ノヴァール冒険記〜6つの鍵とうつろう女〜 (製品版)
予告版プレイ
遊べるゲームシステム+寝取られ
予告版ですが…システムの完成度がなかなか高く、寝取られのジワ感もえろい。

絵がそんなに可愛くないかも…という気はしますが、この界隈、"ヘタウマな方が興奮する"という法則もありますし。
1フロアごとのダンジョン探索が楽しみやすい
基本は街で装備を整え→ダンジョン→エロ、という流れ。
最近の傾向として、"正直、見下ろし視点で(長い)ダンジョン調べなきゃいけないのはしんどい"って気持ちがプレイヤー側にあると思うんです。
ただ同じ見下ろし視点でも、戦闘が無くてエロイベントを探す、ADVみたいなのは大好きだったりする。

…つまり戦闘とイベント頻度の問題だと思うのですが、今作は全体マップで、ダンジョンの各フロアへ行けます。
そして各フロアもおおよそ一画面に収まる大きさという。

あちこちの敵や罠(ギミック)が一望できます。
これは案外大きな効果をもたらしていて、"あそことここが繋がるのかな"という仕掛けの推測が見た目にも分かりやすく、すぐ結果が得られて嬉しい。
(スイッチを入れたら、2階上の別のフロアに確認しにいく…という構造とはおさらばだ)

おかげで、"隠し通路でつるはしをゲット"という部分でもヘンに迷わず。
そしてそのつるはしを使い、全体マップ上の道を切り開く…という楽しさもあった。
また、敵が落としたアイテムには"未鑑定"の品があったり。
まさに"移動距離当たりのイベントを心がけ、"スピーディーさと探索ぽい面白さ"…が出来てるなーと。
適度に考え、適度に楽しさある戦闘
そして戦闘では、装備の再セットや、いわゆるTPのMAX時に、武器ごとにスキル(能力開放)があり。
基本能力は弱いけど、能力開放は強い杖…とかある訳で、探索と上手く絡んでるなと。

また武器属性で敵の弱点を突けば"WEKNES POINT"という文字表示、耐性のある武器で攻撃してたら
ダメージ表示は青く小さく…となってる辺りも親切。よし上手く戦うぞ、という気持ちに自然となります。

ダンジョン途中のイベント、"接触したエルフ族を全滅させるか・あくまで交渉するか"という分岐を行動で選択する辺りも、ゲームやってる感じで嬉しい。
総じてゲーム体験を向上させる、丁寧な作り込みとデザインが印象良いなーと。
ただシステムを作り込んでるだけあって、手応え、なかなか簡単にはクリアできなさもありそう。
(体験版の2つめのダンジョンくらいから既に迷いの森+状態異常。回復手段も稀少なので、2回街に戻って、対策を建て直しました…)
関西弁のおっさんによる、脅迫寝取られ

主人公の女の子は、同伴の冒険者に憧れを抱いてる。
そこに"堕とし師"の異名を持つ関西弁の(うざめの)おっさんがパーティー入り。


予告では初めのベロチューしながらの手マンで既にイカされており、寝取られにおける"じわじわ系"よりはちょっと急かも?
(寝取られのジワジワはほんと、行為に至るまでめっちゃ長かったりしますからね…)
ただ女性の焦りや喘ぎ声の描写、寝取られ出してからは差分も細かく、"流される"エロさはかなり出てました。

またエロシーンは、一部アニメする箇所もあり。


また寝取られ以外の(街中での)エロイベントや、おっさんの戦闘中のセクハラ技(カットイン)もあるのでした。
製品版プレイ1 プレイ3.5時間。寝取られ露出開始…
4つめの鍵のダンジョンまで。
単にダンジョンを順に穴埋めするだけじゃなく、途中でおっさん&主人公の二人きりパーティーになったり、ゲームデザイン的にも起伏があり良いね。
ステップを着実に描写、見所たくさんのNTRエロ
やはりエロシーンはダンジョンクリア後と、ダンジョン中間に発生、順番に見ていく形式。
ただ寝取られに至るエロシーンの組み立てが上手く、堕ちていくステップを一つ一つ踏んでいく。
その面でメリットは十分感じられた。


