淫魔塔士リサヴェリ (体験版)

RPG, R18興味深い, 遊べる

作者さんから感想を書きやがれという感じで製品版を頂いたのだけど、今回、思ったよりずっと骨太だったので、まず体験版での語りである
(これ友達だから正面からスッパ切ってますけど、普段はこんなに執拗に批判したらお互いの為にならないからね……。
そもそも完成間近に言われてもって感じでしょうし……

*2019年9月24日予告時の体験版での感想です。
最新Verでは難易度NOMARLがデフォ、NOMARLだと途中セーブできない、主人公の心理描写などが加わってる模様……)

エロローグだ! しかし初めの1時間は困惑するかも

本作の体験版のファーストインプレッションは困惑ではないかと思う。
(ここを言ったら、そこからして作者さんに否定されたのだけども……)

ゲームの概要って事ならまぁ分かる、
画面右に表示された魔法少女の胸は常に揺れ動き、ともすれば何かの液体を垂れ流し、
ローグとして拾った服(防具)を装備すれば部分着せ替え、
更に武器にはそれぞれ耐久度が設けられていて、こちらも立ち絵反映。
更に『攻撃後に経験値が余計に加算されるけど、責められるローター』なんてバフ効果のアイテムを拾ったり、
デフォから「目の前の敵に使うスキル「膣を使う」」なんてのがセットされてる只事じゃない気配。

これらの事がビジュアルにて散々に展開されるのでそれは分かる、うん、そういうゲームなんだろうとはざっくり掴める……。
しかし始めて1時間くらいは、本当に戸惑いの方が大きかった。
つまり有り余るそのポテンシャルを素直に楽しめない。
(自分は過半数のプレイヤーがそういう気持ちになりますよ、と作者さんに進言しておるのだが……、実際の所どうですかね?
気にならない人、すぐ慣れる人も居るのかね?)

まず説明が無い。
プレイヤーとしてはまぁローグのつもりでやってるし、操作に関しては常時表示されてるので、そこは最低限分かるのだが
とにかく探索しろと言われるだけのストーリー、
その割に、初めの拠点らしき所に常駐するNPCはやけにキャラが濃く、何か勘繰るというか……、頭に??が浮かぶ。
そしてまぁともかくダンジョンへ向かうのだが、
マップ表示は無く、視界がめちゃ狭く、フロアグラフィックはごてごてと凝ってる感じで正直迷何が何だか。
こっちはゲームの目的さえも知らされてないので、いわゆる「階段」はどこにあるのか? この拾った「鍵」ってなんだ?? というレベルの困惑。

その割にやたらと敵が出て来るので、何かチマチマ倒し続けるだけ。
なんだ?
これ俺大丈夫か、ちゃんとやれてるのか? 何か間違えてるんじゃないか??……なにより不安になってくる。

仕方ないのでアイテム欄を見てみる、服の着せ替えとかはまぁ分かる、それがウリなんだろう、だがこの「膣を使う」って何?
なんで今さっき魔法少女にされたばかりの女の子がいきなり膣を使うみたいな話になってるの、メリットは何?
攻撃系なの? あ、敗北系自爆スキルってこと?
……で使ってみると何も起きない。
どうやらチンポが無い相手だったらしいが。そんな事言われても分からん(これは今でも分からん)

とにかくやたらとエロ濃ゆいアイテムを拾うし、エロられまくるエグさは分かるのだが、
それがピンと来ない、こっちはまだ不安を覚えてる段階なので、余裕で股間の上を素通りである。
(操作に関する説明は取り揃えてるのに、反比例するかのような本編の説明の無さっていうのは、要は”やって分かれ”というファミコンの頃のゲーム設計の精神なのだと思う。
しかしあの頃と比べて、今は使用キーも規模もルールの数も段違い、
そして何しろエロゲなので、”前振り”・”プレイヤー側(の下半身)の準備”も重要なんだって……)

UI的にも正直目が散る。
つまり、左(ゲーム画面)で起きてる事と、右(立ち絵)でのエロが繋がらない感じ、というか。
左側で「乳首に68のダメージを受けた」つっても、右側の……え、どこ? みたいな。
右は右で、ゲージ表示だけ、今どのくらいの値なのかそこを確かめたいものだし、
その為に部位ダメージを受けた時は、
対応するゲージの上でヒットエフェクトが光る、ゲージも瞬間表示じゃなく、少し時間を掛けて伸縮するとか必要だったのではないかと思う。

