*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。

3D空間内で拉致監禁した女性を思う存分に調教できるシミュレーションゲーム「密室ブリードシリーズ」、そのゲームシステムを進化させた上で、経営的な遊び方ができる意欲作です。

最近発売した調教&経営SLGとしては、「ビフレストの魔物娼館」がありますが、あちらはストーリー性重視なのに対し、本作はストーリー性をほぼ排除し、凡用売春娘を使用した実用性のみを追求するゲームです。(なので、酷いことしてるのに、それほど悲壮感がない)。この種の売春斡旋SLGの元祖である「はるうられ」の影響を受けていますね。

また、凡用売春娘は全て3Dポリゴンキャラをランダムに生成しているため、様々な女性に密室ブリードレベルの調教を施せます。そして、経営部分も、組織の規模が大きくなるごとにプレイヤーの作業内容が変化していく仕様で常に新鮮なプレイ体験が味わえる内容になっています。また、経営も調教も簡単なので、この種のゲームが初めてでも気軽にプレイできそうな内容です。

売春組織が暗躍する都市、ウラレタウンの片隅で……


調教師である貴方が秘書のサヨコと共に売春組織を経営するゲーム。1ヶ月4週構成で毎年12月4週に多数の売春組織よりコンクールが行われ、最優秀オーナーを取ることが目的。

オープニング 秘書とエッチ 全体画面
▲公私に渡って常に一緒の秘書さんとエッチができるのはいつの日か

年末1 年末2
▲コンクールは売上が高い女性達の発表とオーナーの総売り上げ価格の2部門があります。

さて、最初は秘書1人、助手1人の小さな組織、売春娘がいないと商売もできません。そのため、助手に発掘させます(画面中央上)。すると時間と共に助手の能力に応じた売春娘候補の女性達を発掘してきます(画面右上)。

この中から好きな娘を選んで「拉致実行」を行うと売春娘候補ができあがります。経営的なポイントは忠誠が100%まであげられるか?助手評価が高いか、拉致費用の妥当さでしょうか。

拉致確認1 拉致確認2
▲余裕ができる終盤は顔の造形、バストサイズ、プロフィールなどにもこだわりたいところ。

多種多様な女性を調教せよ……順当に密室ブリードから進化した調教シーン


拉致監禁した女性は反抗的なため、すぐに売春させることができず、忠誠度を一定以上にしなければなりません。そのために調教を施します。調教項目は愛撫、ムチ、正常位など。後述する設備強化でオナニーや騎乗位などが増えます。一部忠誠度が低いと実行できない項目もありますが、好きな調教を好きなだけ行えます。

調教は3D空間で行います。愛撫、正常位など各調教項目を選ぶと、女性の体位が変わり最適な視点へ。また、いつでも平面移動・角度変更・伸縮など自由な視点変更が行えます。

様々1 様々2 様々3
▲売春娘を助手にできるのですが、助手になるとエッチする場所も監禁部屋から綺麗な一室に変化。(真ん中画像)

表情の変化と胸の揺れ方がエロさを引き出しています。例えば、正常位だと、マウスクリックで挿入、速度変更(3段階)に分かれるのですが、挿入時の悲鳴から始まり、速度が変わると表情の変化だけでなく、喘ぎ方が変わり、顔の向きも変わります。また、同じ速度で放置しても少しずつ顔の位置が変化したりと細かい部分が変化していることにも注目です。バイブなどはスイッチを入れて放置しておくと、女性が勝手に喘いで、絶頂してと時間的に変化します。

そして、おっぱいの動きが激しく、且つ違和感がありません。Fカップなどの巨乳はもちろん、Aカップでも騎乗位や愛撫で乳を攻めたりすると、プルンプルンと動き回ります。

それに加えて各女性は状況に応じて変化する状態という項目があり、各状態により調教シーンが変化します。最初はこちらを常に睨んで威勢が良かった女性も「恐怖」だと、怯えるような表情と恐怖を口にするようになり、「隷属」になると目がトロンとして喘ぎ方が激しくなり、「故障」だと末期症状の死んだ目にくぐもった声しか出さなくなります。たぶん、このバリエーションは相当な数がありそうかなと。