描写もいわゆる"付け焼き刃"の寝取られではない。
寝取られる想い人の鈍さ・性への疎さ、寝取りオッサンがその合間を尽き、ぐいぐい"好きだ好きだ"と囁きたぶらかして、堕としていく…
気付いては居ないものの、何となく不快を感じる想い人と、オッサンがぶつかる場面。
そういった"確認"の描写を事前・事後にしっかりとやってくれて、寝取られという物をしっかり引き立ててくれる。
ただ恐らく"寝取られ発覚でオワリ"ではなく、"寝取られて、誰にでも痴態を晒すようになるまで"の物語なので、主人公の墜ち方はやや早い、かも。

NTRの流れ的には、オッサンとの2回めのエロで処女喪失(射精後に、"どや。お前の事を想ってるから、外に出したんやで"と囁く)
3回めでシックスナインで奉仕を覚えさせられ、さんざん手マンされ、イキそうになった所で"イカせて欲しかったら、もうあの男に恋愛感情を持つな"と念押し。
主人公はやや逡巡するものの、"決別の挿入"へと。
(もちろん挿入前には"どうや? これが今からお前の膣内に入るんや"、主人公の方も"あんな大きいのがわたしの中へ…駄目…もう逆らえない。本当にこれからエッチしちゃうんだ…"という具合)
そして"印として"中出しを許す、と。

そうなると既にデレ始め、(元)想い人の目を盗んで、どこでもエロしだすように…。
ダンジョン探索中にオッサンがムラムラ来たら、トロッコが一周する間に犯される。
早く済ませようとする余り、自分から腰を動かす事を覚える…というステップ。
(SEX中に"(オッサン風の)関西訛りでおねだりさせられる"、射精後に"ワシの膣にザーメンを入れたまま、探索の続きや"いう要素も上手い)
この辺りから主人公も"おっさん好き好き"になるので、そんなに悲壮感が無いな…(一緒に探索すると、憎めないキャラだし)
とマンネリが漂う所、(元)想い人が不審に思い始め、扉の向こうで遅すぎた告白を受けながら、セックス…と。


次のダンジョンは、オッサンと主人公だけの行動となり、いよいよ"仕上げ"に掛かる。
遂に露出&他人に抱かれるよう命令。
“抵抗を薄くしてやるため"と気遣いのフリをした目隠し状態で、他人にフェラする主人公。

その映像は別のダンジョンを攻略する想い人の元に届いていて、"なんていう淫乱な女だ""だが、誰かに似てる…"と引っ掛かりを覚える。
そしてそのダンジョンの主であり、オッサンとグルの魔術師が"映像の続きを見たいと臨むなら片方の扉へ、見たくないと思うならもう片方の扉へ…"と決断を促す(分岐)
罪悪感と共に、不思議な興奮を覚えた想い人は、続きの扉へ…
と、主人公の完堕ちと、想い人の"完折れ"へ、着々とシナリオが進むのでした。
やや主人公の堕ち方は急転落ながら、毎回、展開に意趣を凝らしたエロで、見所がたくさん。
女主人公モノの寝取られということで、ある意味、寝取りでもあるので…
胃がキリキリするようなガチ寝取られはきついけど、えろい雰囲気を味わいたい、入門用にはかなり良いかと。
エロRPGにNTRを入れるメリットを感じましたね…
RPGとしても良
RPGとしても楽しんでます。

予告版の2つめの森…はけっこう厳しかったですが、そこがピークかな(もしかしたら難易度調整したのかも)
戦闘で「逃げる」は無いものの、数々のシステムで結構楽しみながら、
ダンジョンのフロアも"シャベルでどこの地面も掘れるので、お宝を探す"みたいなギミックだとか、合間合間にミニゲームなんかも用意されていたり。

