ステラの漂流日記 (体験版)

ADV,R18ストーリー良さそう

幼女が行く、骨の入ったSFホラー
つまり難破船に触手に支配された宇宙ステーション、生存者が一番危ない展開……!

難破した宇宙船を探索しながら、触手から逃げ回る……
そんな映画[エイリアン]よろしくなゲームと言うと、例えば同人エロゲでは[難破宇宙船トドロキ号]などが浮かび。
しかし今作は余りにつるまん、余りに幼女……。
言うて諸先輩たちは優秀なクルーであり、時にはとてつもない肉質ボディでエロを見せていたんだぞ! やれんのか、ロリに! と迫りたくなる所ですが、どっこい、これがSF宇宙船ホラーとしてだいぶ骨が入ったデキだったのです。

例えば冒頭、コールドスリープから目覚める描写にしろ、棺のようなモノが壁から突き出したと思ったら、ざばあと水がこぼれ、そして目を覚ます幼女……
といったドット芸でお送り。
寝る時は全裸なので、すじも眩しいすっぽんぽん、と幼女味をしっかり見せた後に、防護スーツを纏って(ここの着脱にも、ちまちまとドットアニメが用意されてる……!)
デッキに向かうのであった……といったSF足取りです。

個人的に本作の印象としては、
ツクール製のできる範疇内で無理せず、だが最大限にしっかりと宇宙空間ホラーをやろうとしてる”といった感じで、かなりの手の込みようを感じられる。
派手なスチルこそありませんが細かいドット芸で表現、
そして全体の特徴としては歩行グラに大きくズームした画面構成であり、当然視界は狭めとなりますが、これが一歩一歩が重ためとなり、独特の緊張感をもたらしてくれるのに成功しているな、と。

またその工夫はSFホラー展開にも発揮されており、道中ところどころをミニゲーム的なゲーム性で綴る感じ。
そういうシーンもありますが、単に難破船で未知の生物から逃げ回る(エイリアン1のような)……では終わらないのです。

次々と移り変わっていく舞台(チャプター)を、ミニゲーム的な手触りで

まず最初、コールドスリープから起きたら電源が喪失している非常事態。
普段ならOSが助けてくれる所ですが、仕方ないのでマニュアルに従って手動で現在座標の入力するのだ……
なんて、まだ敵対生物が出る前の冒頭段階からも”ちょっと”変わったゲーム性が。
ずばり、画面上でカーソルを動かし、反応があった位置で「決定」する事で座標が求められる……
まぁ要はツクール的には歩行グラを変えてるだけなんですが、これが存外にコンソールな雰囲気出てて面白かったですねえ……

その後、近くの宇宙ステーションに緊急着陸。
だがその基地は謎の触手に乗っ取られていたのだ……(今度はエイリアン2?)
といった具合に、次のチャプターに進んでからは、
バッテリーを求め立ち入った区画で触手に襲われるので逃げ回りつつ探さないといけない、
また倉庫番よろしくブロックを押しのけて奥へ進もう……としたら、ここでも(壁をぶちやぶって)触手出現!
といった風情で、次々とちょっと違った手触りのゲームっぽさを提示しつつ、チャプターが進んでいく感じ。

翻ってこうした構造はチャプターごとにがらりとトーンが変わりやすくはあって、
体験版最後のチャプターではステーション唯一の生存者? 蛇おじさんことバイパーと出会い、しばらく行動を共にする事に……。

どうでしょうね、エロゲでは地味にこうした難破船SFホラーだとシチュ優先というか、映画を参考にしたゲームが多かった印象ですが(それともこの分野の偉大な先達、[ライブアライブ]のSF編がそうだったからか?)
本作では何か、海外ゲームを参考にしたような運びも感じました。(途中、TPSみたいな銃撃戦まである……)
メリットとして、この手のものとしてはボリュームはかなり厚そう。
デメリットは……恐らく意外だと思うのですが、触手に襲われるエロより、この蛇おじさんの対人エロの部分に力入ってる印象です(後述)

唯一の生存者? 蛇おじさんとの出会い
油断ならない同行者との調査が始まる……

出会った蛇おじさんは警戒度MAX。
幼女に銃を突き付け、ハダカになって台に座り、おまんこを広げて撮影させるよう迫る……
どうも触手による「感染」を気に掛けているらしく、
まぁぶっちゃけこういうパニックものに付き物の、いち早く安全エリアを確保したものの、気が半分狂ってて銃を突き付けてくる生存者展開か……と。