表情1 表情2 表情3 表情4
▲故障でもしっかり稼ぐので経営的な影響は少なそうですが、調教を始めると絶頂ゲージが無くなっていてヤバさが伝わってきます。他、淫乱体質の女性は調教時にすぐ絶頂するなど、細かな違いが多々あります。

ただ、凡用キャラ故の欠点もあります。前作、密室ブリード2では、処女喪失時の調教後などに特別演出があるのですが、今作の場合、処女喪失の文字が出るだけになります。また、前作は軽くとは言え調教女性に物語や人格、性格、調教段階による差分があるのですが、今作の場合、それはプロフィールや表情、声から想像するだけになります。

このわずかな仕様差が大きく、ウラレタウンプレイ後に前作をプレイするとまた違った興奮がありました。

調教の楽しさにワクワクしつつ、資金難に喘ぐ序盤


調教は、各項目によりパラメータが変化します。そして、どの調教を施しても忠誠は必ず上昇します。そのため、適宜休憩しながら好きな調教を何度か施すと勝手に忠誠が規定値になります。

パラメータ変化
理性を上昇させる調教は一切ないので、その点だけは注意(故障が早まる)。(注:バージョン1.3まで。以降のバージョンではオナニーをすると理性と忠誠が上がるように変更されました。下降ステータスはないので気軽に回復させることができます。)

忠誠が上がったら売春。売春娘の体力が落ちたら監禁部屋で休憩させ回復したら売春を再開させる手作業(以下、体力管理)、加えてあまり稼げないのでオーナーなので、画面上の害虫をマウスでクリックして倒す害虫駆除のアルバイトをする生活。そして資金が溜まれば新たな女性を拉致して調教しながら女性の数を3人に……。女性は約6年で衰退するため、引退させるか助手として再雇用し、定期的な売春娘の変更も必要。

そして売春娘が3人になると頭打ちになる売上。なんとか売春娘枠増やしたい、良い売春娘を確保したい、効率良く稼ぎたい、楽をしたい……そういう欲求と共に事務所拡張・設備強化に乗り出すことになります。

何々、施設拡張(売春娘・助手・拉致候補枠が増える)には650万と信用度30が必要?信用度って何?と設備拡張を確認すると、営業指南(助手が営業で信用を得ることができる)に300万円必要と。うおーーー、計950万円も必要なのかーーー。

全体画面2 施設拡張 設備強化
▲コツコツと売春娘を3人にして1月40万円の売上、そして支出が月10万円……。まさに零細企業の気持ちがわかる辛さ。序盤はテンポが悪いのが欠点かも。

流れ作業の調教は自動化し、経営部分に注視する中盤


そうこうして、施設を拡張して売春娘6人体制に。プレイヤーの役割は、「適当な売春娘をとりあえず使える人材にする」ことだったのが、「使える売春娘を見つけ、必要あらば能力を上げる調教を施し、適切な売春地区に配置する」役割に変化します。

実は本作の経営部分が楽しくなるのはこのあたりから。施設強化は単純な売上増加プランと同時に、プレイヤーがどれだけ楽をするかにも焦点が当てられているのが特徴です。

全体画面4
▲施設を拡張すると枠が広がるだけでなく、メイン画面のグラフィックも変化。

まず、6人体制になると売春娘の稼ぎが害虫駆除アルバイトを大きく上回るので、アルバイトは卒業して売春娘のメンテナンスや経営に注力できるように。また、6人だと売春娘の体力管理が煩雑になり手一杯なのですが、設備強化の「体力強化訓練」で売春娘の体力管理を頻繁にする必要がなくなります。また、同じく設備強化の「調教センター」を購入すると、売春できるまで自動的に忠誠度を上げてくれるので、そもそも序盤の調教は自分で施す必要がなくなります。

