Slash & Fuck
Slash & Fuck[Z印]
*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。

Z印さんは六人のならず者シリーズ単発の女主人公物を公開し、いずれも人気を得ているサークルさんです。特に六人のならず者シリーズは小悪党達6人を主人公として、女の子を徹底的に輪姦するダークさと6人の会話のシュールでコミカルなノリを合わせ持つ、このサークルさんにしかできない独特なノリを持ったゲームです。

新作は、今までのシリーズとは別の世界観ながら、どこか六人のならず者シリーズと似たエッセンスを感じるハクスラ系ゲームです。Z印さんは、低価格でRPGをリリースをしているのも特徴で、ほとんどのRPGが1,000円以下で100円作まであるサークルさんですが、今回は久々に一般的な価格(予価1500円+税)なので、今まで以上にしっかりとした作り込みにも期待ができそうです。

主人公もパーティーも凡用キャラ、でも六人のならず者シリーズのシュールさと鬼畜さを継承


勇者や神官などで構成される光ギルド、ならず者や力持ちが自治のために作った闇ギルド、対立する二つの冒険者ギルドがある世界。主人公は実力を認められ闇ギルドの用心棒として誘われます。

作品説明にもあるキャラメイクですが、好きな顔グラやドット素材をツクール標準の素材から選択します。主人公やパーティーメンバーは一切喋らないドラクエ型です。実は女性素材も選択できます。ですが、本編で主人公は男性しかできないアレをいたすので、主人公を女性にしてしまうと「オカマ」になってしまうので注意。

キャラカスタム1 キャラカスタム2
「世界樹と魔女と迷宮」が1人1人異なる自作立ち絵+性格も選べてちゃんと喋るなどの要素も加えて先に実現してしまったため、一歩で遅れた感もあるかも。

ステータス
▲「性器の魔術師」さたけるです。主人公は冒頭でランダムで作られる称号も選べます。他パーティーは勝手に称号が付く模様。

さて、冒頭で六人のならず者シリーズの影響を受けていると記載しましたが、主人公達は一切喋りません。では何が似ているかと言えば、まずは闇ギルドの面々です。とにかく、ここのメンツの性格が濃く、「人身売買などは裏稼業として引き受ける」「依頼達成に手段を選ばない」など。そして、その物言いに何かシュールさがあるのも前作同様。

闇ギルド1 闇ギルド2 闇ギルド3
▲まあ、闇ギルドの実態はマフィアですな。(現実のマフィアも元は自警から発展したものだし)

対立する光ギルドの面々も過剰に秩序を重んじていたりして、こちらも別の意味で濃い奴らばかりで、おいおい、この街大丈夫かと思ってしまいます。

光ギルド1 光ギルド3 光ギルド4
▲対して光ギルドは選民思想の塊。どっちもどっち

主人公も鬼畜そのもので冒険者を攫ってはギルド地下の調教部屋に送ったり、重要なキャラは自らレイプしたりとやりたい放題(詳しくは後述)。

「6人のならず者」シリーズは、へっぽこ6人なので「まさかお前が」な驚嘆ですが、本作の主人公は知名度が高いらしく「さすが(称号名)」「貴方ならやってくれると思いましたよ」みたいに何か達成してギルド員に話しかけると褒め殺しです。接待プレイしてるみたいで何気に気持ちよかったり。

2】

ハクスラダンジョンを駆け抜けろ!快適「D」ボタンが単純作業を和らげる


ゲーム性はいわゆるハクスラに則ったシステム。パーティーメンバーは好きな職業を選んで装備を購入。そしてダンジョンでレベル上げやアイテムドロップに勤しみながら少しずつ進んでいきます。

職業
▲好きな職業でプレイ可能。シーフだけは特別枠で戦闘だと足手まといだけど、鍵のかかった扉を開ける(ダンジョン探索の短縮)能力があり、重宝しました。

シンボル敵ですが赤と青シンボルがおり、青は赤より強く通路の進行を防いでいるため、強制戦闘です。また、一度ダンジョンを出ると青赤共に復活します。そこで活躍するのが短縮路。ある程度進むと、裏側からだけ開く扉やスイッチを押すと伸びる通路などでスタート地点から簡単に短縮できるようになります。この一つのダンジョンに短縮路は複数あるので、「短縮路を構築」→「街に戻って宿と武器防具新調」→「ダンジョン再開」を繰り返しながら攻略し最後にボスを倒してクリアとなります。

ダンジョン1 ダンジョン2 ダンジョン3

それなりに手応えのある難易度で、スキルを使いまくると次の短縮路に行く前にMP切れを起こし、逆に使わないと苦戦。

ダンジョンの宝箱は、その場所のランクに応じた武器とアクセサリをランダムに入手できダンジョンを一度出ると復活します。一方、街では武器・防具・アイテムの購入ができます。ダンジョンで武器を新調しながら貯めたお金で防具を購入したり、武器の鍛錬をしたりとハクスラ的な楽しみ方がしっかり出来る難易度とダンジョン構造を持っています。

