ふぇありぃ あっぷで~と! (製品版)
こんなの見た事ない!? 横ACTでVampire Survivorsライク!
▲WADで移動とジャンプ、マウスで照準。例によってかんたん操作。ちなみに壺を壊してほうれん草とか肉みたいのは無い
R18ヴァンパイアサバイバー(ライク)はヒットした[宇宙の秘宝]、[大センカ]だけじゃねえっ!
以前体験版をプレイしてTwitterで呟いたんですが、本作[ふぇありぃ あっぷで~と!]はだいたいそれで核の部分は言い得てる気がするので引用。
すなわち、
説明に曰わく、”ローグライト要素のある2Dアクション”って何のことだと思いましたが、体験版プレイして納得。
ヴァンパイアサバイバーを2D横ACTに置き換えたゲームだこれ!
ってなわけで、横ACTでのヴァンサバ×エロゲ。
こんなモノ見たことありますか、って話ですよ。
つまり現時点で(これからもヴァンサバのエロパロ作品は発売されるでしょうが)本作は他より数歩は『先』を行っていると言えよう、では『先』が与えてくれる知見とは何か?
それは……という事で、これまたTwitterからの引用。
ただ横ACTに持って来ましたって事で済まさず、ゲーム性や、果てはエロまでもそれに合わせるように仕立てている。
アイデアや新解釈が凄く楽しめ…、いぶし銀だと思いました。
例えばヴァンサバなら割とスクロール移動してれば敵から逃げられますが、横ACTでは基本横一直線、そして上から降って来る敵にはかなり無力。
(そもそも原作だと自機目がけて押し寄せる感じですが、本作は敵の放つ弾が中心)
そこで新しく現れる要素として、Lvアップ時の獲得武装として「多段ジャンプ」が。
これを取りまくれば二段・三段ジャンプで随分と緊急的に回避できる幅が増える。
こうやってヴァンサバのゲーム性が、そして実際、横ACTにおける3段ジャンプという凄い”光景”でもって実現するという……。そんなここがそうなるのか、みたいな風変わりなゲーム性としても正直楽しめる。
これはもう少し噛み砕いた方が分かり易いかな、つまり原作ヴァンサバは見た目のジューシー感というか、やってる内にこれはローグライトだな、と分かる武器の取捨選択を経た後のド派手な「光景」が現れるのが一種の醍醐味なんだけど、
本作はただ横視点でヴァンサバやったという話題性だけじゃなく、
横ACTのゲーム性としてここが派手になったら面白いだろうなって部分をLvアップ武器にちゃんと据える、つまりよりアクションナイズしてて、かつその派手さってのが、普段横ACTをやってるぶんには起こり得ないエスカレートした光景って事を鑑みると、更におかしみがあるなぁ、と言ってるわけ。
引用では多段ジャンプに触れてるけど(確か限度で4段ジャンプまでいく…)、他で言うと「自機が(どんどん)小さくなる」とかもある。
そう、マリオとかを例に取るまでもなく、横ACTにおいて自機が小さい=弱いみたいなイメージを抱きがちだけど、敵が弾を放ってくるヴァンサバライクな今作では、自機の縮小はそのまま有利!
これが『先』を行ってる光景ですよ、それを見ろ。
ただ横視点に置き換えただけではない、新仕様、そして新感触
他に横ACTとして何度もテストしてバランス調整したんだろうなと忍ばせるのは、
まぁ原作だと「攻撃のクールタイムダウン」みたいなウェポンがあって、これがぶっちゃけ他よりも明らか強いだろみたいな存在感なんだけど、本作はそれを「(弾の)装填数」と「リロード時間」に分けてたり。
装填数が多ければ一気呵成に撃ちまくれる、ただ装填した弾が尽きて、リロードの長い時間に敵が迫って来るかも……。なるほどね。
(この状況下で「弾の速度UP」を取るのは有用だろうか? とか立ち留まったり。
そんな事考えたらFPSでも行ける気がしてきたなヴァンサバ、まず一番の鬼門はグラフィックの重さだろうけど…)
▲武器の進化はLvアップ時に鍛え続けるだけでOK。防御→カウンターみたく、意外な進化を遂げる物も?
