[ブラックインベイドシリーズ]シリーズは、たしか前に少し体験版さわった限りでは、やや変わった機械姦ADVという印象があるのみ。

しかしその最新作にあたる今作、なにやら面白げなゲーム性を備えていそう……?
という事で、さっそく予告版をプレイしてみました。


2017/02/14予告版の感想です

エージェントが秘密基地へ潜入。凝縮したシステム


OP メイン画面
▲潜入OPからメイン画面へ。スタート位置はランダム、近接する上下左右のみめくれる

物語は、どうやら怪しい秘密研究所に潜入した女エージェント(主人公)が、身を隠しつつ情報を探り、奥へ進んでいく……という始まり。

そしてそのシチュを効果的に表現したのがメインの探索画面で、
1フロアが6×6の36パネルから成っているなか、一つずつめくっていき、
何かする度に減るTIME(行動できるリミット)が0になる前に、次階への出口を見つけよう……という次第。

警備ロボ
▲警備ロボと戦ってみたり……

パネルの下には出口の他に、様々な効果(イベントやアイテム)が眠っており、
警備ロボットとの戦闘、
そこで減ったHPやアーマー耐久値を回復するアイテム、
戦闘が有利になるマシンガンの弾を補充したり、
問答無用にHP・耐久値を削られる罠パネル、命綱の残りTIMEも増やせたり。

こう聞くと、
「まぁエージェントの侵入ぽい雰囲気は出るだろうけど、要はめくった結果は運任みなのでは?」
と思いがちですが、どっこい、これはローグライクを簡易化して、ぎゅっと圧縮したような面白みになっていた。

取捨選択1 取捨選択2
▲取捨選択を重ねつつ、体力・弾薬などの上手い運用で最終階を目指す

というのも、1パネルを開ける=1効果ではなく、
複数のアイテムが提示され、その内の一つしか選べないから。
おまけにそれぞれの値はランダムに設定されていて、結構な振り幅があったりもする。

つまり
「HPが寂しい状態だが、回復の2よりは弾薬の3を選ぶ方が、先々有利になるのではないか?」
「弾もHPも余裕があるので、ここでは値が少ないが、TIME1を取っておく」
みたいな、悩ましい取捨選択が。

脱衣1 脱衣2
▲アーマー耐久度が下がると脱衣も。ちなみにHPと違い、アーマーは壊れると回復上限が減り、直しにくくなっていく……考えどころ。

まして後の階では敵が強くなり、戦闘のTIMEや体力消費が激しくなる。
そうなると特殊な効果、
「TIMEを大幅に消費するが、敵位置が分かる」
コンピューターパネルの駆け引きを発見していったりもする。

またアイテムの中で一番特徴的な物としては、
「先に捕まった仲間の情報を得る」
情報アイテムがある。

情報データ1 情報データ2
▲仲間の尋問データを集める。少しずつ埋まっていき…

これは選んでもゲーム的にプラス効果は無いのだが、仲間の拷問・尋問データが少しずつ手に入る。
つまりこれがエロシーンとなっており、
情報(エロ)かゲームの有利か……大いに悩みながら状況判断する、まさに潜入エージェントらしい雰囲気で目新しさもあると思った。

ちなみに本編は全5チャプター(面)からなるそうで、予告範囲はその1つめ。
(1面は◯◯階……と、これまた初めの状況では情報不足で不明なので、ペース配分が掴めず苦労するのだ)

正しい取捨選択で、リソースを保ちながら進む醍醐味


それでも始める前は楽勝とタカを括っていたのが、
セーブさえもパネル効果っていうのに焦りつつ、プレイ約2時間、
やっと面の最奥階まで辿り着いて
「ま、まあ俺が本気出したら、たかだかエロゲごときクリアできないはずがない」
と調子こいた途端、大ボスが待ち構えていて散華であった……。

ボス戦
▲まさかの巨大ボス戦! ここまで来るのもやっとだ、アカン……

正直、体力もろもろを消耗したギリギリで最奥階に「逃げ込んだ」感じだったのだが、
実際には最後に待つ大ボスのことを考え、レアで強力な銃弾などを温存しておかないといけなかったらしい。
再開はセーブ場面からのロードのみ。
いくらリロードしても挽回不可能にまで各値が減っており、
この時点で面の最初(1階)からもっと上手くプレイする・もっと弾や体力などを上手く運用する、というのが確定……。