なかなか最近の家庭用、ちゃんとした一般向けRPGのようなゲームデザインを、軽めのテンポで楽しめますね。
製品版プレイ2 クリア(6時間)。妊娠ENDも
上手くやれる人もそうでない人も、飽きず、程よく楽しめる
“武器の力を解放するとドラゴンに変身"だとか、"正体不明の敵→正体は◯◯だった!"とか、名作RPGとかでは見るものの、普通のツクール製のエロRPGでは余りやらないような処理もあり、確かに飽きずに遊べた。
(敵行動のバラエティの多さというのは、後半になるほど効果が顕著だと思う。本作は最後まで楽しめた)

加えて本作では、単純に破壊力が上回る武器は少ない。
むしろ"回避率は大幅に下がるけど、ほぼ改心100%の腕輪"だとか、"MP消費で強攻撃"、"基本能力は弱いが、武器解放スキルは強い""状態異常を起こしやすい"、それに敵との属性相性も考えて、場合場合で考えて起用していく。
攻撃力で判断するのではなく、強い武器は"自分で見つける"…という感覚が新鮮で良かった。
(命中率35%って結構当たるなというのと、改心の一撃の強さを発見した時は、"われ道を見つけたり!"な気分に)
そして未鑑定品の種類は相当多いらしく、鑑定するたびに毎回新しい(クセある)武具が手に入る。
正直、クリアした時はもう少し遊びたい(新作の効果を試したい)という気持ちに…

ただ、セクハラ技でほぼ無制限にHP・MP回復できるのと、ボス戦だと早くに行動パターンが分かるので、死ぬかやられるかの緊張バトル…というより、"時間掛ければ普通のままでも倒せるけど、いかに多くダメージを与えられるか?"を考える感じ。
攻撃後の追撃成功とかもそうなんですが、上手くやれる人もそうでない人も、程よく楽しめるバランスになってるかなーと。
寝取られる男の焦燥、受け入れた後の卑屈さへ…完膚なきNTRエンドも
後半になってからの寝取られ描写は、主人公(女)の背徳感というより、寝取られた男の焦燥、疑惑と信じたいという気持ち(ほぼ確定的なのに)、そして後悔…という所にフォーカスを当ててる。

遂に決定的な現場を見てしまった時も、"ここでもう、全てを諦めて逃げ出すか"…という選択肢が出るという。
(選択することで、より後悔を煽られる訳です…)

例え寝取られようとも、最後まで見届けるというのがトゥルーエンドな選択ですが、
それから主人公は、バレてしまったのをいい事に公然と見せつけセックス、
オッサンとバックで繋がりながら"フェラだけは許したる"というお許しの元にやっと行為に及ぶが、刺激の強さにすぐ射精。
その後、他の男に中出しされたまんこを、それでもエロい事が出来るならとクンニで掃除する…と、まさに"惨めさ"・"寝取られた男の卑屈さ"を突き付けてくる。


ちなみに逃げ出す選択をした場合…数ヶ月後に彼女とご対面。
トゥルーエンドは何となく救いがあるのに対し、完膚なきNTRエンドも用意してあるのでした。
主人公の妊娠…についてもうちょっと欲しかった!(個人的に)
やや気になったのは、(初めの頃と比べると)後半のエロは一回が少し短めかな…? と。
一度終わると間隔が開くので、あと一歩で射精に至れない感じで口惜しい…
(その分、自由行動が可能になってスラムでの強制オナニー・強制売春エロが入ってますが)