それと原作と大きく異なるのは武器を組み合わせた進化が無いこと。
ただし超強化はある。
つまりLvアップの際に同じ武器を上げまくれば、自動的に新能力を備えた武器になるぞって事で……。
ジャンプを超強化させたらどうなるだろうとか(回避行動のジャンプ時に波動が飛ぶようになって、やりたい放題)
今いち”補助”という印象が抜けない「移動速度アップ」も超強化すれば『移動時に前方向に攻撃を行う』であって、印象がガラリと一変。
まぁ原作よりリロール(Lvアップできる武器候補を再抽選)のコストは格段に低く、また一つの武器だけで進化しちゃうんで、かなりローグライト味は薄くなってるというか、
なんだったらコレ強いわってなったらそればっか毎回選んじゃうってのはあるけど、原作にも少なからずそういうトコあるし……。
まぁ新しいって事はそういう粗さをも含むって事なのだ、うむ。
ただただこの新しさに刮目すれば良い。
▲シンプルだが奥深い? バフ購入画面。全体に少しUIの地味さ、分かりにくさがチョットあるか
横ACT、そしてヴァンサバの融合の”練り”を他で感じたのは、プレイを重ねると買えるバフ能力。
これ、原作だと仮に「最大HPアップ」をしようとすると2、3段階目とコストがバカ高くなっていく、その代わり他の「攻撃力UP」とかはまだ安く買える……って具合、
それで最終的にはお金を費やしまくれば全てをMAXにする事も可能で、言わばプレイ時間を長くさせるやり込み要素として機能してたけど、本作は一味違う。
それが「最大HPアップ」だろうが「攻撃力UP」だろうが、キャラにとって一つめの強化なら必要なコストは1。二つめなら2、3つめなら……みたいな上がり方をする。
つまり 最大HP0,攻撃力2 という状態で最大HPを上げようとしても、必要なのはEXP3。
おまけに全体の上昇数は厳しく制限されてる(限度を上げられなくはないが、むちゃくちゃコストが掛かる)
リセットは可能…。
だから元々のヴァンサバでもバフ効果が長期のやり甲斐を与えてたのは確かだけど、正直あんま上げ過ぎても、結局キャラの能力底上げしてんだからクリア出来るよなあ、俺の腕じゃない、という空しさもあった、
だがそこに、限度があるんだからよりアクティブに尖ったキャラ強化をしろと、成功の実感を与えんとする措置なんじゃないかと。
そしてこれが横ACTという、よりアクション度が高い内容に沿っていて頷けるんだよね。
ヴァンサバ=輪姦だと思ってませんか? エッチは「押し寄せて来る敵側」にもあるっ!
