シード・オブ・ザ・デッド (製品版)

FPS,R18製品版の感想,リアルタイム3D,シード・オブ・ザ・デッド

⇒アップデート分の感想をこっちに書きました

予告版プレイ

2017/08/11予告時の感想です。今は新しい体験版にバージョンアップしている模様です。

近代ゾンビエロFPSの登場だ!

エロFPS! 思えばそれを求めて[GUN-KATANA]をやったものですし、近年では[スペルマスター]みたいなネタゲーもありましたね……
しかし今作は体験版からして容量がデカく(2.2GB)
Unityの対抗馬とも目されるアンリアルエンジンにて作られた、ガチ感のあるFPS。
FPSと言えばDOOMで止まってる自分としては、このような近代ゾンビFPSは初体験でしたが、さっそく予告でトライしてみたのです……。

肉弾戦のDOOM、西部劇的なハウスオブザデッドを経て、同人エロゲで近代集団戦を理解する111(私)

立ち絵会話
▲ブラが見えまくってたりノーブラで身体にぴったりしてたり、どう見てもゾンビ世界に相応しくない美少女たちですが、このメンバーで殺っていく

ゲームとしては立ち絵会話のノベルパートと、FPSパートでステージ(と、クリア後のご褒美エロモーションビュワー)
を繰り返していく模様。
それでFPSですが、ひとまず予告範囲の1面ですと
仲間の1人が入りたい建物の鍵を頑張って開けようとしてるので、
それが開くまでの10分間、残る2人の美女+自分という3人編成チームで押し寄せるゾンビの猛攻に耐える、という滑り出しです。

ゾンビ遠い
▲どきどき……奴らが…奴らがやってくる……!

つまり近代FPSに慣れた人にとっては恐らく馴染みあるだろう、
「制限時間内で何度かゾンビのウェーブがある」
「仲間たちと編成を組み、少し広めのステージで攻防」
「時間経過で消費アイテムが出現、クリア時間に近付くほど新種の大型ゾンビとかも出て来て焦る」
といった奴です。

ゾンビ中距離
▲ゾンビこわいー!

……といった奴です、と言っても私はこの手の近代FPS初めてでして、あと予告の段階だと説明書もかなり簡易なものなので、
初めは「アンリアルエンジンのふわっと空気感ある表現の中で、ゾンビがぐわーっと近付いてくると正直怖えぇ!」と驚き、
それが落ち着くと
「敵が硬い」
「(勝手に戦って、勝手にやられる他の二人のメンバーを指し)この子たちは何をしてるの?」
「なんか、ぜんぜん組織的? に戦えへん……」
などと愚痴るのでした。(近代FPS初心者あるあるなのかも?)

協力プレイ2 協力プレイ1
▲画面下ではまれに女の子セリフや音声が入って状況が分かったり。建物の鍵が開くまでの10分間、協力して押し寄せるゾンビを蹴散らし続けるのだ

しかしそこはそれ、何度も死にまくってこのゲームのコツを理解していく私(111)。
どうやらゾンビをヘッドショットする時があるな(容赦なく血がドバっと出ます……臓物とか無いのが救いですが)
なんかマシンガンを撃ってる腕がぶらぶらして頼りないな……こいつ、ちゃんと支えろ!→あ、そうか、右クリックで構えるのか! といった辺りを飲み込み、
「標準型ゾンビは大体この近さのマシンガンなら4・5発で倒せる」
「という事は、敵の近付いてくるスピードを考えると0距離になるまでもう少し猶予がある、ならば他のゾンビにこちらから近付いて先に始末」
「マシンガンの装填量30発で倒せるゾンビの量を一波として考え、リロードのテンポを計算に入れる」
という立ち回りが出来るようになった時、兵士な自分を意識するのでした。

四足クリーチャー
▲残りあと4分を切った所で登場する、四足型クリーチャー。うおお、ムズくて燃える

すると他の女の子たちがやりたい事、やって欲しい事なども見え、
「女の子の向きから担当する方向を理解、誰も守ってない方角を俺がカバー」
「ゾンビの塊に対し、違う角度から2つの斜線(銃が向いてる方向)を用意できれば万全」
まさにチームでコトに当たる、という軍隊感覚を取得したのでした。いいですよ。
(”ゾンビが近付いて来る”は正味、ハウスオブザデッドくらいしかやった事なかったのですが(そもそもFPSというよりガンシューティング)
立ち止まって相対する西部劇みたいなソレとは打って変わり、我々はチームとしての戦い方と近代兵器を手にしたんだなと……)

それでも越えられないゾンビウェーブ。決め手は”レイプで回復”……?

