優子の卒業旅行〜無惨陵辱〜 感想(製品版)

ベルトアクション,R18製品版の感想,リアルタイム3D

概要

Unity製3Dのベルトアクションなんですが、その長所短所がクッキリと出てる感じ。

3Dの短所|アクションのスカスカ感

短所としては、まあ体験版触ると分かると思いますが、アクション部分のしっくりいかなさ。
これを考えてみると、3Dでモーションが細かい~リアルな事により、例えば「位置的に腹を殴ってるのに、顔を殴られたかの反応」とかの不自然さとか、「攻撃の後にボタン押しで、主人公が連続攻撃へ」っていうシャープな操作も、一つ一つのパンチモーションが長いものだから、攻撃の直後というより、"あらかじめ押して予約する"って感じに。

ムチましい敵女性の倒れ尻なんかを見るに、ダウン攻撃を仕掛けたかった…むしろ3Dでやるなら"できる事が多く、だが操作は少なく"の方向?

2Dならダメージ時のノックバックで、それなりに爽快で駆け引きにもなったりするのですが、今作は敵・主人公ともに無し。
(3Dでそういう"簡略化"を行うのも、なかなか調整が難しいと聞きますが…)
どころか、敵が腕を振り上げてからこちらのボディーブローが当たってもまったく無反応・オブジェクト同士のぶつかり判定が無い…みたいな事で、いかにも2Dのゲーム性を3Dの世界に落としこんでしまった時特有の、スカスカした感じが出てしまっています。

ベルトアクションはステージ演出なんかも魅力だと思いますが、背景+敵繰り返しのみ。
2面以降の敵も、1面のほぼ色変えか、ちょっとパーツを変えた…くらいで、ボスとかでさえ、あまり個性的じゃない。
武器を拾ったりとか、あと冒頭で主人公の友達がさわれてますが、途中でデモとかも特に無し。
“軸ずらし"が有効なのはそれっぽいですが、まとめて言うなら「ベルトアクション愛」に欠ける作品だなと…。

3Dの長所|犯されモーションは良いね

ですが長所もあって、犯しモーションがかなり多彩で、細かい。
似た敵は多いですが、新しい敵には必ず新しい体位、しかもどうやら複数用意されてる。

イラマされる時なんか、音声的にも舐め→くわえの変化がかなり合っており、なかなか興奮。
(モーションに声を合わせるって、結構むずいと思うのですが)

2DのエロACTでは見られない、かなり大胆な体位も多くて新鮮。
ドットエロだと労力上、体位が共通でがっかりする事もありますが、これには3Dの強みを実感しました。
…ただやっぱり、野郎のケツでほとんど女の子が見えないって事態は悲しいので、そこは3D特有の"ズーム・カメラ回転"が欲しかったところ。
(犯され中で良いので)

着せ替えは気分変わって遊べて良いですね。もっとアニメ系のコスプレとかあっても良かった気がする。

あとはこれだけ多彩なのに、エロ回想が無いのは実に勿体ない。
せっかくベルトアクションなので輪姦に発展して欲しいとか、犯されまくると主人公の動きがへろへろになって欲しい、ゲージが溜まって射精させられるとかも無い(つまり、"犯されて終わる"事がない)
近年のエロACTとしては寂しい感じが。
(加えて言えば、ゲームオーバーのエロが共通一つなのも)

ダメージで脱衣とかもないので、気が付けば今作、おっぱいとかをまるで拝んでない…

犯されながら、なんとなく進む…って遊び方になるかなと。
無限コンティニューだし、1ステージは短いので、ACT苦手な人でも絶対にクリアできるのは評価できるでしょう。
現状ではエロも合わせて、クリアした時にかなり"あっけない感じ"を覚えました(プレイ約40分)
たぶん作者さんの興味は「ベルトアクション」というより、「犯されエロ」にある感じ?
ただその長所も、エロゲ制作に慣れていないゆえに潰してしまっている感じが…