かなりのやり応えで、製品版に向けてちょっと心が燃えました。

セーブ画面
▲セーブ画面も状況が分かりやすく、格好良い。データが細かく残るので上手くプレイ出来るかと挑戦欲も湧いたり。

このパズルぽいが、遊び幅もある感じ。
特にその階下りて、すぐ出口パネルを見つけたらチャンス、
近くの「TIMEを払って回復」パネルを見つけ、大量に交換→さっさと次の階へ(他の値は継続だが、TIMEのみ各階でリセットなので使い切ると得。うまい仕様)
の組み合わせなんて、
「とりあえずフロアを全部歩いて、強い装備を拾う」「危なくなったら途中脱出で武器を持ち帰り」が正攻法になっちゃうような……、昨今のぬるいのよりも、よっぽどローグの醍醐味なんじゃないかな……なんて思うのでした。

捕虜の性的拷問データを集めつつ。自分も捕まってしまえば機械姦エロ……


ちなみにエロシーンも良いです。
シリーズのコンセプトとして機械姦や人体実験風味っていうのがあり、
しかも今回の「じょじょにデータを集める」という仕様からか、特に差分が多い。

仲間エロ挿入前1 仲間エロ挿入前2 主人公が見つめる
▲捕まってしまった仲間の末路を見てしまう主人公

情報データを集めるごとに、
身動きできない拘束をされてしまった仲間、
その光景に信じられないと驚く主人公のカット、
これから入る異物(機械)を見せられ、
今までの調教を物語る言葉責めあり、いよいよ秘所を描き分けて……
と「じわじわピンチが迫る!」寸止めな感じで、少しずつHシーンが進む。

仲間挿入 疑似精液
▲挿入ピストン! 疑似精液!

そして責めがいよいよ本番となれば、これも濃い。
過去作のADVで培っただろう、非常に機械姦慣れしたテキスト。

スキャンの断面図で自分の中に出入りしてる物を見せられ、
機械に感じさせられる屈服感や嫌悪も、予め取った身体データによる「弱い部分」への、逃げようのない、容赦のないピストンで連続絶頂へ。

そして機械による擬似射精は
「ドロドロのゼリー状の白濁液(機械ならでは)」
『拒絶の意思を反映するように娘の子宮口は初め吐きかけられた精液の流入を拒んでいたが、やがて水圧に負けて突破されてしまう』
:本文より

なんて、精液を嚥下してしまう子宮口……という描写にもうニッコリでした。

事後エロ
▲白濁液がべったりの事後

そしてここも忘れてないとばかりに、愛液がべっとり付いた機械棒を抜く事後のシーンも。

これほどの枚数(一つの責めで10差分絵は珍しくないかも)でシチュを語った、長いエロシーン……というだけでも感動なのですが、びっくりしたのは他のエロ箇所も豊富なこと。

主人公捕獲エロ1 主人公捕獲エロ2
主人公捕獲エロ3 主人公捕獲エロ4
▲捕まってしまうエロ……

TIME切れにより、主人公が囲まれ捕まってしまうという場面さえ、
抵抗するけど取り押さえられ、薬を嗅がされ、途中で目覚めるもダメ押し気味に吸引器を付けられ、
なんとか意識を保とうとするも朦朧……
といった、ヒロピンやDID(拘束される女性萌え)ぽいフェチ嗜好をばりばりこなす。

主人公機械姦1 主人公機械姦2 主人公機械姦3 主人公機械姦4
▲乳房への電圧パッドだけで終わらず股間に媚薬カプセル、電マで愛液ごと溶かして練り込む、お腹を突き上げる巨ディルド、事後どろどろ……これは大事だ

しかもHP0でゲムオバった時を取っても、
罠でダウンした時と、ザコ(2種)に敗れた場合でそれぞれ別のエロがあり、
そしてボス戦敗北も……。

正直、「この長さで、まだあるの!?」と唖然としました。
(ちなみに1面の仲間への尋問も2シーンあるようですが、こちらは集めきれず。難しくてな……)

回想シーン 回想シーンアップ
▲回想シーンもセンス良くて見所

体験版を大盤振る舞いしたのか、と思いましたが、回想を見てみるとどうも1面ごとに7シーンあるのが平常運転の様子?

うーん、凄い、凄いぞ……と思うのですが、現在(2017/02/14)の事前お気に入り数は約200。
私としてはかなり買いたいなと思う出来だっただけに、どうなのだこれは。



製品版になっての大きな違いは「ゲームオーバーになっても到達したチェックポイントごとにリスタート」が可能になったこと。
また面選択前には、プレイに応じた評価ポイントで体力回復・武器強化もできるように。
あと全クリア時にはHシーン全開放もあり。

リザルト強化
▲リザルトで強化できるが、限度はあるのでそこまでラクにはならない。関係ないけどマジメな雰囲気で実はドジっぽい所と、細身なのに色気の無いデカブラが萌えポイントだと思う……

これにより2パターンのプレイが考えられて、
「捕虜情報(エロ)を取りつつ、ギリギリ凌ぎながら進む。場合によってはやられて敗北エロ(恐らく正規ルート)」
と、
「一切エロに目もくれず、クリア一直線」
という戦い方に分かれると思う。

