大罪の書 ~寝取られ現実改変で最愛の人を忘れる女たち~ (体験版)
マニアックだけど遊べてフェチな周回ダンジョンRPG
これは……なかなかマニアックな嗜好と作り込みが光る作品、良いですねえ!
元々[淫罠ダンジョン~聖女パーティー女体箱詰め~]では罠で待ち構え、禍々しい「本人そっくりの人形像」を少しずつ完成させていき、強き女を虜にする、であったり、
[ヴァルキリーアリーナ]では自動戦闘でのバトルパターンが豊富で楽しめたり。
そんなサークルさんのDLsite三作めという訳ですが、
今回は「戦闘エロ」と「探索」、嗜好としては「状態異常」を独自の角度で煮詰めた……という趣に感じました。
なんといっても言及したいのは、システムに凝り、独自に遊べるものを仕立ててること。
本作の戦闘においてもそれは顕著で、「普通のRPGならこうする」だろう所に数々のアレンジを加えて、楽しめるものになっております
ローグライト的に途中でいかにスキルを覚えるかが大事な探索。
頭を捻ってコンボしまくり、ギリギリ生き残る戦闘
例えばプレイヤー側が攻撃するぞ、という局面。
4人パーティーですんで通常の戦闘なら4人分、順次コマンドを選んで……となる所ですが、今作で提示されるのは、全員のスキルが合わさった行動コマンド(それぞれの手持ちスキルからランダムに選ばれた物が提示される)
代わりにAPが続く限り何度でも攻撃できる、と。
ランダムに選出されるスキル次第ではありますが、ずっと戦士タイプの強攻撃で殴りまくっても良い、補助系の魔法を何度も唱えてまくっても良い。
APが許す限り動けるなかで、場面に適したスキルをどう選ぶかだ、と。
それに輪を掛けるのが、技の「コンボ数」。
しかも敵は毎ターンほぼ必ずと言っていい程ザコを召喚して来やがる、という行動パターン。
放っておくとザコ×10なんて事態に(しかも放置しておくと厄介な状態異常も行ってくる)
提示されるこちらの攻撃スキルには、本体(ボス)を狙うもの、ザコを複数体倒すもの……など分かれているので、まさに頭の悩みどころ。
コンボも考慮すると、仮に限度のAPが120だった時、AP60の大技×2回よりも、AP20の弱攻撃×6回の方がコンボ効果を出来るな……とも考えられる訳です
(ただ次のターンも狙いのスキルが選出されるとは限らず、「もし選ばれなかった場合」なども併せて行動していく…)
これにザコを一掃した時・あるいはコンボが一定超えた時のみ『ソウル』が貰えるなんて措置も加わると、少し触っただけでもおっ、深いな、と分かるかなと。
ちなみにソウルはパーティー全体のHP回復&攻撃スキルの再抽選、あるいは威力大の攻撃スキルに使われる……と、かなり重要な鍵になります。
また難易度にもちょっと感心したんですが、敵の攻撃力はそこそこ「殺しに来る」威力。
正直、当初はこれ勝てないだろって位のダメージを食らうんですが、どっこい、
ちょっと頭を使えば「ソウル」がシコシコ稼げるんで僅かにHP回復していったり、あと実はHP0になっても一回までなら蘇生できる……であったり、
やられそうで意外にギリギリで助かる、って状況を描き出すバランス設計になってるんですね。
そして土壇場でパーティー全回復スキルが出て救われたり、補助掛けまくったフルスイングパンチで一気に削って粘り勝ちできた時など、快哉を挙げたくなる気持ちが…。
そうなると一戦一戦が長くなりますから、戦いはボス戦だけに絞り、道中そこに行くまでは戦闘無し、ランダムイベントで準備をするのだ(探索)としたのも周到でした。
ランダムイベントは謎のインジケーターで遊び心。
イベントの中にはエロトラップでボスのLvが上がってしまう……などなかなか致命的な物もあったり、
重要な戦闘のスキルセットに、どう新スキルを入れ、あるいは要らないスキルを外すか……と頭を悩ませる所も多い。
ボスにやられれば強化ポイントを貰って初めからという構成もあり、ちょっと近年のローグライトぽい面白さです。
ゴブリン騎乗、石化などもある戦闘中状態異常
そしてそれら戦闘・探索に、ナチュラルに絡むエロ要素。
ボス達はそれぞれ「特殊攻撃」を完備。
これが石化なんてマニアックな所から、触手に絡め取られたり、ゴブリン騎乗なんてツボ突く「拘束」っぷりを披露です(なお、そのまま放置しても犯されにはならないみたい)
探索では、ダンジョンを進めば進むほど”現実改変”イベントが進行して行く、と。
