バッドアカデミー (製品版)
*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。
女教師もののAVを模した作品 追加入力で女教師を責めまくれ
▲押し倒した後に矢印が現れ、その方向にキーを入れると……
▲このように様々な体位で責めることができるのだ
ある日の放課後、男子生徒の魔の手が、格闘技使いの女教師に迫る……。
格闘ゲームプロジェクトさんの「バッドアカデミー」の感想でございます。
名前を見て分かる通り、元々は格闘ゲームを作っていらっしゃってたサークルさん。本作はエロという新境地に挑んだ作品。
女教師「新山 さき」を無理やり犯して写真を撮って脅迫。エスカレートしていく行為の数々を簡単操作で体感できる一作です。
攻撃を行うたびに選択肢が現れ、選ぶことによって様々な体位でのSEXをシームレスに行える。
男主人公ならではの「責めの快楽」を味わえる一作となっておりますよ。
用意された5つのチャプター 強姦から始まり屈辱のスパンキングまで……
▲どことなくAVっぽい雰囲気が漂うタイトル画面
▲DVDのチャプターが如く、遊びたいチャプターを好きに選べるのだ
さて、簡単に本作の説明をいたしますと、5つ用意されたチャプターから好きなシチュを選んで遊ぶ、という形式のゲーム。
「女教師もののAVをミニゲーム集として落とし込んだ作品」という風に認識していただければ幸いです。
各チャプターは、「強姦・痴漢・自慰・折檻・反撃」という風に分かれております。
ゲームとして見てみると、チャプターそれぞれが独自の操作方法を持っているのが特徴です(強姦・痴漢のみ、同じ操作方法)。
操作は簡単で、方向キーと攻撃ボタンのみ。チャプターによっては使用ボタン数が変動したりしますが、基本的に1ボタンだけで楽しめることでしょう。
▲服が破けてない状態だと、普通に膝蹴りでカウンターを食らうので注意だ
「強姦」と「痴漢」チャプターでは、
・攻撃ボタンでの通常攻撃
・「↓→+攻撃ボタン」(俗にいう波動拳コマンド)でのタックル
・「攻撃ボタンを押しっぱなしをして離す」での仏壇返し(※痴漢パートでは前傾背面立位)
の3種を使用。
強姦チャプターは、女教師の服が破けてからがゲーム的にもエロ的にも本番。
脱衣させる前はタックルや仏壇返しは反撃されてしまいますので、地道に通常攻撃で唇を奪ったり乳を揉んだりしましょう。
女教師の服が破けたら、タックルなどのチャンス!先生の抵抗を避けながらも攻撃を当てることで、様々な体位で犯しまくることが出来ますよ。
痴漢チャプターになってしまえば、女教師は完全に男子生徒の言いなり!制服を無理やり着せられて、電車の中でSEXすることに……。
どちらのチャプターも犯しに犯しまくって、先生の体力ゲージを0にすればチャプタークリアとなります。
例えるならば、強姦は「抵抗のあるエロ格ゲー」、痴漢は「やりたい放題のエロ格ゲー」と言ったところでしょうか。
一旦、操作のコツを覚えてしまえば、自由自在なプレイができることでしょう。
▲手マンからの後背位コンボ!攻撃成功後は、矢印に沿った追加入力で様々なプレイを切り替えることが出来るぞ!
本作の特徴的なところは、攻撃をヒットさせた後に「矢印」が出るというところ。
出てきた矢印に合わせて方向キーを追加入力しますと、たちまち体位が変化。様々なパターンを試してみましょう。
▲ゲームパッド持ちならともかく、キーボードだと初期配置ではやりづらい
ちなみに、「タックル(波動拳コマンド)が出せない」という方は、まずオプションのキーコンフィグで上の画像を参考に設定してみてください。
そして、↓・→・攻撃ボタンを「タタタン!」という感じで入力してみましょう。
あまりにも遅すぎると失敗しますが、入力時間の猶予はありますので、焦らず入力すればタックルしてくれると思います。
▲3ボタンで様々なグッズを使ったオナニーを強要するのだ!
「自慰」と「折檻」チャプターはインタラクティブムービー的な要素が強いです。
強姦・痴漢チャプターが「操作でHを体感する」ことに重きを置いていることに対して、ゲーム性が無く「操作でHを観て楽しむ」要素が強いのが特徴的。
ボタンを押すことでHアニメを切り替えたりして辱めることができ、先生の体力が0になったらチャプターは終了します。
まだ鑑賞していたい!という人は再度同じチャプターを選びましょう。
「自慰」チャプターでは3つのボタンを利用して先生に「指」「電マ」「バイブ」での自慰を迫り、「折檻」チャプターではボタンを押すたびにお仕置きとしてスパンキング!
先生のあられのない姿を、上から目線で楽しむ優越感が味わえるチャプターと言えましょう。スパンキングを続けるうちに尻が赤くなっていくのが地味に細かい。
一気にノリが変わる「反撃」チャプター 女教師が生徒たち相手に大暴れだ!
