ダンジョンパーティー (製品版)

RPG,R18製品版の感想,ライター:シカク,エロトラップ

*この感想は [シカク]さんに書いて頂きました。

えっちな敵、トラップが待ち受けるダンジョンに挑む!

ストーリーの流れは天才魔術師ミレットさんがえっちな呪いに掛かってしまいました。
このえっちな呪いを解呪するために「至高の幸福」というお宝を求めて洞窟に潜っていく。
その洞窟にもえろいモンスター、罠があるとも知らずに。というのが話の大まかな流れ。

冒頭

洞窟の奥を目指して障害を切り抜けていく
ほぼ一本道のツクール製アクション(公式ではRPGですがターン制のバトルがないので)ゲームと思っていいです。
ミレットさんはえっちな呪いが掛かっていますが、
この呪い、何がえっちなのかというと事ある毎にミレットさんに性的なちょっかい出してきます。
イベント中はミレットさんが作業中にも関わらず延々内側から嬲り続けてきます。

ちょっかい ちょっかい2
▲ちゃっかりハート(ミレットさんの耐久力)も減っている。

イベント以外でもゲーム中に右枠のミレットさんのお胸やアソコをクリックで触ることが出来ます。
プレイヤーから何時でもミレットさんを辱められます。現在のハートで変化もあるのでえっちぃ。

おさわり おさわり2
▲このように。ミレットさんの状態でも変わる。

アクションゲーム、アニメ、おさわりと多彩な要素を詰め合わせていますね。
呪われていることの演出とちょっとしたおさわり要素を組み合わせているのは個人的に好感です。
こういった組み合わせの巧みさは今作における見えにくい特徴のひとつ。
ただ、このおさわり要素、ツクールのシステムと微妙に噛み合っていないのか、
反応しない箇所をクリックするとクリック移動が起こってしまいます。

走り続ける
▲右に向かって走り続けるミレットさん。これも呪いか。

ssなのでアニメする様を見せられなくて申し訳ないです。
体験版でも数種類アニメ見れるのでこの作品気になった方は是非体験版をしてみて欲しい!
体験でもこの作品の雰囲気掴み、良さは伝わります。
ミレットさんはこの呪いをどうにかする為に洞窟をどんどん進む訳です。
えっちな洞窟を進む訳ですからいやらしい障害が勿論出てきます。

いやらしい障害

この障害やモンスターにぶつかると拘束されて今作のウリであるえっちアニメが再生されます。

いやらしい障害2(h1つ目)

えっちアニメが再生されている間、耐久力であるハートが減っていき、全部なくなったらゲームオーバー。
ボタン連打で拘束を振りほどく事ができます。
このボタン連打なんですが回数が少し多く感じ、
片手だけの連打だと振りほどくのにそれなりの時間が掛かります。ちょっと気になる点ですね。
ですが拘束えっち中は段階でアニメが変化していくので初見はそこまで気にならないかも。

いやらしい障害3(h2つ目)

この段階付きえっちアニメもただ速度が変わるだけでなく細かい部分の変化も見られますので、
一つ一つのえっちアニメが濃いです。敵、罠一つに付きえっちアニメ一つと把握していいです。
なので新しい敵、罠を見つけた時の期待や喜びが大きい。
洞窟進んで背景が変わると敵も新しい物が出てくるのでその予想もしやすい。

変わる背景 変わる背景2

ユーザーの期待にちゃんと応える設計ですね。
それでゲームを始めてミレットさんの立ち絵が右枠でアニメしているのを見れば何となく察するかも知れませんが、
今作のアニメは全てこの右枠で行われます。
この右枠、さり気無い良仕様で背景真っ黒な為にアニメーションの細部まで見やすい設計です。
アニメ再生画面を把握する、真っ黒な背景で力を入れたアニメを細部まで余すところ無く見てもらう。
こういった期待と応えが出来ている所はサークル様の成長が見られます。ファンとしてうれしい。
それから今作、新しい試みとしてボイスが搭載されています。
ボイスがあるのはミレットさんだけですが、会話は一部台詞、えろは喘ぎ全般。
ブログでも書いてあるのですが、ボイスのおかげで印象変わります。えろさが引き立ってますね。
なにせ段階毎の変化はボイスも例外で無いからです。
最終段階のミレットさんのあんあんっぷりはなかなかそそられますよ。
後述のサブキャラの一人にも欲しかったくらい。
ただ喘ぐだけでなくて「いやっ」「だめぇ」などと喋ってくれるのが特に印象残ります。
意味のある言葉をたった数言言うだけでも変わるものですね。

