銀剣の戦姫 (体験版)

2026年2月2日ACT,R18興味深い,海外ゲー

銀剣の戦姫
銀剣の戦姫[月華工房]

*2026年1月10日予告時に書いた感想です

”こんな感じの”ACTにもう一本…… 最近プロジェクトで飛び込みやすい所なのか

最近[プロジェクトセナ – Project Sena -]みたいな、なんというかこのタイプ(spine? でぬるぬるアニメする、Unity製の横ACT?)にプロジェクト的に投資しようって動き、多くないですかね……、なんて事を少し前にも書いたわけですが、今作はまさにそれ。
恐らく中華圏辺りが出所で、複数人数集まって作っていそうな体制。(サークル初作)

たまにこういう横ACTも遊んでみたいよにぇ……と発売間近という事で、予告でプレイしてみました。

3~4年前なら一級売れ筋(なんとなく比較が多いだけに、厳しくなる)
良い所は良いが、チグハグな印象も

プロジェクトが集中してるという事はまた比較される事も多いということで、体験版を触った結果抱いた感想は率直に『3~4年前だったら名作と呼ばれるクオリティだったかも(今でも悪い訳ではないけど)』だったのですが、
じゃあ3~4年前ごろに何が出たかと言うと、[魔女は復讐の夜に]
言ってしまえば、今作は[魔女は復讐の夜に]とその前作にあたる[Bullet requiem -バレットレクイエム-](11年前)の間に位置するくらいのクオリティの作品かな……と。

横ACTの流れとしてもそんな感じで、進むうち凄惨な目に遭ってる人と出くわし、助けながら進んでいこう……なんて具合。
実際初見のルックフィールも、後に述べますがアクション感も悪くない。

しかしディレクションの関係でしょうか、甘い所、チグハグな所が度々目に付く、という感じですかね……。(まぁこれ、”単に仕様が悪い”所と、"なんかちょっと独自のノリ"が混在してるのが、また異文化的な面白さもあって問題をややこしくしてるんですけど……)

例えばゲーム始めてのプレイ体験を述べると、なにやら兵が居並んだ王の間で、討伐の下知を授かるヒロイン。
この絵面は…なかなか重たくて良いんじゃないですか、あとヒロインは立ち絵の感じからしてメスガキという印象を強く受ける。なるほど、ある種ギャップで面白そうだぞ…。
しかしメスガキは一言も発せず依頼を受け、次のシーンでは街へ。
さぁ、キャラを動かせるようになったし、第一町人(どう見てもモブおっさん)に話し掛けてみようっと……するとなにやら詩を諳んじ始め、その詩にメスガキの行く末を重ね、仮託しておる様子?? こ、このモブッ!
神妙に胸を掻き立てられるBGMも相まり、何かとても神妙な気持ちに。
それを聞き終わったメスガキは一言、「行かねばなりません(立ち絵的にはニヘラ、といういかにもメスガキックスマイルを浮かべつつ)」と……。
ついでにおっさんは最後に「これを持っていけ、祖父の形見だ」と護符を渡してくれ、アイテムを獲得……しない、しないのね、何か良く分からないまま会話は切り上げとなりました。

ううーん!
全般にメスガキは主体的に喋んないんですが、応じる場面ではほぼ『女騎士』みたいな短い受け答えで、立ち絵との乖離が激しいかな…
あと第一村人のおっさんも、まぁこれならモブというより李白然とした、白髭のおじいさんとかの方が良かったかもですね…
アイテムのくだりは分かんないです、だって本作にはアイテムメニューとか無いみたいだし。
多分以後、どこかストーリー上の会話で絡むと思うんですが、一枚の軽いカットインCG表示とかあった方が良かったかもですね……

体験版だともう節々にそんな点があり、割と気になる感じ。
(*このまま書き連ねてあんまり腐す感じになってもいかんので、記事最後に列挙しました。言うて「細部」ではあるので。ただ細部の瑕疵も多すぎるとメインを損なう……って事はある……)

アクション部分はまぁ素直に良い出来と言えましょう

しかしさすが、メインのアクションは全体としても「良い仕事」の方となっていて、
まず、やっぱりぬるぬるアニメにて敵……スライム娘やゴブリンやらが現れた時の”感じ”はちょっとお、っとなる物がありますね。
動きは良いと思う。

そして本作、この手の横ACTとしては「防御(あるいは敵の攻撃を剣で弾く)」に類する物が一切無いって特徴があって、何も考えずズバズバ切り合う接近戦に持ち込むと、敵の応戦を何発かは貰ったり、結構ダメージを負いがち。
どうするか、初めこそ痛い目を見たメスガキでしたが「なるほど、こちらの攻撃をぶつけると、出始めの敵の攻撃モーションを潰せるのか」などを発見、
そうして戦ううち敵の攻撃タイミングやリーチを抑えられるようになり、自然と剣一本で完封できる体験が増える。
嬉しいね。向上だね。
あるいはザコを倒すと「MP」が溜まるんで、遠距離の魔法に頼ればかなり有利に戦える……とね(ただしHPの回復もMP消費で行うので、アドのある戦いか・回復か、迷えるのもちゃんと駆け引き出来てる感じ)

