妻獲り迷宮~シェラリィドの異種姦終身刑~ (体験版)

RPG, R18凄い, シコれる

*ver1.01での感想です

明らかに違うエロRPG

予告だが、これは”明らかに違う”(取り組み方や発想が)と震えたエロRPGだった。

それでも何とか言葉にしようと、あえて他の作品になぞらえるならば、流れとしては[退魔師綾乃]が浮かんだけど、だがその核としては『いやらしさ・淫靡さ』なのかなと。
なのでそのインパクトを踏まえた時、[Succubus × Saint ~淫魔の宴と聖女の法悦~]とか、[キリエの異界漂流記]が近いのかも知れない。

絵が良いのは一目で分かるし、こういうシステムがあるよ、とかもそう書けばいい訳で、後で見返した時に伝わりやすい物があるけれど、
醸し出す淫靡さゆえに売れたのだ、というのはかなり感想記事として残しにくく、ともすれば後から見た時、売れてる理由を掴みにくくなったりもする…。
(そういう意味で、readmeの

紹介を目的として、5枚以内のスクリーンショットに限りをSNSや攻略サイトに無断で掲載する場合はこの限りではございません。

という措置もまぁ、分かったり……。これは文章で語るべきゲームなのかも)

凄まじいまでのいやらしさ・淫靡さの表現

では何故そんなにまで淫靡なのだ、いやらしい雰囲気に出来るのだ、という話になるだろうけど、

シナリオはノクターンノベルズのトップランカー、犬侍!

との説明文に代表されると思うのだが、まさにそこの所の文章の力、
すなわち”異様なまでに凝った『設定』と、それを世界観さえ浮き彫りになる様な記述でねっとりと描く”が大きな役割を果たしている。
(テキスト的には……、主人公の一人称としての独白と、第三者視点の地の文の役割を、きっちりと理解して使い分けてるのかなと。
例えば主人公の国では魔物に負けた女のことを「敗牝」と呼ぶようだが、その設定を明かした後の、主人公の内情としての怯えや不安はもちろん、
三人称の文も実は客観的に綴ってるようで、実のところ敗牝への蔑みが入ってる感じで、ダブルで強調効果があるというか、
それを読んでる自分自身の目線(心理)が揺さぶられるというかね……)

巨大な魔物から呪いを受け、「自らの内面を敵として作ってしまう」ダンジョンへ挑む事になった主人公。
そのダンジョンは”魔物に心から屈服し、隷属する契約をするまで無限に続く”という……。

主人公は優秀な戦士なのだが、自らもっとも苦手とする敵を作ってしまうのではないか、
またダンジョン自体もその隠れたマゾ性を暗示するが如く映すのではないか、というエロい期待。

実際に、1日めのダンジョンにはそんな主人公の未来を予言するかのように、魔物と交わる卑猥な石像が飾られ(そしてこういう所に、惜しげも無くスチルの1枚を使う)
いわゆるLvアップや経験値稼ぎも無い本作、装備も初めから外せない強い武具がフルにセットされているが、肝心のその項目の名称が「永続ステート」という。
つまり負けるほどにここが……と、これからどうなっていくのかが察しが付く……

もちろん最近のエロRPGには標準感もあるエロステータスもあり、ここは殊に「膣・子宮」が段階的に変容していくだろう事を示す、メニューの細かさ。
物語の背景として「”敗牝”は魔物をどこまで受け入れたかで、その等級が変わる」なんて語られてもいて、まさにその裏打ちを果たす……。
(最下級の蟲さえも受け入れた状態が、最低の6等級膣らしい。
A5ランク級肉じゃないんだから……みたいな、これなどはいやらしい状態になっている女性を、社会的に受け入れる(少なくとも蔑称として)制度があるのだなと、そういうエロさですね……)

ダンジョンでは、ペニスそっくりのザコ蟲に求愛ダンスをされるという細かいイベントに(しかも”恥垢がびっしり付いて腐臭がしている”というご丁寧な説明付き)
気高くある1日めはもちろん無視するが……と、ざわざわとするような、先への期待感。
(寝取られにしろ、つまりエロさとは先への期待感なのだな……)

拠点には同じ呪いに悩み、日々自らの作り出すダンジョンに挑む冒険者も居るけど、彼女たちも平静を保っているようで、既に魔物の肉欲に堕ち掛かっている様子。

この堕ちた女の描き方というのも衝撃を備えていて、体験版ではそれが一番爆発しているのはOP、主人公の姉たちのエロシーン。
凛として耐えるみたいな強くてカッコイイ会話を交わした後からの、市民に蔑まれながらの出産絶頂、すっかり肉体も精神も堕ち切っていた事が晒されるギャップ。
体験版では主人公の堕ちシーンが無いぶん、まさに”引き”も”そこからの落ち”も用意周到ですというような、本番系エロシーンに掛ける期待感をも示していたなと。