今作も力の入ったサブキャラ達

こうして呪いに絡まれながら、罠を避けながら進んで行くとダンジョン内のお店、と呼ばれる所に訪れます。

フルエ亭

このお店「フルエ亭」が拠点となります。回想部屋やハート回復なんかも行えますよ。
サブキャラたちもここで全員見ることが出来ますね。
それでこのフルエ亭の主人ヘネアさん。

サブキャラヘネア

サブキャラ兼今作のおっぱい枠ですね。見た目通りの年上キャラ。
ミレットさんがちっぱいなのでそのバランス取り、なのでしょうか。揺れる揺れる。
おっぱい枠であること、立ち絵アニメが用意されているところからえろシーンを期待できます。勿論あります。
ですが筆者が自力で見つけたのは通しプレイで一種類だけ、えっちアニメを全部解放すればまだあるのかも?
魅力的なおっぱいなので一種類だけだったらかなり勿体無い。どこかにある筈……と思いたい!
フルエ亭で部屋を借りることになるのですがお金を工面しにまたダンジョンに戻ります。
その際にミレットさんを手助けしてくれるのがこの娘。

サブキャラレル

今作最小のちっぱいレルさん。ちょっと間延びした口調だとかでおっとりした印象の道具屋さんです。
立ちアニメの影が妙にフェチズムを感じます。互いに露出度高めだ。
二人並べて分かりますがミレットさんのポージング。スタイルを強調するポージングですね。
ミレットさんもそうだったのですが、ちっぱいが揺れるっていうのはなかなか見られない演出。
前作にもちっぱいが揺れるのはありましたが、稀少な体験です。個人的に必見。
このちっぱいなレルさんが金策の提案をしてくれます。
アニメがあるのでえっちシーンもあるとは思うですが通しプレイでは見つけられませんでした。
条件があるのかも。
フルエ亭にはもう一人サブキャラがいます。
それがこのキャロットさん。

サブキャラキャロット

目的がミレットさんと同じく洞窟奥のお宝という所謂ライバルポジションなのですが、
対立というよりは協力関係。こちらはミレットさんのようにスタイル意識したポージングが印象的。
途中、ミレットさんがダンジョン攻略に行き詰った時に関係が深まっていきます。
筆者の中では割と存在感薄めのキャラだったのですが、えっちアニメ見て存在感一気に増しましたね。
あるイベントでダンジョン内のトラップに掛かっている彼女を見掛けることが出来ます。
このえっちアニメがミレットさんと同じぐらいえっちぃ。

キャロットさん(h4つ目)
▲このキャラにもボイス欲しかったよぅ……。

毎度サブキャラにもクォリティ高めなアニメが搭載されますがこのキャロットさんも例に漏れなかった。
今の所一種類しか確認できてないのだけど、他にもあるんだったら見たい。
ギャップ差に結構惹かれる。出番少なめだけど割とお気に入りです。よがってる時のキミが一番輝いているよ!
えっちシーン一つで評価を変えられてしまうとは。

障害を避け(時にわざとぶつかりながら)最奥を目指そう

フルエ亭の一室を拠点にしてから本格的に攻略が始まっていきます。
ここから先は先述の流れですね。えっちな敵、罠をかわしつつ行き詰ったら拠点に戻り情報を集める。
時にサブキャラ達と協力、関係しながら洞窟の最奥にある「至高の幸福」を目指す。
これがゲームの流れです。
それでゲーム部分なのですが、ゲーム中盤辺りから敵の配置や障害物がいやらしい感じになってきます。

いやらしいマップ
▲狭い上に障害物の配置がいやらしい。敵も決して鈍足ではない。

ギミック付マップ
▲足場を飛び越えていくマップ

レイアウト力入ってるよマップ
▲マップチップのレイアウトにこだわりを感じる。

マップによってはちょっとしたギミックもあり小規模なアクションパズルをしているような気分。
画像を見ればレイアウトにも力入っているのが分かります。
すごく丁寧な作りで、地味な長所好きな筆者には嬉しいマップデザインですね。
前述の新エリアで背景変わるとかもそうなのですが。
ゲーム要素もしっかり作っているのでもっと発展させれば小さなアクションパズル作れるんじゃないかと思います。
ダンボールマンションさんの新しい可能性を見た。
エリア(背景)が変わる度に個室や広場にワープポイント設置してくれるので、
その度に一息がてら拠点に戻ることをオススメします。
———というのもちょっとした数のサブイベントがあるらしく、
通しプレイやゲーム進行重視のプレイでは見つけられないだろうイベントもちらほらあるので。
ヒントはありますが余り多くはないです。中には無いものもあります。
筆者は偶に拠点に戻る程度だったので通しプレイではえっちイベントに関しては半分程度しか回収出来ませんでした。