一通りの検査が終わると蛇おじさんは「お礼が欲しいな」とか言い出し、幼女のぷにまん、未熟なお豆さんくりくりを楽しむのでした……
やっぱりロリコンじゃないか
という事で、度々エロされながら基地内を一緒に進んでいくチャプターとなります。

例えば「熱線バリアをお前の防護スーツで解除するんだ」と蛇おじさんが要請、
絶対もっと他のスマートな手段があると思うんですが、
熱線バリアを強制的に突っ切り、その向こうにある解除スイッチを押す事に。
これがすぐ防護スーツは破けて全裸になってしまい、スイッチをちょっとずつしか解除できない……(倉庫番の変化形のゲーム性)
その度に防護スーツ修復機械までいちいち戻り、何度も往復を繰り返す事になる……んですが、なぜかおじさんがその傍に仁王立ち。
全裸な幼女を「毎度、ボディチェックしないとな♡」と触ってくる……
この倉庫番のゲーム性に託けたいやらしい感じ、なかなか新鮮なエロさを感じました。

蛇おじさん、戦う!
『時間差』の利用が上手いミニゲーム的なゲーム性

おじさんといやらしい二人旅の様相を呈するチャプターですが、忘れるなとばかり道中危機が入り、おじさんの奮闘が見られるのは触手との銃撃パート。
迫り来る触手をおじさんが銃をガガガと撃って後退させるので、幼女はリロード用の銃弾を取って来てはおじさんに渡し、またその合間に重さ判定ボタン? に乗ってエレベーターを現フロアに呼ぶのだ……!
ちなみに幼女らしくボケーっとしてると、おじさんはあえなく死亡。
その後、「エレベーターでモンスター(触手)に襲われる」という映画にありがち、ニヤリとさせるエロを挟んでゲムオバ、やり直しとなりますが、その場でまとめて犯され処理にしない辺り、骨が入ってるってものです。

補足するなら、ゲーム的な面ではツクールのゲーム性に上手く「時間差」を挟んでいる。
奮闘してるおじさんにきちんと残弾表示があり、それを見ながら銃弾を届けるとかもそうですが、
触手に追い掛けられながらロッカーを探してアイテムを入手すべし……って所でも、平凡な作品なら「探す→ここには無い!(即答)」とかにすると思うんですが、ここはSF設定を活かし、なぜかロッカーのデジタル錠が解除されるまでに2~3秒掛かる。(ローディング中みたいなアイコンが表示される)
それを待つ間も触手は迫る……と、いったん鍵を調べてから逃げ、なんなら別のロッカーへ向かう、みたいなちょっと凝った手触りにもなっています。
なんというか、まぁツクールならこうかみたいな、茶番な感じ……がしないのは素晴らしい。
(3回ゲムオバったり、なかなかの手応えがありました…… *ノーマルでプレイ。難易度はあとイージーの2種から選択できる)

評価☆微妙に低くね→スチルは対人エロに集中、異種姦はドットです

ただ、その凝り方にも関わらず現在の☆評価は4.5未満やんけ……という所で数点注意があって、
まず(そこを期待しがちだと思うんですが)触手に捕まった際の異種姦エロはどうも全部ドットアニメみたい。(おかげで種類はあるんですが……)

代わりに蛇おじさんとの対人エロの方にスチルを幅広く用意。
エロとしては幼女が嫌がりながらレイプされる系……ではなく、割と触手にしろ、おじさんにしろ、すぐ気持ちよくなる。(媚薬的な毒がある設定なので)
だいたいミニゲーム的な箇所で失敗する=バッドエンドなので通して淫乱化していく風情は薄めなものの、
性感に戸惑いながら絶頂、蕩ける幼女を1シーンずつ見れますぞ、といった感じでしょうか。

あとどうも海外のサークルさんなのかな?
テキスト(接続詞など)が一部怪しくなる所もありましたが、まぁこれはそれ程問題ではなさそうな。
普通の同人サークルなら手を抜くような所まで、しっかりと力を入れた作品に思いました。

体験版はプレイ1時間くらい
異種姦のCGは、DLCで追加されたりするのかね?

・この作品のゲーム実況はここでしてます

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓

関連:
[難破宇宙船トドロキ号]

[OOZEHAZARD ふたなりイキ覚え探索RPG]

[宇宙船の異種 (日本語版)]
とかを思い出しました

アクションなら、
[TENTACLES INVASION]
とかありましたが

この辺りのロリ、幼女感を彷彿とした:
[QuietGirls~淫欲と静寂の少女達~[先行版]]

[Island Parasite]

[妹はあまあま孕ませされたい症候群]