アリサの霊感インシデントレポート (体験版)
短編の魅力あふるるナース魔法少女現わる!
この作品はいたく感動しましてねぇ……(体験版なのに)
大型のRPGがランキングを占めるなか、でも短編の魅力ってあると思うんですね。
漫画にも連載の少年漫画があれば、一巻完結の短編漫画もあって、独自の読み味を提供してくれるように……(まぁ前者の方が圧倒的にアニメにはなりやすいんですが…)
そんな短編エロRPGの魅力ってのがあるんじゃないかと。
▲闇(霊)バイトを請ける事になったヒロイン。
ちなみに普段着もなんか「看護婦さん、私生活では意外に派手」ぽい感じで、ぐっと来たり(おっぱいがデカイだけか?)
▲うおお、なんか魔法少女ぽい? 除霊衣装が与えられた! いくぞ!(胸目立つなあ……)
最初は、看護学校の授業料を稼ぐため、闇バイト(本当に闇、ってか厄いバイト)に手を出したヒロイン。
なんか武器だけ持たされ、廃工場に怨霊を倒しに行く事になるのだった……
という、『魔法少女ヒロインの文脈に、看護婦(正確には看護師見習い)をいかに落とし込むか』にまず興味があって。
ナースウイッチじゃないですが、どういう風にナース要素をデザインに組み込んで来るか……
で出て来たものは、神通棍よろしくな木刀を持ち、Gカップだというオッパイが強調された、ボディコンみたいな衣装。
これは……血迷った危ない奴らなら極楽へいかせちゃうわ って事なのかあ!? 時代錯誤の罠が待ち受けるのかあ!? と。
「作者は現役の看護師です」
▲遅れて謎のマスコットも合流……!
▲関係ないが些細な描写が好きだったりする。
まず聖域を発見しようという段取りで、「ここが聖域だと思う」「君がそう思うならここが良いね」っていうね(”聖域”が事前に決まってるわけじゃない。心の有り様が大事という)
そんな所を切り口に遊ぼうかなと思ってたんですが、驚きの情報『作者は現役の看護師です』が舞い込む。
これで短編的な魅力がばっしりと決まったようなものでした……
(余談ですが、大型作品に対しては「制作側の多様性」が効果を持つ側面があるんじゃないかと……。
多様性つってもなにもLGBTだけじゃなく(そもそも、それをも呑み込むのがエンタメであり、フェチだと思ってますが)
それで言ったら同人なんて、元々が≒兼業を意味してるみたいなモンじゃないですか。
だとすれば職業(視点)の多様性って幅広いはずなので……。その筋を見出したいな、というか)
亡霊に寄り添い、インシテンドレポートを記述せよ!
ガチすぎる症例、これが寄り添い看護なのか……!
▲工場内には、あちこちに故人の記憶が光っている……
▲除霊すべき怨霊の生前を知っていくのだ、その最後の時まで……
眩しくて目が見えない=羞明なんて知ってた?(専門用語)
▲さぁ、先程のエピソードから知り得た情報をインシテンドレポートに記入せよ!(ガチ)
具体的にはタイトルでインシデントレポート言ってる通り、「死んだ人々(霊)に向き合って祓う」を命題に、まだ生きていた頃のエピソードを知っていく事になります。
何を悩んでいたのか、どうして死に至ったのか……?
それらの情報を理解した後は、レポートに記載!
年齢や性別などはすぐに分かるでしょうが、悩みや死因は難しい。
「これは○○さんが亡くなった時の場面だね。まず背中が痛み、それから痛みの箇所が移動していった。○○さんは普段から高血圧だった……」など助言してくれるマスコット(エロRPGで”本当に役に立つ”マスコットって稀では??)の話から、推理していく事になります。
(困った時のパソコン情報検索、それに入力は5択からの選択なので、専門知識とか無くてもプレイできますが……!)
▲2人目の記憶はAI絵関連のエピソードも。いちいち症例・話題がガチなんだよなあ
「背中に強い痛み」「痛みの箇所が移動している」……さぁ分かるか
体験版では「過敏性腸症候群」なんて症状が挙げられてますが、これなんか、かなり思い当たる人が多いのでは無いかと思われ。
50代だという、推し活だけが生き甲斐の孤独な女性が、普段からこの病気により職場でも浮きがちとなり、そしてどのような最後を迎えたか。
あるいは”AI副業講座を受けるため”、50万という借金を背負った中年男性が、「10日連続で新作をリリースできるぞ!」とか浮かれてたのも束の間、「規約が変わって、AI作品は毎月2作品までの制限だと!?」という事態に直面し、昼間は会社員、夜はウーバーイーツなどで我が身をすり減らしていく……(ここに母親の日常的なエピソードが混じる)
一言で言えば……症例(エピソード)がガチ過ぎるんじゃ!!! という。
まるでK2か、(死者の声を聞くという意味では)「きらきらひかる(漫画)」か、みたいな気持ちに。
▲怨霊は一応、力づくの戦闘でも解決できますが……
▲せっかくなのでその心を分かってあげ、除霊したいところ。
「看護計画」って事例が一杯載ってて、それを参考にするもんなんだ……。
過敏性腸症候群の患者に対して「足湯」を提案するヒロイン。もっと薬とか無いのか……と思うのだけど、看護師の寄り添いの範囲としては正しいのかも(そういう事を考えさせられる)
そしてそれらの悩みを聞きながら、この人達はどうすれば心が晴れるだろう? と考え、医療の事典に当たって症例のことを調べ、「看護計画」を建てていくヒロイン……という。(ナースステーションにある、なんかブ厚い本、そういう意味があったのか……なんて諸々知る事になる)
