淫魔王のリング~アイリーン外伝~ (体験版)
アニメーション巨根ふたなりセックスバトルRPGなんてのを作られて来たサークルさんが、エロACTを!?
▲OP。かつての淫魔女王の城を発見したバカップル。
そうはさせじと当の淫魔女王に仕えるザコインプが宝物回収に走る、と……
2018年のRPG3作目[アイリーン~ふたなり淫魔の呪い~]は当時の水準から言ってもかなり凝ったシステム、
アニメーションするセックスバトルに、倒した敵を(ボス含め)仲間としてコレクト出来る要素、入りやすいアニメ塗りかと思ったら、唐突な超爆乳や超巨根などの嗜好が光ってたサークルさん。
また続編たる[アイリーン2~ふたなり魔王ちゃんの逆襲~]では、まさか前作の主人公が魔王の座を奪取、逆に魔王が主人公に……!?
そしてまたこの魔王が本気出すと、超々々巨根に(自分の身長よりデカイ)という作品でしたねえ……。
そんなサークルさんが約4年半ぶりの新作を発表。
しかも今回はUnity製の横ACT!?
ただ意外なほど驚きは無く、むしろアニメーションBFで見せてた絵の生産力が確かにアクションと良い相性をもたらすかも、とすら思ったのです。
……ただ一点気になるのは☆評価。現在、☆3.77……?
これは正直に迷ってしまうレベル。
とはいえサークル的には信頼している……。
と、体験版を触ってみたのです。
で触ってみると、事前の☆評価とACT一作目であることから、まぁUnity製の? なんかスカスカした感じのアクション……というのを警戒していたのですが、とんでもない。
むしろしっかりと目指したい物が窺える、主張のあるアクションだったと思います。
主張のあるアクション性
▲おらっ せーえきを喰らえ! びゅっびゅ! ぶっかけで発情した相手にフェラさせて倒す!
▲ふたなりなので男女お構いなし! 倒れた相手を犯すことが可能だ
精液を食らいなさい!
▲ちなみにHすると属性パワーが手に入り、魔法が使えるように。
水の魔法はその上に乗れたり、使い所を考えると面白そう?
空中では3回くらいジャンプ可、またダッシュもあり。
主人公は淫魔(ふたなり)なので、突然その場でコキ出して、ザー汁飛ばしで敵を倒したりも出来る。
人型の敵を倒すとH可能だ!(男女共に)
更にH後に敵が落とした属性をゲット、魔法を撃てるように。
炎の魔法は飛び道具ですが、水の魔法なら足場にも出来るかも……? なんて、かなり「おおっ?」と広がりを感じるところ。
全体に高スペックでもおかしくない淫魔主人公ですが、全体の動きとしてはややもったりしており、高さもあって長いステージの地形を利用して敵が待ち構えるように配置されており、割とダメージもらいがち。
プレイ感としてはそんな敵や罠をその場その場でねじ伏せ、踏破していくぞ、という感じかな。
▲一見高くて届きそうに無い所や、「その発想はなかった」という所に眠るお宝。ステージは広めですが寄り道して探していきましょう
(*個人的にこの触感が「雰囲気あるなあ」と感じたところで、マニアックな話になりますが、
同人ゲーム作家が初のエロRPGやエロACTを作ろうとするとき、必ずといっていいほど、その人の「(子供の頃に築かれた)そのジャンルにおける心の原点」となった作品に立ち返りがちだと思うんですが、
本作、かなり凝った内容なのにいわゆる超有名な「マリオ系」ではない。メトロヴァニア系……でもないんですね。
色々仕掛けがあり、あれこれあるように見せつつも、そっちにはいかず、豊富なHPによる、なんとなくちょっと手応えな箇所が多い……
でも実は探してみると、ちゃんと思いも寄らぬ所に残機UPやお宝があったりする。ふーむ……
(そもそも本作、ゲーム目的には「淫魔王のお宝を全て集める」のが目的、ステージクリアはその過程っぽいんですよね)
そんな質感を面白く感じました。)
”手描き”ぬるぬるアニメをご覧じろ!
