宵夜と炎武と魔法の日記
宵夜と炎武と魔法の日記[メフィスト☆]

*この感想は[エローン大君]さんに書いて頂きました。

独特な絵の中に秘められているのは、ゲームの根源的な面白さと輪姦エロの革新的な表現なのです


タイトル画面なんか8時間プレイしたらおっさん達に親近感湧いてきた

今回の感想は、「プレイされない惜しさ」がもったいなさ過ぎるので、ちょっぴり真面目な感じでいくの事です。
111さんが既に体験版記事を書いてます(※事前に読むことをオススメします)が、改めて説明しますと、本作は異様な絵が特徴的なアクションゲーム。
サンプル画像やタイトル画像だけを見ると、独特すぎるおっさんの絵に、かなり独特なヒロインの姿。
高めの値段も相まって、「これはヤバいかもしれない」と逃げ出しても仕方が無い、インパクトの絵を持っています。
しかし、実は本作、「絵で引いてしまったらもったいない」の筆頭とも言える作品なのです。
本来、音声作品でも無い限り「絵」が重要視されがちなエロ同人。
この作品に詰まっていたのは、レトロチックなゲームが持つ「ゲームならでは」の根源的な面白さ。
そして、「輪姦」を描くに当たっての、人を惹きつける革新な表現だったりするのです。

シンプルなゲーム性ながら、スリルがある!良くも悪くも温故知新なゲーム性


OP画像 女装オッサン色々と絵面がひどい

本作のストーリーは、

ヒロインの一人「宵夜」の日記と、とある博士が持っていた日記がすり替わってしまった!
そこに名前を書かれると、女性ホルモンが放出された瞬間に、セックスをしなくちゃいけないのだ!
でもロリである宵夜と炎武はイカなければ女性ホルモンは出ないからセーフ!
日記をどうにかするために、危ないおじさんだらけの場所を二人は駆け抜けるのであった!

と言った、非常にバカバカしい感じのノリで楽しめます。
「無理無理無理の助」など、杉浦茂作品のキャラ名っぽいナンセンスな台詞も飛び出し、ナンセンスな世界観に更に彩りが。
というわけで、「ロリの輪姦」ものでありながら陰惨さどころかギャグらしく思える、独特の雰囲気を醸し出している、珍しい作品であります。

ゲーム画面ダブルヒロイン制。宵夜・炎武でキャラチェンジができます。

ちなみに、ゲーム内容は体験版の記事で書かれている通り、全50面のアクションゲーム。
トラップ・ギミック溢れるマップ上には様々な変態おっさんがおり、それを避けたり倒したりしながら、鍵を探して出口を目指すのがメイン。
おっさんは背後から襲うと倒すことが出来るものの、横から攻めれば服を脱がされ、正面から攻めれば悪戯されて「絶頂値」を上げられてしまいます。
絶頂値が上がってイってしまえば、セックスシーン!
日記に名前を書かれた(=契約)人数にズコバコやられ、そこでイってしまうと「精力」を減らされ、精力が0になるとゲームオーバー。
実際には、「自尊心」(絶頂値の上昇値が下がる)、「空腹値」(無くなると移動速度が極端に落ちる)などの要素もありますが、基本的にはシンプル。

エリアチェンジ最初はトラップがある程度だけど、後半面はシャレにならないギミックがあることも……。

5面ごとに休憩所&エリアチェンジがあり、それぞれ「暑くて服が着られない」など特有のギミックも用意され、可能な限り飽きないよう配慮されています。
ゲーム性として面白いところは、「精力の上限値を上げるため」と、おっさんを倒すことにゲーム的に理由付けがされている点。
そして、何よりもおっさんを倒す際に、「突然振り向くことがある」が故の独特のスリルにあるでしょう。
「鍵を見つけて出口を目指す」の部分は初代あたりの「が○ばれゴ○モン」、そしておっさんがいつ動くか分からないスリルは「Q○X」。
自尊心・空腹値の調整や、冒険中見つけた素材での料理やアイテムでの強化(1回イってもセーフなアイテムもあり)というフレーバーがありながらも、根本はレトロゲームに近いゲーム性だと思います。

それが故に、5面ごとにセーブポイントがあるとは言え、一周丸々チュートリアルのようなものな上、だいたい5時間ほどかかりまして、プレイ中どうしても「だれてしまう」という難点があります。
もちろん、ショップで任意の場面でセーブが出来るアイテムも売り、配慮されているのですが、1面1面のマップが割かし広い上に独特な世界観も相まって「途中で辞めると再開するモチベーションが出にくい……」という風に感じました。
その代わり、ルール・セオリーが分かっている2周目は、大体半分の時間でクリアできるようになりますよ!(ちなみに回想はゲーム内ポイントでGET、わざとプレイしない限りは2周でフルコンプ)
トラップを避けつつ、おっさんに捕まらないよう動き倒す、独特のスリルはなかなか他のゲームでは味わえない面白いものとなっております。

