しっかりしたRPGに囲まれ、昔ながらの王道という痴漢SLGも売れた週でした 今週のまとめvol.285

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(4/7~4/13)の人気だった記事は
1位

前人未踏? の初日で1万DL達成!
売れる売れるとは思っていましたが、ここまでとは……
あの老舗PCエロゲ雑誌bugbugも取り上げてるくらいなので、完全に「別格」扱いなんだろうなと…。

登場人物多数、女の子フルボイス、アニメに、基本枚数も大量。
体験版では王道の女主人公RPGぽい所を差し挟みつつ、いよいよルート分岐か……という所が仄見えるまででしたが、そのリソースに肝を抜かれた物です。

2位

アリスソフト往年の「ままにょにょ」リスペクトというSRPGシステム。
サークルさんとしてはR18作品で数えると[Dragon Carnival]に続くシリーズ2弾めですが、
[Dragon Carnival]はじっくりやる暇が無かったので、今回は比較的しっかり遊ぶ事が出来て良かった……(体験版だけど)

SRPGなのに”拠点画面が無い(ずっと戦場)”って辺りに驚きつつ、なるほどダラダラ続きつつも、いかにルーティンを回すか、誰を生え抜きに強くするか、なんてのが楽しいんだ、
通常のSRPGが例えば、1マスが命取りのチェスとか卓上ゲームが根本にあるとするなら、
これはまるで24時間営業のコンビニだ(?)なんて。
ガチャで仲間を増やしまくる、令呪で一時強化だなんて、キャラの他にも微妙にFGOぽさを取り込んでるのも良し……。

自分はそうではないだけ、より痛烈に感じるかもですが、往年の美少女ゲーム・黄金期の頃のエロゲを知ってる方の強みってあるよな……と。
やはり普遍的な物ってあるし、忘れられた凄さってのもある、とやられた気分になったり。

3位

1作めのバス痴漢[痴漢の衝動]も人気でしたが、割引や基本価格的な所もあったりで、イレギュラーぽくもあるかな……と思ってましたが、発売してみれば、今週他のエロRPGがひしめく中で、ダークホース的な、根強い売上を誇ってる作品かなと。

確かに体験版やれば、刻一刻迫る時間を意識しつつ、ぐいぐい痴漢をやっていく、周りの目を気にしつつ女の子を感じさせる、
イカせた後は多目的トイレに連れ込みじっくり・その後の言いなり末路……と興奮とシコを満足させてくれる物だと分かるのですが、
しかし言ってしまえば、昔から定番中の定番の痴漢ものであり、ジャンルとしてはSLGとなってますが、構造的にはADVとも言える……が売れたというのは注目すべきかなと。
というのも、今はエロRPGも色々ですが、正直ADVをゲームぽい味付けで楽しんでるだけだよねって物も多く……、ならば昔のように、ADVジャンルそのものが復権する時も来るのでは、と思っているのですよな……

ただ昔の紙芝居ADVに戻るというのは恐らく無くて、今作の痴漢なら、やたらと行動コマンドが追加されまくり、それを試してる内に昂ぶるドキドキ感があるように、
エロRPGで多くの人が気付いた事であり、エロとして培われたノウハウ……
ゲームぽさ(操作のアクティブ感とか、エロステータスとかの要素とか)とエロが合わさった時の興奮ってのを取り込んだADVがもっと出て来るのかな……と思っているのですが。どうでしょうね……

4位

長らく開発中だった、ダークファンタジーRPG(そう、[DARK SOUL]のような)が発売だっ!
遅ればせながら体験版やらせて頂きましたが、なるほどこれは皆が待ち望んでいたのも納得、
「この続きはー!?」と期待させる、まさしく良い雰囲気出てましたね……
一癖も二癖もありそうなサブキャラ、オリジナルの遺跡ドット、サークルさんの絵作成能力の強さが、凄く活かされてる感じ。

ただ雰囲気は十分なのですが、元ネタのように火が出るような難しさでは無さそう……(ハードモードもありますが)
というのは、まぁエロゲとしては実際、有り難いのかも知れませんな……

5位

先週に引き続き。

予告でプレイしましたが、質の高いHイベントがむっちゃある、という印象でしたね。
複数人居るサブヒロインに随時切り替えては町エロ探し、
一区切りごとの冒険ではサブヒロインが犯され、更に別のサブヒロインが助けに来てエロられ、みたいな分岐も。

過去作[くノ一椿]ではそのエロイベの豊富さが潜入というゲームシーンに沿ってた訳だけど、今回の場合、それぞれバラバラなエロの気が……とも思いましたが、しかし作品名の通り、支持率とかの要素もありますし、「皆でメインヒロインの姫様を支え、育てる」というコンセプトなのかもですね。
https://super-game.net/archives/matome284.html

