CrackleCradle 感想

ACT,R18フリーゲーム

CrackleCradle
以前[STEEL STRIDER]をやって、あーこの操作(マウス+キーボード)面白いっすね、海外のFLASHとかではあるんですかね、とtwitterで呟いていた所、"リョナでエロフリゲ"という大変興味をそそる作品を教えて頂きました。
数年掛かりで公開されたという逸品、さっそく楽しませて頂く所存です…!

概要

いかにもフリーのリョナゲらしく、死にポイントがそこらじゅう、かかって来い的な難易度。

キーボードは基本的には移動、2つボタン押しのそろそろ歩きで罠を回避する場面も(それ以外にも、動きのクイック的な意味でも活用する…?)

基本はキーボードで移動してマウス位置が銃の照準だと思うけど、パッドやキーボードオンリーでも遊べる(その時は、銃の角度がおおざっぱになる)
しかも途中から操作キャラが3人に増えて、それは嬉しいけど、それぞれ攻略法がまるで違う。
ゆえに組み合わせによっては、更に難易度上昇、という事にも…
クリアした箇所は保存されるので、一日でやっつけようとするとストレス溜まるかも。
“ねじ伏せる"が如き、再トライ再トライで一フロアずつ着実に攻略法を構築していくのが吉か。
チート的なボタンもあるけど、それでも自分は3面ボス倒すまでが限界、心が折れてしまった…(全5面)

そして本作は通しクリアの"タイムアタック"も推奨していて、慣れれば、あれだけ難しかった面を華麗に回避しつつ進める、というスメルかつ玄人向けなACTかと思う。
そうなるとキャラ差ごとの攻略もまた楽しそうである。
やー、どれだけ同人エロゲの緩め難易度に胡座を掻いていたか、思い知らされました…

複合的死因=リョナ天国

ACTとしてのクオリティは、フリゲ関係なしに相当高い。
ブラーや滲む感じの最新ぽいエフェクトもかっこいいけど、関節ごとにモーション補完する技術が重要。
(FLASHのアクションぽい技術だけど、関節の可動角度をきっちり守ってるのか、変な動きにならず、しかも全体に良い感じのシャープさ)

HP0後に(珍しく)何もされてないと、時折びく、びく、とケイレンしたり、ダメージ時に靴に脱げ判定があって、片方だけ靴下になるとか、フェチな凝り方…

このモーション補完によって、照準に向けて腕を伸ばす(銃を支える)という動きもごく自然になってるし。
そして力尽きて倒れる時も、"背中を壁に打ち付けられ、膝から崩れ落ち、上半身がゆっくりと前のめりになっていく"というリョナ的に大事な、細かい動きも実現できているのである。

ワニに噛まれてHP0になると、ずりずりと無力さ全開で這って逃げる特別動作に(!)もちろんそのまま頂かれてしまう為の美味しい前フリである

しかも"死んだあともボタン押すまで画面切り替わらない+敵の攻撃行動は変わらないし、当たり判定も有効"によって、
●"パンチロボに腹パンされて体力0、しかし無慈悲な機械はそれで止まらず、ひたすらパンチ→壁に叩き付けられるの繰り返し。初めは呻いていた主人公も、やがて無言に"
●"調子良くダッシュで罠を切り抜けたかと思ったら、敵の爆発に巻き込まれ死亡、その勢いでふっとび後方の罠にて串刺しに、その上、警備ロボットも近づいて来て、トドメに火炎放射で丸焦げ"
とかの、ある意味芸術的な、偶発的かつ、複合的な死にエロが見られるように。
(回想部屋とかあったら、色々試して捗りそう…)
前からやられると後ろからでは、主人公女の子の反応も違うし、というか串刺し罠とかだと、その時のダッシュ勢い? で深く刺さったり…(ある意味、物理演算リョナ?)

“捕まったらほぼ即死"の罠やキャラ多し。フリゲなので分かりやすいチュートリアルも無い、キャラのスペックは高いが死んで覚えろ!

分かりやすいエロ絵や責めは一切無いけど(丸呑みはある)そのリョナの凝りっぷり、好きな御仁には相当クるものがあるでしょう。