なんでも調査少女RPG (体験版)
*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。
⇒製品版の感想はこっちに書きました
漫画家と中堅エロRPGサークルが奇跡のコラボ。きぃう氏がPixivで連載中の「なんでも調査少女」を「ヤリまくりシリーズ」でおなじみのhappypinkがエロRPG化しました。
これ、面白い現象だと思います。ソシャゲでコラボクエストイベントを行いお互いのゲームを紹介したり、ニコニコでゲームコラボ実況をしてお互いのユーザーにコラボ相手を紹介するなど、コラボは時として強力な宣伝ツールになります。コラボが過熱化すると人気エロRPGサークルにコラボを依頼する漫画家(逆もあり)や、CG集のCGを借りてエロRPG化するサークルなどエロRPG界に新たな熱が起きそうです。
共に実力のあるCG集サークルとフリー素材絵のRPGサークルがお互いの弱点を補って名作を生み出すなど夢も広がりそうです。
今回予告体験版をプレイする「なんでも調査少女RPG」はその第一弾として成功を願いたいRPGです。
無抵抗に犯される主人公の漫画原作
主人公はなんでも調査して報告する調査部所属の無愛想な女の子です。主人公が所属する調査部が廃部の危機なので調査報告書を生徒会に見せて調査部存続を認めてもらう事がゲームの目的です。そのため様々な依頼を受け調査していきます。街探索中心でアドベンチャー寄りのゲームです。


漫画版は一話短編形式で、依頼を受けて身体を張った実地調査そして調査報告をして終了です。調査すると何故か主人公はエッチな被害に遭います。エッチは嫌いみたいですが、無抵抗に受け入れ、しっかり快感も感じています。しかし、最後の調査報告はエッチを無視した内容になっていたり、レイプされたのに「軽いセクハラ」と表現して、「おい、この調査報告信じたら二次被害が出るぞ!」と突っ込みたくなる変な内容になっていて、このシュールさが面白さの秘訣かなと思ったり。また、たまに外伝として母親が出張、やはりエッチな目に遭い、ビッチな行動を取ります。
基本は調査→エロ→報告の流れだよっとだけ理解しておれば漫画未読でもゲームに支障はありません。ちなみに私は体験版プレイ後に初めて読みました。オムニバスなのでストーリー上の繋がりこそありませんが、ゲームと同じノリで話が展開するので面白かったです。
一応主人公や母親の設定はこちら。ゲームプレイ前にこれだけは読んでおいた方がいいかも。
参考:
漫画からエロいエッセンスを抽出してイベント化、さらに独自のRPG要素と融合
さてゲームは部室で依頼を受けて、学校・商店街・住宅などを移動しながらイベント発生場所まで向かい、その後はイベントを見て調査終了です。漫画版と同様に調査は何故か全てがエッチな展開に。そして最後はやはりプレイヤーが突っ込みたくなる調査報告を出して終了です。体験版では6つの依頼がありますが、2つを紹介します。

主人公は催眠療法の調査依頼を受け、実際に催眠療法を受けます。すると主人公が眠った後に行われる卑猥な質問の数々。そしてオナニーの催眠での強要。これは主人公の記憶がないので仕方ないが、「内容は普通だったし施術中の動画がサイトからダウンロードできる」……と。ここでもモブが追加されていて、話かけると催眠中の動画眺めてました。


主人公は他よりも自給の高いコンビニの調査を依頼されます。実際にコンビニでアルバイトするとバイト中にキスをされ胸を揉まれ、挙句の果てにお客に接客中レジの後ろでセックスをされ無抵抗に受け入れる主人公。イキ顔がエロい。
そして調査報告は「自給はよいが休憩時間が少ない、店長が横暴」……いやいやいやいや、横暴じゃなくて犯罪でしょ!イベント後コンビニの前にモブが追加。「客の俺の前でパンパンしやがって」とレイプされてしまいます。


