VOYAGE-崇高を俯瞰するための手引- (体験版)

▲「赤ずきん」のような出だし、森のなかの少女です。目立つ所を調べれば進んでいけますが……

▲おばあさんに届けるお花を調べた所、スチームパンクの塊のような”狼”に見つかってしまいました。
理性的なので初めは話せるかと思ったのですが、結局犯され、ペニスどころか尾のような物で謎の液体を注がれてしまう始末

▲えっあれバッドエンド？　他に調べる所あったけ？　と思っていたら、場面が変わり室内へ。
そうです、今までは「物語自動生成機」が作り出した童話をロールプレイしていたのです。
だがこの機械で出てくるお話はエロとか不適切な描写がたくさん含まれるので少女（愛玩人形）のマスターは満足してない様子
（先程の奇怪なエロも、「捕食」「レイプ」を避けるルールを設けた為に、中間のあんな表現になったのだろう、と）

▲という事で、そもそも赤ずきんたる少女が負けないように、「地雷」を持たせて再度物語をロールプレイ。
「少女が地雷持ってるのは良いんかい」と尋ねても「女性が弱いという前時代的な価値観を覆せるからむしろ良い物語」と……。
哀れ狼は登場するや爆散して、フワフワした魂みたいのになってしまいました

▲そして森の奥のおばあさんの部屋にやって来れた少女……でしたが、ここにも狼が！
なんで狼が２匹居るのよ、そもそも小さい子供に危ない森を歩かせるなよ、おばあさんもなんでこんな所に住んでるんだよ！　と不満をぶちまける少女（いやそれは元々の童話からなんです……）

▲という事で今回の物語もダメでした。
前回の修正が効いてるのか？　今度はペニス的な物を挿入される事すらなく、何かドロドロした液体に浸され、下半身を触手に改造されてそのままずっと飼われる……みたいな描写に（確かに死んではいないが、よりえぐい事に）

▲どうすれば良いんだ、という所に「もう近代兵器を持ち込んで倒しまくればいい」と仰天アドバイスするマスターの友達の技師。
おっそれいいね、という事で３度めのトライへ

▲開幕、ターミネーターのような激強ロボットが設置されており、登場する端から狼たちを殲滅しまくって今回、少女は無事に帰還。
「見事に残虐性が排除された物語へ昇華した！」と喜ぶマスターでありました（そうかぁ……？）

▲そら性的シーンはないけど整合性も無いよね、という事で、もっと良い童話を目指すべく、少女の判断でその場のアドリブができる改造を施す事に。
その為の部品を買って来てくれ……とマスターを外にやる技師。ん？

▲物語へトライする合間には、狭いですが室内を歩き回れて、待機してるアンティークや人に話し掛けたりできますよ

▲気になる事がある、と少女のお腹を開けてメンテナンスする技師（差分の細かさにメカバレ的なフェチズムが）
なぜかそこにはあるはずの無い、物語の中で注がれた白濁液が……現実に影響を及ぼしてる？　一体これは？　と、更に混迷を極めた所で体験版は終了です。良いですね