楽園魔城リピュアリア 感想(製品版)
DXライブラリ(つまりC言語系)で作られた探索横ACT。
“探索"という事で単純爽快なACTとは違い、基本は上下左右に広いマップのどこかにある妖精の鍵を入手、ドアを開ければ次のステージへ進める…という流れ。
お店や装備品などの概念もあり、なかなかRPGぽい要素も強そう。
自機は"男の子"と"女の子"状態に分かれています。これはつまり、前者は能力値が足りなくてヨチヨチ歩き状態でピンチ、回復スポットに急ぎましょう…というメリハリを狙ったものかな。(一部男の子でしか倒せない敵は居ますが)
古い例えですが[妖怪道中記]みたいなゲーム性ですかね…
またエロ的には設定を生かし、憑依(TS)エロ、といった嗜好になっています。
恥ずかしがりな女の子が意識はしっかりしているけど、男の身体を共有、射精に恥ずかしがったり、時に気持ち良くなったりする。
エロの種類としてはACT中のやられドット、そして面クリア時のエロシーンがあるようです。
長所
●見た目は独特で豪華で、目を惹かれる感じ…でしょうか
●ドット少女は、なかなか可愛いです。
(贅沢を言えばもう一色増やしてくれたら、もっとビジュアルインパクト強そうなのですが…動かさなきゃいけないんで、仕方ないのでしょうな)
●クリア後のエロシーンが長い!
憑依(TS)な感じですし。
●製品版では、使い魔にデッキ…アクションがどんどん広がる、みたいです。
(まるで女主人公モノよろしく、主人公のステータス上下ってのもあるのですが、これはどう影響してくるんだろ…?)
●ボス戦とかもあり、敵のデザインもかっこいいですな。
短所
見た目は良いのですが、めちゃくちゃ遊びにくい、と感じました。
●使用ボタンの多さ
減らせると思います。メニュー開くボタンと閉めるボタンが、それぞれ別ボタンに割り振られたりしてますので…。
また、メニュー中では{決定}にキーが2つ対応してるんですね(ゲームパッド使用)
これも混乱を誘う感じでした、どうも。
●ゲーム中の要素が多すぎる(満腹度、MP、精力、デッキ、使い魔、主人公各種ステータス…??)
めちゃくちゃ要素が多いですし、なにげに使用キーも多いですし。
大体やりたいゲーム性は分かりますが、それを起こす為に、これだけの要素は不要だったのでは…?
体験版では触れられない事も多いので、せめてステージ進行に従って小出しにするとか、方法はあったのでは…。
●マップチップ分かりづらいです…。
まず暗くて、一番重要な足場が見えづらい事がしばしば。
入り口にせよ、入れる箇所に立ったなら、"!"みたいなアイコンを表示した方が、親切なんじゃないでしょうか。
“Cで回復"というゾーンに関しても、回復できない状態で押したなら、キャンセル音か何か鳴らしてくれないと不安になります、要素が多いだけに…。
マップ、常時表示されてるのは良いんですが、肝心の自分の位置が分からないですし…。
暗くて良く分からなくて、高い所から相当な下に落ち、ハイやり直し…。みたいに感じる場面も多かった。
このテのゲームジャンルでは確かにありがちなんですけど、他では、相当下に落ちる(やり直しになる)所はその前にカンバン立てて警告してたり、切り立った崖みたいにして、分かりやすくしてると思うんですね。あるいは、これからのジャンプ先を屈めば先に見えたりとか。
キャラが大きいのは良い事ですが、当然相対的に見通せる先が狭くなる訳で、迷いやすさも高いです。
“鍵があそこの先にあるんじゃないか?"みたいな検討も付けにくかったです。
次はあそこへ行ってみよう、ここで○○して…と、じょじょに試せる事と道が開ける、という探索ACTの楽しさを狙ったと思うのですが、でかいキャラと上下に激しく移動するキャラ(落下含む)でこちらは一杯一杯、目印になる様な地形も無いですし、とても次の目標を立てるドコロではありませんでした。
試すも何も、プレイヤーが把握できてない、と…。
また鍵も、ポツンと普通の所に置いてあったりしますし。
厳しい事を言うなら、マップ・ストーリー・ゲーム中の要素のどれにせよ、プレイヤーは初めから全部把握してやっている訳ではない、という目線が必要な気がします。
(チュートリアルもありますが、説明も充分じゃないと思いますし)
製品版プレイ1(死神サクラ倒す)
予告版で感じたいまいちな遊びにくさ…は以前としてあるのですが、なかなか面白くなって参りました。
迷宮探索型としては、ちょっと難しいギミックを解いた後の報酬…反応のバリエーションが多いと嬉しくなるわけですが、これは十二分。
石化されてエロられたり、そこから新キャラが加わったりと展開に富んでいます。
新しく加わったロリババアは初めの女の子の魂の片割れらしいのですが、色変え…って事はなく、いちいち仕草が違い、またボイスも違う。新スキルで道も開ける。
これはなかなか迷宮探索型の醍醐味!