絶対エロRPGには不要な所ですが、ここは好きな所でしたね……
またプレイヤーの方もレポートを埋めるべく、各個人4つのエピソードを何度も再生、必死に情報を漏らすまいとする過程で、自然と”人の死”に対して敬虔な気持ちになるんですね。
……ん? これって看護試験の勉強だったっけ、エロRPGだったような……。
Hシーン(敗北エロ中心、四段階変化)
▲エッチがある敵との戦闘
▲敗北エロへ。一回目は陵辱感ありますが……
弱点としては、まぁH部分になるのかな……。
各ステージのボスである霊は、上記寄り添いの過程を経て成仏させる他、戦闘で強制的に倒す事も可能。
悪霊が絡むモノとしては、この戦闘で負けて返り討ちレイプに遭うとか、「レポートに記述した事が間違っていて、寄り添うつもりが逆に怒らせてしまう」のエロシーンとかを期待したんですが……無いみたい。
基本は廃工場をうろうろして来る敵シンボルとぶつかると戦闘、負けるとHがあるぞ、と。
ゲームの流れとして考えると、実は一回も戦闘しなくても進める位なんですよね……(うろうろしてる敵シンボルもゆっくりしてるし、回避余裕)
看護師魔法少女を据えたゲームデザインとして、それはそれで分かるんですが、まぁH箇所としては戦闘からな訳で、やっぱやりたいこと優先の余り、そこが少し浮きがちになっちゃってたかな、と。
あとこの手の敗北エロとしては、Hがあるのはザコ敵の一部のみというのも、今どきだと少し寂しく感じる。
(ただそうは言っても短編ボリュームなわけで、そもそも「勝負すると不利になる所」にエロ箇所を設けた事自体がどうだったかなあ、と)
▲2回目。だんだんとエッチ好きに? これも怨霊のしわざなのかあ……!
▲3回目。エッチなんてしたくないんだからね! とか言いつつ、ベテランのAV女優かのようなイキっぷりを晒してますがな……
▲ラスト。横行結腸とか上行結腸みたいな専門用語まで飛び出した! あ、”リフレッシュ”って言ったぞこのヒロイン!
ただHありの敵種が少ない分、敗北エロが4段階にも渡るぞ……というのは、ちょっとテクのある捌き方に感じました(ただ4段階も何も、そもそも戦闘が必要ない……という根本的な話は置いておき)
この段階変化ですが、初めは「そっか、私……レイプされちゃったんだ……」
マスコット「辛かったね……。女の子が戦うと、こういうことはよくあるんだ」という感じ、
患者への寄り添いと同じ筆致でこの辺りも描くとだいぶしんどい事になるな、と思ってましたが、
負けると強くなるという事が分かり、そうなると3段階目位からは「強くなるためだから! 私はエッチなんてしたくないの!」とか言い訳しつつ、結果イキまくる状況に。あれ……?
最後の4段階目ではアナルを過激に犯されるんですが、「触手だから、ちんぽ長いから! 上行結腸まで届いちゃってる!」「下行結腸の壁でごっつんこしながらいぐーーーっ」という、そ、それは分からないかな……という、何というかここでも現役看護師の知識が、むしろ専門知識の悪用!? なんてくらいの勢いとなり、思い切りエッチを楽しむ感じになっているのでした。
相手は人ならざる怨霊なのに、なんか……セーフ! この子のキャラに救われたね(まぁ初めに、”殺される事はない(この世界では怨霊にその力は無いらしい)”と告げられてるくらいなので……)
▲製品版ではおトイレエロなどもあるらしいですが
(そういう意味で、短編としては[淫界人柱アラカ]と真逆みたいな存在なんですよね。
両者とも廃ビル(工場)の霊を祓いに来たヒロイン、記憶を辿る……という設定なのに、祓い方も、エロの着地点もまるで異なるという)
▲依頼主が、マスコットがラスボスみたいなミスリードを振り撒いていますが……?
初めから着地点が見えてる牽引力も短編の面白さだと思う。
あと後詰め的な情報としては、なにげに協力としてBLACK PANDAさんたちの一味? が名を連ねており、そのためか2作目だと思うんですが、RPGとしてのクオリティの高さを端々で感じられるのも旨みある。
(お気に入りはBGMと……あとシステム上、何度も見返す事になるかも知れないので、患者のエピソードを断片的かつ簡潔にまとめてるのが上手いかな)
シスターだJKだ、という魔法少女×属性の組み合わせが毎月生産されるエロRPGのこと、ただこんなにも作品の流れとして「属性」の部分にこだわった作品があったでしょうか。
亡くなった患者さんに向き合うというのも、全5名だから良いのであって、これが長編で25人とかだったらさすがにキツイわけで……。
何というか、これこそ短編らしい魅力だと思います。
体験版はプレイ40分くらいかな
この作品のゲーム実況はここでしてます:
[のっと・せくさろいど・エウリィ!]
を思い出したかな(良い作品でした)
短編ならではの面白さ、どこかで同じこと書いたなと思ったら
[魔女の護送人]
だった(一年経ってるから良いやろ……)
この辺とかどうか:
[金色の冷笑]
[アオハループ 底辺キモオタの僕が転生してスクールカースト第一位の美少女と青春をやり直すお話]









































































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