脱衣1 脱衣2
▲ダメージにより女の子が下着姿になっても戦ってたり、その姿でゾンビに追い掛けられたりするのは割とムラムラ……

ただそれだけの猛者となっても、恐らく”最後の1分”の壁は越えられないかと思います。
巨大かつ遠距離攻撃なゾンビが出現、微妙に硬いゾンビはいやがるし、新しい武器をいつ拾いに行くかも重要だ、とかく今までと同じようには行かない。
押し寄せ、時に仕留め損なった敵により仲間たちにもダメージが蓄積、
服が破れて下着姿にもされて……ああ! HP0になってダウン、ゾンビにちんぽをズボズボされちゃってるじゃないか!
そうなってしまってはもはや戦線離脱、いちど態勢が崩れた軍隊というのは脆いもので、
あっという間にゾンビがひしめき、もはや末期、リロードの隙さえ無く気が付けば「うおお!!」と斧一本で立ち向かい、視界は化物と肉片だらけの地獄、死、という状態もすぐなのでした。

ゾンビレイプ
▲あっ! ゾンビにレイプされてる! 助ける暇なく見守ってると……
個別END1 個別END3 個別END4
▲イカされたあと死亡する、個別ENDムービーへ展開するのでした……

おまけに仲間の美女たちは犯されるとゲージが溜まっていき、それだけならむしろ盾として使える、くらいのつもりでしたが、
ゲージが100超えると死亡確定ムービー、強制ゲームオーバーへ。
自分が死ぬ・鍵開け担当の子がやられる以外に、敗北条件がまた一つ……という訳なのでした。
ちなみに近代FPS初めてな自分でしたが、チュートリアルとかもありませんし、ここに至るまで何度も死にまくってのリトライで、キーボードとマウスの操作に腕はぱんぱん、
弱めとはいえ3D酔いもある感じで、途中プレイヤー自身がダウンしたりしました……。
大体、1面にしては難しすぎないですかね?(これは本当にそうだと思うので、体験版の特別難易度なのかも……)
しかし久しぶりに難攻不落のACTに挑む熱い気持ちが蘇って来たのでした。
やるじゃねえか、やってやる。

立ちレイプ1 立ちレイプ2
▲服を脱がし、まじましと見つめた後に挿入開始。ゾンビにボコられてもお構いなしに腰を触れ!(リアルなほどシュールさが際立つのは仕方ない事なのだ……)

そこで見つけたのが、(ゾンビに犯られる以外で)しれっとあるエロ要素、すなわち「女の子に近付いて、Fキーでレイプ」というコマンド。
いや実は初めの色々試す中でこれにも気付いていたのですが、
ゾンビが群れで押し寄せるなか、いそいそと服を脱いでハダカになり、結合しようというものだから当然、囲まれ、ボコボコに殴られる……という憂き目に、無意識に放置していたのでした。
……しかしこれ、(ゾンビにちょっかい出されるのも構わず)良く観察してみると、何やら流れるバーのタイミングに合わせて上手くボタンを押すと、Good! とか出て、喘ぐし……自分も女の子のHPも回復する!?

ダウンレイプ1 ダウンレイプ2
▲HP0のダウン状態でも挿入可能……復活できる?

という所で悟りました、そういえば時間と共にフロアに出現する消費アイテムも弾丸だけで、回復アイテムは無かったね。
つまりどうやら、
「ゾンビのウェーブの切れ目を見計らって、仲間に挿入して回復させる」
が正しいプレイスタイルのようです。
確かにゾンビの波を早く片付けて時間の余裕が出来るかは、腕も試されて面白いエロアイデアの実装だと思いましたが、まあ当然エロいかどうかで言うと……。
エロFPSの面白さと難しさが分かる内容だと思いました。
でもきちんと肉棒供給すれば傷ついた仲間も全快できるので、ステージクリアにはかなり不可欠なコマンドとなっています。

ステージクリア後の、ご褒美Hのエロモーショーンビュワー

クリア後の会話

見事クリアすると、再び立ち絵会話モードへ。
話を良く聞いてみると、たぶん上記のレイプとかも含めて「生き残った女の子はゾンビ感染の抗体を持ってるけど、ダメージを食らうと発情する」
という設定があるらしく、潤んだ瞳で仲間の一人が見てくるのでした……
という事で、リアルタイム3Dには割とあるモーションビュワー形式でエロへ。
マウスでカメラアングルをぐるぐる変更できるのはもちろん、
>(矢印)ボタンを押せばフェラが射精に、挿入、そしてピストン……とモーションを先送りしたり、主人公を透過させたりもできる、という内容。

クリア後ご褒美1 クリア後ご褒美2

クリア後ご褒美3 クリア後ご褒美4
▲息遣いや、挿入前にびくっ! としたり、動き自体はリアルさあるんですが、まあクレイアニメみたいな感じは否めないか
ただここが海外の3Dエンジンの弱みだなぁと思うのは、
現実にある物には凄くリアルな描写力ですが、ことアニメ系の女の子モデルは
プラスチックの安いフィギュア……みたいな外見になっちゃってるのはかなり惜しい所か。
あと立ち絵会話やステージ中にはだいぶ喋ってたのに、この肝心な場面でエロ音声がないのは何故……? とは思いましたね(まだ未実装?)