プレイしていく内に少しずつ…、中間色を省いたような? このドット世界にハマっている自分に気付きます。
基本カワイイ女の子が出まくる。だけど、どこか謎めいてておどろおどろしい。なんとなく東方Projectぽいかな…と、そんな気もしましたね…(東方あんまり知らないが)
こちらの性嗜好は百合ではなくモン娘や憑依、という違いがありますが。
3時間プレイして3面まで完了、モンスター図鑑を見ると7面まであるっぽい?
なかなか先は長そうです…。
反面、遊びにくさも以前としてあります。
基本的にステージの上下が激し過ぎるのでは、とか(人間の目は横長についているので、横の動きより縦の動きを追いにくい)
キャラもマップもでかいのでよく迷う、どこに行けばいいか分からない。把握がしにくくて正直、闇雲に進んでるうちになんか目的地に着いている…っていう場面が多かったですね…。
現在位置を確かめられるメニューの{マップ}はかなり重要。(デフォで右上にも出して欲しいんですけどね…)
あと石化を解く為に調べる時も、敵にトドメを刺す時にしても、1番めの変身、いわば正ヒロインじゃないと進まなかったりする。
2番めのロリババアじゃだめ。しかも"あやつなら分かるかも知れぬ。聞いてみてはどうじゃ?"と促すような警告メッセージも無し、この辺ミスリードを誘ってきつかったよ…
迷宮探索型としてのギミック
スイッチを押すと今まで塞いでたブロックが開く(しかも一定間隔で上下するので、適度なアクション臭さも残っている)
2面のクモ娘は初め倒す手段が無いのですが、新加入のロリババアならやっつけられる…と、ステージギミックもちゃんと練ってある感じでした。
謎だった要素が分かってくる
体験版では今いち分からなかった(多すぎる…)要素も幾つか判明。
デッキ編成というのは、要は変身ボタンを押すと変身できる女の子順らしいです。
つまり正ヒロイン,ロリババア… の順を逆にできる。確かにキャラ多くなったら即座に変えられるのは大事そうですが。
純情度とか、男の子のステータスはまだ効果が分かんないです…
どうもステータスの比率によって、変身状態で使える・使えない技が出てくるのでしょうか?
あるいは宿屋に寝た時のイベントとかセリフが変わる…とか?
ロリババア能力で{索敵}が追加されました。
で初めて知ったのですが、ヤラれるだけでなく、どうもこっちから責めるH技ってのもあるらしい?
ハートの数が重要らしいのですが、大体ほとんど変身状態で居るので、いつもゼロです先生…!
{使い魔}ってのは未だにカラ。もしかしてこっちから責めてイカせた場合に、初めて使い魔になってくれるのでしょうか…
この先どうも苦戦の予感が…。
製品版プレイ2(肉壁を抜け図書館へ)
製品版プレイ3(不死者と人魚倒す)
製品版プレイ4(クリア)
攻略は暇だからゲームするさん
ディスカッション
コメント一覧
これは厳しい評価ですね。私も体験版を遊んでみましたが。要素については、このぐらいで十分だと思います。 ただし説明は、もっと充実したほうが良いでしょうね。例えば「純愛・無垢・魔性」のトライアングルは、なんとなく想像付きましたが最初に増減が起こった時にでも画面を暗転させて、説明画面を1枚、2枚挟んで…という形式でも十分親切だったでしょう。
使用キーも『決定・攻撃』『キャンセル』『調べる』『変身』『メニュー』の5つなので多すぎる程とは感じませんが。調べるは上キーで代用できたかもしれません。あるいは、通常画面ではキャンセルの用途が発生しないのですからそこに割り当て可能にするとか。
むしろ設定系で一番残念に感じたのは、音量設定でしょうか。
「テスト再生」があっても良いと感じました。(数値じゃわからんです)
>”Cで回復”というゾーンに関しても、回復できない状態で押したなら、キャンセル音か何か鳴らしてくれないと不安になります、要素が多いだけに…。
これは、大変同意します。 私は概ね満足なのですが。どうしてもkurovadisの方が好きといいますか。贔屓しちゃうところがあって、そちらよりは劣る感じがしております。
厳しく聞こえてしまいましたか、すみません。外見に大変力が掛かってると思いまして、勿体無いと思いまして…
そうですね、要素も使用キーも個別で言えば、それ程は多くないと思います。
ただそこに至るまでをしっかり(じょじょに)説明するとかで、全然印象は違って来ますね…。
根本で言えば遊び易さのデザインの問題でしょうが、そこに至るまで不満が溜まってると、そういう目の付きやすい所に求めてしまいがちですね…。すみません。
使用キーの多さも、自分としてはメニューで躓いたのが、一番の原因でしょうね。キャンセルが全然出来なかった…って印象が。