自動調教
▲一番右下の売春娘。調教中は忠誠度以外にパラメータも自動で上がってくれます。

つまり、今まで行っていた活動の大部分が自動化されることになります。

その変わりに、「売春活動強化」で、売春可能地区が増えます。地区を変更すると売春1回当たりの単価が激増するように。ただ、単価が多い地区ほど売春娘の能力値を問われるため、調教によって能力を微調整する新たな作業が増えます。

地区2 地区3
▲地区を路地裏にするためには色気が足りないけど、淫乱がとても高い。そのため、調教で淫乱を犠牲に色気が上がる愛撫を行うなど、調教は微修正作業になります。

調教は基本的にある値を犠牲にしてある値を上昇しているため、今度は調教項目の少なさが気になってきます。そこで「新調教開発」で調教項目を増やしていくことになります。また、調教は能力値の微調整はできるものの上昇は不可能です。そのため品質の良い売春娘を集める必要があります。そこで、売春娘のリサイクルを知る必要があります。

売春娘はF〜S+まで14種のランク。売春娘は忠誠が90%以上で助手に転職が可能。助手は「発掘」で売春娘候補を探してきます。この時、各助手の能力値で違いはあれど、おおよそ3ランク上まで探すので、お金と相談しながら少しづつランクが高い売春娘を集めることになります。

中盤以降はこの繰り返しです。売春娘のランクを上げながら、売春地区を増やしていく。また、資金に余裕があれば施設を拡張して、在籍数を増加。ここはインフレ気分が楽しめる段階になります。初期の売春娘はたいてい故障になるのですが、この頃は引退する頃でもぎりぎり正気を保っているなど、状態の成長も見られます。

売春娘を好きなようカスタマイズして趣味の調教ができる終盤


序盤から中盤で作業内容が変化するように、中盤から終盤でも自動化が進み作業内容が大きく変化します。月収1憶近くになり、発掘する女性は全員がS+ランク。適当にプレイしても勝手に収入が増えていく状態に。もう紙の上で書類を見て決済する社長の気分です。ここまでくるとクリア一直線ですが、次は好みの女性を作るやり込み要素が。

全体画面5

この段階になると、設備強化で経営的な高みよりも、自分好みの売春娘を作り出せる項目を解放していくようになります。服装チェンジ・髪型チェンジで好みの外見を作り出し、見た目の変更が自由自在。

そして、助手の才能を売春娘に引き継げるため、引退した助手の才能はそのまま新人売春娘へ。また、色気強化1所持の売春娘に色気強化2の才能を引き継ぐと色気強化3に変化するなど才能が強化されることも。

イメチェン1 イメチェン2
▲もはや別人

ちなみに終盤になると、経営上の理由で自ら調教する必要がなくなります。調教はお気に入りの娘だけに施す完全な趣味の域の調教シミュレーターに早変わり。

例えば処女で貧乳で臆病な性格の女性を拉致、好きな外見にした上で、自動調教を行い90%まで忠誠度を上げて、売春することなく助手に。そして綺麗な一室で初夜なんて遊び方も。

この子に決めた1 この子に決めた2
▲獲物を物色して、拉致後は服装や髪型を変更。もちろん自動調教で忠誠度抜群。自動調教は理性が減らないので拉致時の性格状態を保っているのもポイント。もちろん自ら調教して理性を減らすこともできます。

この子に決めた3 この子に決めた4 この子に決めた5
▲騎乗位で処女喪失。2億円以上かけて拉致った子を自分専用の女にする。まさに社長の権力。

プレイ時間は1周5時間ぐらいで、15時間近く遊びました。調教中心の序盤、経営中心の中盤、そして調教シミュレーターと化す終盤……と、プレイヤーの作業内容がここまで変化する経営シミュレーションは珍しいのではないでしょうか。序盤から中盤の境目、中盤から終盤の境目で、資金の溜まりが悪く、中だるみがある点が気になりましたが、逆に序盤・中盤・終盤の初めは、毎回新鮮な気分でプレイできました。

とても意欲的で他に類を見ない調教&経営SLGになっていると思います。