ミハシラ戦渦物語 (体験版)
サークルさんの作品はアクエディ4という、今になってはまぁ正直古い……印象を受ける制作ツールと、
あと何故だろう、[銑鉄の探索者]とか[放浪都市]が強いのかな、「ハスクラみたいに素材を集めてナントカカントカする」ってイメージがあったのですが、
そう言えば2作目[Ethereal LegioN]では味方を引き連れて進む、なんてゲームも制作されてましたし、一つ前の[けもみみトレジャーハンターズ!]なんかは見下ろしACTでした。
…そんな所で、今作は本格時代絵巻が来たっ! という感じですね。
本格時代絵巻ACTが来たっ(しかもアクエディ製)
▲本格横ACTの開幕じゃ!
これがちょっと感動するんですが、アクエディ4はかなり仕様が限られてる(と聞く)んですが、今作、本当にしっかりとしたばりばりのアクション感が醸されていて震えました。
色数の制限? ドットが細かく動けば関係ない。むしろエフェクトの色使いなんか、何か「ゲームセンターみたいなドット色見だ」って目を見開きましたね…
あと敵の投げてくる石礫やらプレイキャラの巫女の神通力とか、「曲線の」動きが出た時の、なんとも気持ちよさがありますねえ……。
(なんだろう、少しだけ”手作り”の感じがするのも、その感動に拍車を掛けているのかも知れん)
まぁあえてアクエディ製の……と断るような、地味かつマニアな言及は失礼ってくらい、アクションとしては標準クオリティが高く、あれもこれも、とやっておられる。
▲OP。具足の違いに感心してたら、オーバーテクノロジーによる妖怪の侵攻が始まっていたんだにゃ
OP、モブの鎧具足を描き分ける所からも察せられる、時代考証を漂わせた物語感でジャブをかましたかと思えば、その敵たる妖怪達が掟破りのオーバーテクノロジーを持っていた、なんて描写も「やるなぁ」ですし、
だが人間側も3人の強き女たちがキーマンになる! って事で、3人のプレイアブルキャラがステージごとに用意されて進む、ですよ…
侍、巫女、くノ一!
三者三様のキャラスタイルで突き進め
▲アクエディ的ステージ選択! ステージによって操作キャラは3人に分かれる!
▲とにかくスピードが速く、飛び道具もカウンターもこなすくノ一だが決め手に欠ける。ステージ的にも殲滅というより駆け抜けるシチュが多そう?
▲巫女のふんどし姿はエッチなんだ……。ダメージ脱衣という、ドットとしてめちゃくちゃ面倒なことやってます
▲ボスバトル戦! 集団で食らい付く感じになるのも○。
単純に一振りの威力が強く、ジャストタイミングの防御(パリィ)から反撃の端緒を切り開ける女侍、
敵が落とす妖力を吸収し、複数種類のド派手な変化が楽しい、神通力(飛び道具)中心の巫女、
超素早い動きで、いっそ敵を倒さなくてもガンガン走ってスルー出来る、いざとなったら攻撃が忍術カウンターともなるくノ一!
三種三通り、プレイスタイルが異なるキャラがそれぞれ違う場所で繰り広げる物語。
体験版では妖怪軍の幹部たちとそれぞれご対面……という事まで窺えました。
▲要所で入手する補助武器チェンジ(+コレクション)。3キャラとも大体飛び道具を持っているのも面白いところだ
あとプレイ感の楽しさとしては、女侍を中心に飛び道具はみんな標準で、道中石つぶてから始まり、爆弾、手斧などに装備チェンジできる(わざわざギャラリーコーナーでは、獲得した武器がコレクションされていく…)とかも、地味に支えとなってるところ。
道中仲間を助け、引き連れ戦闘なんてことも
▲侍(足軽)は一人で戦ってる時には距離感が大事だが……
▲これが道中助けのゾロゾロ戦闘感だ!
また妖怪軍が肉体に優り、しかもオーバーテクノロジー使って来るくらいですから、人間軍にも何か無いと……と思ってたところ、
この世界の人間達は「魄」と呼ばれるものを敵を倒すと得られ、これを瀕死の人間に与えると、一発で回復する模様。
つまりゲーム的には道中犯されてる女たち、なんてエッチ要素も満たしつつ救出、
ついでに倒れてる侍とかも助け、3人も4人も引き連れてステージ攻略だ! なんて集団プレイの要素もある、という。
(圧倒的に強いボスに数人で食らい付いてると、これはかなり胸アツイものがあります)
これがアクエディ4か……?(結局そこにまた戻ってしまう)
あと「ドットアニメの細かさ」もまた特筆すべきところで、言わばモブたる、助けた農民兵。
彼は火縄銃で援護するんですが、この火縄銃をね、ちゃんと銃先から玉込めしているドットぶりを見たとき、「そこまでやらんでも」みたいな感触を覚えましたね…
時代的な雰囲気とドットアニメの細かさは、当然のようにエロでも輝く
▲ステージ犯され。
▲個人的に巫女は年増の垂れ乳、くノ一は他より太腿がブッとく描かれてる気がしました
▲ギャラリーもあります(尻子玉抜かれる……)
もちろんドットの細かさは、やられHにも貢献。
種類としても同じ敵×3キャラぶんと凄い量(しかも着衣・ダメージ脱衣まで用意、かなり面倒くさいドット打ち分けもされている!)
河童相手に肛門を弄られてたかと思ったら、フィニュッシュとして尻子玉を抜かれる、なんて責め段階も3人分です。
これは捗るで……
……個人的には仲間を引き連れて進む分、割と犯されにくいとも感じましたが、まぁそこはギャラリーから鑑賞すべし、か。
▲要所を飾りそうな、大きなドットエロアニメ
あと時にストーリー上で挿入される、画面一杯の大きなエロドットは前作[けもみみトレジャーハンターズ!]でも見せ付けた、まさしくシコれ度の権化、という感じが致しますな……。
難易度も4段階(いわゆるNOMARLから易しい側に下2段階あり)
これはきちんとハイ・クオリティな横ACT、そしてなぜか成し得ている事に、特別な手作り感に、感動する向きもある。そういう作品に思いました。
(個人的にSteamとかで海外向けに見せ付けて欲しい…気もしましたが、アクエディ4は果たしてアプリ登録いけるのだろうか?)
体験版は倒せないボス相手に低難易度で粘ってみたりして、プレイ1時間。
ざっと見るだけならー15分くらいかな?
・この作品のゲーム実況はここでしてます
サークルさん過去作:
[けもみみトレジャーハンターズ!]

放浪都市 (製品版)
[放浪都市]の製品版プレイの感想です。修理と食物漁りに明け暮れる世紀末世界を、スローライ ...
https://super-game.net/archives/放浪都市.html
関連:
ベルトスクロールアクションなんだが、ドット色見で
[巫女カンナ脳筋退魔記]
を思い出したのだった
あと刀の戦いの感じで
[サムライ・さくらメント]
かなあ
「力んでるくらい、力入りまくったACT」という意味で、
[闇狩紅狼]
も思い出したかも
ゾロゾロ引き連れ感とアクション、まぁラインディフェンスなんだが
[Dr Red’s Zombie Apocalypse]
を思い出した
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