自分は効率主義で後者を選んじゃったけど、なんだかんだゲーム体験としては前者の方がより面白そうだったか……?
(やっぱりリスクを犯しつつ、少しずつHパネルを開いていくって今作の醍醐味だと思うし)

基本的に難易度をタイトにするほど、付いていける人は満足だけど、エロゲとしては許容されにくい訳で、難しいところですね……。

毎ステージ工夫を凝らし、違った遊びを見せるゲーム性


ゲームとしては毎面、様々なシチュや遊びの緩急を付けようとしていて感心した。

1面では(アイテムを落とすので)ラッキーみたいな扱いだったザコ敵が、
次の面ではとても堅くなり、今まで気にも留めていなかった
”一戦闘にかかる時間コスト”
が大きくなり、倒すより逃亡するのが賢い比重になったり。

VSスライム 新武器
▲攻撃がまったく効かないスライム。幸い足が遅いので、新武器が調達できる階まで逃げ重視のプレイに

1面だと情報マスの「時間消費で敵マスが3つ分かる」なんて誰が使うかよ、と思ってたのが、
こうなると時間をなんぼか払っても、戦闘回避した方が良いな……とプレイスタイルが変わる。

そんな風に、以後の面も
「強力な新武器を調達できるまで、逃げ回る
(銃が効かないので、その間のアイテム取得は銃弾完全スルー、体力回復か時間かと優先順位の変化)」
「弱点のコアを攻撃するまで倒れない敵
(ようやく銃が強くなって安定してた所に、弱点を狙える近接攻撃重視へ切り替え。情報マスの「敵の弱点が分かる」がなにより生命線)」
と、その状況では何が有利になるか、異なるルールを発見していく感じ。

2面ボス
▲2面ボス。バズーカさえ残ってれば遠距離攻撃で安全…と思いきや、敵もビーム照射を! 1面ボスは足から、2面ボスは両肩口撃破……とより楽になる攻略法も用意されてたり

過去作はほぼADVオンリーなので、果たして今回のようにゴリゴリしたゲームは大丈夫かと思ってたけど、まるで職人のような配慮に驚きました。
(ただ同時に、新しいルールを押し付けようとし過ぎ、「あー、今度はそういう風に遊ばせたいのね……」とちょっと意図があざとく感じる所もあったかな)

サキュバスラボ
▲やむを得ず奥深く侵入していく中で、今まさに施設で起こっている「異変」の正体もじょじょに掴めていく……。

また触れておきたいのが、主人公エージェントが進んで行く各階層。
2面は洗脳区域で、主人公はそれと気付かず、先に潜入した子たちが囚われてる無数にあるポッドの傍を歩いている…
なんてゾクゾクする状況だし、
4面のサキュバス・ラボでは女性研究員という意外さと共に、負ければレズっけ多めなステージ構成。
最終の5面に至る展開は、シチュにゲーム性もぴったり合っていて、のめり込むように楽しめた。

奥深く潜るほど、ゲーム性もストーリーもエロシチュも変わっていき……


識別刻印1 識別刻印2 識別刻印3
▲ボスに勝ってもエロはあり。印字、洗脳、毒による淫乱化……後に残る嗜好を刻まれていきます

予告では機械姦だけが目立ってましたが、エロもまた様変わりしていく。

実は各階のボスに勝った後も毎回、なんだかんだエロが発生し、これが嬉しいのは”その経験があったものとして”物語が続く事。
つまり敗北バッドエンドはそこで終わりなのに対し、
1面クリア後のエロは識別番号を刻印され「実験体」扱いとなり、以後はきちんとCGに印字されているし、
2面では途中まで洗脳される事で、物語的にも肉の疼きが止められなくなる……
と、状態が進んだエロとなっていくこと。

VR1 VR2 VR3
▲VR空間で感覚をジャックされ、舌さえも性感帯に。無機質な機械に骨抜きにされてしまう……これも機械姦か。上手い

そうして2面(洗脳区域)では、機械姦と言いつつもまた一味違った嗜好となり(1面がマシンピストン系なら2面はアンドロイド・電流・VRで洗脳)
3面は触手もあり、4面はレズへ。
他にも巨乳改造、装置によるニプルファック実験なんてマニアな乳責めもあったり、
肉壁にラバースーツのように包まれ、丸呑みチックなのとかも……。


全体では30エロシーン。(捕まった場合のイベントをエロに含めるかで多少、増減あり)
予告でも書いてますが一つ一つのシーンは長く、差分(段階)がとても多い。
色々な嗜好を用意しつつも、どれも全体のトーンから外れた悪印象を受ける事もなく、”そのエロシチュ独特のえろさが分かるよう”
テキストを書き分けようとする姿勢は、やはり職人的な物を感じましたね。