ドラクロス2 感想(製品版)
かなりゲームシステム凝ってそう+DQネタ…なのにあまり予告数が伸びてない? という訳で、気になったので体験してみました。
(と言うか"2"なのですね)
概要
基本的にはノベルシーンでエロかキャライベントを見、そして戦闘へ、となっています。
1シーンごとに選択画面に戻るので、そこでセーブしておき、戦闘にかなわなそうなら{修行}で能力強化、と。
戦闘は3Dぽく、女性フルボイス。
エロシーンもヌキ用ADVに負けないくらい長いもので、下品系のセリフでひたすら喘いでくれます。
エロ嗜好もいかにも同人らしい尖っており、戦闘で勝った相手の"心を支配"、すなわち洗脳・催眠シチュ。
さてここまで書き連ねた、かなり高いスペックにも関わらず予告が伸びない理由は…
絵だと思います。まあ…あんまり上手くは無い…と思う。
(あとボイスもちょっと上手い人と下手な人の差が激しい…ような。
初めのエロシーンでボイスで萎えて切る人が居たら、催眠シチュも戦闘も見てない訳だし不幸だなと…)
まぁそう言いつつも、何だかんだやればシコってる自分に気付くでしょう。
エロ同人は何も絵がキレイな物ばかりじゃねえ、[ナノは10の-9乗]とか[メフィスト]とかも売れてますし、慣れるものでしょう
同人の華? 戦闘に勝ってこだわりの催眠+下品系
ぬるい商業系の催淫と違い、出会ったばかりの女性に対し
“お前はムラムラした男だ""連れの女で、性欲処理する"と、常識改変したり。
DQ系という事でメインターゲットはビアンカ。
しかも主人公は俗に言うキモオタ系で、原作通りに幼馴染み(原作の主人公ですね)に恋心を抱いてるビアンカを、催眠で寝取る… という図式になっています。
“催眠は1回しただけではすぐに切れてしまう""その間に起きた事は覚えていない"
という設定の妙もあり、旅に同行しながらもじょじょに、嫌悪しているキモオタを好きになってしまう、淫乱にされてしまう…という改造ぶりを堪能できそう。
しかも主人公、妙な所でヘタレなのか貞操が固いのか、
体験版範囲ではあえて挿入せず、"キモオタの視線を心地よく感じるようになる"と暗示を掛け、処女なのに見られるだけでマン汁を垂れ流させ、卑猥な言葉を言わせてご満悦、とセクハラでコア度鋭い感じに。
何かがおかしいと戸惑いつつも"エロイ事を懇願してしまう"という場面での、声要素はやはり強い!
デッキ編成したり、なかなか戦略性ありそうな戦闘
心理支配を賭けたバトルは、DQ式ぽい戦闘から更に、ちょっとした駆け引きを加えた物になっています。
二対一組のモンスターデッキを事前に作っておき、それで勝負。
(モンスターの使用スキルもここでセット。
戦闘を重ねれば、使用したモンスターがどんどん強くなっていきます)
戦闘中の二体は交互に動かす訳ではなく、与えられた{攻撃}{防御}ターンにどちらを動かすか決める。
二体は自分も相手も左右に配置されており、通常の{攻撃}は、対角線上の敵にしか行えない。
こちらの{攻撃}時には、攻撃力の高い方のモンスターに攻撃させたいのは当然ですが、しかし逆の立場から考えれば、相手はその向かいのモンスターに{防御}させれば良い、と簡単に読まれてしまいます。
({防御}だけならダメージが半分くらいになるだけなので、ゴリ押しも通用しそうですが。
製品版以降、更に強力なスキルも出て来たらそうも言ってられなさそう)
二体のうち片方でも死ぬと負けてしまうので、弱ったやつを攻撃力の高い相手モンスターの斜めにしておきたくない… という心理が働く訳です。
そんな時はモンスターの左右を入れ替える{交差}で、局面を変化させたり。
({交差}はカウンターも狙える。受けに回りつつも攻撃できそう)
ゲーム中に特に説明はされなかったですが、マニュアルも付いて来る…というか、自分はプレイしながら把握したので、分かりやすく・なかなか駆け引きが期待できそうなシステムとなっています。
製品版プレイ1
プレイ2時間超、体験版範囲含め見られたのはエロシーン7個、
回想シーンの空白を見るにエロシーンは24…らしく、わりと長そう。
予告版では絵がネックと感じたが(まあそこの問題は変わってないが)長いプレイを考えると実は戦闘、特に{修行}が結構問題になって来てる。
戦闘|修行で一行に鍛えられず、運ばかりに?
