電池男 (体験版)
SCPとして他の化け物を喰らい吸収しつつ研究所からの脱出を目指す[人造怪人19号]、カバー・シューティングたる[バレットハード]、伝説のシリアルキラー達を指揮して人街を襲う[ダーク・キャプチャー]。
このサークルさんの”味”はかなりの確率で、私の琴線に触れるんですねえ…
超科学無機質建築物に潜入する、こちらも正体不明感ある自立型ロボット”電池男”……!
ビンビンきますね
▲つるっとした空中建築物? EGG。そしてそこに潜入する”電池男”(ついでに渋い指揮官)
痺れる
そして今作は、[正解するカド]的な? [三体]的な?
明らかに現存の人類よりも高度、超科学ゆえの「つるっと」した無機質デザインに違和感さえ覚える、中空に浮かぶ通称EGGという建築物に、これまた不可解な「電池男」が乗り込んで倒していく、という内容。
冒頭の中東の軍人みたいな通信絵面にも「ニヤリ」ですが、ゲーム始まってみると主観視点、マウス位置で銃が左右。
これは……FPS!? なんてゲームシステムの「捻り」も変わらず。グサグサ私のオトコノコ心というべきものに刺さってきます。
疑似3Dダンジョン的な移動と、FPSぽい戦闘と
▲疑似3Dダンジョン風で船内うろうろ
ただ体験版プレイしてみると、プレイ感はどちらかと言えば、疑似3Dダンジョン的エッセンスが強めか。
右下のミニマップを見やりつつ、正体不明のEGG内部を上下左右移動で一歩ずつ調べていく。
そして道中でランダムで敵と接触、戦闘開始……と。
▲敵と遭遇! 手前の銃をマウスで操って射撃! 電池切れする前にシコシコもわすれるな
しかし戦闘自体は敵が放ち、急激に迫ってくる(拡大)弾を右クリックでガード、動き回る敵にちゃんと照準を合わせてマウスで撃つ。
激しく戦ってると電池男はすぐ電池切れを起こしてしまい、そうなると攻撃も防御も行えず大ピンチ。
なので適時、自分で電池をシコシコして発電するのだ……
と、やっぱアクション度も高め。
▲あちこちにパワーアップ装置が
で、今作はダンジョン内を移動してると敵がランダムに出現。
言わば「うろうろして」経験値を稼ぐ事も出来るんですよね。
要所でパワーアップ装置があり、これで銃の出力を上げるか、最大電池量か、最大HPを増やすかなんてのも選べる。
この辺は順当にRPGぽく、銃の出力を上げれば堅かった敵もすぐに倒せ、結果的に電池消費量も抑えめになるかも……なんて、割と強化する箇所次第でけっこーアクションの感触も変わって来る……なんてのもある。
アート的な部分で主観視点の圧もしっかり感じさせてくれる。ビンビンきますね
▲モダンアート的な絵画かと思いきや、近づいてみると……
▲遠くにポツンと、こちらを見ている男。すげぇ好き
一歩離れて感心した事としては、疑似3D移動と言うと3Dダンジョン的な、壁がひたすら続くイメージが「ありがち」ですが、
そこは今作、3D視点なりの『風景が持つ威圧感』をちゃんと心得て表現されておられ、
遠くから見るとまるでモダンアートみたいな絵画のように見える”それ”が、近づいてみると捕らえれてる巨人であるとか分かったり、
更にEGGの奥深くに進むと、どちらを見ても必ず居て、けして近づけない”男”が空中から何体も監視している…(*恐らくルネ・マグリットの「ゴルコンダ」が下敷き?)
みたいな世界観の押しが。
この「主観視点でお出しされるものを楽しむ」感じは遙かに疑似3DダンジョンというよりFPS的で、本作のソレは視界を自由に見渡せず、パカパカ切り替え方式ではあるんですが、うーむ、過去作のSCPとかに世界観で負けていない……。こう来るか、と唸る物がありました。
▲「迷彩男」との会話シーン。やや女神転生的?
ただあれですね、途中で姿を現す、主人公をサポートしてるという迷彩男に関しては、ちょっと「(昔の)女神転生みたいな」佇まいも覚えたんですねェ……。
意外にもイカセ重視のHシーン。謎ロボット×謎の女型生物
▲初めて遭遇する女悪魔が脳改造ぽくてビビりましたが、割とボス戦とかも健康的なお肌の子でホッとしたのです
▲手マンいかせ、たゆたゆ乳首責め!
▲ついでに排出液をここに出しておこう、のノリで中出しする電池男
Hは道中、女型の悪魔を見付けたら倒して犯すべし、と。
電池男の活動は電解液の劣化が激しく、これを排出する必要がある。
そして女型の悪魔の愛液は電解液に非常に良く似た性質を持っている……後は、分かるな? という事で、女悪魔を犯して現地調達です。
排出なんだからその辺に捨てれば良い気もしますが、まぁどうせなら女悪魔の膣内に捨てておきましょう(どろり…)
ちょっと面白いのはその目的からして、つるっとしたデザインの電池男が、女悪魔に対して猛烈手マンしたり、たゆたゆが眩しいボスを執拗に乳首責めしたり、前戯割と多めというか、ロボット×異種でイカセ中心なエロ内容になってそうなこと。
ただ一点、移動に関しては実は主観視点に沿ってない=ミニマップの見取り図そのままに右に移動したかったら右、上に移動したかったら上キーを押す(主観視点の解釈だと、左右キーで向きを変え、上キーで正面だと思うけど、そうではない)
となっていて、あとキーボードは矢印キーのみの対応となってるみたいで。
そこはFPSよろしくWASDにも対応、ついでに主観視点に応じた移動方式であった方がしっくり来たかな…? と思ったかな。
体験版は20分くらい。
毎回、このサークルさんがUnityで価格1500円くらいの本格的作品を作ったらどうなるんだろう、って思うけど、そういう事でもないのかな……
ツクールの上で工夫している、っていう感触が毎回なんとも溜まらない。
実際そうする事で醸し出される特別な意図ってのもあると思う……
……ただ現在のDLエロ同人ゲー的には、1500円の方が圧倒的に振るうんだよな…。
・この作品のゲーム実況はここでしてます
サークルさん過去作:
[寺生まれのレイコさん]
関連:
つまり、
[Виноград :: ヴィノグラード]
な事でもあるのではないか、そう思うわけです
あと忘れがちですが
[Baldacchino|バルダッキーノ]
みたいのもあります(足下を見ると自分の乳がある)
FPS?
[ヌメミコ ―狂戯の穢祓ー]
とかはどうだ
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