魔法闘姫リルスティア spin-off リルスティア最後の一週間 (体験版)

2023年11月17日2023年12月4日RPG,R18シコれる

魔法闘姫リルスティア spin-off リルスティア最後の一週間[ShiBoo!]

あの魔法少女作品の、待つのは悲劇だけのスピンオフ！？
監禁脱出要素あり、絵の繋がりで上手さを再認識……

サークルさんの初作[魔法闘姫リルスティア]のスピンオフであり、陵辱オンリーの短編かな……と認識してましたが、これが色んなツボを抑えててしっかり楽しませる。
作者さんの実は（まだまだ成長する）凄さを感じる一作になってて感動しましたね……

まず感動したのは、いや前から相当有名なのは知ってますが、平たく言えば「こんなに絵が上手かったのか」と。
特に今回は過去作と違い冒険譚では無いというか、エロオンリーな内容だからか、1シーンごとに相当力を割けていて、相当な技巧に打たれます。

例えば気付いたのは、初の敗北陵辱シーン。
作者・Ixy氏の鮮やかな配色センスが乳首だとそのままこうなるんだ、みたいな色づきに感動してたら（Ixy乳首だ……。実際よく観察すると、胸の形もとても良いのです）
その後に入るのがお尻のアップ。
これではキャラの可愛さを伝えにくいと思うのですが、でもそう、犯されってば”可愛い”の合間にむしろこういう肉体強調カットを入れるとグッと来るわ……と股間が正直に反応したのが一つ。

続いてリベンジに挑み、またもやリルスティアがやられてしまうシーン。
同じ敵に再びヤられてしまうという事で「既に怯えている」描写はもちろん、激しく犯される内に少女が少しずつ感じ始める……なんてシークエンスですが、ここの絵、「それが表情から汲み取れる」絵もまさしく上手いんですが、犯す怪人のアイレベルに合わせたスチルになってるのが秀逸ではと。
だから感情移入できるというか、臨場感が出る…。

遂に悪の幹部の秘密基地に連れ去られてしまったリルスティア。
肉体を挫こうと何度も鞭でぶたれるシーン……ですが、ここもその前に、腕を高々と拘束されてる絵が入るんだ。
その初印象は「腋」と「太腿」が強調され、なんだか大人っぽいぞ、グッと来るぞ……というものでしたが、そこからの鞭打たれ構図ですから。
全身をしっかり見せた後、鞭打たれる……なるほど、効果的だと納得。
またここも正面→後ろ向きと絵が繋がってる、ここには殆ど気持ち良ささえある……

他にもHシーンの合間にいかにも”魔法少女陵辱的な文脈”に則った絵を織り交ぜ（闘いの前の優しいカット、敗れた魔法少女が巨大な怪人にかつがれる一枚、服ビリで怯える絵……）
更に1シーンH中に4~5枚なんていうCGやカットインを用いての密度ですからね。

つまり絵が上手いんですが、その上手さとは何も一枚だけの話ではなく、
（恐らく殆ど漫画レベルにまで煮詰めてるであろう）このCGとこのCGをたて続けに表示するとどんな効果を生むか……とか、絵の繋がりまで考えた巧さを感じました。
（つまり長いエロRPG冒険譚で基本絵を流用するのでなく、場面ごとに描き下ろす一点モノだからこそ出来た密度）

……まぁ単純に一枚だけ取っても、フェラなんか「可愛い子がエッチさせられるのを、エッチと呼ぶんだなあ」みたいな、ベーシックな強ささえ見直す様な綺麗さもあるのですが。

…あとまぁ、過去作でも感じてた「結構えぐい事するよね」という性癖の部分が今回、かなり強めにプッシュされてるよね、とも。
（血は殆ど出ませんが、けっこう陵辱相まって悲壮な雰囲気、リョナっぽい嗜好も）

それとゲーム的な面も。
ただ一本道ノベルチックにやられ、犯されるのを眺めていくかと思ったら、過去作でも好評だった戦闘中犯され、これが自動で展開（必敗が決まっているので）きちんと魅せてくれる。
ここもそう、自動であるが故に、より戦闘中犯されの演出が洗練されてる気がしました。
（初作と同じスチルを使いつつ……、今回の書き下ろしアニメに繋げたりするので、より進化を感じてニヤリ……）