集まった4人のパーティーはみな華々しい功績を持つ英雄たちですが、これまで築いて来た戦歴、誇るべき過去がじょじょに「無かった」事にされ、改変されたモノになっていく……。
こちらはボスにやられて周回しても無かった事になりませんで、肉体的には強くなる一方、強き女はその裏で初戦でクソザコに敗北して洗脳、奉仕奴隷されていた、みたいな歴史が作られていく……
強き女たちがブザマに「過去改変」されていく大罪のダンジョン…
過去改変イベントは嫉妬、怠惰、傲慢……と大罪に託けた3種類。
体験版では3段階ですが、製品版ではその倍くらい……? と段階進行していきそう(×それをパーティー4人分)
絵的には3Dモデリング、もっと言うとかなり濃いめなDAZ素材系モデルなんですが(ちなみにパーティーは3人が既婚者…)
だからこそ
「ゴリマッチョの蛮族にメイド服とか、ネコ耳スケスケの可愛い服装を着せて辱める」
であったり、
「高慢メガネ女が年甲斐もない制服着せられたと思いきや、衣装パージされてコーマン丸出し&電マ責め」
「パツキン戦士が股間食い込む衣装にチェンジ、おまけにそのままスクワット」
みたいな、フェチ&マニアックなエロが捗る向きもあるかなと。
またもう一つのエロ軸としては、ボス敗北エロ。
こちらも大罪に託けた(過去改変の)長いエピソードが展開するようです……(夫との純愛の正史→改変された歴史の順に見せられるのですが、体験版では一段階めまでなので分からず)
正直、過去改変周りは複数が同時進行、更にランダム発生だったりして少し把握しにくさはある……か?
個人的に感触が良かったのが、遊び込もうとした時にちゃんとエロも噛んで来る、ちょっとした要素があるって事で、
過去改変が進んだ状態で戦闘中に大技を使おうとしたら、戦闘衣装からなぜか恥ずかしい姿へ「フォームチェンジ」してしまう……なんて場面もあり。
(そもそもコマンド選択時は正面立ち絵なのに、攻撃しようとする時はわざわざ背面立ち絵へ=ケツ見せポーズになる細かさ)
ボスの全体攻撃ではパーティーが全員並んで受ける構図になるんですが、ここに先述の状態異常も反映されるんで、
『パーティー全員がゴブ騎乗されてる状態で更に一撃される』絵面なんて、かなりクるものがあります。
3Dモデリングだけあり、絵の量と圧もかなり良い感じに左右している。
シコに刺さるかは人を選ぶ所かも知れませんが、エロ要素と遊べるゲーム性、確か元々フリーゲームを作られてた作者さんだと記憶してますが、さすがにフリゲ勢は作り込みが違う……
頷くような作品性があったのです。
ロリなんていなかったよ(DLsite規制)
ただ唯一本当に残念なのは、4人のパーティーのうち1人が”シルエット”なところ。
まぁDLsiteもやりたくてやってる訳じゃないと思うんですが、いわゆる現在進行形の表現規制として『リアルな3Dロリは禁止』というのがありますから……まぁそういうことです…
発売停止か、シルエットか選べとなったらまぁそうなるよなって事ではあるんですが……、
キャラの1/4分のエロが失われる、なにより絵面として滑稽なものがありますね…。
(「10年後のエロRPGはこうなっているかも」として、ロリキャラにモザイクがされてるなんて表現があった作品[Quest2034 – 2034年のエロゲRPG]をプレイしたのがつい最近なんですが、なんて事ぁない、10年なんて待たず、数ヶ月でそんな事態がリアルに訪れてしまった訳ですね)
⇒FANZA版なら禁じられたキャラも居る、そういう事なんだなあ…
プレイ1時間30分くらい。
あとまぁ、竿役がシルエットなのも気になる…かな?
でもアナル舐めみたいなシチュもあり、そしてDAZ素材の男絵だとホント濃かったりするしな……(この辺はまだ規制の対象外だと思うけど。ショタとかでなければ)
・この作品のゲーム実況はここでしてます
サークルさん過去作:
[淫罠ダンジョン~聖女パーティー女体箱詰め~]
関連:
やり甲斐も濃さもあるRPG、この辺が浮かんだ:
[禁断魔術目録 -認識改変・透視・時間操作-]
DAZ素材のゲーム……なんて貼るつもりだったが、やはり昨今の煽りを受け、発売停止してるものが多かった
とかね(FANZAでは発売継続してるのに…)
[闘う性犯罪者タンクvsアンナ]
は大丈夫だった(なにげに好きなやつ)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません