魅惑の翼:少女の脱衣大作戦 (製品版)
なんか暇だな、ヴァンサバライク(エロ)で一熱中したいなあ
あーヴァンサバ(ライク)をちょっくら遊び込みたい……って時が、人生には何度かあるよネ。
という訳で、既に1年くらい前の発売ですが、なんでもSteamでだいぶ売れてるらしいこちらをプレイ。
プレイ前に気になってたのは、作品説明に”ヴァの字”が一切無いことで、体験版も無し、そして『ローグライクシューティング』としていること。
うーんそもそもヴァンサバ自体、実はけっこう言葉で捉えにくいゲーム性を持ってるけども……(ローグライクなのか、無双系なのか、シューティングなのか?)
▲女の子を背景に機体が飛び回る! 上はエリート・ボスが出て来るまでのタイムライン、下には必殺とダッシュゲージが
▲お馴染みのパワーアップ選択画面。ヴァンサバや(確定)
とまぁやや不安を覚えつつの製品版レッツプレイでしたが、
大量に押し寄せる敵、敵の落とした経験値宝石を回収してLvアップ、そしてLvアップの際には数種から武器選択。
何もしないと大体1ステージ20~30分くらいのタイムリミットが課せられてる……
うん……これは、ヴァンサバライクの同人エロゲ!(認定)
脱衣STG? 脱衣ヴァンサバや!
これがちゃんと「リスク取る姿勢」を促してて偉いんですよ……
ただ同時に遊んでて「けっこうヴァンサバと違うな」という感覚を覚える向きはあって、一言で言えば『”サバイバー系”では無い』なのだけど、これこそがヴァンサバの特殊なレベルデザインとなる所なので、説明を後に回すとして。
とりあえずプレイしてすぐに気付いたのは、敵が固くてなかなか倒せない&その代わりに自分もなかなか死なない。
これは『シューティング』たる、弾一杯な後半に向かうに連れてのバランス取りなのかなと思うけど、序盤はけっこうダラッとした展開になるかも。
この時点でちょっと本家との違いが面白くて、実はヴァンサバってほぼステージの最序盤~中盤、気を抜いたら死ぬぞって段から、まぁまぁ上手くやれてるかも感を覚える頃が一番面白いと思うんですが、どうでしょう……?
▲丸く囲まれた円を破壊して、スパッツとかを破っていく破壊種類A。
▲その場に留まって大爆発を起こす破壊種類B! ここのパリピ感も好きなんですよ
▲脱衣成功、食い込みパンツやらおっぱいを背に戦うのはなかなか気色良いものだ
今作はそれで言うと、「序盤ダラッとしていて、中盤から急に面白くなって来る」タイプ。
というのも、その辺りから背景を陣取った、乳揺れしてたりまいっちんぐもかくやみたいなポーズを取った秘書たちの脱がしタイムが始まるから。
この脱衣要素が実はエロだけじゃないのがちょっと感心する所であって、
なんとなくダラダラッと敵を倒してた序盤を過ぎると、画面上の「脱がしポイント」へ誘導され、向かうとそこに二タイプの脱がしサークル(円)が。
一つは多量のHPが刻まれ、それを0にしたらその部位が脱げちゃいますという円、
もう一つはその円内に留まり続けると支配%がアップ、100%になると一気に大量パージできるので粘りましょう、という。
ヴァンサバにおいてつまんないのは芋るというか、マンネリでダラダラと進む事で、
そこで積極的に破壊しに行かなければならない、特に支配%を上げる方なんか、大量に敵が押し寄せる高リスクの場所に一定留まる、というルール付けをしたのは見事・上手い。
(自機のHPも多めなんで)じわじわとヤバくなっていくのが分かるなか、支配%が上がるにつれBGMのベースラインが変化、画面がパリピぽくなり、そして100%を超えた途端、周りを巻き込んで大爆発! 一発逆転! というのは、素直にカタルシスを覚える仕組み。
本作の設計の、基本的な優秀さが窺えるかなと。
しかも通常なら30分とか掛かるリミットが(これ、元ネタすらも”今思えば長かった”と語ってるとか聞きましたが……)
服を脱がしていけば縮まる、全裸にした段階でボスが出て来るって寸法なんだ。
なんだかんだ肌もあらわな女子を背景に戦うのは気色良くもあり、そりゃこれはリスクを犯してでも頑張るモチベが湧くよね、と。
シューティング要素強めとなった事で変わったプレイ感 ウェポンに属性付属などの追加要素……
▲わぁとんでもない事になったぞ 自分の必殺ビーム、敵の絨毯爆撃・ビーム予告です
意外に何とかなるんだよな……
『シューティング』である意味は他にもあって、まぁ主人公も戦闘機でウェポンが全部銃弾系とかもそうなんだけど、そこは(原作からして派手に弾を飛ばしてたし)余り目立たない所だと思う。