シナリオを進んで行くと、どんどんイベント敵が強くなり、{修行}する必要が出て来る。
{修行}でザコに勝利、"敵モンスターを仲間にする"か、"LVアップ"を期待する訳だ。
だがどうも両方とも条件が、ランダムっぽい…?
何も報酬が無かったザコ戦闘の徒労感は、相当である
(大体、2回に1回くらいはそんな感じ)
加えて戦闘の駆け引きはゼロサムゲーム、裏か表か、になりがち。
選んだコマンドが合っていれば勝てるし、外れていれば負ける。ざっくりと決まる。
状態異常なんかで少しずつ有利さを築こうとしても、どうも当たる確率が低い。
それより{交差防御}、すなわちカウンター決まった時の破壊力がめちゃくちゃ強く、ほとんどバランスブレイカー。
ついカウンターで死ぬか生きるか、みたいな出たトコに勝負なってしまい、心はささくれ立つのであった。
しかしシナリオ上のイベント敵だと、連戦で戦わなければいけない時もあり、運だけではかなり辛い。
結局{修行}で強くならないといけないが、先述の通り徒労が…
デッキの相性考えれば面白くなる…か?
普通に経験値が個別に溜まればいいのでは、何度も再割り振り可能な全体ポイントはどうか、モンスターの吸収・合成や、持ってるモンスター数で支援効果とか…色々考えたのですが、
イベント戦闘でまず敵に一度敗北、対策デッキを作るのが正しい遊び方か…?
(体験版の範囲だと力押しで勝てるので、ついそのまま行こうとしてた…)
モンスターには原作よろしく、属性相性や魔法・物理攻撃相性があるみたいですし。
状態異常の成功率も組み合わせ次第で上がる…?
{修行}時はランダム出現なので、万能デッキを一つ作っておいて。
しかしその理屈であっても、カード入手の大切さは変わらないので、やっぱり何のアップが無い{修行}は本当にガックリ来る。
(というか連戦の時は、両方に相性良いデッキを考えないといけないので、よりカードが多くないと)
うーん、相性の補助表示や負けた時の記録(この組み合わせだったらここまで敵を追い詰められたとか。その時のログで弱点突いてたらちょっと文字色変えるとか)
シナリオ上のアドバイスもされないので、自分できちんと勝ち方を考えられる人向きなんでしょうか…。
(戦闘に入るシナリオ選択時に、これから戦うデッキが確認できる(一度負けなくても対策建てられる)
敗北後にすぐさまデッキ編成、再戦できる… みたいな試しやすさも欲しかった所ですね…)
シナリオ|長期に渡り、一人を感覚誤認・催眠、徹底的に寝取る!
日常会話では相変わらずキモがられていますが、エロ時になると淫語をためらわず言うようになったり、ビアンカの淫乱化が進んでます。
加えて意外にもDQ5の原作をしっかりなぞるストーリーで、フローラとの結婚を蹴ってビアンカとくっつく事を決めるトンヌラ(原作主人公ね)。
当然キモオタ主人公はそれを許せない。
そこからビアンカを催眠・淫乱化させるだけでは飽き足らず、トンヌラをも催眠、"ビアンカの体臭が嫌で溜まらなくなる"と刷り込んで避けさせたり。
寝取りの要素も濃くなっていくのでした。
偽の記憶を生み込み、少しずつ勇者になり変わる…
“感覚錯誤"の要素も出て来ました。
4回目のエロにして遂にビアンカの処女を奪う決意をした主人公、トンヌラに催眠を掛けて動けなくし、その前で"性感帯の感度を上げた"ビアンカの処女を奪いイカせまくる、というのはまさにハイライト。
挿入する際にビアンカの催眠を解き、さあ自らおねだりさせてここで終わりか…と思ったのですが、ここから更に土俵際で粘り、ドロドロとなっていく。
なんとビアンカは"それでもトンヌラを愛している"と正気を保ち、キモオタ主人公は苦悩しますが"なら自分がトンヌラになれば良いんだ"と、ここから感覚誤認の刷り込みが始まるのでした。
実際は"キモオタに妻の処女を奪われ、怒りに震えながらも射精していた"トンヌラに、"幸せな初夜を過ごした"と偽の記憶を埋め込みます。
そして旅を続けながら、少しずつ"完全に入れ替わる"事を目指す主人公…。
クライマックスは、"実は今までの記憶は全部、自分とのセックスだった"と最後に明かす時か、それともキモオタが伝説の勇者に本当になり代わった時か!?
