サキュバスの森~えっちなモンスター娘達に快感まみれにされちゃうゲーム~ (体験版)

2024年11月3日RPG,R18遊べる

元AI生成絵サークルさんが送る、slay the spire×誘惑! さぁどうなる……(ヒット)

[エロマゾRPG~サキュバス達のえっちな色仕掛けに堕ちる勇者~]などAI絵ゲームでヒットを勝ち取ったサークルさんが、絵の一切を素材発注、本家同人フロアで挑戦する……! という一作。
既にかなりの売上げとなっており、めでたいなあ、ですし、桜庭和志よろしく? 「AI生成ゲームマンは、本当は強いんです!」と誇りたくなる感じも覚えるでしょうか。

でゲームの方ですが、『納得の座組み』ではありました。
ゲームエンジンを用いて「敵が誘惑して来る」slay the spireを構築、そしてそれを活かす為の横視点。立ち塞がる淫魔はドット打ち。(原作の何か土着な感じのグラ雰囲気とは良い対比か)

システム挙動もそこそこしっかり拵えてると思って、例えばアイコン等にマウスオーバーするとちゃんと説明がポップアップするところですね…
多くのR18のslay the spireでここをサボる作品が多いんですが、駆け引きを謳うならここは凝ると断然違う所だ…と(原作では丁寧すぎるくらいこの手のインタラクションが充実してる)

同時にゲーム性は、割と1ステージめから主人公が強い……というより、”使い方次第”なカード候補が割と挙がって来るな、とも。(例えば要であるカード強化イベントでも、単純な能力強化ではなく、「ランダム効果が付与」って時が多い?)
デフォルトの攻撃カード「スラッシュ」、それらをまとめて0コストで一時的に強くできるカードが初めからデッキに入ってて、
…って所に、入手候補として「コスト0のスラッシュを生成する」や、「コスト0のカードを捨て札から引き戻す」といったカードが挙がって来る……
これなんかはもうどう立ち回ればいいか、非常に分かり易い(次点で、カード引きまくれるカードも欲しいかな)

どうかな、なので強いカードを多く作るというより、起点となるカード一枚をどう運用するか……と、よりごねっとした感じになりそうかな、と。
(原作でも一度なんとかクリアして、視野が広がった中盤以後の考え方だ……)

ベーシックな所として、防御カードでブロック値を積み上げ、ダメージを漏らさずに防いでいく(ちょっとしたダメージ損傷がステージ全体を通して共有される)
slay the spireらしさは健在ですが、ただ道中の移動は(ルート分岐選択型じゃなく)ランダムに発生するみたい。
イベント自体は結構多そう…ですが、ただ現状のリソースを認識し、リスクと報酬を考えて選択していく所は無いかな。
「一見しっかりしてるし、まぁ楽しい。だけどやり込むと、ちょっとアラが見えるか……?」みたいな程々の手応えを感じましたが、さて……(まぁ原作基準で面白さ比べるのは酷かもですが…)

レバガチャ脱出、道中エロイベント、状態異常カードでシコシコ自滅、敵種類の多さ……。
Hはバラエティ的なおもしろエッチさかな

そしてR18らしい最大の特徴は、敵の誘惑攻撃ですね。
HPとは別に興奮度(♡)があり、なんと敵の誘惑はslay the spireの原則、積み立てたブロック値を貫通し、直接興奮度を上げてしまう…。
しかも場合によってはヘンな状態異常カードが手札に加わってしまい、少しずつ不利に…。

そして興奮度が限界近くなれば、敵の攻撃は射精を促すHへと派生、ここでは「レバガチャで逃げるべし」というキー操作タイムも。
ここで負け、射精をキメてしまうと大きなダメージが……
なるほど、意識すればよりメリハリがハッキリした構図と言えるかも知れません。

Hコンテンツ的には、ここでのHドットアニメが本作の見所でしょうか。
ふーむ、ただ私的には、体験版では誘惑テキストもやや大人しめというか定型的、ドット行為もシコを促すものとしては、少し寂しいか……? と感じたかな……。
(”くそう AI生成絵だったら、こことこことあそこに絵が入れられるのに……”みたいな「悔しさ」も若干感じる…?)

ただ、回想からするにかなり敵数は多そうで、割とわくわくをくすぐるドットスタイルでもあり。
例えば、手札から状態異常カードを使ってしまうと敵の目の前でシコシコが止まらず自滅、ここに淫魔の特別な反応があったり(いかにもM搾精ゲーにありそうな所を、この形式でも再現している…!)
体験版では恐らく見られないですが、変態チックな格好の商人さんに、ルーレットストップ的な謎のHミニゲーム?(考えてみれば原作にもあるんで「こうなるか」的な愉しみでもある訳ですね)
また道中のイベントでは、大幅強化 or 興奮度が振り切れて、負け射精を決めちゃうか……みたいなギャンブル的な誘いもあり、ここは大きなドットでのエロ。

通して見た時にエロ箇所の入り口は多そうで、そうしたバラエティでもって遊んで良かったなあ、となりそうかなと。
ともあれ、売り上げ的には見事に勝ち切ったか、と呟きたくなる「座組み」を感じるものでした。

体験版では3周くらいして40分プレイ。
びっくりなのは、Unity製かと思ったらGodot Engine製みたい?
よほど力を入れた制作体制が窺えるなと……(しかも実は本家2がまさにそのエンジンで開発中らしく、ある意味で本流……ではあるのか)

・この作品のゲーム実況はここでしてます

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

同サークルさん過去作:
[エロマゾRPG~悪の組織のドスケベ戦闘員のえっちなハニトラで敗北射精させられるヒーロー~]

[エロマゾRPG~サキュバス達のえっちな色仕掛けに堕ちる勇者~]

[ねとってあそぼ~性悪むちむちJKのわくわく逆NTR工作~]

関連:
[AvariceDungeon デバフカードや状態異常だらけの男性受けデッキ構築ローグライト]
を思い出しますかねえ……