あとはトゥルーエンド。
割と寝取り方が強硬手段で、お腹の子供にも余り触れておらず、ちょっと締まりが悪かったかなと…。
(NTR的には、バッドエンドの方が満足…ってのはある意味で仕方ないかもですが)
エロシチュの尖らせ方が上手い方なので、妊娠周りはもっと突き詰められた気が。
途中で"生理が来てない"とかの描写があり、期待で舌なめずりだったんですが、そこからちょっとフワッとしちゃったかなと。
(誰が父親か分からないし、大きくなっていくお腹に周りの目とか、心理的に主人公がもっと追い詰められる…のかなと…)
寝取られた男が、それでも傷ついた主人公を支えていくぞと決意しても、産まれた子どもがオッサン似なら、やっぱりそれは"究極の、寝取られの勝ち"感がある気がしますので…。
作者さんブログ
ディスカッション
コメント一覧
初めまして、M.GAMES代表のmo-toと申します。
この度は、ご購入&レビューして頂き、ありがとうございます!
じっくりと、レビューのほう読ませて頂きました。
なにせ、長文で製品版レビューして頂いたのは初めてなもので……今もドキドキです^^;
111さんの仰るとおり、出来るだけマンネリにならない作りになるように心掛けたのですが、それが伝わっているようで安心しました。
>やや主人公の堕ち方は急転落ながら……
この辺りは反省点ですね。もう少し引き伸ばすべきだとは思ったのですが、生憎と自分にはだらだらとマンネリ化する展開しか思い浮かばなかったのであんな急展開に……もっと精進します。
ところで話は変わるのですが、111さんは新作RPGは作られないんですか? 以前youtubeで、とても面白そうな自作システム(VXACEで船に乗ってるやつ)を拝見したのですが……自分はシステム厨なんで興味津々です。あれやってみたいなぁ……なんて^^;
うおお、ありがとうございます!(クリアしたら、こちらからメールしようと思っておりました!)
前作から注目していたのですが、ちょっとタイミングが合わず、今作でやっと購入プレイできました。
ゲームシステムはですね…私も一応、”こうすれば面白くなる!”みたいな一点を考えるんですが、本作に関しては、具体的な事がまったく思い付かないくらい…よく出来てるなと。
個人的には同日発売のエロRPGの中で、一番面白い(し、エロい)と思うのですけどね…
うーん寝取られに関しては…自分もあんまり言えないのですが、エロRPGに組み込むなら、これくらいでも良い気はしました(嗜好が細かく分かれるジャンルですので、色々意見はあるでしょうが…)
>新作RPG
あれですね…、大航海時代っぽい感じで、奴隷女の売買を作りたかった、というw
あれは確か、戦闘で船同士の撃ち合いを表現する処理で詰まって、他に浮気してたらハードディスクが壊れて海の藻屑になった…という経緯です…すみません…
ツクールでのスクリプト開発は、ツクールから離れたら他に活かせる技術じゃない…という所も最近少し不満でして、うーん…新作RPGとかは近い内には期待できないかもです、申し訳ないです。
最後までプレイして頂き、ありがとうございます!
おお! うねうねする棒入手と完全体撃破までやって頂けるとは! これは、嬉しい。
武器の種類やら、モンスターの行動パターン制作とかは完全に自分の趣味全開で作ってましたね^^;好きなんですよ、こういうの。
その分、もっとエロ部分にチカラを入れろとツッコミがきそうですが…^^;
仰るとおり、妊娠中の描写をもっと突き詰めれば、NTR度もぐっとあがりますよね。確かに、放りっぱなしにしたのは駄目でした……
もし次回作があればその辺も、活かした作りにしたいですね。
……あと、もっと絵も上達しないとですね^^;
ためになる素晴らしいレビュー本当にありがとうございました。
>新作RPG
>ハードディスクが壊れて海の藻屑
oh……残念すぎる……
すみません、追伸です。
レビューへのリンクをブログへ貼らして頂きました。
リンクありがとうございます。
敵の行動パターン趣味ですか! いやぁ、私はやろうとしても出来ない所なので、素晴らしい長所だと思いました。
ピアノ弾いてるスケルトン倒したらBGMが止まったり、プレイしてて「細かいっ!」と思わず口にしてましたよw
絵なんて飾りです…偉い人にはそれが分からんとです…、と言えないのが、エロゲのつらい所ですね。
次回作も頑張ってください!