▲一気にゲーム性が変わる反撃チャプター。爽快感バツグンだ!
そして、最後にある「反撃」チャプターは、「女教師を操作して様々な生徒たちをぶちのめす」というもの。
「手前・奥に移動できないベルトスクロールアクション」と言った感じで、方向キーと攻撃・強攻撃の2ボタンでたくさん現れる生徒たちを倒していきます。
とは言え、生徒たちの攻撃は全てHなものばかり。食らってしまえばたちまち快感に襲われることでしょう。
そんな状況に耐えつつ、屋上にいる脅される原因となった男子生徒を倒すことが出来れば、チャプタークリアとなります。
全3ステージ・4エリア構成。各ステージの最終エリアにはボスがおり、専用モーションでのH攻撃が見れちゃいますよ!
▲ベルトスクロールアクションっぽく軽快なアクションが楽しめるぞ!回復アイテムも潤沢だ!
「屋上にいる男子生徒の元へ、服を奪い返しにいく」というバックストーリーこそあるものの、脅迫されて好き放題されていた時とはまるで一転。
方向キーやボタンの組み合わせで様々な技が繰り出すことが出来たり、敵を倒すと回復アイテムが出たりと、本格的にアクションゲームとして遊べます。
元々格闘ゲームを作っていらっしゃったサークルさんなだけあって、動きがキビキビとしていてモーションも格好いいのです!
▲敵を打ち上げる二段蹴り
個人的に好きなのが、通常攻撃のコンビネーションからの二段蹴り(↓↓+攻撃ボタン)。
敵を画面端に追いつめて、上手く着地した後に再度二段蹴りを繰り出せば、何回も打ち上げることが出来る(最大6回くらい?)ので、非常に爽快感があります。
たくさんの不良生徒を巻き込んで、二段蹴りで空中に打ち上げては、落ちてきたところを更に二段蹴りで打ち上げる……。快感……!
▲ゲージを消費することで出せる脱出技の旋風脚。結構ゲージはあまりがちなので好きなタイミングで使おう。
とは言え、無双できるわけではございません。敵に囲まれてしまえば、H攻撃の数々をモロに受けてしまうため大変!
そんなときは、ゲージを消費して周りの敵をダウンさせる旋風脚や、自分がダウンした後に使える「前転回避」を上手く利用していきましょう。
▲挟み撃ちされたら大ピンチ!前転回避や旋風脚を利用して脱出だ!
生徒たちの動きは多彩で、足元を崩すようにタックルをしてくる生徒もいれば、ジャンプ攻撃でこちらに近づいてから責めてくる生徒もいます。
中でも、フェラをさせてくる男と、高速手マン女は恐怖の一言。わたわたしていると、連続して攻撃を食らってしまうことも。
▲奥に移動して背後に回り込む生徒。挟み撃ちされやすい上に、地味に攻撃も強い厄介な敵だ。
ですが、本作は比較的回復アイテムが出やすい傾向にありますので、最終ステージ以外は誰でもクリアできる難易度なのではないか、と思います。
最終ステージはボスラッシュがある上に、ラスボスの攻撃力が極端に上がっていて凄まじい……!
そういうAVだと思えば、最後の女教師側の逆転が難しいのもまた納得かもしれません。
ラスボスの男子生徒ももちろんのこと、不良生徒たちに囲まれる中、あなたは「脅されて性奴隷にされる」という運命を避けることができるでしょうか。
各生徒がどんな動き・攻撃をしてくるかを把握して、如何に立ち回るかが攻略のカギとなるでしょう。
ただ、一回攻略のコツを掴んでしまうと簡単にクリア出来てしまう難易度でして、その上に1ステージが結構長いので、単調に感じやすいのが惜しいところだと思いました。
各ステージボスのH攻撃自体も、回想モードが無い関係上そのたびにプレイし直さないといけないですしね。
1ステージを短くしてみたり、「H攻撃から抜けるには矢印に従って方向キーを押さないといけない」というフィーチャーを付けてみたり、プレイに緩急が付くようなゲームデザインになっていたら、もっと面白くなると思います。
軽快なアクションや細かいモーションは見事 ですが、どこか惜しさを感じる作品
以上、「バッドアカデミー」の各チャプターの説明でございました。
前述した通り、「女教師もののAVをミニゲーム集として落とし込んだ作品」と言った風情。
3・4チャプターの「自慰」「折檻」に関してはただボタンを押すだけでクリア出来てしまうインタラクティブムービーですので、ゲームとしてみれば「うーむ……」という感じになってしまうでしょう。
▲女教師の尻、上から打つか、下から打つか。脚をキュッとさせたりと動きは細かいものの、尻を叩くだけのチャプター。
しかし、全体的に女教師ものとして見れば、女教師への嬲りがエスカレートする過程を描くにあたっては必要なものだろうなぁ、と思ったりも。
観賞用のエロアプリとして受け止めれば、「これはこれで……」となるという不思議なチャプターです。
「脅迫されて男子生徒の言いなりになっている」という設定がある以上は、男子生徒の操作が中心とならざるを得ませんし、例えば「オナニーを強制的に指示する」ような状況にゲーム性を持ち込むこと自体が、非常に難しいんですよね。