▲敵を倒しまくった結果、背景で全裸が並び、犯されまくっている! こんな光景があるのだ
とまあ、その新しさを熱く語ったけど、少し推しづらいってのはまぁ……そういった部分は体験版でも十分見る事が出来て、製品版にはそこからの更に+αを期待するものだけど、まぁ正直伸び代はそんなに無い、というか……
(面白くてやり甲斐のあるゲームって、製品版のバリューは長くそれを遊べることだと思うんですが、正直その辺り、ボリュームも少し薄いので…)
ただTwitterでの引用を再びやってみて、製品版で印象が結構異なるのはここですね。
そしてエロ。ヴァンサバにそれを組み込もうとすると、まぁ真っ先に思い付くのが「押し寄せる敵に輪姦される」だと思うんですが、このゲームの発想はまた一味違う。
どうも倒した敵がずっと後方に(背景的に)残り続け、なにやら妖精さんに犯されてるみたい…?つまり「倒した数=女体の数」みたいなこと、女体が犯されまくる絵面ってえろいじゃん、強くなって倒せるほどエロくなるってヴァンバのコンセプトにも合ってるじゃん、みたいなエロかぁと脱帽。
(いちおう主人公の敗北、それからボス勝利エロとかもあります。ドットエロアニメ)他にもヴァンサバの持つジューシー感…見た目の派手さを、敵を倒す毎の「いやぁ」「いっちゃう…」みたいな文字で代用してたり。
つまり擬音エロというか……そう置き換えるか、みたいな目からウロコ感。
まぁそうね、ヴァンサバの「押し寄せられる方」だけじゃなく、「押し寄せる方」でもエロをやるのかよ!? という愉快さはありますし、なんだったらよく見るとちっちゃいキャラなのに脱衣段階けっこー用意してたり、やられて浣腸とかされてて凄いなってなるんですが、
やはりメインを張るのは主人公のやられエロとか、敵ボスを倒した時の大きなドットアニメかなと。
▲ボス倒し後のエロと、妖精さんに謎の掘削機械でガン掘りされたりするやられエロ
▲回想部屋でぶりぶり動くエロドットアニメを配置しまくれ!
体験版では当然見えてなかった事ですが、プレイキャラが全部で4体ほど解禁され、しかも逐一、全ての敵からの犯されエロが(組み合わせが)用意されている。
回想部屋はドットエロアニメを一体ずつ再生するんじゃなく、それらを無闇に配置しまくれる、ドットサイズが不満だったら3倍拡大とかにして配置!
ヴァンサバライク……のシステム面ばかり褒めそやしてしまいましたが、実はエロの方面でもちゃんとやりたかった事があったのだなぁ、という仕様となっていました。
(伝わるか分かりませんが、[シーイルサーバー]のような集団感?)
ただまぁそのエロドットの内容、嗜好としては、作品説明にある
思春期な妖精さんたちは知識が偏っている為、なんでもかんでも突っ込もうとします。
で全てというか。
おかしみのあるエロというか。
小さい妖精さんがニンジンや、なんか銃とかちっさい掘削機みたいな物を、自キャラ、負けたボスにズボズボしまくる!
SDアニメ感というかね(言いつつ、なんか乳首をおらおらと興味本位に蹴り上げまくって? イカせる妖精さんはえろいと思った)
キラリと光るアクションナイズ、原作とは異なるボリュームサイズは少し寂しいか
ただまぁプレイを終えた感想としてはやはりボリューム…。
ステージへの挑戦二回目で1面をクリアできて、クリアタイムは8分くらい。
それで全3ステージですね……
▲3面、ボスの巨大エルフを各部パーツ破壊して倒せ!(やたらと細かくて多い脱衣・反応グラがフェチ)
まぁ単純に言い切れるものでなく、ステージ1がボス撃破だった所にすかさずステージ2では「5分間生き残れ」と別ミッションを与えてたり、原作さながらにHARDモードもあったり、
あと少しネタバレになりますが、各ステージのボスを倒すとプレイキャラに追加される……とか、物語は想像するのみではありますが、かなり熱い気もするんですが。
もう少し遊び込めるエンドコンテンツはやっぱあっても良かったのでは、という気がしますね…
例えば現状、ステージ中で手に入るお金の影が微妙に薄いんで、まぁ月並みですが、お金で回想部屋(ギャラリー)を一つずつ解放しないとダメとか……
実は実績解放とか、新武器解禁とかも無いんですよね…。
あとやっぱ、個別キャラごとの挑戦する動機が欲しいかな、とか(元ネタはそこを”このキャラでクリアしないと実績解放されない”とか、やり込み要素も徹底してましたね…)
ただ横ACTにヴァンサバを乗せた時の、抜き身の刃のようなキラリとしたデザインを感じたのも事実。
私はひとまずのクリアまで2時間くらい(特にエンディングとかも無い?)、他のキャラで色々試して+1時間くらい遊びました。
その間、かなり集中して遊んでる度は高かったです……
「先の世界」を見たい方は是非どうか。
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