他に細かい事で言えば、乳首・子宮感度的なゲージは、立ち絵のそれぞれの適した部位に表示する(子宮はお腹の上から線が伸びて、ゲージ表示に繋がる)
とかの工夫が必要だったのでは、とか言いたくなるし、
あとHP表示は数値なのに、同じく受け過ぎるとゲムオバに直結する性HPがゲージ表示だけっておかしくないですか?

エロい事は諸々ガンガンやってると思うのだが、正直、それを万全に感じてるとは言い難い体制。
コトが起こってから、あ、ああ、こういう事したかったのね、とかいちいち解釈の行程を噛ませなきゃいけない感じ。

エロもカットインで膣ひくひく、乳首ビンビンって……、”そういう事なのか?”感が強い。
体位不在、相手モンスターとの絡み不在じゃないか!
(*実はちゃんとどちらもあるのだけど、始めたばかりでは、なかなかそういう事も起きない)

あとこれは今でも思ってるのだけど、性HPで倒されないと、敗北エロシーンに移行しない仕様はどうだろう、
多分だけど、普通にプレイしてたら当初はHPでやられる方の事が多いんじゃないかなあ……。
それでHP0でダウン、あ、エロが無いのかな、って思っちゃうと思うんだよね……
(やられて気絶してる事に変わりは無いんだから、「モンスターが群がって犯される」みたいな説明でエロシーン行けば良いじゃん)

今のままだと”体験版とりあえず触って判断してみよう”ってユーザーを、多く取りこぼしかねないのでは。
その姿勢のユーザーは、恐らく我慢してプレイしても30分くらいが限度でしょうから、
「何か分からんし、エロい事もあんま起きない(何か色々やってるのは分かるけど、まぁいいか)」
となる公算大。

メッセージログの淡白さも気になる。
ローグライクってそういうものだと言われればそうだけど、酷い事されてる女性をエロく語る時って大体、「XXXな事になってやがるぜ!」みたいな外野の視点とか強調が欲しいのじゃないだろうか。
まぁその弱さを、がんがんアニメする事で何とかしようしてるのは分かるけども。

もっと言うと、「空腹」ってさ、ゲージが溜まったらダメな扱いなの?
”空腹が溜まる”っておかしくない?
大体のローグは%の数値表記で、フロアの横とかに表示してるんじゃないかなあ……。

頼むから一回、セオリーっていうのを抑えた上で、それから色々と新しい事をやってくれ……。
この「やってる内に分かる」誘導は、凄く多くの潜在購入者を失ってる気がするんだ…。
(人づてに面白さが伝わっていけば、もしかしたら上手く運ぶかもだけど……)

分かって来ると、仕様のいちいちに納得。ちゃんとしたゲームノウハウが見える

さてそんな諸々を考えるに、予告の体験版だと難易度EASYがデフォだけど、実際はNOMARLこそが標準なのだと思う。

この状態で1時間ほどプレイすると、やっとゲーム的にもエロ的にも面白さが分かってくる。
……いや認めよう。
分かって来れば、作者さんの下積みが長いゲームノウハウがそこかしこに感じられて、かなり面白いのだと。
(チュートリアル的な誘導は壊滅的だけども……)

特にNOMARLで本当に奥の奥の手まで使っても進めない、手に汗握る感じなんて、久しぶりにがっつりしたローグを遊んだなと思い返しました。
要は今までの作者さんの過去作とは異なり(制作ツールも変わりましたしね)、かなり骨太なゲームって事なのだと思う。
こちらの心の準備も出来ていなかった。
(なのでこれから体験版触る人も……ぜひ1時間、付き合って頂ける嬉しいなと思いますね……)

思い起こすと結局、1つめのフロアを超すまでが鬼門で、
ここできちんと「鍵を手に入れて、ゴールの扉を目指すゲームなんだ」と分かれば、以後、次のフロアでも目指すべき事が分かるし、
そしてローグとは言うものの、実はダンジョンは毎回同じなので、
繰り返し挑んでフロア構造を頭に入れ込む事が、言わば「プレイヤーの腕の向上」なのだと了解できる。