非同期なHアニメがもたらす強烈な「輪姦」感 回想シーンにこだわりも


さて、ゲーム面の紹介にやたらと力を入れてしまいました(個人的にすごく面白かったのです)が、誰もが気になる「本題」はここでしょう。
まさに、この独特な絵柄をもってして、果たして「抜ける」のか、と!
ちなみに、メフィスト☆さん初期作品は、若干少女漫画っぽさがある絵柄でしたが、作品を経るごとに先鋭的な絵柄に変化していったという希有なサークルさん。
(すごくどうでもいい話ですが、個人的には塗る際のグラデーションがテカテカしすぎなので独特さを加速させていると思います)
おっさんの汚さは相変わらずではありますが、肝心のヒロインのイラストも独特……。
しかし、はっきりと言いましょう。本作は「抜ける」作品です!

プレイ中Hシーン輪姦時の非同期性に注目!

というのも、ゲーム中数秒程度しか見られない「いたずら」は置いときまして、「セックスシーン」の輪姦表現が非常に巧みなのです。
本作のセックスシーンはオールアニメ、台詞が上に被さるように表示される「動くCG集」と呼ぶべきものとなっております。
ぷにぷにしたロリまんこが震える様、ズボッズボッと突き立てられる汚らしいマラ、これだけでも十分戦力ではあります。
しかし、そんなものは他の作品でも当たり前のように導入されているもの。
本作のHシーンの核は「2人が犯されている時の動きが、完全に非同期である」という部分にあります。
輪姦ものだと、「一緒にイっちゃううううう!!」と言いながらダブルピースしたりしているイメージがありますが、本作は違うのです。

「絶頂する炎武(ヒロイン)の隣で、涙目ながらも犯されていない(もう1人のヒロイン)がいる」

こんな輪姦SEXの非同期こそが、本作の輪姦感覚を非常に高めている要素だと言えましょう。
舌がペロペロ動いたり、ピースをしてみたり、様々な差分を見るに恐らく描いたキャラパーツの量は半端ではないでしょう。
しかし、その描いた量があってこそ、「輪姦SEXの非同期」を成し遂げたのであります。
多分、これ他の絵師さんに頼んだら手間やら金額やらえらいことになりそうので、自作するのは正しい判断ですし、相応の価格だと思われます。
この「2人での輪姦描写」に対するこだわりは、回想モードにも現れており、

回想モード:アイコン付き片方はピースさせ、もう片方はペロペロと……

「ピースさせるかどうか」「どんな服を着させるか」などを、ヒロイン1人1人分けて設定できるのです。
少々操作は煩雑になっているものの、「自分の好きな輪姦シーンを作り出せる」という点では、輪姦スキーにとってはたまらない作品となるでしょう。
シチュエーション的にも、「契約」というのがポイントでありまして、要するに「この場は見逃してあげるけど、後のことは分かってるね?」という契約なわけです。
その時は大丈夫だと思っていても、おっさんに絶頂させられることによって、一気に10数人の男達が押し寄せるというカタルシス!
(一応書いておくと、あまりに多すぎると冗長なので、初期設定では6人以上のSEXはスキップされます。気配りが細かい)
ちなみに絵に関しては、体については見ているうちに慣れますし、顔の独特な描き方についても、休憩所ごとの漫才で見せる様々な表情も相まって、意外と慣れます。
ただ、どうしても苦手に感じる人は、紙袋を被せてのレイプがごとく、肢体とアニメのエロさを中心に味わってみるとかなり抜けると思いますよ。
そこまでしてでも、見る価値のある輪姦感。体験版だけでもいいので、是非ともご覧ください。

回想モードSEX以前のいたずらの多さがおかしい

回想モードに関しては、前述した通り、ゲーム内ポイントでGETできますが、圧巻すべきはいたずらだけでも相当量あるボリューム。
ロリなおっぱいでのパイズリなど、ゲーム中ではじっくり見られないイタズラシーンも見られる上、「こんなのあったっけ?」と思うようなHシーンも見られますので解禁が面白かったり。
(ナース服とかスク水でSEXするシーンも入ってたんですが、そんなシーンあったかな……)

新しい輪姦の形が見たいなら!ゲームとしても楽しく、新感覚なHシーンも楽しめる快作


ちんこ木刀筆者の2周目での点数。君もやり込んで勝負だ!

というわけで、「宵夜と炎武と魔法の日記」のレビューでございました。
ゲームとしては、レトロゲームならではのスリルに独自なH要素を違和感なく溶け込ませることに成功。
そして、エロとしても、「2人での輪姦」という製作が大変な題材に、真っ向勝負を挑み説得力を出した本作。
個人的に一番初見の方が苦手と思われる絵に関しては、「この絵だから良い」とまではさすがに言えませんが、作り込み・見どころの多さは筆舌に屈しがたいものがあります。
興味のある方はまずは体験版から入り、製品版で回想モードの凄まじさを楽しむのをオススメいたします。