まだ予告:
TS:NONUPLE NINE ノナプルナイン 最新体験版[Painfulchild]

[UnHolY JaiL -Complete Edition-]辺りから注目度が高まっている横視点のADV。(ACTと区別付けにくくはありますが…)
本作もその流れかな…と思ったら、Adobe Airによる華麗な世界は予想の遥か上(斜め上とも言う)を行くものだったのです!

いったい何が待ち受けるのか…。さっそく予告版をプレイしてみました。
↓PV


⇒外伝的な[アウト・オブ・オーダー]の感想はこっちに書きました

横視点ADV。狂気の施設から脱出しよう…!


キャラの歩き先をマウスで指定、気になる所はクリックで調べる横視点のADVですが、アクションぽさはだいぶ薄く、まず次の部屋へ行くのに調べまくってフラグを立てないといけない…
という感覚は、むしろ(主観視点の)脱出ADVぽいと言えるかも。

ただ難解な謎解きとかはなく、基本的には全部のオブジェクトを丁寧に調べていけば進めるのは、有り難い。

 
▲女の子も割と色々なポーズが用意されてて探索を楽しくする(全裸なのでいちいち揺れるのだ…)

そしてある程度進むと、主人公の女の子の記憶を回復するという名目で、毎回エロが挟まれるという具合。
エロシーンは画面上の女の子をクリックするFLASH的なアニメ…ですが、そこだけに留まらず、タイミングを見計らってゲージをある部分に留めたり、みたいなちょっとしたゲーム性も取り込まれています。

 

それに付けても思わず”凄み”を感じてしまうのは、科学に根ざしたうんちくの情報量で、ちょっとオブジェクトを調べた結果、すごい勢いでスチルが叩き込まれる…(OPでも分かる感じですが…)
まずそこに圧倒され、継いで血まみれの死体や脳内に爆破チップが埋められてる…といったおどろおどろしい要素が近未来を形取り、
主人公が目覚めた場所はどこなのか、この実験の意味とは、主人公の記憶とは…みたいに分かっていき、さらに外の世界の真相へと繋がっていくのは壮観の一言。

(けして重たい話ばかりにならず、絶望的なまでに天然でアホの子だけど、観察能力はピカイチ…という推理系ADVの必要を満たした主人公と、
固すぎてこちらもちょっとズレた感じになっている、アカデミックな物への愛がキュートにさえ思えるガイドの女性…という、掛け合いが楽しみやすくなってるのも良い)

横視点ADVが生む、何度ものどんでん返し(*ストーリーのネタバレあり) 




▲さあどうする…という感じの背景

個人的に見た目は横視点ADV、プレイ感は脱出ADV…という所に行きがちなんですが、その実、この読ませるダイナミックでスケール大きい物語展開は…かつて隆盛を誇った「プレイ数十時間のノベルゲー」が近いかな、とも。

ノベルという形ではほとんど読まれなくなってしまった物語の醍醐味を、こうしたキャッチーなシステムに煮詰め直して見せる…そんな挑戦のようにも思えましたねー。
(プレイ時間のほとんどが科学ウンチクに費やされる…のも、かつてのノベルにあった「キーワードの解説(長文)」に近いかな、とかも思ったり)