マグメルの娼婦 (製品版)

RPG,R18製品版の感想

キャバ嬢となって、手練手管で男を転がすのよ!

最近多い、戦闘無し・即エロのミニRPG…という風情ですが、本作が面白いのは「娼婦体験型RPG」という所。
その辺の町人に話し掛けたらエロ発生…ではなく「お店にやって来たお客さんをトークで上機嫌にさせ、気に入って貰ったら最後にセックス」というキャバクラ的な感覚なのです。
(ドリームクラブのR18版というか、逆の立場というか)

「こういう所に縁が無さそうですもんね」「僕が子供っぽいってこと?」「モテそうってこと」って会話とか、良いなあ…って

主人公は没落したお金持ちのお嬢様なので、初めは選択肢が「無愛想」しか無く、お客さんが怒って返ってしまいますが、先輩キャバ嬢に教わったり、色んな人との会話で、けなす・おだてる・甘える・チラ見せ…と手練手管を覚えて行きます。
こうなればしめた物で、"そもそも馬の起源は…”と自慢語りし出したオッサンを「おだてて」転がすも、「けなして」フラグをへし折るも自由。

出会い頭に罵倒! 良い表情…

更にお話が進むと「ポッキーゲーム」「脱衣じゃんけん」といった遊びを提案できるようになったり、相手が気に入る衣装を着て、まず掴みはOK状態にする(逆に言うと、稼いだお金が衣装代で消えるリアルさ…)
会話も何となく”それっぽい”…という、端々でリアルに感じられるディティールが楽しい。
まさに娼婦(キャバ嬢)体験。
会話も全部正解じゃなくていい感じで(何通りかの方法があると思う、自分はトーク重視じゃなくひたすら呑み体勢で行くぜ! とか)
仮に上手く行かなくても、何度もトライすれば良し。

 チラ見せやゲーム系は、お酒がある程度入らないとできないぞ!

初めにチュートリアル代わりの客を倒す(?)と、次にお客三人が追加。
罵倒が効きやすいキモオタ、とにかく酒を飲ませたがる水夫…など様々。
ただ接待と売春に終わらず、そして主人公が没落した本当の理由を知る人物が客として現れ…と、お話を締めるのも良い感じ。
約1時間の短い中でまとまりがあるのと、”ごっこ遊び”という、まさにRPGの根源を楽しめて…なんだか愛おしい作品でしたね。

きっちりエロい売春シーン

衣装差分がなにげに多いのですよ

ここまでなら正直、女性でも楽しめるのでは…みたいな感じでしたが、いざエロシーンとなると、主人公は非常にえろいカラダ付きで「男性向け」を意識させます。

エロシーンも「娼婦体験」さながらで、ねちっこい責めのオッサン、チンカスまみれのキモオタ(しかも何故か自信満々)…という客に、主人公は8:2で気持ち悪いのと感じるのと、という感じ。
本作は「じょじょに淫乱になっていく」というより、「あんなに嫌がってた女性が、酒・媚薬で乱れさせられる、辱められる」という、”いかにも夜の仕事”なシチュが多かったです。

当初は前戯(フェラ)→本番(外出し)という順序をきちんと守っていた主人公でしたが、
飲み比べで負けて、酔い潰れたまま「お持ち帰り」されてしまって中出しされる、
ゲスな小悪党に媚薬を盛られてトイレで痴態を晒すレイプ、
最後には太客に”ストリッパーのように、全裸で踊るよう命令されて”結局中出し輪姦されまくってしまう…など。
中盤位から、主人公に惚れてる青年がいちいちその現場を目撃してしまう微寝取られみたいな要素も入れてきて、シコリやすいようシチュを凝って来てました。
しかもいちいちキャバ嬢っぽいっていう。

酔いつぶれた客をお風呂で介抱してあげたり…

ただ絵がすごく上手くてお気に入りなんですが、個人的には、一シーンのテキストがシコるには少し短めだったかな? と…。
あと細かいんですが「娼婦体験」って事で、割と主人公に感情移入して会話のコマンド選びを楽しんでいたので…
その後に犯されるエロシーンに移行すると、何か自分の中では割り切れなかったり…。
(女主人公のエロRPGも同じ構造だけど、今作は部分部分が現実にありそうで、より”なり切り”度が高かったのかも。
まぁ、女主人公とか気にならない人は全然大丈夫だと思うけど)
2015/4/1 客一人追加のアップデートが来たみたいです。
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