男子生徒の心情としては女教師をいいようにしたいだけなので、「女教師が気持ちいい道具を選ばないと、淫らな姿を見た男子生徒がイってしまってゲームオーバー」みたいな、バトルファック的なゲームにもできません。
▲追加入力によるプレイ。様々なバリエーションが見られるところが素晴らしい。
「強姦」「痴漢」のような、「追加入力で様々なプレイを行える」というチャプターはかなりエロく、更に追加入力で派生を増やせば間違いなくよりエロいものになる、素晴らしいアイディアだと思います。
また、女主人公もののアクションとなった最終ファクター「反撃」も、強い女教師が様々なH攻撃に晒される様を楽しめてまた素晴らしい。
ただ、「自慰」「折檻」だけは、体験版で遊べるチャプターで期待していたプレイヤーからすれば、「思っていたのと違う」となってしまうのではないか、と思います。
この作品を「女教師もののガッツリとしたゲーム集」として見るか、「女教師もののゲームを含めた作品群」として見るかで、評価が二分する作品だと感じました。
エロ面としましては、電車の中で大胆なSEXをさせられる羞恥プレイや、電マ攻撃での放尿など抜けるシチュエーションが多々あります。
動きとしては「おっぱい」にすごく力を入れているのを感じまして、こねくり回されるおっぱいや、バックから突かれる時に動く様はそれだけでも抜けてしまうほど。
男子生徒の手の動きのいやらしさも妙にリアルで、生々しいエロスを感じさせます。
体位もかなり充実している上、前述した通り「女教師もののAV」のような作風ですので、ジャンルが好きな人にはたまらないことでしょう。
▲おまんこが出そうなモーションではものすごい光を放つ
ただ、こちらはアダルト作品の処女作ですし、サークルさんの方針にもよりますので仕方の無い部分ですが、個人的にちょっと……と思うのが「修正」の部分。
「様々な体位がある=アニメパターンの数が多い」ということもありまして、スクリーンショットを見ていただくと分かると思うのですが、秘部の修正が非常にきつくなっております。
おっぱいこそ丸見えですが、アニメやゲームの「謎の光」と同レベルの眩しさですね。
また、その関係か、背中を見せながらの駅弁ファックなど「如何にして秘部を見せないモーションを作るか」に苦慮されている印象も受けました。
アニメパターン自体がAVを意識してか、ダイナミックさが少ないだけに、非常にもったいない部分だと感じます。
▲一応、チャプターの終わりにはショートムービーが流れるが……
全体的な作品としてのお話をすれば、本作は「ゲーム性が入れられないチャプター」の存在があるなど、かなり特殊でものすごく興味深いアイディアに溢れた一作だと思います。
ただ、その一方で「(修正の絡みも含めて)絵面的に地味」という、処女作故の弱点を持ってしまっているのも事実。
ここに関しては、「格ツク製である」という視点にこだわらず、演出を強化することによってプレイヤーに魅せればいいのではないか、と感じました。
例えば、体力(女教師の快楽)に応じてカットインのムービーを入れてみたり、モーションをダイナミックにしてみたり。
格闘ゲームプロジェクトさんの前作「Battle ・ Call2」の超必殺技演出においてムービーを入れていたように、派手な演出でプレイヤーの心を動かすことができれば良かったのではないかと思います。
女教師ものの「ゲーム集」として見るか「作品群」として見るか 受け止め方で変わる評価
▲実際に遊べば分かる女教師の強さ。よくこんな人材を脅せたなアイツ!
というわけで、「バッドアカデミー」の感想でございました。
「女教師もののAV」を意識した作りは非常に興味深く、また「反撃」部分のアクションシーンは、格闘ゲームを作ってきたサークルさんだけあって非常に気持ちが良い作りでございました。
その一方で、エロ目線で見てみるとおっぱいなどの細かいモーションなど見るべき点はあるものの、処女作なので仕方が無い部分が多々あるのですが、修正が妙に厳しかったりと抜きづらい面も見られる一作だと思います。
先に書いた通り、「女教師もののガッツリとしたゲーム」として見るか、「女教師もののゲームを含めた作品群」として見るかで大きく評価が変わる作品です。
本作は間違いなく後者であり、女教師ものが好きであればまさに「刺さる」作品だと思われます。
体験版では、第1チャプターの「強姦」と第5チャプターの「反撃」が遊べますので、興味のある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
「反撃」チャプターで、生徒に空中コンボ決めるのすごく楽しい……。
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