優子の卒業旅行〜無惨陵辱〜 感想(製品版)
概要
Unity製3Dのベルトアクションなんですが、その長所短所がクッキリと出てる感じ。
3Dの短所|アクションのスカスカ感
短所としては、まあ体験版触ると分かると思いますが、アクション部分のしっくりいかなさ。
これを考えてみると、3Dでモーションが細かい~リアルな事により、例えば「位置的に腹を殴ってるのに、顔を殴られたかの反応」とかの不自然さとか、「攻撃の後にボタン押しで、主人公が連続攻撃へ」っていうシャープな操作も、一つ一つのパンチモーションが長いものだから、攻撃の直後というより、"あらかじめ押して予約する"って感じに。
2Dならダメージ時のノックバックで、それなりに爽快で駆け引きにもなったりするのですが、今作は敵・主人公ともに無し。
(3Dでそういう"簡略化"を行うのも、なかなか調整が難しいと聞きますが…)
どころか、敵が腕を振り上げてからこちらのボディーブローが当たってもまったく無反応・オブジェクト同士のぶつかり判定が無い…みたいな事で、いかにも2Dのゲーム性を3Dの世界に落としこんでしまった時特有の、スカスカした感じが出てしまっています。
ベルトアクションはステージ演出なんかも魅力だと思いますが、背景+敵繰り返しのみ。
2面以降の敵も、1面のほぼ色変えか、ちょっとパーツを変えた…くらいで、ボスとかでさえ、あまり個性的じゃない。
武器を拾ったりとか、あと冒頭で主人公の友達がさわれてますが、途中でデモとかも特に無し。
“軸ずらし"が有効なのはそれっぽいですが、まとめて言うなら「ベルトアクション愛」に欠ける作品だなと…。
3Dの長所|犯されモーションは良いね
ですが長所もあって、犯しモーションがかなり多彩で、細かい。
似た敵は多いですが、新しい敵には必ず新しい体位、しかもどうやら複数用意されてる。
イラマされる時なんか、音声的にも舐め→くわえの変化がかなり合っており、なかなか興奮。
(モーションに声を合わせるって、結構むずいと思うのですが)
2DのエロACTでは見られない、かなり大胆な体位も多くて新鮮。
ドットエロだと労力上、体位が共通でがっかりする事もありますが、これには3Dの強みを実感しました。
…ただやっぱり、野郎のケツでほとんど女の子が見えないって事態は悲しいので、そこは3D特有の"ズーム・カメラ回転"が欲しかったところ。
(犯され中で良いので)
あとはこれだけ多彩なのに、エロ回想が無いのは実に勿体ない。
せっかくベルトアクションなので輪姦に発展して欲しいとか、犯されまくると主人公の動きがへろへろになって欲しい、ゲージが溜まって射精させられるとかも無い(つまり、"犯されて終わる"事がない)
近年のエロACTとしては寂しい感じが。
(加えて言えば、ゲームオーバーのエロが共通一つなのも)
犯されながら、なんとなく進む…って遊び方になるかなと。
無限コンティニューだし、1ステージは短いので、ACT苦手な人でも絶対にクリアできるのは評価できるでしょう。
現状ではエロも合わせて、クリアした時にかなり"あっけない感じ"を覚えました(プレイ約40分)
たぶん作者さんの興味は「ベルトアクション」というより、「犯されエロ」にある感じ?
ただその長所も、エロゲ制作に慣れていないゆえに潰してしまっている感じが…
ディスカッション
コメント一覧
この作品の謎なところはこれだけ3Dモデルを用意しながら、
わざわざベルトアクションにした所じゃないでしょうか……。
よく分からないんですけど、unityなら普通の3Dアクションが作れたんじゃと
思いますが、ベルトアクションにしたという事はunityも壁が厚いということですかね。
そうですねー、まさしく自分もそこが引っ掛かりました。
邪推なんですが、3Dアクションはエロゲでまだ余り無いのでやりたくなくて、でもよくある横エロACTじゃあなと…、つまり”ただ何となく、ベルトアクション”ではないかと。
Unityは今まで作るのが難しかったジャンルも、作りやすくなるのかなと。
ただ”なぜそのジャンルか”を煮詰めないまま作れてしまうので、同時に危険だぞと。そういう所も感じましたねー。
洩れはまだ体験版しかやってませんが操作系で一番のネックがダッシュ。
入力受付時間がやや長過ぎなのは勿論の事左右に素早く振り向かせただけで走ってしまう。
おかげでダッシュが暴発してしまいきめ細かい場所調整が出来ない。
同人ゲームでベルトアクションは有料、無料ともに貴重だが…
ベルトアクション、しかもエロとなると本当に稀少ですからね…。
ほぼ年単位っていうレベルw
確実に「ツボ」な世代の人はいると思うのですが…、自分は男で、NPCの女キャラと一緒に戦うけど、気が付いたら犯されてるので助けるみたいな、擬似2Pプレイとか面白そうげ。