やられてやり直しても大丈夫。
1フロアめをクリアするのにあんなに苦労した事が、もう目的もゴール位置も分かってるから(鍵だけはランダム)
スイスイーと進める心地よさ。この達成感。

同じローグでも、不思議のダンジョン系は自動生成なのでフロアに凝る訳にはいかないが、
こちらは固定なので、ちょっとした九龍街、もしくは崩壊した景色って感じで、雑多にダンジョンのマップチップを映えさせられる。

そんな風に、初めはこれが無い……なんて首を捻っていた仕様にも、いちいち納得が行くようになる。
(視界がめちゃ暗いのも、鍵と扉の位置が分かる「ダウジング」というアイテムを拾ってなるほど、これがあるからかと。
立ち絵周りのUI等は未だにしっくり来てないが……)

武器装備で・服装で・エロ罠でグラフィック反映、拾うバフアイテムもエロ。そしてそれらを組み合わせる駆け引き……、これがエロローグだ!

本作は不思議のダンジョン系のように、複数のアイテムの使い方がある訳ではない(例えば武器は装備する一択で、「投げる」コマンドとか無い)
つまりそれらのローグ系での「プレイヤーの腕の向上」とは、アイテムにどのような使い方があるかとか、杖や巻物との組み合わせ等であり、またそれをどこで用いるか、という状況判断能力である。
(*私の不思議のダンジョン系の経験はSFCで止まってるので、最近は違うかも知れないが……)

その「アイテムの使い方の組み合わせ」が無い本作がどう面白さを確保しているかと言うと、拾えるアイテム自体の多種多様さ、そして持てる荷物欄の少なさである。

思えば、”落ちてるアイテム全てにそれぞれ別のアイコンが設定されている”時点で、間違いなく元々のローグには無いもので(相当な労力だからね)
明確だったのだけど、
武器としては「3マス先まで貫通して攻撃できるブーメラン(行って来いで2回攻撃)」があったかと思えば、
そこからの捻りで、「ブーメランと同じ扱い(投げる)なんだけど、受けに回った時、武器の耐久度を消耗してガードとしても機能する”お鍋の蓋”」みたいなアレンジには感心させられた。
どうたぬきはこん棒より強い……って攻撃力だけの話じゃなく、本当に色んな効果を付けて来るのだ。
(また武器には恐らく打とか刺属性とか分かれるようで、それを理解するのが腕の向上になってるし、武器の多様さにもなってる、と。)

そう、考えてみれば本作は装備して一安心という「盾」が無いのだな。
敵からの攻撃は直接、服の耐久度を削り、容赦なく破られていく。
そんな状況で新しいブラやら服装やらを拾った……となれば、ゲーム的にも、見た目のエッチさにも嬉しさが発生する。
この服装の種類がまた多い。
ナースやバニーみたいな一点モノから、服の上下・下着の上下とパーツごとに分かれて装備できるので、
「ダメージで服が部位ごとに破れる」の追い詰められてのエッチ感が、ここまで来るとしごく頷ける、力の入れ方となっている。

(初めに述べた事の繰り返しなんだけど、この頃になると本当にその面白み、えろさを痛感するようになる。
同じプレイでも見てる景色が変わる、とさえ思える。
……初めからこれが出来てたらなぁと思うが…)

見慣れないアイテムが落ちてる……、これは何かなと拾えば、
「持ってるだけで攻撃力が高くなるが、武器消耗が高くなるガントレット」
「服を着てない(言わば絶体絶命)の時だけ、強くなれる像」
といった駆け引きのあるバフアイテムの多様さには本当に感心するし(5~6回挑戦しただけでは、同じ物を見るのは難しいほど。アイテム収集図鑑とかあっても良かったかも? あるのかな…)
そしてその使い方、今の状況ではどれを残し、どれを持っておくべきか、少ないアイテム欄で取捨選択するのも楽しい。

