アスとれ! (製品版)

ADV,R18製品版の感想

アスとれ!
アスとれ![月の水企画]

人気エロRPGのサークルさんが突如としてADVを!
しかも「フリーで本編部分を遊べる」という太っ腹仕様と、今まで頑なにレズだったのが、指導教官がセクハラされて悶えるのを楽しむ…というセクハラ雰囲気に。
これはえろい…! という訳でさっそくプレイしてみたのです。

ADVはこんなにもえろくなるのか…

[いっしょにとれーにんぐ]というDVDが昔流行りましたが、あんな感じ。
嗜好的には”極小ビキニの鬼教官(ロリ)のトレーニングを視姦しまくる”です。

もちろんこれは18禁。
見えそうで見えない…も大変良いものですが、選択肢でどんどん食い込みスクワットに励ませたり、媚薬やらを使って、トレーニング中に絶頂してしまうように仕向けたり。
間違った選択肢を選ぶとゲームオーバー、分岐はそのシーン内のみ…
という簡単なADV形式ではあるんですが、「ADVはこんなにもえろくなるのか…!」と驚嘆しました。

安易にセックスさせまいとするが故にエロい

内容は体験版で全部プレイできますので、気になったらやれば良いのですが、特に本作がえろいなあ、エエなあと思った所は3つ。

 食い込んだマン肉がひくひくする…マイ・フェイバリットシーン

●ハミだしそうな衣装でトレーニングに励む女の子をじっくり視姦する
(食い込みはもちろん、恥ずかしい衣装のままランニング…着衣フェチ歓喜?)
●媚薬をガンガン使われ、トレーニング中に絶頂してしまっても、バレないように何とか取り繕おうとするえろさ(声の出せない状況でイカされる…に近い)
●媚薬プールで泳がせる、媚薬液入り水鉄砲で対決する、トレーニングと称して発情状態で綱渡りなど、なかなか見ない凝ったシチュや罠
これらは”安易に見せまい”・”安易に性交させまい”というコダワリから生まれたエロ。
事実、最後までペニス挿入は一度もなし。
これがもし、堪らねえ、輪姦レイプだあ! となっていたら、全てぶち壊しなのですね…

「反対側も往復」と「コブつき縄」の二分岐するよ

そんな所が”フェティッシュで、大変宜しいなあ”と感じたのですが、本番ありきの抜きADVと比べるなら、そこが明確な違いでしょうか。
ADVその物の可能性さえ、考えさせられる程ツボでした。
(低価格で短編を想定している物と、何はともあれ数回はヌかせ、満足させないといけない2000円前後のADVでは役割も違うのでしょうが…)

絶頂回数がエロシーン中に分かったらえろいだろ!

シチュ・嗜好はそんな感じですが、もう一つ既存のADVと違い、良い働きをしているのが「絶頂回数」や「教官と生徒たちとの距離図」が常に表示されてること。
これらがかなりエロの下支えをしてる。

媚薬プールで溺れかかった教官を助けるフリで、どさくさに紛れて6人掛かりでイカせまくり!

「トレーニング中に声を押し殺して絶頂する」という場面でも、絶頂回数がピコンと1増えると、”あ、今イッたんだ? へへ…”というセクハラ+視姦欲が湧き上がるというもの。
(「シーン中に計測値が増えるとエロい」な訳で、これはつまりエロRPGで”売春した回数”等がメニューにあると興奮したり、また立ち絵がリアルタイムに変化するとエロい…というのをADVに持ち込んだ感じ)
また距離図の表示は「周りを囲む新人騎士たちが、恥ずかしい格好をジロジロ見回している」という状況描写に一役買っています。
実際、教官が柔軟体操でぐっぐとマン肉を食い込ませた時も”絵では股間しか見れないけど、前の奴らはギリギリ隠れるおっぱいを見てるんだろうな…”という妄想が捗りました。
(加えて、ADVなら度々入れなければいけない”周りを囲まれた状況”のテキスト描写をしなくても済む…という面でも優秀でしょうか)

オナビリティ的に計算されている!

視姦・セクハラじゃ興奮はするけど抜けねえ! という所で、最後にはきっちり”一日に150を超す連続絶頂で、快楽に呆けてしまった教官の全身に、一斉にぶっかけまくり”というピークのシーンを入れてくれるのも、オナビリティ的に(シコリやすくて)有り難い。

おまけ 温泉に来たものの…? ピンピン乳首えろすぎ…

ちなみに製品版だとそこから、”教官側の視点で”セクハラを振り返り、エロにまみれた前日談を語る…という構成。
こちらは、ふたなりレズセックスや触手にくちゃくちゃにされる等、過激度高い内容で、”おかわり”として大変満足度が高い。
うーむ計算されている…
個人的には面前で痴態を演じてしまった教官に「アステル様…今日は一体どうなされたのだろう…」みたいに主人公以外の生徒が訝しがる、とか欲しかったのですが、まあ全員グルらしく。
性向としてはやはり「女をモノにする」というより、「女の子を愛でる」感じなのだろうなと。
だからこそのエロでもあり、可能性が見えた訳ですが。
ADVと言えば抜きADV…だけじゃなく、こういう短編をもっと見たいなと思わされました。
暇だからゲームでもするかさん
アクナキさんもレビューを書かれています