通しプレイ後の回収部屋の様子01

通しプレイ後の回収部屋の様子02

えっちイベントに関しては公式ブログでヒントがあるので、
どうしても見つけられないならそちらを見る方がいいです。
敵、罠えっちアニメは通しプレイでも一種類(サブイベントの敵)を除いて全てと出会うことが出来るので、
見つけた新しい物に片っ端から突撃することで回収は非常に容易。
先述の新しい場所に伴う予想があるのでプレイヤーの期待にしっかり応えられるゲーム設計です。
ただちょっと注意して欲しいのが敵罠えっちアニメは一通り見ないと回想を解放できないところ。
つまりゲームオーバーになる必要があります。
———といってもゲームオーバーになってもその場で復活orマップの出入り口に戻されるだけなので、
ペナルティはかなり緩い。少しばかりアクションの腕を要求される敵や罠の配置、ギミックもありますが、
このゲームオーバーの仕様のおかげで難易度は高くない。通しプレイ中はストレスを感じなかったです。
以上がゲームの大筋ですね。
筆者がちょっと寄り道しながら攻略情報頼らず通しプレイをして2時間30分程度。
もっと早く進行重視で進めれば2時間切る人いるかも。
ここから先はダンジョンパーティの総評や改めての考察です。
テキストが多くなるのでダンジョンパーティに興味を持っていただいた方に向けた、
もう少しだけ切り込んだ話です。
いくらか通しプレイの感想と重複することも書いています。
それでも良ければ最後までお付き合い下さい。

ゲーム性について

通しプレイ感想でも書きましたが、今作はアクションゲームです。
障害として敵や罠があり、それに触れるとえっちシーンという理解しやすいゲーム設計になっています。
敵や罠は単調ながらもその分マップのレイアウトや背景の変化などの演出で難易度や雰囲気を形作っており、
このあたりのマップデザインの良さは前述の通りです。この難易度がまた絶妙であることも同じく。
では何が問題なのかと言いますと、今作には探索要素も盛り込まれており、
この探索要素の目的としてサブイベントが存在します。
つまりサブイベントを求めてダンジョンやマップを駆け巡る事になるのですが、
そこで絶妙な難易度のマップをまた通ることになります。
通しプレイなどで一回通るだけならそこまで苦痛じゃないマップが、
数回通るとなるとちょっとテンポの悪さを感じてしまいます。
このゲームの短所の一つですね。
サブイベント回収の時ぐらいですので、
もしサクサクと回想をコンプリートしたいのであれば作者様ブログのヒントを見ることを勧めます。
良点が多いだけにこの欠点は痛い。
マップ構成、ギミック作りをもっと発展させればまた新しいゲームを作れそうな気もする点でした。

ヒロインについて

前作「ゴーストパーティ」で巨乳だったヒロイン澪さん。今回は公式で小柄スレンダーを押し出したミレットさん。
ダンボールマンションさんの作品はデモンズパーティ以外はプレイしましたが、
今作のヒロイン、スタイルに関しては二作目プリティ・プリンセス・パーティのヒロイン、
レコットさんタイプなのかな、と。
露出度が過去最大です。
というより基本の衣装からしてここまで露出度が高いヒロインもそういないのではないかと。
細身の体型、ちっぱい(しかも揺れる)、衣装が半分以上裸、
強気(なのは元々実力の高い魔術師であるから)で虐め甲斐のありそうな娘、
なかなか属性が揃っています。半裸な衣装にはちゃんと設定として合理的な理由がありますが、
立ちアニメでのミレットさんの魅力的な四肢を見てもらう為でもあるんじゃないでしょうか。
立ちアニメのポージングなんかもその肢体の魅力が伝わりやすいポーズですし。
加えて今作は絵の上達振りに目を張るものがありますので、
サムネやトップ画像でミレットさんが気になった人も多いのではないかと思います。