それより敵に大きく働いていて、具体的には弾をバラ撒きまくってくるのは勿論、そのバラマキに合わせ、可変変化するエリート・ボスの戦闘機、メカたちですよ。
ステージ後半ともなれば、弾幕に爆風、レーザーの予告エフェクト……などなど画面は盛り盛り。
「相当リッチなものをプレイしているなあ」という感触を覚えられるかと。
原作のヴァンサバを受けてどうしようって時に、まず敵を強化する。これはちょっと盲点かつ、形になってみれば頷けるところ(原作ではエフェクトでキラキラやりつつ、あくまで敵はドット主体だったし)
▲でかいボス敵! 攻撃前にはガキンッと変化したりもな
特に原初ヴァンサバでは、ステージの終わりがボスなんだかハッキリ分からないままクリアしちゃう時も多々あったけど、
今作はそんな事なく、毎ステージの最後、絶対に超巨大なボスがお出迎えするというのは、これまたプレイ体験を分かれる所ではないかなと(つまり、”シューティング”ぽい)
他にもステージ難易度が上がって来るとなかなか敵が潰せず、敵が放って来る弾幕から逃げ回る事になるのだが、この際にも左アナログスティックで移動、右アナログスティックが照準を担当している渋い仕様。(ゲームパッドでプレイ)
逃げながら攻撃できるぞ……! という醍醐味も、そうと言えばそうかも知れん。
また、ゲージにより一時ダッシュや必殺技なども行える。(一時ダッシュで敵を突っ切れるし、そうして必殺ゲージが溜まれば再起が目指せるかもで、弾を避け続ける意味が加わる。原作では「そもそも敵の弾が大量になった時点で、攻撃が弱いって事なんで、粘っても早晩アウト」でしたが……)
▲属性を司る「改造武器」を各ウェポンに装着! スロットの分だけ効果の掛け算を起こせ
ヴァンサバと言えば派手さの象徴であり、またぶっちゃけバランス崩壊の原因(初めは”あると意外性で嬉しい”だったはずが、”それをしないとクリア出来なくなる”、になり、結果的にプレイが束縛される……)
でもある武器同士の合体があるけど、今作ではエリートを倒した際、武器にオプション(属性)を付ける機会が与えられる、として消化。
例えば必殺技のメガ粒子砲みたいなビームに「巨大化」オプションを付けるのは男のロマンという気もするし、そこに「ヒットした時にHP回復」を付ければ、敵を倒しながら全回復する夢みたいな必殺技が出来ちゃったぜえ! となるし、
そうでなくても通常ウェポン、最大の弾数を誇る「ハニカム」に「18体敵に当たるごとに追加攻撃が発生する」オプション、そもそも「弾数が増える」オプションで相互効果を狙っていい。
もちろんまったく無効な組み合わせもあるので、その辺りがプレイしながらの取捨選択、ローグぽいところか。
「サバイバー」とはなんだったのか 原作を対照的に考える
そんな具合で、まぁヴァンサバのエロパロとしてコレがお出しされたらまぁ及第点でしょう、優秀です、といった内容。
まぁ7~8時間は遊んだけど、やはりヴァンサバほど異常なのめり込みが無いのは、『サバイバーでない』という所に戻るのだけど、
そもそも大方のヴァンサバライクが抑えてない点(原作の異常性)でもあるのだが、原作は1ステージめでいうと「7分め(突如湧いた敵に囲まれる)」「11分め(ゾンビ応酬)」など、一定ごとに死亡ポイントを設けている。
…さすがにアプデでステージ数が追加されると、その本質が薄れていったが……(そこがまた現代風であり、ヴァンサバのゲーム性が把握しづらい所なのだが)
そしてせっかく上手くいってる感じを覚えてたのに、理不尽な敵数の量であっと思う間もなく死んだように思え、それが悔しくて、んで、死の度に実績解放される要素がちゃんとあり、己の手はもう破壊しまくった快感を記憶しちゃってるわけで、「コレを試してみたら次は生き残れるかも!」と1プレイ、1プレイが止まらなくなる……
今作は「サバイバー」という感じではない、そこがプレイ感覚を分ける所だと思う(だから作品説明でも謳ってないのかね)
なんなら本作、初見プレイで2ステージめまでクリア出来たし。
(実のところ、ヴァンサバのファーストステージを初回でクリアするのは不可能だと思う)
リスペクトはヴァンサバの他にもう一つ。
ソシャゲを強烈に匂わせるストーリー/ホーム画面!
▲ソシャゲ風拠点(セリフボイスもある)
ところで、今ヴァンサバライクを作るなら、18禁ゲーとしてだよ、どこをこだわるべきか?