慣れて来るとスリルを味わいながらも上々に戦える(敵の脅威をタイミングを見計らった攻撃で抑え込む)、しかし初めての地点だったり、普通に油断してるとガシガシダメージを貰う……というなかなか適切なアクションがあるな、と思いました。
(余談だけど、恐らくセーブ像の後に死にやすい難所を持って来てるだろうのも、立派なゲームデザインの一つですね…)

エロシーン

体験版ではH箇所は2通りあり、一つはステージ共通・ボス戦での主人公敗北(HP0)画面一杯アニメ。(そう、[Bullet requiem -バレットレクイエム-]くらいから採用例が多くなったエロシーンです)
ただここもどうだろう……、これもやっぱ繰り返しになりますが、今の時代だとそこまで「凄い」とは思わないかな…。

全体のディティールが少し弱いというか、「このシーンでは、ここがえろい!」というピントが絞れてないエロアニメにも思えてしまった。
あと犯されるヒロインはメスガキっぽい造形ですが、全体にHシーンはテキストが無いから、キャラ性が薄いんですよね……。

もう一つはアクション中の犯されエロ。
一度に何度も大きなダメージを貰うとダウン状態となり、そこに敵が重なるとレイプ開始だ! という形。
ここは割と良さげ。(元々戦闘時の動きも割とハマってるからね)
敵の種類も多そう、しかも一体につきエロは2パターン用意されてる様子。
輪姦発展とかは無いかな……と検証してみたら、ゴブリンではある様だった。

ただ犯されエロの発生タイミングがね……。
そもそも敵の攻撃の一発一発がそこそこ痛く、しかも集中して受けないとダウン状態にならない(主人公の初期HPは100で、敵の攻撃は-10。だいたい攻撃を4~5発連続で受けるとダウン状態になる。案外それを狙っても、先にHP0になっちゃう事が多い)
この手のACTだとHP0になるといったん倒れ状態となり、ボタン押下すると次のシーン(ゲムオバ)へ、それをしない内は延々敵接触の犯されが発生する……というのを採用してるのが多いけど、その偉大さを知るのだった(本作はHP0ですぐさまゲムオバシーン移行……。)

あと同じ話で、輪姦の発生条件も「1匹が犯してる→他のゴブがやって来て、(新しい接触判定で)合流して犯す」じゃなくて、「ダウンした際に、たまたま一定距離にゴブが2匹同時に居れば輪姦エロ発生(合流無し)」なので、かなり起こりにくさはあると思う……。

細かく、気になる点

●このタイプの横ACTプロジェクトのイメージで掛かると、ゲームパッドが使えないのはちょっと肩透かし喰らうかな
●Unityの処理の関係上だろうね、ジャンプするとマップのテクスチャの境界がチラチラしたり、なんかグラが変わったり(まぁありがちではありますけども)
●ダメージを受けた時のヒロインのボイス「あっ」が、悲鳴というより、何かを発見した時の「あっ」寄り
●そこそこ死亡もある難易度なのに、ゲムオバるとタイトルに戻され、ロードから再開するのはちょっと手間
●ボスの人狼登場時に実は女を犯してるんだけど、会話が始まる位置によっては立ち絵が被り、ほとんど見えない(勿体無い)
●ボス戦、戦いながらMPが溜まらないのは普通に駆け引きが減じてると思う(ザコ一体ごとにMPが溜まる仕様なので……。ボス戦だけ、攻撃を当てる度に溜まるとかした方が良かったのでは)
●ボスを倒した時のぼてっ、とした倒れ方がいかにも寂しい。やっぱり勝利ファンファーレやら、なんらかの画面演出があってしかるべきでは?
●せっかく道行く途中に犯されてる人を助ける要素があるのだから、街に戻ったりして町人の声を聞きたい(ヒロインの薄いキャラ性の補充にもなるかも知れない)
●ACT中の犯されエロをズーム出来ないのは不満。ただまぁ、これは回想で出来るようなので良い。せっかくなので道中救う、犯されてる人々のアニメも回想で鑑賞したいかな

ただまだ予告であり、発売してみれば上記諸々の不満の幾つかは補完されてるかも知れない。
作品紹介ページを見ると、

多数の部屋が複雑に絡み合った迷宮の主城で、罠や仕掛けをかわし、鍵を解き、謎を解き明かしながら探索を進めます。

なんていう、明らか左から右へ進むだけの体験版のステージとは一線を画するゲーム性が用意されてるように思えますし。
(*ぶっちゃけ中華の集団制作ゲーム、こういう「節々に豪華だけどクオリティがまちまち」現象が割と見られるけど、それだけに「めっちゃ頑張りすぎた個人」によって、突出した部分ってのも有り得ると思う)

体験版は1面まで、プレイ30分弱くらい。

この作品のゲーム実況はここでしてます:

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

関連:
こういうタイプのACTかしら:
[プロジェクトセナ – Project Sena -]

[WHISPERER]

[魔女は復讐の夜に]

[ヴィヴィと魔法の島]

[イドラの影~The Shadow of Yidhra~]

[ハチナ怪異譚]

[聖騎士アルネと魔孕の呪印~Another No Tears~]

[ルテラリアの封印]
もか? 少し違う?