武器もいずれは壊れるので幾つか持っておきたい、満腹度の食べ物アイテムも欲しい、
服が破れて無効化すると相当ダメージが大きくなるので、こちらの控えも置いておきたい。
それを言うなら回復アイテムも無いと不安だし……。
バフアイテムを入れられる隙間は残り数個分だけだったり。

そしてそれら多様なアイテムの中には、エロエッセンスをエグめに漂わすエロアイテムも相当数あるのだ!
「これを飲めば幾らか喉が潤うだろう」なんて説明の、敵にぶっかけて得られる精液。
食べ物系なら精液(びたしの)パンが手に入ったり。
敵にイカされるよりはマシ……という事で、自分でオナニー絶頂が可能になる「バイブ」や、防具と言える下着でさえ、長く履いていれば「淫臭」なんて値がカウントされ、
「経験値ローター」「輪姦の鎧」という下品さ全開のバブアイテムも、易々と拾う。そのアイデア感。

不思議のダンジョン系はピンチが訪れた時の、アイテムの組み合わせ次第で山場が何度か自然発生するが、
言わば本作は、手持ちに何を残しながら進むかという所を、より強調したと言えるかも知れない。
つまり敵を倒し、アイテムを拾うごとに楽しみを謳歌できるのだ。

もちろん床を踏んだ時のトラップとしては、催淫の罠やら精液罠、服切り裂き罠なんてのもある。
ここに来て、あぁ本当に『エロローグ』なんだなぁ、と……。
ローグで起こりうる全てにエロを関連付けたい。システム上の駆け引きでも、グラフィックでも。
だいぶ理解が要るけど、それを本作は成し遂げたのだなあと……。

製品版では……?

体験版ではボスが1体出て来るけど、製品版ではあと4体も居るらしい……という事で、製品版は主にプレイのやり甲斐ベースで広がっていきそうでしょうか。
既に体験版範囲の最後辺りで、
倒した時に周りを巻き込む「爆弾野郎」といった新種の敵、
敵に認知されなくなり、しかも数回使用可能という強力「インビジブル(姿を消す魔法書系)」
とかも出て来ましたし。
(最初の困惑はどこへやら、なんだ、この辺りに関してはめっちゃ質実に作り込んであるじゃん、と)

あとどうだろう、途中の休憩地点(拠点)の、隠された鍵を開けられるという特殊なカードキーとか見付けたり、途中で行き倒れてるシスターを助けて……みたいな要素もあったので、NPCとのエロもあるのか、そっちも期待しちゃいますよね……
(だからエロイべ数とか箇所とか書けっちゅうねん、今の表記のままだとエロ数5つかと思うぞ……。
あと”女型の敵”とかも出る様子?)

こういうのどうだろ的な提案

・性HP0後の犯され、せっかく異種輪姦なので「気絶する」を選択するまで延々描写がループする……というエロシーン構造の方が今風で、エロいかと思いました

恐らく不思議のダンジョン系の「武具持ち帰り」は採用しないんだろうけども(『アイテムボックス』活用で持ち帰り出来るのね……)もし考慮するなら、どんどん物資が不足、ブラとかパンツが着れなくなって拠点のNPCとかにエロイ目で見られる、とかもあった方が、陵辱後の描写が続いてる感じもするかも(本作は酷い事はされるけど、リセット感はあるので)

・リセット感で言うと、処女を喪失したはずの魔法少女が(ローグライクなので)毎回拠点に戻される度に回復してる、つまり無限処女・初レイプは常に処女状態って結構面白いフェチだと思った。ここ凝ってもいいかも知れない……
(何かこういうの、リョナ系RPGであったけ……)

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

関連:
作者さん過去作:

ローグライク。一番近い方向性のは

[MaiDenSnow Eve ~さる前夜祭~]
かなあと……

他のローグライク:

[イニクィタティスの器]


[ダンジョンズ&ヒロインズ-不思議の迷宮と異界の少女-]


[TS対魔忍と淫魔のダンジョン]


[神楽黎明記 ~いぶきの章~]


[狐忍退魔伝このは]


[龍の娘ルル~Dragon of mordiford~]


[エルナと不思議な洞窟]

変わり種ローグライク:

[使徒天使エンジェルリーベ]


[クライシス・セル ~地下実験施設潜入~]


[エルフとゴブリン]