行け!! アイリーン快賊団 (体験版)
体験版プレイ
体験版最後までやって思うのは…、いくら元ネタ(不思議のダンジョンと世界樹の迷宮)があり、またそれなりにスクリプト素材もあるとはいえ…よくここまで作ったものだ、とただただ感心。
不思議なダンジョンの探索と、世界樹の迷宮の戦闘が今一つに…
流れとしては、最大5人のパーティーで新しいダンジョンに挑戦していく。
ただし毎回、ダンジョンを出た時にレベルも武具も失っている。
そしてダンジョン内でランダムに落ちてる宝箱からアイテムや武具を現地調達、
また"こちらが一歩歩けば、敵も一歩"という仕様で、歩くと満腹度が減っていくので、隅から隅まで歩いて、武器を拾い集めてる訳にはいかない。
ここらが不思議のダンジョンぽいところ。
敵に接触すると、今度はパーティー性を活かした戦闘へ。
ここは本当に細かい部分まで調整されていて、
“敵のHP・こちらが与える予定のダメージ量・状態異常にできる確率が確認できる"
“敵が麻痺っていれば解除までのターン・敵の大型スキルの対象や、発動までのターンも見える"。
HP・SP回復アイテムも現地調達なのでかなり貴重、大きなダメージを食らう前にああしないと、こうしないと…とちょっと頭を使うのが心地良い。
(この辺が世界樹の迷宮ぽい所でしょうか?ー私はやった事ないのでアレですが…)
“ノーダメージで倒すと経験値2倍"…という条件もあるので、"まだ装備が安定してない初めの頃は、無理してでもこれは取りたい"
…みたいな緩急も生まれたり。
また戦闘に入る際に"周囲に他の敵シンボルが居ると、そいつらも<巻き込み>敵が強くなる"、
水棲生物なので、水に接してない所におびき出して戦えば弱体化、
ボスよりも強い、追いかけてくる敵を"睡眠の巻物"で足止めして逃げる…といった、不思議のダンジョン的なマップ移動+戦闘という要素の兼ね合いも。
そしてテンポも良く。不思議な遊び心地…と深さ
そして大事なのは、挙げれば両手で足りないほどの要素と駆け引きがありつつも、
戦闘自体はかなりのテンポで済んでいき、実績解除にあたる勲章なんかもばんばん手に入っていく…という。
不思議のダンジョンほどシビアじゃなく、ダンジョンRPGのように尻上がりに強くなってもいかない。
複雑な駆け引きを、テンポ良く。
小さな達成感をごく短い間隔で得つつ、全体的にはサバイブしてる…という、なんだか不思議な感覚となってます。
結果的に、ムチャクチャ面白い! というピークの瞬間こそありませんが、気が付いたらハマっていて、長く遊んでる…そういう奥の深さがあるかなと。
わくわくゲームシークエンス
無事にダンジョンから引き揚げられたら、アイテムを全てお金に換算。
そのままインターミッションに入り、戦闘での上手い運用を考えて各人の能力を伸ばしたり
(オークの力を上げ、魔女の"残HP◯以下の敵を自動的に仕留める"を強化して、オークの攻撃→まだ生きてたら魔女が発動、という二撃で必ず倒せる流れを作ろう…とか)
フロア探索に役立つスキルを身に付けさせたり。
(フロアに入った時点で階段の位置が分かったり、アイテム発見確率を増やしたり…)
インターミッションは強化だけじゃなく、仲間との会話や、これから向かうダンジョンの特徴をミニイベントでやり取りする"作戦会議"もあり。
休憩としての役割もできてるなあと…。
そもそも"ロリっ子が頭目の海賊団(部下はマヌケなオーク)"とか、ボスは毎回かわいい女の子で倒すと仲間になって組織が大きくなっていく…等のわくわくゲームシークエンスもある訳です。
細部を遊ぶにつけ、ああちゃんとこういう事するんだ、こうなんだと感心することが多く…
良いゲームだなあと…。
(*自分が知らないだけで、こういったゲームが他にあるのでしょうか? それくらい、唐突に垢抜けたシステムが出て来たなと…驚きました。)
ロリぺたエロ嗜好
エロシーンは主に、敗北エロと、ボス敵に勝って犯しちゃうエロ。
全体的につるぺたロリ子の、きつきつまんこにギチギチ挿入する…みたいな描写が多めでした(体験版では)
最近のエロRPGは細かくて多いエロの方がトレンドかなと思いますが、
それでも"卵をお腹に産み付けられたまま戦う女の子(仲間になる)"とか、"つるぺた処女なのに、電マで絶頂させられまくって、ぽーっとなる"
とかには、なかなかクるものが…。
評価されるべきでは…?
じょじょ売れするタイプかなとも思うんですが…、ゲーム性の高さの割に、あまり売れてない感じなんですよね。
いやエロRPGはエロが本質…って事は分かってるつもりですが。
(実際自分も、嗜好的におっぱい成分が欲しい…)
あえて言うなら…ターゲット層が曖昧でしょうか…
体験版始めると、システムが多く感じてしまって手軽では無さそう、
でもハードゲーマー層が好みそうな、高難易度では無い。
(割と適当に戦ってもあんがい、勝ててしまう。猛烈な"悔しさ"が無い…)
シレンって言ったら、見た目から似てる…のが好まれるのが同人でもありますからね…
珍しいジャンルともなれば、印象深い"もう一歩"が他よりも必要な気がします。
…なのでゲームの中というより、自己演出(過去の実績があれば別だったろうな)とか、アピール的な手法の方かなぁ…。
エロRPG購入検討&レビューさんが製品版の感想を書いてる
暇だからゲームでもするかさんも!
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