なら「腕先」、肩なら「肩先」とまぁ、段階が分けられてるという……。
（あと部位が外れる前に、服がばりっと破れたり、ね……）
またナイフならば、顔面——その眼に突き立ててみると、後は真っ黒な深淵が広がるように……。

悪魔のアイテムだなぁと思うのは「復活ボタン」もある事で、そうなると「四肢切断した後にボタン」を試みたくなる訳で、
死んでいたのが復活、目をパチパチしてる少女に『やぁ、おはよう！　ダルマになっちゃった気分はどう！？』なんて、セリフも殆ど無いまま進むゲームですが、脳内アフレコをかませるようになったら一人前。
そんな風に、妄想がフルドライブするデキでした。

ちなみにどうやら死亡判定も細かく取ってるらしく、どういう事かと言うと、銃で頭を一発撃ち抜くと白目を剥き、首も傾いて即死（当たり前）となりますが、同じ銃でも、腕とかなら幾ら撃ち抜いても一向に死なない。
ではこれなら……？　と、突然健康なお腹にナイフを深々と突き立ててみたり、銃で胸を撃ち、チッ一発で死にやがらねぇ心臓を外したかとか、チェンソーで手足の端っこを削ってみたり（どうも激痛で失禁するとかもある……？）
「なるべく死なせないゲーム」を自分で設定して楽しんでみたりね……。

そうして発電の収入（既に忘れかけていましたが、人類の未来の為なのです）を得ると、新しい衣装等も購入可能に。
上下をシックな学校の制服にし、情緒が出るなあ……とか唸ってみたり、目隠しは興奮するけど、死んだかどうか分かりにくいな……とか嗜み、
「どうせ死んじゃうのに着せ替え（もっと言えば「着せ替え」どころか「取り外し」も可能なんだし……）」・「人権剥奪されてる娘を晴れ着にして、一大セレモニーを迎えさせる」なんて雰囲気をアゲていきましょう。

まァ「おさわり」として判断すると、ナイフとか深く突き刺すだけで横に切り裂くとかありませんし、”操作によって変化を付ける”部分が少ないでしょうか。
あとグロの方向としては、「モツ」が出る事もないみたい（すべすべしたお腹にナイフを突き立てると、「それ以上」を期待しちゃう所ですが……）
また全裸にすると一応アソコを弄ったりも出来ますが、死姦とかも無い様子。
グロリョナ……ではあるけど、けしてゴアじゃなく（少女も泣き叫んだりするワケではなく、絶望顔で一心にかなり受け止めてるようにも見える……）
拷問…ではあるけど、湿っぽい方向のは無い（製品版ではペンチとか、少しあるみたいですが）

あくまで本作の方向性は『少女の死を飾る』事にあるのではと思って、お気に入りは、やっぱり裸にした時の白い肌かな……。
真白な肌にどう鮮血を迸らせるか。
今は生きているけども、次の瞬間には死んじゃうかも知れない……という拘束台の上の少女なんて状況には、いかにも滾るものを感じました。
これもまた相当に独特な作品であります。

シミュレーター的作品だけど少女の反応を楽しむとかでもなく、いかに飾るか……という作品ではあるので、楽しめるかはプレイヤー次第というか。
10秒でワンキルしたっていいし、じんわり苦しめても良い訳だし。

・この作品のゲーム実況はここでしてます

・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