あと、女の子の時の調べるコマンド? が、攻撃の手つきと同じで、え、なんでこっちのボタンでは弾が出ないんだろ、とか思ったり…(そもそも調べるコマンドと思わなかった)
kurovadis、体験版しかやった事ありませんが、非常にあれは軽快で、遊びやすい感じでしたねー。
>根本で言えば遊び易さのデザインの問題でしょうが、そこに至るまで不満が溜まってると、そういう目の付きやすい所に求めてしまいがちですね…。
そう。まさに、そこですね。遊び易さと別の表現をすれば「とっつきやすさ」ですね。「調べるボタンのモーションが攻撃と一緒で戸惑う」というのも同意します。
私も期待している分もあって、細かいところ気にしちゃうのですが。個人的には応援したいサークルさんですね。(HPを見ると…コミケにも出展されていたのかな。機会あったらご挨拶しとこう)
ところで店員さんに近づくだけで発情する男主人公。一体何があるんでしょうかねぇ^^;
制作サークルをやっておられる方でしょうか? 鋭いご指摘、ありがとうございました。
(ちょっと自分も、考えの煮詰め方が甘かったかも知れないです)
予告数が凄いですし、これもエロACTの代表作になるかも知れないですねー
死神は少しHPを減らした後に男主人公でぶっかけを繰り返せば倒せますよ
その際に死神はフェラをしてきます(敵なども目の前でオナニーすると反応が変わるのも居ます)
もしかしたら進め方によっては駄目なのかも知れませんね
ちなみに私は石化を解くときはオナニーぶっかけを繰り返して解きました
少し進むと石化を解く薬なんかが売られてたりしてたので、それでも解けるのかな?
男の子のステータスはそれぞれ70超えていると入れる扉があるくらい?隠し通路探しはメトロイドやってる気分だw
>5. 引っ越しおじさん
おおーー、素晴らしい! このゲーム、幾つも解法が用意してあるんですね! さすがだなあ…。
精液は浄化効果があるのでしょうかw
私はおっしゃる通り、石化を解く薬で解除しました。
というか男の子オナは3人め(頭軽い子)が仲間になってないと出来ないですよね? その時は仲間になってなかったので…。
これだけ複雑なフラグが交錯していながら、破綻してないのはホント凄いなあ…。
プレイしてると当たり前みたいに思うんですが、いざ作ろうとすると…(泣)なんですよね。
>6.おもしろい名無しさん
ピンク色の開かない扉とかありましたよね…。あれは色的に情欲、が高いと開くのかな?
そういった分岐を知ると面白く感じますが、同時に本線で詰まっている時のミスリードになってしまうのは、しょうがないサガでしょうか…。
開かない所は気にせず進むと、割と上手くいく感じかなあ…
ああー、こういう迷宮探索ゲームの元祖ってメトロイドって事でいいのかな…(いや古くを辿ったらもっと行きそうですが)
そして悔しながらメトロイドやった事ないです! むおお、ゲーマー失格…
お店の子がかわいいねコレ。
入店キャラ(ぷよシールドも)で反応変わるし、目の前でしゃがむと目線と頭がちゃんと動く。あと商品に魔法当てまくると怒られるとかすげー細かい。ちなみに本人に各種の魔法当てると…こういうの大好きですw
商品に魔法当てて怒られたことはなかったw
風でスカートめくる、はしましたね…
なぜどこに行っても同じ子が居るのだろう、平行空間なんだろうか…。
お店の子のエロはありますかっ…!?
お店の子は男の子状態でお店に入ってオナニーしてを繰り返しているとイベントが起きますよ
ありがとうございます。
私の時は”強制的に落ち着かせるお香”の効果で性感が上がらなかったのですが…アップデートで追加されたのかな?
すいません言葉が足りてませんでした
お店に何度も出たり入ったりして何度もオナニーするとあるときイベントが起こります
その後男の子で店に入ると新しくある物が買えるようになります
なるほど、そんなカウント方式だったのですね。
なんと新アイテム!? 深いなー… ありがとうございます。
まぁアイテムというかジェムのかけらなんですがね
最近バージョンアップして1.23になりましたー
誤字が減ったりマイルームでイベントが見れたりするので興味があったら更新してみてください
データはコピーすれば続きからできるので
リピュアリアはめっちゃアプデしてますよねー
自分は一回クリアするとあんまり興味が無くなっちゃうのと、一記事=一作品って形で書いてるので、長くなりすぎるのを嫌って、アプデの更新はほとんどしないのです…
DLsiteからアプデ履歴(価格改定も…)見られるようにするべきと思うんですけどね、今でも作品内容に書いてる人はかなり居るくらいなので