漫画版の展開だと調査報告で終了ですが、依頼終了後のモブイベントを作っても展開が壊れないのはやはりゲームの強みですね。また、街中を自由に動けますがハート付きモブに話しかけるとミニエロ発生。
これが結構あちこちにあって、そこら中で盗撮されたり胸揉まれたり乳を視姦されたり、パンツ見られたり。エロばかりですが、探索しながらエロい目に遭うのはやはり漫画では楽しめない要素です。ただ、エロ以外のモブにもう少し個性があると街探索がより楽しくなったかな。
また、主人公以外に母親も操作できます。肉付きがエロそうな母親で、漫画版の設定は人妻だけどやはり主人公同様どこに行ってもエロい目に遭遇するみたいです。そして裏の顔も持っていたり。
主人公と母親の切り替えはボタン1つで簡単操作ですが、場所が重要です。各地点に電子掲示板があり確認すると危険情報が。その位置で自キャラを変更して戻ると変質者に襲われたりナンパされたり。キャラ切り替えた途端に犯されてるのでびっくりです。体験版だと安全区域が多いのですが、知名度が上がると襲われる場所が増えて、どこにいても危険地帯に!



ゲーム全般に散らばり楽しくなるシステムアニメーション
近年、マップチップなど景観に配慮したエロRPGも多くなってきましたが、happy pinkは対抗するように動的な挙動にこだわっています。光りが数秒で切り替わるネオン、動的な動きがある看板、アニメーションするお知らせカーソル、動く水流、……などなど。目を楽しませてくれる要素が満載です。
「クローネのヤリまくり魔女修行」のシステムアニメを踏襲した上で、さらに様々なシステムインターフェイスが動的に目を楽しませてくれます。



▲1枚目:スキン周囲の紫が動きます。2枚目:矢印や青い駆け足しているワープポイントが動きます。3枚目:ワープ画面移動時の演出
単純に街中を動いてワクワクし、ステータスを見ておぉ!となる。よくツクールでここまで作りこんだなと。手触りがとても気持ちいい作品です。たぶん、コツコツとシリーズを重ねるごとにアニメーションを強化してきた実績があるからこその本作でしょうね。
また、おまけ漫画が22ページ見れたり(体験版だと1ページ)、街中に散らばるスタンプ集めなどもあり、原作ファンも喜びそうな要素が散らばっています。


単純なアニメじゃない。複数同時アニメーションやシーン切り替えなどの工夫も
街中を探索している時も顔や胸がゆらゆらと揺れていますがが、やはり本領はエロでしょう。
立ち絵が動く事に加え場面場面でおっぱいやパンツなどのカットインが次々切り替わります。立ち絵やそれぞれのカットインが個別に全て動いています。ミニエロはテキストをもっと扇情的にしてもよかったかもですが、複数の動きを見ながら「おぉ、エロRPGもついここまできたか…」と感慨深い気分に。

▲立ち絵・おっぱい・股と全てが簡易アニメーション
調査イベントは漫画版のノリをそのまま継承しながらも、アニメエロの本領発揮です。CG付きのイベントエロは、立ち絵エロ以上にダイナミックに動きます。
コンビニイベントは立ちバックですが、性器を激しく打つ店主に合わせて主人公の巨乳がゆさゆさと揺れていて見ごたえ抜群です。それに加え、一回出した後に主人公がへばっている新たな体位差分で2回目がはじまり、最後は精液を飛ばすカットイン演出に加えて、その後に主人公がイって顔が赤くなる描写を加えたりと単純にアニメをグリグリ動かすだけでなく、演出方法に気を配っているのも分かります。


それにしても、なされるがままの少女ってあまり見ない主人公だけどエロいね。こう、街中で襲ってくる人がいても抵抗せずに犯されて身体も感じて最期には主人公もイってしまう。それでいて設定上は淫乱ではなくエッチが好きではない……と。
体験版は原作を生かしたイベントなどが楽しかったです。体験版未利用施設はお化け屋敷、ネカフェ、コインランドリー、お寺、ゲームセンター、電車など沢山。この施設でどんなエッチ調査をしてどんなシュールな調査報告になるのでしょうかか。また、体験版ではほとんど見れなかった母親のエロシーン、知名度で変化していく街中なども気になります。


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