実際、ダンジョンは比較的長めで2つ目をクリアするのに40分ほどかかっています。でも、街に戻りやすい構造なのと下記捕獲システムによりメリハリがあり、武具以外に「ダンジョンで冒険者を捕獲」→「街に戻ったらギルド地下で調教」みたいな事も楽しめるためダレることはありませんでした。でも、製品版でもこの系統のダンジョンが続くと、戦闘好きじゃない限り、さすがに飽きが来る懸念もあるかな。

他、ハクスラ要素を楽しむための機能が高速化。Dボタンで切り替えれるのですが、ゲームスピード数倍速(5倍ほど?)とメッセージスキップの合わせ技で超快適でした。雑魚戦もオートにすれば10秒ほどで終わる戦闘です。まあ、たまに切替忘れでイベント中のメッセージを飛ばしてしまうのが玉に傷ですが。

鬼畜さは健在!光ギルドや野良の人間を捕獲して奴隷商人に売却せよ


今作ですがエロシーンは面白い試みというかチャレンジをしています。それはエロの基本CGが全てモノクロであることです。モノクロと言えばKICHUREAさんが有名ですが、他サークルでもMANGEIIポケット★ソーサリーなど人気作がちょくちょく出ています。

実は本作の場合、手抜きであることを作者が認めています。ただし、これには理由があり、
「スラッシュ&ファック」は、サイトを更新するのと変わらない気軽さでアップデートできるゲームを念頭において作っています。最初のリリース時にはCG枚数は100枚を切るくらいでしょうが、定期的にアップデートを行いゲームをエロシーンもどんどん追加していくつもりです。
http://zontagu.sakura.ne.jp/wp/archives/2471/

とのことで、モノクロにした分の余力で大量のCGを用意し、膨大なエッチシーンが期待できそうです。実際、まだまだ2ダンジョン(1つめはチュートリアルなので超短め)だけでも10人近くおり、ほぼ1人1シチュ(ボスなどは2シチュ)1シチュで基本CG1、2枚(ボスなどが2枚)。
同人エロRPGとしては難しかった(商業なら一部あり)、男主人公が大量の女性とエッチするゲームが実現できそうです。つまり、製品版以後も単独キャラがバシバシと大量に登場して、それをレイプ・凌辱するゲームになっていることは確実です。

そして、モノクロなのがCGだけなのもポイント。会話の顔絵やドットこそツクール素材ですが色付き、戦闘時の敵イラストは自作で色付きなので、モノクロでも色が想像できるんですよね。

さて、ダンジョンは単純なハクスラだけでなく、そこをうろつく冒険者や一般女性に襲い掛かり捕獲することができます。たぶん、襲わなくてもクリアできるけどこちらがメインコンテンツかな。赤・青シンボルより断然強敵で、なるべくフル回復状態で挑みたい相手ばかり。

攫う1 攫う2 攫う3
▲その辺にいる善良な冒険者に突然襲い掛かり、拉致してしまいます

拉致1 拉致2 拉致3
▲1つのダンジョンに5人ぐらいのペース。

戦闘後、アイテムとしてそのキャラを入手(物扱いというのがなんとも)。どこで使用するかと言うと闇ギルド地下にある調教部屋です。奴隷商人に引き渡すと報酬を貰える上に輪姦シチュのエロが始まります。しかも報酬額がなかなか良く、高額の装備を買って楽をしたいなら必須です(体験版では買わなくても強敵ですがクリアできました)。

奴隷 奴隷アレイダ1 奴隷アレイダ2

また、一部の亜人などは捕まえてレイプした後、仲間にできます。自分で作るパーティーとは異なり固有のスキル・職業を持ち独自に成長する模様。

ワーキャット1 ワーキャット2 ワーキャット3

ワーキャット仲間1 ワーキャット仲間2
▲仲間にした後はパーティーに加えることは勿論、宿屋で性的に奉仕させることも。怯えていて仲間になる前とは全く性格が異なりますね。

そして、各ダンジョンのボス戦に勝利した場合は、主人公がじきじきにレイプした後にキャラを入手。つまり、まず1vs1でレイプされて奴隷商人によって輪姦調教を受ける2段階仕込み。鬼畜の所業です。

体験版のストーリーは、魔女が近隣住民を攫って人体実験しているので助けてほしい」と住民の依頼からはじまります。ダンジョンを突破して魔女を倒すのですが、ここからのノリはやはりと言うか「ならず者シリーズ」の影響がありますね。倒して終わりではなく「彼女の知識は闇ギルドの役に立つ」という事で調教が決定しているわけです。

魔女3 魔女7 魔女9

エロはモノクロCGなものの、テキストの凌辱感や長さはいつものZ印さんで実用性もあります。人それぞれでしょうが、モノクロ+大量のCGは私としては成功して他作者さんも採用して欲しいなと思う取り組みだと思っています。実際、漫画などはモノクロでシコれますからね。間違いなくゲームの幅は広がります。

個人的には悪人でやっている事もダークだけど、何故かシュールさのある面々が繰り広げる物語が楽しみだったり。凌辱を繰り返しているうちに、光ギルドとの全面抗争もありそう。


暇だからゲームでもするかさんが製品版について書かれていました。