侵胎迷宮を抜けて (製品版)

RPG,R18製品版の感想

触手はびこる洞窟を探索・脱出!

捕まってしまい、触手があふれる迷宮の奥で目を覚ました聖騎士…という事で、
いわゆる”戦闘しまくり、お金を貯めて新しい武器を購入”といった物と違い、
ダンジョン内を探索しつつ、アイテムを拾ってフラグを立て、戦闘はどうしても触手シンボルをかわせなかった時のみ…というような脱出を目指すタイプです。
始まりからして主人公は全裸。
まず服を探したい、水を見つけても汲むには器がいる…といった感じ。

敵を倒しても経験値は貰えず、LVがある程度制限されるので、主人公が身に付けた特殊スキル「触手を操る」などで同士討ちを狙ったりするのが意外に重要。
他にも「触手に犯されるとLVアップ」
「ただし犯されすぎるとゲムオバ」
「ゲムオバ時には能力引き継ぎで周回」
そして「そのフロアのボスを倒す以外にも、必ず別のルートがある(初めのフロアだとボス撃破の他に、回り道をしてごにょごにょフラグを立てる事で、上の階へ行ける)」
といった辺り、少し苦労しながら進む…、やり甲斐設計が感じられるでしょうか。

エロ攻撃で絶頂ダウンの戦闘

ひとたび戦闘に入ってしまうと、敵は軒なみ触手、主人公は全裸。というか着衣でも破壊攻撃をしてくる…
という事で、一つのウリが戦闘中のエロ攻撃。


▲LVを上げるほど絶頂しやすくなるらしく。装備品を工夫したり…攻防戦が予想される

触手に拘束され、ズボズボと犯される立ち絵変化でSPが減り、0になると絶頂させられてしまう、何度もイカされてると強制敗北…という憂き目に。
今作、全体に触手感がナイスな絵柄で、妖艶であると言えます。

ただここでちょっと気になったのは、意外に絵差分や状態が無い? のかなと。
というか(細かい話ですが)どうも敵がエロ攻撃をしてきたその場で立ち絵を切り替えられず、ターン終了後に絵を切替えてる事もあって、
「触手を挿入してきた」→(精液が股からこぼれてる絵)
というように、一拍子遅れ、事後…という感じになってしまっているのですね。
局所の前を触手がうごめき、ずぶりと挿入される、「その時」があればこそ興奮するもので、ターン終了後に精液こぼれてる絵…、というのは実に勿体無さを覚えました。
(確かに攻撃直後の絵変化はちょっとスクリプト関わって難しいんですが…)
せめて「触手を操る」系のスキルもエロ技だったら…という気持ちも若干。


▲一回イカされるとテキスト変化も。「はひっ、イってるのに…」という感じ

そもそも触手犯されが大きく魅力なのに、初期状態だと敵に絶頂させられて負ける…を2回繰り返すと、バッドエンドに入ってしまう制限のきつさで、どうも「ゲームのやり応え」と「触手エロ見たさ」で板挟みになりそうな不安も。(まあ、イージーモードもありますが)
しかし製品版では”ぶっかけ”といった状態もある様だったり、”主人公の感じるポイント”を設定できるらしく。
予告版では「膣弱点」となっていますが、この時点で、アナルや乳房を責めてくる敵も居るのかな、弱点を責められると大きく反応するのだろうか…と妄想が捗る所ではあります。
(しかしこの”女主人公の弱点設定”って、割と面白いアイデアですね…)

触手えろさの出た、良い絵柄

エロは敗北エロや身体を売る…などがあるそうで、予告で見れる範囲では、良い感じの触手ぽさが出ていました。

 
▲ボスは各個・ザコ敵敗北はフロア共通とかそんな感じ?

エロられながらも快楽に負けず、相手を操作して逃れようとしたり(聖騎士ぽい!)物言わぬ触手に熱い吐息を漏らし、先をくわえてねぶって奉仕してしまう…
なんてテキスト描写もなかなかのもの。
個人的には触手針ー膨乳(射乳)というコンボがあったのも、嬉しかった(イボイボや繊毛状触手とかもこの先、出るでしょうか)

犯され過ぎるなっ…、汚染度バーストとダンジョン構造

汚染度が低いと敵に苦戦、だが犯されまくってると汚染度の限界を超えてゲムオバ…ってのがなかなか新鮮な手応え。
自分のように一周目でクリアを目指そうとすると、かなりシビアな事になると思います。


▲ついに奪われた服を取り戻したぞ…!

なにしろイベントや戦闘中の犯されは勿論、割とそこら中に落ちてるエロ罠でも汚染度アップ。
おかげで合成アイテムをどう使う、新しく入手した武具での戦い方等もかなり重要に。
ダンジョンの仕掛けにしても、きっちり罠を解除して回る正攻法あり、”汚染度覚悟でムリヤリ突っ切る”ルートがあるのも良し。(実は解除は回り道のため、敵と多くぶつかる事になり、突っ切った方が結果的に得だった…なんて場合も)
序盤の寄り道で取ったアイテムが、終盤のレア武器入手の鍵だったり…とかもなかなか心憎い。
安い価格ですが、意外にこれはじっくり遊べるRPGなのだな、と。
もちろん2周め以降に賭けたり、難易度イージーにすれば、スイスイ進むことも出来るでしょうし。
(…ただ経験値が無い&汚染度の問題もあるで、つい敵から逃げるのが正しい…となってしまいがちな側面はあるかも。
戦闘中のエロ攻撃とかが、少し勿体無い気も)

エロシーン良。戦闘中エロ、弱点部位はちょっと控え目?

ただ恐らく、予告の時よりもやや全体の規模を小さくしてて、個人的に期待してたポイントがやや尻つぼみだったのは残念。
戦闘中のエロは、次のフロア以降も新パターン無し(絶頂回数でセリフは変わるみたいですが)
主人公の弱点部位でHシーンが変わる…も、それほど適応シーン自体が多くなくて、また反応差分も短いもの。

Hシーンも11…とちょっと少なめですが、しかし搾乳、ボテ腹出産が2つ、催眠状態で触手に奉仕、”実はオーク共に飼われ、調教されていた”魔導師の女の子とか、ツボつくエロシチュが揃ってた感じ。
CGのクオリティも嬉しいものでした。
全体としては、全五階を苦労しながらも一階ずつ着実に制圧していき、その中でたまに戦闘のエロ攻撃に見舞われつつ勃起維持、合間に入る淫靡な長いエロシーンでシコ…というプレイ感かなと。
エロRPGとしては一回り安い価格を考慮すると、かなり遊べてエロいRPGだと思います。
灰姫遊び〜同人ゲームレビューも書かれています。