ここ数週間はこう……”しっかりした”エロRPGが固まって発売されてて、
そのどれもが違うタイプだけど、でもどれも売れるのに納得が行くもので(そしてとてもマネ出来なさそうな物で……)
いやなんというか、栄えてる感じがするなあと……。

一方でここまでやられたら、俺たち一個人、一製作者は今後どう動いていったら良いだろうみたいな……、まあ気にするだけ無駄か。
好きに作れば良いんでしょうな、結局……

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

インディーズ精神あふれるゲームがやって来た!
宇宙旅行中の女王? を満足させるため、ちんぽ型のAIが釣りのルアーとなり、スペースフィッシングで楽しませるのだ。
荒々しくもサイケで格好良いデザインのドット、SFガジェット感、そして独自の釣りシステム(意外にハマる)。
fps表示なんて常時2000くらい超えてるぞ(よく分からない)
宇宙魚の生態を綴った図鑑に至っては、たまらない味だ。

まあエロゲとしては…うん……

記事にしなかったけど興味深いもの:


[アマリナのぼうけん]

レメラボさんが製品版の感想を書かれていましたな……


[閃け!スキル!輝け!スバル! ~お色気ハプニング私立カガヤキ学園~]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

青龍剣姫伝

むっ、表紙からしてドスケベ感……! と思ったらなるほど、[呪いの鎧]のサークルさん。

エロにおいても大陸的(中華)センスというのがあって、最近だとPixivとかでも割と猛威を奮っておりますが、果たして今作やいかに……。
ひとまず日本語が苦なく読める出来なら良いんだけど、とは思っちゃいますが……

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

書き出し、

ナイトテールは、メインシナリオにエロシーンを一切走らせず物語に注力する作りをしています。その代わりに戦闘敗北や各章で助かった人々のその後を追うサブイベントにてエロシーンを行う仕様になっています。いわゆる全年齢熱血RPGにエロが付随した形。

が構造をすぐさま分かりやすく伝えてて、良い感じ(的確なジャブ感)。
私が体験版少し触ったくらいだと「なるほど戦闘を割と挟みつつの、ストーリー系かな」とは思ったものの、どういう辿らせ方をするのか掴みにくかったので、とても参考になる……

そしてそう、

本作の悪役はナイトテール側や人間側(つまりプレイヤー)から見て行動そのものは悪です。しかし、幹部達はどうしようもなく人間そのものです

ここにも驚かされたましたね……、主人公たちが可愛いのは当たり前ですが、敵役の女の子も凄く可愛いのですよね。
こんな子が悪い子であるはずがない……きっと何か理由があるに違いないよ……! と話を聞きたくなる感じ。
それだけで牽引する物があったなと。

そしてじゃあエロはどうなのかって所で、

「徐々に身も心も尽くすよう」身体が開発されていく様子を描くことにフォーカスを変えています。
エロRPGの主流であるセクハラ恥辱系よりも、近年はマイナーになりつつある「調教による快楽」を追求しています

最初は屈しないと思っていた主人公達も最終段階では、完堕ちします。戦闘敗北でも完堕ちします。ご主人様にご奉仕するよう作り変えられます。

うむ……! こんな可愛い絵柄なのに、しっかりとやってくれてると……!(ここは前作から保証されてる所でしょうか)
それも軸のストーリーあってこそのエロさ……なのかも知れませんが。

なるほど、体験版で感じた流れ(主人公で各ダンジョンにトライ、負けてしまうとその章のテーマのキャラが助けに来る・もしくはその子もヤラれる)
は予想通りでしたが、ちょっと虚を突かれたのは、体験版の最後でチラっと出てたつるぺた魔女、
少し退屈になるのでは、というこの繰り返し場面で、唯一主人公たちの仲間じゃなく登場するキャラなのですね。

ミーユを目の敵にしながら、勝手に転んだり、間違ったアイテムを使用して危機に陥ったりとマスコットキャラ化します。
エロイベントも他キャラより少なめですが、「くすぐり」「強制壁尻売春」などのマニアックなイベントを用意。

確かにこれならダンジョンの途中に入れられたり、一風面白くなるかなと。

そして街エロ。
キャラ入れ替えでフラグを立てるのだ(ザッピング)といった所は体験版でも見えてましたが

あるキャラはミーユの負担を軽くするためと、あるキャラは試しに1回だけと、娼婦キャラに唆され次々と新たな娼婦になることに。
特に後半は怒涛の娼館関連イベントが連続発生。エロイベントの1/5は娼婦関連であり

ここは想像以上……、なんというかエロ面白そうだなーとw
コメディ世界観なので、苦にせずエッチ見られそうですしね。

この感想でもやはり冒頭の

性格もエロ傾向も異なる複数ヒロインをほぼ平等に扱った大量の町エロと戦闘敗北後エロが売りかと思います。

が凄く的確、その後のキャラごとの紹介に繋がるのが嬉しさ感じ易いなと……(大体みんなおっぱい大きいんだ)