AvariceDungeon デバフカードや状態異常だらけの男性受けデッキ構築ローグライト (体験版)
slay the spireをあしらったR18カードバトルは[淫神供儀ネヲナ~TS変身退魔少女の屈服~]だけでなかった!
という事で、今作は状態異常を「(原作に倣った言い方をすれば)負のレリック」の様に持ち越し、負け負けエム射精を決めてしまう『状態異常デッキ構築ローグライト』である……、と。
サークルさんは過去作で何作もオリジナルのゲームシステムを構築・挑戦し続けてるサークルさん。
故に(淫神供儀ネヲナとあえて比べるなら)シナリオ部分は余りこなさぬというか、ダンジョンだ、状態異常カード勝負だ、そんで負けエロだ、というゲーム性部分に特化した運びを楽しめそうです。
slay the spireの取捨選択+状態異常カード+負け負け射精ってのにたっぷりと特化
▲基本の流れ。マウスで遊び易い
それを物語る一助として……個人的にslay the spireのエロパロゲーで(重要なのに)案外忘れがちなのが、そのどこどこまでも心砕かれて作られたレベルデザインだと思って、システムは似せた物よくありますが、その導入・進行が疎かだったりするんですね。
で今作の場合、普通この手のカードゲームってチュートリアルがだるいと言うか、「いいから早くやらせてくれ、やれば分かる」→「(本番始まって)あれ、やっぱ分かんねえ…」みたいな退屈とミスを起こしがちなんですが、
今作は最小限の説明、あ、でもなんか分かるぞ、という感じですぐ本編へ掛かれた。
言うてR18のカードゲーで「よし、やるかぁっ」という気持ちをソソらせる始まりというのは、稀有な物に思いますね。
(過去作のシステム説明はもうちょい難解だった気がするので、この辺りもやはりキャリアだなあと…)
▲焚き木(休憩)の取捨選択
▲お店は襲う事も出来ます、が……
さて戦略性としては、本家に倣い、休憩地点での回復かカード強化かみたく、取捨選択を迫られる点をちゃんと抑えてたり、
狙って金を稼いでおくと、デッキ強化をかなり底上げできるお店ってバランスもちゃんとあり、しかもここ、店主を襲うみたいな事も可能なのか(原作には無い要素)等々チラつかせつつ。
ただまぁ、ポーション・レリックとかは無いようで、その分、ちょっとイベントでの駆け引き・強くなったという実感は薄め?
だが今作の特徴的な事として、デッキ強化を急がなきゃいけない、とある「方向性」がすぐに定まるってのもなかなか面白くて。
それがいわゆる女の子からの誘惑、状態異常周りとなってる訳ですね……
どんどん深化していく女の子敵ごとの状態異常、やるかやられるかの戦略性
▲シャボンが割られる度に催眠深度が進む!