ウリとなるのはぬるぬるアニメ。
ただし、昨今のspineやらLive2Dといったツールを使ったフルアニメじゃなく、こちらは作者さんのアニメ生産力をフルに使い、”手描きアニメ”でのぬるぬるなのです。ちょっと昔のディズニーアニメみたいなぬるぬるなのです。
主人公の淫魔においては特に顕著で、高くジャンプしておっぱいがふるふる揺れたり、
立ち状態の時の「骨盤がここにあるんだなあ」と分かるようなフォルム、
しっぽ攻撃の際のお尻の下側に重心が寄った肉付き、
射精シコシコしてる時の、ふたなりちんぽを手でシゴつきつつ、もう片方の手でおっぱいも鷲掴みしている、いかにも切なげに快楽を貪っている感じ……
などなどに強く心を惹かれ、楽しませてくれます。
ここはぜひ見て欲しいところ。
▲敵に犯されたりも。当然ズームとかもあって嬉しいわけです
▲1面ボス&クリア後のHシーン
また人型の敵はHが可能と述べましたが、逆に獣型の敵とかには飛び掛かられ、レイプされる事もあり。
たまーに一人の敵に二種類のHもあったりで、総じて、犯されエロも相当にあるように感じました。
他としてはステージクリア後にイラスト・長めのテキストも用いたHシーンもあり。
価格は高めなものの、全体に「良いんじゃないですか?」「楽しいですよ?」といった感じ。
……では☆低評価の理由はなんだというと、どうも高難易度らしく。
これに関しては体験版の1面でもやや萌芽が見えるか。
高難易度=低評価らしいが……
▲チェックポイントから引き返してアイテム購入とかも出来るんですが……。
ゲムオバればお金は0になるし、上手く使えるかは難しい
▲集めたお宝を眺めてほくそ笑もう。空きがあったら取り逃がしてるって事よね……
アクションで高難易度というと、飛び石型の地形で一歩見誤ると落下、即死しまくるとかを身構えちゃいますが、本作は言うなら「普通に手こずる」感じかな(*ゲームパッドでプレイ)
HPは6、残機も3あって、しかも死んだ時はチェックポイントからリスタート、その際、既に倒した敵はそのままで再開できる……
とかなり配慮しているように思うのですが、
まぁ一つとして、モーション(アニメ)を描き込むほど、アクションの調整はし辛くなるんですよね……。
主人公もぬるぬる歩き、動き、攻撃し、敵もぬるぬると迫り、攻撃して来る。
それだけ絵を表示する”間”がある中で、プレイヤー的にも分かるよう、攻撃のチャンスを設けないといけない……
▲乗ると降りていく足場に、その先で爆弾を掲げた敵! この典型的な「待ち」地形。ワンダメージは必至だ
▲ちょっと油断すると呑まれる触手罠。捕まったときのんあーみたいな表情といい、ゲムオバのテクノブレイクといい、よく見ると可愛い一枚がよく差し挟まってます
具体的には主人公が敵と遭遇、当然攻撃ボタンを押すんですが、余りにもぬるぬる動きすぎて、発動が間に合わない!
なにげに敵の当たり判定もそこそこ大きめだったり。
出会い頭にまずぶつかって1ダメージ、となりがち。
主人公が使いこなせば高スペックな関係上、敵が岸の向こうに待ち構えて延々弾を放って来る、なんて”待ち”の配置も多い。
あと体験版1面でも後半まで行くとステージはかなり広く、死んだ時の巻き戻され範囲がかなり長め、うぐ、となりました……。
気を付けなきゃいけないのは面倒臭くなってガーッと進まず、あくまで慎重に、既に述べたように「一個一個のポイントを踏破していく」心づもりかなと。
体験版範囲では理不尽というより「納得できる」難しさに思えましたが。
ただ1面ですからね……、製品版範囲はどうなるか……というのがありますね。
なんにしろ手描きでぬるぬる動かすアクションってのは相当少なく、もっとハッキリとした存在感も期待できると思うのですが、市場的にあと一つ噛み合ってない感じ。
(例えば全年齢ゲーでは[Cuphead]みたいな、手描きぬるぬるが「これだ」と噛み合う市場があるんですが、では18禁エロゲでは?……ただぬるぬる動かすだけでなく、ハッキリ”引っ掛かる”打ち出しはどこだろう、なんて考えてしまいます。
一部に熱烈な人気の、90年代OVA風……? エロACTで……?)
かなり惜しいものを覚えました。
体験版はステージ1まで。プレイ50分。
・この作品のゲーム実況はここでしてます
サークルさん過去作:
[アイリーン2~ふたなり魔王ちゃんの逆襲~]
関連:
手描きでぬるぬるアニメのACT、
[血染め鬼女]
思い出しました(難易度ムズイのも同じか……)
質感あるアクション、
[女怪人VS女装戦士君2]
とかどうか
レトロエロ感? としては、STG(海外)の方が際立ってたりするんだよな……:
[Captain Firehawk and the Laser Love Situation]
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