一回考えてみて。
そう、一番追加すべきは「ストーリー」ですね……。
という事で、本作はヴァンサバの他に実はもう一点こだわりがあって、それは最近の(中華・韓国の、というか)ソシャゲライク。
なにしろ基本画面から秘書艦よろしくお乳を弾ませた女子が控え、ボイスありの「セリフ」や、クリックでおさわりも出来るのだ……(好感度下がるけどな)
そしてステージ選択=彼女たちを攻略していくぞ、という塩梅。
秘書たちは5人おり、ひとまず彼女たちを倒し……? 5ステージをクリアすればエンディング、となる。
▲会話で綴られるストーリー。洗脳とか言ってるで……
でステージ始まる前にはストーリー(会話)が展開されるのですが、これが何というか、「っぽいなあ」という。
というのも、1人めから「今までの戦闘でさんざん世界を救ってきたとされる貴方ですが、全てヴァーチャル空間上の情報として認識して来ました。たまに考えるんです、本当に敵は居るのかと」
という切り出しで、ん? 脱衣STGみたいな物に期待するストーリーとは随分……深そうだぞ? と。
話はキャラを進めるほど、
「実は連邦から監視され、洗脳されているのでは」
「そもそも高度なAIサポートがある中で、自意識とは?」
みたいな事にもなっていく。
このSF設定、思わせぶりに話がどんどん広がっていく感じな……!
▲強化画面。新武器を解放し、ネコを撫でろ!
「意識・認識」とか「犯人は誰」とか「猫大好き」とか言い始めて妙だと思ったらどうもこのストーリー、
「戦闘中に女の子のエッチな姿を幻視してしまう」この症状は何だ、みたいなコトで、わざわざ女の子たちが背景で脱衣していく事にも説明を付けようとしている様子!
最終的にはややコメディチックにオチは付くんですが、妙にシナリオがマジメな所、
ヴァンサバへの情熱と同じく……というかそれ以上に、今の海外サークルさん~オタク文化としての「ソシャゲ好み」を嗅いだのでした。
……まぁそんな不穏かつ深淵ぽいことが漂いつつも、今いち翻訳の都合で日本語のニュアンスが掴みにくいのが勿体ない所ではあるんですが……
本家ヴァンサバにおけるストーリーとは
閑話休題。
ここも一つヴァンサバとのプレイ感覚を分ける所ですが、そもそも本家ヴァンサバはストーリーが全く無いのか? というと、さにあらず。
僅かにステージ説明があるよ……ってのもそうなんですが、一番はステージ途中に割と探索要素が設けられており(実績を満たそうとすると色々やる事になる)
その探索していく中で起きる演出に、かなり想像の余地を刺激されるんですね。
本作[魅惑の翼]のストーリー展開のほとんどは「ステージ前後の会話劇」ですが(ステージはただ少女の脱衣背景スクロール+敵湧き)
ヴァンサバは実はプレイしながら、ふとドットで、演出で現れる要素として、物語を描いているんですね……
とまぁ、これだけライクが出ていながらも実は完全に分析されていないのがヴァンサバではないか(というか分析してもアプデコンテンツが多量で当初の形が崩れるし……。本家でさえも本家の確かな形を追えない、追う前に大きくなっていく)
……なんて事を、本作をプレイして対照的に思った次第。
なんでこんな事を書くかと言うと、どれ、俺もテキトーにヴァンサバライクを作ったら大ヒットや! と思って制作してるのだが、これが全然面白くならねーんだわ! ヴァンサバってなんや……? 何が面白かったんや……?
5人のヒロインとのぬるぬるHシーン、コスチェンジもあります
▲ぬるぬるHシーン。パーツ毎の着せ替えがなかなか細かいっす
話題が戻りまして、本作のHシーンはステージクリア後に解放、そして好感度が蓄積するともう1シーンプラス……となっています。
好感度はここもいかにもソシャゲという建て付け、ステージで稼いだコインでプレゼントを買えばアップ! あとコス購入とかもあるぞ!
Hシーンはぬるぬるアニメを再生、ずぶずぶする速度を決め、たまにボイス、触れる箇所も2つあったり(…が、ここはちょいおざなりかな)
まぁ中華のこの手のゲームにありそうな感じではありますが、コス差分もあり、パーツごとにあれこれ脱がしたり着せたりしてると、
本音を言えば、5人全部=10体位ぶんを全て解放した後、まとめて見れば一~二発イケるかも、という感じかな。
▲同じシーンでも衣装差分が反映だ
▲好感度60以上で二つめのエロ!
ただプレゼントも数が限られており、好感度の為にはステージをクリアするのが重要。
ストーリーENDを見るだけなら難易度ノーマルで充分ですが、かくてハード・エキスパート・マスター、絶境(これは別モードぽい?)と数倍ものステージのやり込みが待っているのでした……と(まぁ二つめのHもエキスパートくらいで行けそうですが)
まぁ楽しくプレイして、一発でもヌケたら良いでしょうと。
なんとなくシコ優先のDLsiteより、やっぱりSteamで人気が出るのはこういう事か……? という感じは覚えたかな
プレイ7時間、難易度ハードのステージコンプ(ストーリークリア)。
実績も7割くらい埋めたのではないかと思う。
「そもそもSteamに行ったらDemo版あるやんけ」みたいなツッコミは止めるんだ(クリアしてから気付いた)
これがDLsiterの悲劇なんやなあ……
関連:
ヴァンサバライクまとめ:
全年齢だが、実は
[Sauna of the DEAD for Windows]
にちょっとだけ似たゲーム性を覚えたり















































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