▲状態異常カードがどんどん手札に増えていきますねえ
出て来る敵はどうも全て女の子となってる様で、これがスライムなら「ねとねと粘液」、サキュバスのキスで「キス中毒」、身体が動かせなくなるシャボン娘の「催眠」……とそれぞれ状態異常を負う事になる。
この状態異常、相手がカードをめくる度、あるいは毎ターン効果などでじょじょに効果が侵食、その度合いが加速度的に増す……というイヤ感がポイントで、
初めは数ダメージとかなんで放っておいたのが、その数ターン後にはもうデッキは邪魔でしかないカードで溢れ返り、攻撃力は半分になり、毎ターン数百ダメージ(デフォHPは1000)……なんて本当に足掻いても足掻いても勝てなくなる。
必然、何度か負け負け射精をキメて思うのは、「敵の状態異常が進む前に速攻で倒す」であって、デッキの駆け引きの方向性が定まる、特異な瞬間でもありました。
▲「そのカードを出さないでくれたらイイコトしてあげる」からのH組み敷かれ態勢に。
負けてなおカード搾精を受ける……
▲かわいい敗北絵カット
色仕掛け・誘惑系としてもこの辺りは豊富で、
強いダメージが入ると、いわゆる見逃し懇願の発生に、H必殺技的に強く迫って来る場面は標準装備(なんと状態異常が進んでると、回避選択肢が喪失する…)
また敗北後の手練手管感は大したもので、
「(ちんぽを焦らしながら)デッキのカードをくれたら射精カウントダウンしてあげる」「(5までカウントダウンして)次の数字忘れちゃった♡ もう一枚カードくれたら思い出すかも」
「大事にしてるのは、カードだけじゃないよね?(現金も投げ出すように迫られる)」
等々、ゲーム形式という事も活かし、あ、それは止めて下さい、次戦以後とても不利になります、みたいな焦らしからの貢ぎを求めて来るスタイルが気に入りました。
可愛い顔だけあり、えぐさが二度強調される風情があったのです。
▲能力をバフ解禁。状態異常解除も忘れずに……それを望んでるなら別ですが
またデッキ・カード編成は本家slay the spireよろしく毎回の挑戦時にリセットされ、いかに鍛える道筋を付けるかが腕なんですが、
この「状態異常」、あと「前回この子(敵)と戦った事がある記憶」というM-RPGに特有なオプションは引き継がれるので、
一度負けた子に再会するや、すぐトロンとなってすぐキス一発で転がされる、みたいな”調整”も自分で可能。
負け負けワンちゃんセッティングが用意されているのでした。
(まぁマジメにクリアしたければ、拠点でちゃんと状態異常を解除してから臨みましょう…)
カードバトル中に誘惑のバラエティがなかなか上手く嵌まってくる
▲罠に嵌まってたのをキスと共に助けてくれた女の子……
ボス戦で絶望の再会だ(不利状態からスタート)
▲攻撃を避けられる度にスカートチラが入る淫魔好き。回避に努められるだけでこっちが自爆してしまう……
敗北条件がHPだけじゃなく、発情、射精それぞれ100超えてもダメってのが意味を持ってくる
あとエロ箇所としては、途中のイベントで罠に掛かってしまい、キスと共に謎のお姉さんに助けられたと思いきや、最奥に着いてみればそれがボスのサキュバスだったと分かる、残されていたキスの跡が疼き出し、不利な状態からスタートする……なんて伏線みたいな流れやら、
「これ使わないでくれたら、イイ事してあげる」とカードを指定し誘惑してくる女冒険者、
回避率が高く、避ける度に見えそうで見えないパンチラが差し挟まれる淫魔……などなど、なかなかエッチ感覚が面白かった。
▲回想解禁
この手の状態異常負け射精というと、もう延々ボロクズのように能力低下してこそ、みたいのもありますが、
今作は厄介な状態異常も望めばリセットできますし、
そもそもデフォの難易度が「HARD」(個人的にNOMARLだと簡単過ぎる気がするので、エロ目的ならこっち?)、また回想は「能力UPのバフ解禁ポイントを費やすか、その子に勝利すれば」開かれる……
といった事で、きちんとゲームとしてのやり甲斐も担保してて良い。
ステージ数的にも全7面? と割と多かったり、ステージ2から解禁される最初の武器スタイル、解放されていく要素が……とボリュームを備えているのも巧みで堅い制作を感じる所でした。
体験版は3回挑戦して1面クリア、プレイ1時間10分くらい。
・この作品のゲーム実況はここでしてます
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
サークルさん過去作:
[Reversi of Temptation -誘惑されて負かされて奪われるリバーシゲーム-]
[Trapped Longing -仲間に寝返られたり状態異常で抵抗できなく犯されるRPG-]
[Moon Reunion -状態異常耐性0の転生勇者がドレインされすぎるリアルタイムRPG-]
関連:
カードゲームで色仕掛けとなると、やはり
[サキュバスデュエル前編]
を思い出すものです
あとは、
[プリンセスコロシアム]
もでしょうか
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