同人でこのクオリティのFPSが……。凄いね

という事で本作、まだ予告でしたが個人的にはかなり楽しめました。
ただまあ、気になった事としては弾が当たった時のゾンビの反応の薄さとか、たまに仲間の女の子の判断が不可解……
とかもあるんですが、他の最新ゾンビFPSを知らないから何とも言えない(まぁ比べるのもどうかと思う)

遮蔽の向こう
▲「遮蔽の向こうの人物輪郭が分かる」とかもキチンと抑えてる様子

そもそも近代FPSは視界を区切り、その範囲内にリソースを全振りしたが故に
リアリティを獲得し、隆盛したジャンルと聞きます。
その点ではゾンビの動きがおかしくても「ゾンビだし」で納得できるのも上手い省エネで、何かそのダイナミズムを肌で感じるなと……。
近代FPS良いものだね、3Dの計算力か、ちょっとの立ち回りが大きく変化をもたらすのが面白くて深い。
そしてだからこそ、クリアできないと悔しいと。

ゾンビ群がり
▲鍵開け担当にめっちゃ群がっちゃった……アカン……

また予告範囲では明らかになってない事も多くて、
そもそもなんでレイプすると回復するんだよというストーリーはもちろん、
2面からは鍵開け担当だった子も銃撃戦に参戦してエロがありそうですし、
以後のステージ構成や敵も気になるし(たぶん次面以降は屋内戦もありそう)
面白そうだなあと。
あとそんな暇無くて試せなかったんですが「ゾンビにレイプされ、ゲージMAX間際でアヘってる所を救出し、代わりに自分の肉棒を挿入した時の反応もあるかな?」
みたいな事もちょっと見てみたいなと……。
既に夏コミやEntyではアーリーアクセス版などが配られたようですが、個人的にもかなり楽しみにしています。

製品版プレイ、クリア

WAVE制以外もある、かなり作り込まれたステージ構成

予告の体験版は鬼ほど難しくて正直、購入を悩むくらいでしたが、製品版ではかなり調整されてるらしく簡単になってました。
難易度調整(EASY,HARD)も付いてるのですが、6面(全7面)以外は自分でもNOMARLでクリアできる……という位でした。
というか、ステージごとに割と難易度がまちまち、
というのもそれさえやっときゃ仲間の死亡回復+通常時ならHP全快もできるレイプ回復が強すぎ、あとNOMARL以上だと敵の硬さに残弾が尽きがちってのもあって、
結局、仲間をレイプ回復→最弱装備のピストル(弾無限)でちょっと頑張る→レイプ……
に頼ってクリアしちゃう、ゴリ押しプレイになりがち。

1面
▲実は体験版は2面に相当するものでした。本来の1面はあと何体みたいな表示もされて、WAVE制が分かりやすい。緑お嬢様の勇姿……!

ただそればっかに頼ってると、
たまに単身で戦う面・ほとんど敵の波に切れ目が無い、時間制限一杯まで耐えきる面に苦労するという塩梅。
ちなみに体験版は思い切り後者、実は体験版のステージは本編だと2面で、製品版だとその前に肩慣らしの1面があり、あと何体倒せばWAVEが終わり休憩に入るか、休憩の残り時間なんかも表示されて、よりルールが分かりやすい造りでした。
(ある程度山場を作りたい……のは分かりますが、ここを体験版に持ってきた方がやっぱ良かったのでは……)

廃病院探索1 廃病院探索2 廃病院探索3
▲これは本当に凄いと思った3面の廃病院探索。背景オブジェクトの質の良さ、屋内で安心してたら開けた中庭に、そしてここで新敵が……とドキドキさせる自然な誘導も完璧。