タイトルだけで分かる

それだけかわいらしいヒロインです。細身だからこそ映える性的な魅力というのを思い出しました。

シチュエーションが多い

書き出しすぎるとネタバレになってしまいますので、さらっと書き出すと、
・軟体、スライム、異種姦系
・大男、ゴーレム系
・ハンド系
・トラップ系
等、敵トラップえっちだけでも結構な数。
そこにえっちイベント(イベント専用アニメ)まで加わるのだからもうたくさん。
一定のテーマに沿ったりせずダンジョンで起こりそうなえっちぃシチュを詰め込んだ印象。
あえて言うならダンジョンえっちがテーマ。
その上でサークル様の趣味全開と言った具合ですね(特におっぱいが揺れるとこ)。
ダンボールマンションさんは上記の属性を持ったえっちシーンを多く扱っていました。
今回は集大成、或いはオールスターとも言えるのかも。
個人的には大男のキス責め(なかなかレアな舌の動きが良い)、
ハンド系全般、トラップ系全般が好きですね。半分ぐらい好きじゃないか。

アニメーション一つ一つが段階に分かれているので内容が濃い、最後はびくびくする。更に……

ウリであるえっちアニメは段階で分かれています。
前座、少し強くなる、一気に絶頂に導く、事後、という構成になっている事がほとんどです。
ただ強弱が変わるだけでなく、挿入前、挿入後と更に段階が組まれていることもありえっちさに拍車を掛けます。
更にえっちさを後押しするのがサークル初の試み、ボイスです。
ミレットさんは会話シーンでは一部の台詞、えっちシーンではあんあん喘いでくれます。
ただあんあん言うだけではなく、「いや」だの「やめて」だの喋るのでこれがなかなかそそられる。
虐め甲斐を感じる要因の一つかと。これも段階で変わるので今作のアニメは目でも耳でも楽しませてくれます。
事後シーンのびくびくなんかは直前の表情もあってえっちい。
このミレットさんの表情の変化もまた繊細な作りの一つ。
事後シーンっていうのはえっちアニメ全般に限らずえっちシーン全般でも余り見られないのかな?
見た時に新鮮味を感じたので意外とどのサークルもやっていないのかも。
繊細な動きに関して、例えば壁から伸びる手、床から伸びる手などハンド系のえっちアニメ。
これらはミレットさんの動きが小さいが代わりにハンドの動きが繊細だったりする。
指の動きにも注目いただきたいです。関節部分までちゃんと動いています。
あるえっちイベントに得体の知れない存在におっぱい揉まれ続けるシーンがあるんですが、
こちらなんかはおっぱいに指が食い込んでいる様が確認できます。
そうなんだよ、おっぱいちっちゃくてもちゃんと指は食い込むんだよ!女性の身体の柔らかさを想像させてくれます。
本番のあるえっちアニメも勿論存在します。所謂人型(大男、ゴーレム系)なのですが、
挿入されているだけでなく、きちんとお腹が膨れている。
挿入シーン全般に膨れる演出があるので、
ミレットさんの小柄スレンダー体型がぶっといのに貫かれているのを感じたり。
体格差や別アングルなんかを想像しながら見るとより一層興奮します。
膨れの演出は色合いによる立体感で行っているので、
細かいところに気が付けば付くほどやはり今作もアニメに力が入っているのが分かります。
ミレットさんが押さえ付けられて身動きが取れないのに対してゴーレム側は激しく動く。
ここは繊細と激しさの良い使い分けだと思いました。
今作に右側の枠が設けられているのはそういった繊細な動きを視聴する際に
背景が邪魔にならないように配慮したのかも知れないです。
おかげで目を凝らしてアニメーションに没頭することができます。
これは良いアイデアだと思います。でもこうして細かい所眺めているとなんだか拡大機能が欲しくなります。
今作は搭載されていない模様。惜しい。

総評

前作から結構な期間が空きましたがその時間だけのパワーアップをして帰って来た今作。
ファンは勿論、新規さんにもオススメできます。
見え難い良仕様や新しい試みも多く、成長とこれからの可能性も見出してくれました。
挑戦と集大成の一作と言えるのかも。
挑戦した分、難易度とサブイベ回収の兼ね合いの悪さなどの欠点がありましたが、
作者様のブログを見たりする事で緩和可能です。
アニメについては言うまでもなく。相変わらずえっちぃ。
ヒロインの細身ゆえの魅力を堪能させていただきました。
気になった方はまず体験版をしてみて欲しいです。
ssではアニメの魅力が殆ど伝わらないので。
体験版で閲覧可能なアニメを気に入ったなら製品版でも満足出来ます。
筆者は今度はサブイベ全回収に勤しもうかな……。
もしかしたらキャロットさんのアニメが後一つぐらいあるかも知れない。