執拗に抜け出せなく堕ちていくだろう本作、体験版ではエロシーンにおいても例えば商業同人・大手系では有り得ないだろう「変わった」ものが多く、まさに今開拓されてるエロRPGの最先端というのを見た気がした。

キスだけでも丸呑みのようになる、クトゥルフの様な造形の大ボス。
恥垢だらけの巨根、”孕まされるだろう”という嫌な予感の前振りがあった後に、巨根の先から孕ませ用の細長い先端肉棒が姿を現す……。
(そしてそんなペニスの描写力あってこそ、変容する子宮パラメーター、というのに繋がる)

余り見掛けない変わったシチュにもスチルを費やし、そしてそれによって語られる、一エロシーンの長さ。

個人的な事だが、バックグラウンドで喘ぎ声とか反響させてるとやらしくて良いようだぞ、とまでは気付いていたのだけど、
本作では「ついばみ、やがて高鳴るようなキス音」をバックグラウンドSEとして採用している様で、これがまたグロテスクな魔物姦を描く一方で、キス音BGSな訳でしょう……。
まさに受け入れ感というか、あらゆる方面で”こういう事をすると淫靡になるのか……”という連続的な発見があった。

元々エロRPGは、そこに至る前に商業のADVが隆盛を得ていて、そのカウンターとして生まれたからなのか、長い文章ばかり(ノベル型)のエロシーンを嫌い、小出しのエロイベが連続的に体験できるよう、進化を重ねて来たように思う。
しかしここで(けしてノベル型のようにダレる事もなく)改めて、”文章の強み(もしくはそこから成る発想)”を思い知らされた感じ。

他分野からの才能というのは、やはり硬直化して来た市場に新しい物をもたらしてくれるなあ……と噛み締める次第でした。

自らの願望を映す終わりの無いダンジョンとは、真相とは……と深みが

順番が前後したが、RPGの流れとしてはそんな風に日々ダンジョンに探索的に挑んでは、
ダンジョンのあちこちにあるモンスターハウスや触手まみれの道、媚薬の沼という”アトラクション”が用意されているのを発見したり、
そしてそれらを鑑賞した後で、終わりの無い戦闘で「諦める」を選ぶまで追い詰められる。
日々魔物チンポに子宮が堕とされていく中で、最初の状態ではまったく意に介さなかったそれらがどう変わっていくか……という、
区切った場所(ダンジョン)+日々繰り返し+変化エロイベントを楽しむ、という物かなと感じた。

しかし”終わりの無い”ダンジョン攻略というのも乙な物で、

第二章(体験版終了後)以降、迷宮の秘密に気付けばいつでもクリアできます。

という表記も腰が座った、面白いものだなあと。
(アトラクションみたいな所だけじゃなく、戦闘中エロや、拠点で秘密を探るべく色々と探した末に起きるエロもありそう?)

(…ここまで書いて、[ServantValkyrie〈サーバントヴァルキリー〉]が近いのかなとも感じた。
(ほぼ堕ち確定のシチュからスタート、場合によって脱出とかもある)

しかし後から振り返った時に”そういう作品なら、これとかこれもあったよ”とは言えるけど、でも結局は代表的になる作品というのは限られていて、本作はまさにそのインパクトを備えているオーラある作品、という事かも…)

体験版はまぁ色々試したくなる雰囲気に満ちているが、とりあえず30分ちょっとくらいで済むかなと。
というか、体験版のねっとりさを触った後に、改めて説明文に立ち変えると、”まさに”と頷けるのは凄いと思う……↓

・シナリオがエロいゲームはいくらでも抜ける! だからシナリオには徹底的にこだわりました!

『妻獲り迷宮』は、エロ体験を拡張するためにRPGという形態を選びました。
シナリオ・エロステータス・戦闘バランス・システムの全てが、より没入感の高いエロ体験の実現を目的として設計されています。

・本気の敗北とストレスフリーな戦闘の両立! 3分で敗北してエロシーンへ行くことものも、諦めず戦い続けるのもプレイヤーの意思次第!
・それでいて、グッドエンド攻略もストレスフリー!
・レベル上げの廃止
・片手でも遊びやすいように、ダンジョンの迷路の廃止。マップはフレイバーだけを徹底的に重視しました!

まさにシナリオのエロさ。

”エロ体験を拡張するためにRPGという形態を選びました”という凄い一文に、だからこそ、マップはフレイバーと割り切り、使い分けられるのだろうなぁと……。

これまでエロRPGという物に何度か起きた、何か次元が違う”捉え直し”の一つの様にも感じられますねえ……
(初めの頃の同人エロRPGは、本当にただレベル上げして敵倒してエロ見て、と十人並みのRPGをやっていたのだ)

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