驚いたのは、ステージ構成がメリハリに富んでる事で、
3面ではやっと建物内に入れた、でもここなんだかおかしいぞ……と廃病院を調べることに。
ここ、ゾンビが押し寄せるのを待ち構えてたこれまでと違い、屋内を少しずつ探索して敵に遭遇するんですね。
これがFPSと言うより、ちょっとバイオハザードみたいな感覚にもなってて凄いなと。
(「まぁでも屋内だから安心感あるよね」と思ってたら、開けた中庭に出てしまい、悪い予感が的中、ここでわっと囲まれるドキドキ感……。
まあ慣れると”あっこれ、特定のチェックポイントに入ったらゾンビ出現処理がされるな、調べてたら物陰から突然出てくる訳じゃないんだ”と気付いちゃうんですけど……)

炎ボス
▲炎をまといつつ襲ってくるボス敵には要対策だ

そのまま4面は屋内戦+WAVE制でまた一風変わった感じに、
5面では皆とはぐれてしまい、単身で戦いつつ一人一人仲間を取り戻していくぞ(遠くで仲間が犯されてるので、早く駆け付けないとイキ死んでゲームオーバーになっちゃうかも、という工夫)
ここが今までの現代背景と違って古代洞窟ぽい、これまた近代FPSというより少しテュロック(Nintendo64)をやってる気分に。
そんなFPSもあったね……

6面機械姦2
▲どうしてこうなった、女性陣が機械姦されてるので守り通す6面。これがムズい……、入り口をぐるぐる巡回しつつ敵が女の子に群がる前に倒す、あとは強い武器拾う、かな……

6面はエロバカなシチュで笑っちゃうものの、これが単身+時間制限な状況で、コツを掴まないと本作で一番難しい。
正直、近代FPSを構築した時点で、あとはWAVE制を水増ししていくだけで十分……と思っていたのですが、意外にも色んな試みがされており、感心しました。
(関係ないけど、こういう内容で女ゾンビとか出したら規制でややこしい事になるんだろうか……。
臓物とか出さなきゃ大丈夫か……、デザインが難しい所だろうけど。
「捕まったら振りほどくまでレイプされる=動きが拘束されて仲間を回復できない」女ゾンビとか割と良いかなあと)

エロシーンも充分頑張っていたかと

青い子発情淫乱セリフ
▲発情した時の淫乱セリフがギャグ扱いにもなってる気がする青い子でした

エロシーンは、3Dエロ中でも女の子が喋るようになっててなかなか、
凛とした青い子はいざエロになるとドMな淫乱セリフを吐きながら中出しされてピース。
わがままお嬢様な緑子は顔面騎乗位で股間をぐりぐり押し付けて勝手にイッた後、なぜか恋人手つなぎのセックスに。
抱え込むと身体の小ささが分かって良いのでした。
(セリフも「なんかこれ恋人みたい……、本当はただのなりゆきSEXなのにぃ……!」と萌える)

ハーレム1 ハーレム2
▲ハーレム4P!

モデルのクレイアニメ的な見た目は気にはなりますが、
後半では機械姦がドM青子を際限無しに責め立てるシチュの説得力と、ライティングの上手さで臨場感あり、
あとは最後に4P、ハーレム体位を変えつつ順繰りに中出ししていく……なんていうのは、
単に3Dエロとしてもかなり嬉しい、興奮する所でした。

回想メニュー 回想ゾンビ犯し
▲回想。普段の発情描写とゾンビのリアルさが良い作用、犯されて感じた喘ぎ声を隠せないって状況は、なかなかに興奮するものがありますね……

回想もきちんとあり、ここだとステージ中のエロが落ち着いて確認できて、ちゃんと配慮されてるなと。
ステージクリア後の、女の子が発情して行う主人公との3Dエロが順番で6つと(しかもほとんどが1回で前戯+本番の二本立て)
最後に取っ替え引っ替えなハーレム、
それに戦闘中のレイプは主人公の通常・ダウン時の2通り、犯してくる敵が2種、3人分×4。
ゲームオーバーのムービー(殺害リョナ)が3人分×敵2種……
と振り返ってみると、エロとしてもかなり頑張っていたなと思いました。
よく観察すれば粗が目立つ所もまぁあるんですが、精一杯に楽しませようと作ったのが感じられて、面白かったです。
またこういうものを遊びたいものですが、なかなか出て来ないんでしょうね……。
(アンリアルエンジンと言わず、UnityとかにもFPSアセットあるんで誰か是非……。
思えばTPSだし発売停止してますが、[新世界〜本格TPS+リアルタイム3D-H]とかもそうでしたが……)

落ちる人用メモ

メモリの関係でしょうか、自分はプレイしてて7、8回くらい落ちる事があったのでメモ。
オプションで映像クオリティー落とす……とかもやりましたが、結果的にはフルスクリーンなら、自分の場合は最高品質でプレイしても行けるようになりました。

もう比較的挙動が安定したかなと。