圧倒的に長く描かれる、催眠・寝取りテキストの行く末が気になります。
エロテキストは相変わらず執拗で長く、合間に喘ぎ声多めに入ってるのもヌケる…んですが、催眠進むと、わざとらしすぎる下品セリフになります…
まあそれでも何だかんだ、ヌケちゃうんですが。音声エロ。
原作通りにトンヌラは一切喋らない様なので、そこも寝取りとしては不安要素でしょうか。
内面の描写でなんとか雰囲気を出してましたが、他のしつこさに比べて寝取られ男の葛藤としては少し薄かったですかね…
細かいこと
●技の効果が分からない…
選択時とかに、表示して欲しいす。(大体はDQと同じではあるんですが…)
●デッキで技をセットする時、まずセットする位置(決定)、セットするスキル(決定)、矢印アイコン(選択)…って3段階踏んでますが、別にセットするスキル→セットする場所でいけるのでは?(あるいはその反対)
あと使用する技が全部セットできる内は、デフォで全部セットすれば良い気が。
製品版プレイ2 クリア
大体4時間くらいで1周クリアかな… エロシーンでどれだけ時間使うか、にもよるでしょうが。
まあテキストのボリュームは全体でなかなかですし、催眠系のエロも気に入れば、こってりイケるでしょう。
商業系のADVにありそうな、スパイス程度の戦闘…として考えるならありかも。
(かなり挙動を作り込んであるのに、勿体ないですが)
デッキやカードという言葉から連想される、相当な駆け引き・戦略感ってのは残念ながら、バランス惜しい所があるかなと…。
戦闘|魔法属性意識すると少し面白い。でもやっぱぼんやり
LVアップの条件は
> 同じ敵を倒し続ける事でレベルが上がっていきます。
という事でした。
要は"誰が"じゃなくて、"誰を"倒すか。こちら側のデッキは関係なく最後に倒したモンスターが大事…
5回ほど同じモンスターを倒したら、LV2になりました。
しかし思い切り作業で能力アップもそんなには多くいので、結局自分より格上の敵に突っ込んで、カウンター決めてゲットするのを目指しました…
まあ50%くらい? で仲間になりますし…。
こっちの方が、一気に強い仲間が手に入る訳で。
炎か氷系か、くらいの魔法属性は意識した方が少し面白くなるし、渡り合えるかも。
LVアップはせめて、あと何回でアップするか見たいし、選ぶ{修行先}で出てくるモンスター種類も確認したいと思いました…。
あとは"同じコンディション・同じメンツの戦闘"を繰り返すのは辛い、少しずつでも状況の変化があった方が良いだろうと…
5体倒して1レベルアップじゃなく、1体ごとに能力値+1とか…
エロ|催眠してのエロシチュは尖ってる、寝取り心理はもうちょっと見たかったか
後半、マップの行動選択が二つ以上出る時がありました。
チェックしてみましたが、戦闘してエロ絵を見るか、戦闘スルーして次のシナリオに進むか… という感じ、分岐では無い?
(2周目用?)
原作通りに妊娠、"ビアンカはトンヌラの子と思っているが、実はキモオタの子供"、
“石化したトンヌラを直さず完全に成り代わり完了"という壮絶なピリオドは衝撃的。
完全催眠という事で、"自分の意思で堕ちる事を選択する"って所は無かった。
あと"子供がキモオタに似て凄いブッサイクでうざい"とか、"喜ばしいはずの出産シーン、頭を見せた醜い子供になぜかビアンカの心に空寒い物が走る"とかの、
後には戻れない道を気付かず進んでいってる取り返しの付かなさ…って部分がちょっと少なかった気も?
出産自体は簡単に済まされ、エロ? シーンとかも無かった。
単に好みですかね…?
寝取りは女性の堕ちだけでなく、不幸も楽しみたいな、という気持ちがあるかな…
催眠エロシーン自体は尖った物が多くて結構。
心の動き自体はそんなにグイグイ来る感じでは無かったと…
(両立は難しいのでしょうか)
メインヒロインのビアンカのエロボイス量は本当に多くて、感心します…。
赤ひげ製作所のBlog : 【ドラクロス2】来週末くらいには
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コメント一覧
3Dでいけるなら、エロも3Dで・・・、て気もしなくはない
エロも3Dの時代ですかねえ